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ロケット発射計画
第510話 脱げない宇宙服
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2人して宇宙服を脱ごうと試みるが、1人ではとても無理だった。お互いに脱がそうとしてみても、指がグローブに入っているため難しい。そもそも単純な構造ではないのだ。気密性を保てばいいだけではなく、宇宙線も防がなければならないし、酸素の供給や温度管理、無線装置もある。
「脱げないね、これ」
「まあ、頑張れば脱げそうではあるけれど、誰かに頼んじゃったほうが早そうだね」
「じゃあダンジョンから出て人に頼もう」
「うん。それがいいね」
私たちはダンジョンから出た。
すでに長瀞の街は夕暮れを迎えていて、もうすぐ日が沈む。ただでさえ田舎のこの場所は暗くなっていて人通りはない。
車道まで歩いていくと遠くから明かりが見えた。こちらに向かってバイクが走ってくる。
都会ではあまり聞くことのないブオンブオンと大きな音のマフラーだ。ブオンブオンよりも、ブベベベのほうが正確かもしれない。ミリアの拾ってきたブベのおならの方がいい音だろう。
地上での宇宙服はとても重い。私と湊ちゃんはのっそりとした動作だった。バイクを無理に止めるのも悪い。止まってくれたら幸運程度に思いながら、私は右腕をあげた。ヒッチハイクの要領で、親指を立ててアピールする。
「止まってくれたらいいけどね」
横の湊ちゃんに顔を向けたら、バイクは私たちの前を通過するところまで来ていた。ハンドルを取られたかのように急に蛇行し始める。
「ぎゃ、ぎゃああああ!!」
バイクの運転手の叫び声がはっきりと聞こえた。直後、バイクは転倒し、そのまま横滑りに火花を散らす。乗っていた男性が路上に投げ出されてごろごろと転がった。
完全にやらかしてしまった。宇宙服姿の2人組をこんな暗い中で見かけたのだ。驚くのも当然だった。
私たちは男性の元へ駆けつける。駆けつけるといっても、全力では走れない。なにしろかなりの重量があった。
男性は路上で頭から血を流していた。すでに外していたヘルメットをこちらに投げつけてきた。私のお腹あたりにボスンと当たって、ヘルメットが落ちた。
「く、来るな! 来るんじゃねえ!」
男性は怯えながら地面を後退りする。座り込んでいるため、ほとんど進まない。
「大丈夫ですか? お怪我をされているようですが……」
近寄ると、男性はしゃがみ込んだ状態でボクシングのファイトポーズをとった。
「うるせえ……。俺は鍛えてるから平気なんだよ。お前らには負けねえ。負けねえからな? てめえら、地球を侵略しに来やがったんだろ」
「侵略?」
「火星人だろ。お前ら」
「火星人?」
「自覚ねえのか? その姿をしていながら」
私と湊ちゃんは改めて自分たちの姿を見る。
「ああ、宇宙服ですよね。さっき宇宙から帰還したんです。でも私たちは火星人ではなくて、地球人です。ほら、よく見てください。普通の人間でしょう?」
私の言葉に安心したのか、男性は立ち上がってこちらを覗き込んできた。バイザー越しに彼の顔がよく見えた。
「ん? あれ? 春菜さんじゃねえか? 俺だよ俺」
男性は自分のことを親指で示す。私のことを知る人物だった。
私も彼の顔をまじまじと見返す。
思い出した。会ったことがあるじゃないか。
「ああ、ミリアの捜索の時にお世話になった尚人さん。仲間を招集して協力してくれた」
「おおよ。春菜さん。驚かせやがって。本当に火星人かと思ったぜ」
「お怪我は大丈夫ですか? 尚人さん」
「ああ、平気平気。ちょっと血が出ただけだ。それより、宇宙に行ってたんかい? ほんとなのかい?」
「はい。宇宙ステーションまで行ってきました。さっき地球に帰ってきたところです」
「あいかわらず、ぶっ飛んでやがんな、春菜さんはよ」
私は横にいた湊ちゃんに顔を向け、尚人さんに手のひらを向けた。
「湊は尚人さんのことを知らないよね? こちら、上宮尚人さん」
「あ、ええと、その。よろしくお願いします。はじめまして」
湊ちゃんはぺこりと頭を下げた。宇宙服で。その姿はゆるキャラの着ぐるみのように愛らしい。まあ、私も同じ格好なのだけれど。
「おう、尚人だ。はじめまして」
「湊は私の友だち。先に宇宙に飛んだんだけど、連絡が取れなくなっちゃって、私があとから救援に向かったの。まあ、たいしたトラブルじゃなかったので、行く必要はなかったんだけどね」
「いや、ダチの危機には真っ先に飛んでいくのがマブってもんだぜ。つまりマブダチなんだな湊ちゃんはよ」
「まあ、そうだね」
「それで、さっきはなにか合図を送ってたよな。まさかバイクにヒッチハイクってわけでもねえだろうし」
「ああ、宇宙服が脱げなくて困ってたんだ。尚人さん、お願いできないかな?」
「よし、俺が脱がしてやるよ。こうみえても服を脱がすのは得意なんだ。早脱がしの尚人ってメンバーからも恐れられている」
早脱がしとは尚人さんなりのジョークだろう。冗談だとわかっていても、笑うポイントに困る。将来はオヤジギャクを連発しそうだと思った。
尚人さんに宇宙服を脱ぐのを手伝ってもらったのだが、思うように作業は進まなかった。
「は、外れねえ……」
簡単に脱げるようにはできていないのだ。力任せに引っ張ったり、留め具を動かしても外すことはできない。
「すまん。俺は不器用なんだ。若菜呼んでいいか?」
「彼女さんですね」
「ああ、今はな」
「今は?」
「いやあ、恥ずかしながらできちまってよ。今度、結婚すんだ」
尚人さんは照れながら頭を掻いた。頭から流していた血は固まり始めている。
「できた? 何がでしょう?」
「ああ、中坊にはまだ早えか。子供だよ、子供。俺と若菜の愛の結晶さ。まあ、出産はまだずっと先だけどよ」
「そうなんですか!? それはおめでとうございます!」
「おう、ありがとうな」
尚人さんが若菜さんに連絡すると、しばらくしてやってきた。
若菜さんはきこきこと自転車を漕いできた。ママチャリだった。
「お待たせー。自転車だから時間がかかっちゃった……って……え? ええ!?」
暗かったため、近くに来るまではわからなかったのだろう。若菜さんは私たちの姿を見て驚き、自転車のまま転びそうになった。
転びそうになったところを尚人さんがキャッチ。自転車はがちゃんと音を立てて倒れてしまったが、若菜さんは抱きかかえられて無事だった。
「あぶない、子供がいるのに……」
湊ちゃんが小さな声で呟いた。
「ありがとう、尚人」
と、若菜さんは尚人さんを見つめる。「おうよ、若菜」としっかり抱きかかえて尚人さんは顔を寄せる。私たちを蚊帳の外に、ラブラブの世界を2人で作っていた。
結婚を間近に控えた密着度の高いカップルと、宇宙服姿の私たち。外から見たらなかなかシュールな光景だろう。
「脱げないね、これ」
「まあ、頑張れば脱げそうではあるけれど、誰かに頼んじゃったほうが早そうだね」
「じゃあダンジョンから出て人に頼もう」
「うん。それがいいね」
私たちはダンジョンから出た。
すでに長瀞の街は夕暮れを迎えていて、もうすぐ日が沈む。ただでさえ田舎のこの場所は暗くなっていて人通りはない。
車道まで歩いていくと遠くから明かりが見えた。こちらに向かってバイクが走ってくる。
都会ではあまり聞くことのないブオンブオンと大きな音のマフラーだ。ブオンブオンよりも、ブベベベのほうが正確かもしれない。ミリアの拾ってきたブベのおならの方がいい音だろう。
地上での宇宙服はとても重い。私と湊ちゃんはのっそりとした動作だった。バイクを無理に止めるのも悪い。止まってくれたら幸運程度に思いながら、私は右腕をあげた。ヒッチハイクの要領で、親指を立ててアピールする。
「止まってくれたらいいけどね」
横の湊ちゃんに顔を向けたら、バイクは私たちの前を通過するところまで来ていた。ハンドルを取られたかのように急に蛇行し始める。
「ぎゃ、ぎゃああああ!!」
バイクの運転手の叫び声がはっきりと聞こえた。直後、バイクは転倒し、そのまま横滑りに火花を散らす。乗っていた男性が路上に投げ出されてごろごろと転がった。
完全にやらかしてしまった。宇宙服姿の2人組をこんな暗い中で見かけたのだ。驚くのも当然だった。
私たちは男性の元へ駆けつける。駆けつけるといっても、全力では走れない。なにしろかなりの重量があった。
男性は路上で頭から血を流していた。すでに外していたヘルメットをこちらに投げつけてきた。私のお腹あたりにボスンと当たって、ヘルメットが落ちた。
「く、来るな! 来るんじゃねえ!」
男性は怯えながら地面を後退りする。座り込んでいるため、ほとんど進まない。
「大丈夫ですか? お怪我をされているようですが……」
近寄ると、男性はしゃがみ込んだ状態でボクシングのファイトポーズをとった。
「うるせえ……。俺は鍛えてるから平気なんだよ。お前らには負けねえ。負けねえからな? てめえら、地球を侵略しに来やがったんだろ」
「侵略?」
「火星人だろ。お前ら」
「火星人?」
「自覚ねえのか? その姿をしていながら」
私と湊ちゃんは改めて自分たちの姿を見る。
「ああ、宇宙服ですよね。さっき宇宙から帰還したんです。でも私たちは火星人ではなくて、地球人です。ほら、よく見てください。普通の人間でしょう?」
私の言葉に安心したのか、男性は立ち上がってこちらを覗き込んできた。バイザー越しに彼の顔がよく見えた。
「ん? あれ? 春菜さんじゃねえか? 俺だよ俺」
男性は自分のことを親指で示す。私のことを知る人物だった。
私も彼の顔をまじまじと見返す。
思い出した。会ったことがあるじゃないか。
「ああ、ミリアの捜索の時にお世話になった尚人さん。仲間を招集して協力してくれた」
「おおよ。春菜さん。驚かせやがって。本当に火星人かと思ったぜ」
「お怪我は大丈夫ですか? 尚人さん」
「ああ、平気平気。ちょっと血が出ただけだ。それより、宇宙に行ってたんかい? ほんとなのかい?」
「はい。宇宙ステーションまで行ってきました。さっき地球に帰ってきたところです」
「あいかわらず、ぶっ飛んでやがんな、春菜さんはよ」
私は横にいた湊ちゃんに顔を向け、尚人さんに手のひらを向けた。
「湊は尚人さんのことを知らないよね? こちら、上宮尚人さん」
「あ、ええと、その。よろしくお願いします。はじめまして」
湊ちゃんはぺこりと頭を下げた。宇宙服で。その姿はゆるキャラの着ぐるみのように愛らしい。まあ、私も同じ格好なのだけれど。
「おう、尚人だ。はじめまして」
「湊は私の友だち。先に宇宙に飛んだんだけど、連絡が取れなくなっちゃって、私があとから救援に向かったの。まあ、たいしたトラブルじゃなかったので、行く必要はなかったんだけどね」
「いや、ダチの危機には真っ先に飛んでいくのがマブってもんだぜ。つまりマブダチなんだな湊ちゃんはよ」
「まあ、そうだね」
「それで、さっきはなにか合図を送ってたよな。まさかバイクにヒッチハイクってわけでもねえだろうし」
「ああ、宇宙服が脱げなくて困ってたんだ。尚人さん、お願いできないかな?」
「よし、俺が脱がしてやるよ。こうみえても服を脱がすのは得意なんだ。早脱がしの尚人ってメンバーからも恐れられている」
早脱がしとは尚人さんなりのジョークだろう。冗談だとわかっていても、笑うポイントに困る。将来はオヤジギャクを連発しそうだと思った。
尚人さんに宇宙服を脱ぐのを手伝ってもらったのだが、思うように作業は進まなかった。
「は、外れねえ……」
簡単に脱げるようにはできていないのだ。力任せに引っ張ったり、留め具を動かしても外すことはできない。
「すまん。俺は不器用なんだ。若菜呼んでいいか?」
「彼女さんですね」
「ああ、今はな」
「今は?」
「いやあ、恥ずかしながらできちまってよ。今度、結婚すんだ」
尚人さんは照れながら頭を掻いた。頭から流していた血は固まり始めている。
「できた? 何がでしょう?」
「ああ、中坊にはまだ早えか。子供だよ、子供。俺と若菜の愛の結晶さ。まあ、出産はまだずっと先だけどよ」
「そうなんですか!? それはおめでとうございます!」
「おう、ありがとうな」
尚人さんが若菜さんに連絡すると、しばらくしてやってきた。
若菜さんはきこきこと自転車を漕いできた。ママチャリだった。
「お待たせー。自転車だから時間がかかっちゃった……って……え? ええ!?」
暗かったため、近くに来るまではわからなかったのだろう。若菜さんは私たちの姿を見て驚き、自転車のまま転びそうになった。
転びそうになったところを尚人さんがキャッチ。自転車はがちゃんと音を立てて倒れてしまったが、若菜さんは抱きかかえられて無事だった。
「あぶない、子供がいるのに……」
湊ちゃんが小さな声で呟いた。
「ありがとう、尚人」
と、若菜さんは尚人さんを見つめる。「おうよ、若菜」としっかり抱きかかえて尚人さんは顔を寄せる。私たちを蚊帳の外に、ラブラブの世界を2人で作っていた。
結婚を間近に控えた密着度の高いカップルと、宇宙服姿の私たち。外から見たらなかなかシュールな光景だろう。
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