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襲撃者、現る
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「や。やあぁぁぁぁ……」
音だけの恐怖に千坂は腰を抜かし距離を取る。
完全にパニック状態に陥っている。
僕を抱きしめて盾にしているが、どこまで防げるか……。
そして、ドアが開いた。
カギはかかってなかったのか、簡単に開き誰かが入ってくる。
「あれ~。やっぱりいるじゃん…………なにしてんの?」
千坂の友達である優奈さんが入ってきた。
千坂の様子を見て、きょとんとした後、部屋に踏み入れる。
その時だった。
「入ってこないで!!」
「えっ……」
(千坂!?)
友達を入ってくることを千坂は拒絶した。
心が弱っているのか優奈さんを見て、怯えている。
優奈さんもその言葉に驚いて、止まった。
「えっと、ごめんね? また、来るから……」
「来るな……あんたは……あんたは……!!」
違う。様子がおかしすぎる。
まるで優奈さんを化け物を見たような目で見ている。
朝と夕方で見る目が変わる? そんなことはない。
ということは、もしかすると……。
「あ~。ばれちゃいましたか。千坂ちゃん」
ガタンガタンとどこに持っていたか大量の包丁が音を立てて床に落ちる。
なぜ、襲撃者が自分の正体を簡単に表したのか……。
諦めたか。もしくは……。
「千坂ちゃんには残念だけど、その力は……消すね」
確実に仕留められると思ったみたいだ。
音だけの恐怖に千坂は腰を抜かし距離を取る。
完全にパニック状態に陥っている。
僕を抱きしめて盾にしているが、どこまで防げるか……。
そして、ドアが開いた。
カギはかかってなかったのか、簡単に開き誰かが入ってくる。
「あれ~。やっぱりいるじゃん…………なにしてんの?」
千坂の友達である優奈さんが入ってきた。
千坂の様子を見て、きょとんとした後、部屋に踏み入れる。
その時だった。
「入ってこないで!!」
「えっ……」
(千坂!?)
友達を入ってくることを千坂は拒絶した。
心が弱っているのか優奈さんを見て、怯えている。
優奈さんもその言葉に驚いて、止まった。
「えっと、ごめんね? また、来るから……」
「来るな……あんたは……あんたは……!!」
違う。様子がおかしすぎる。
まるで優奈さんを化け物を見たような目で見ている。
朝と夕方で見る目が変わる? そんなことはない。
ということは、もしかすると……。
「あ~。ばれちゃいましたか。千坂ちゃん」
ガタンガタンとどこに持っていたか大量の包丁が音を立てて床に落ちる。
なぜ、襲撃者が自分の正体を簡単に表したのか……。
諦めたか。もしくは……。
「千坂ちゃんには残念だけど、その力は……消すね」
確実に仕留められると思ったみたいだ。
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