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魔物ハンターとサキュバス
咲宮(さきみや) 雫(しずく) 身長169cm B108 W59 H89 Eカップ ⑮
しおりを挟む「それじゃ、作戦を開始するわよ」
「はい!」
「えーっと、すみませんがどうして紗枝さんがいるのですか?」
すべての用意が終わった後、私たちは学園前で最終確認を終えた。
だけど、その中に紗枝さんが当たり前のように紛れ込んでいた。
「私、メリナ様のためならなんでもします!!」
「……そういうわけだから雫の補佐に入ってもらうわ」
その言葉を放すメリナの目は諦めが入っている。
この作戦をどうしても成功させたい私は質問する。
「信用していいんですか? この作戦は」
「大丈夫よ。心配するのはわかるけどこの子はもう私たち側よ」
そのまっすぐな目に私は不安が残るが信用することにした。
「それじゃ、うまく学園におびき出しているから案内だけお願いね」
「そういえば、不測の事態になったときは」
「任せる」
「えっ」
信じられない。いや、もしかするとこの作戦に絶対なる自信があるのかもしれない。
頭の中で瞬時に考えたが……それでも、やはりこの世には絶対なんかない。
だとするとこのメリナの返事の意味はなんだろう。
「雫、そういうのは任せるわ。その結果がどうなろうと私たちは受け入れるつもりだし」
ああ、もう本当に……メリナは私を泣かせる天才ですね。
だけど、私にだってプライドがあります。
私は堂々と胸を張って答えます。
「あなたたちは……わかりました。なんとしてでも食い止めて見せます」
「そういうこと。それじゃね~~」
それから1時間後、ムルトと複数のインキュバスが車に乗って学園にやってきた。
「お待ちしていました。ムルト様」
「うん。雫。君のサキュバスの力で学園を支配したって本当かい?」
私の顎を掴んで目を合わせられます。
その魂胆はお見通しです。洗脳にかかっているかどうかなんて真っ先に対処したこと。
予想できたことなら私は負けません。
「はい」
「なのに洗脳は解けていない……うん、嘘は言っていないね」
納得したように離れて、ようやく私から視線が外れました。
「へぇ、ここがその学園か。いいね」
「ありがとうございます」
「君は?」
「私はこの学園の理事長をしています。淫堂(いんどう)優紀(ゆうき)です」
「淫堂? 変な名前だね」
「よく言われます。ですので普段は林道(りんどう)と名乗っています」
「ふぅん。よくわからないけど興味ないや。案内してよ」
「はい。こちらです」
付け焼刃の私よりも優紀さんが率先したムルトたちを案内してくれます。
さぁ、ここからが私たちの本当の勝負です。
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