短編物語

みたらし

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暗転した彼女と僕

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「見えない」

彼女はぽつりと僕のことも見ずに呟いた
僕はわけがわからなくて‥‥いや正直いえば
"その言葉"を理解したくなくて唖然とした

「もう‥‥見えない‥‥‥‥もう‥‥何もっ‥‥!」

彼女は繰り返すように言いその言葉を
噛み締めるような‥‥苦しむような表情で
ベッドの上で俯き顔を覆って泣いている
もう暗黙の中にある彼女の目は機能さえ
していなかった、それが彼女の不安を煽り
僕を探すように震えた声で問いかけ

「どこ‥‥?ねぇどこにいるの?
わからないよ‥‥」

その光景が僕には耐えられなくて
持っていたスクールバッグを投げ出し
焦るほどの距離でもないのに彼女の元へ
一秒でも早く駆けつけて、彼女の顔を僕の胸に埋めて抱きしめた
ここに居ると安心させたくて‥‥
わかって欲しくて‥‥ずっとずっと
彼女が苦しくなるかもしれないにも関わらず
僕は彼女を力のままに抱きしめた

「居るよ‥‥僕は、ここに‥‥
ここに居るからっ‥‥!!」

気づいたら僕ら2人は声を上げて
泣いていた


?--------------- キ リ ト リ ---------------?

後書き

閲覧ありがとうございました
はい、意味がわかりませんね
ホントすみませんでも
続きませんホントすみません‥‥
では第2話もお願いいたします!



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