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冊子の情報からロッペンはランテスより1ランク下ぐらいな感じを想定していたが、それは大きな誤算だった。
背の低い小柄な体躯なのでパワーこそ劣るものの、その分スピードに優れており剣術もランテスよりわずかに上だ。
試合開始直後、火鳥風撃で先手を取ろうとしたらロッペンも同じく速攻を仕掛けてきて防戦一方になってしまった。
よーいドンでのスピード勝負では魔術士は軽量系の近接戦闘職には勝てない。
その後俺の模擬戦では割とよくある光景の攻撃がたくさんヒットしているのに倒れずに戦闘継続される場面が現出される。
「回復魔法か……」
もう気付かれた?
両者の間にある戦闘経験の差も大きいか……
しかしロッペンが様子見に変化したのは見逃さなかった。
(いけ! 火鳥風撃!!)
獣人は火魔法に弱いとかないだろうか、と期待しながら撃ってみたが、ロッペンは特に動じるようなこともなく剣を振って剣圧で風槌を相殺した。
炎の鳥は最初から無視されて、剣圧による余波で消されていた。
もう1度火鳥風撃を放って今度は風槌アッパーによる奇襲を試みてみる。
が、ロッペンはこれを無造作に避けた。
「魔法の使い方が独特だな。
その歳でどこで学んだ?」
「ほぼ独学でしょうか」
「まともに答える気はなしか……ならっ!」
獣化移動!?
視界から消えたロッペンからの攻撃に対して魔盾でなんとか防御する。
「む!? マジックシールドか!」
至近で風槌の弾幕を放つが獣化移動で避けられた。
「そのマジックシールドも初めて見る。
随分と分厚いな」
魔盾は俺が改良に改良を重ねて、ほぼほぼ俺オリジナルと言っていいぐらいにまで進化させてきた魔法だ。
「これにも答える気はなし…………か」
「ロッペンさんは魔法に興味がおありで?」
「俺個人はさほどでもないのだが、この国が魔法関連の様々な情報を欲しがっていてな」
そういやロッペンはこの国の出身だったな。
レイシス姫とは別口で魔法関連のために動いてるのだろうか?
「冒険者を辞められた後はアルタナ王国に仕えているのですか?」
「仕えているわけではないが、協力はしている。
そろそろこちらの質問にも答えてもらおうか」
「魔術士がそう簡単に己の手の内を明かすとでも?」
ぶっちゃけこの返事はその場のノリだ。
ただし引っ掛かる点がないわけではない。それはレイシス姫との関係性だ。
アルタナ国内で派閥争いとかがあるのなら迂闊なことは言えない。
「ならばこちらが勝った後でじっくりと答えてもらおう!」
再び視界から消えるロッペン。
また獣化移動か!
この大会で様々な獣人達の獣化移動を見てきて気付いたことがある。
それは獣化移動中は攻撃できないという点だ。
攻撃する為には一旦獣化移動を終わらせないと攻撃モーションに移行できない。
俺が獣化移動による攻撃をことごとく魔盾で防御できるのもこの一呼吸の遅れが理由だ。
おそらくは高速機動に全能力を割り振っていることの弊害なのだろう。
二本角の黒オーガのように高速移動中に攻撃できるのなら、こちらは手も足も出なかったはずだ。
そして、獣化移動中に攻撃できないということは防御することもできない可能性が高い。
つまり獣化移動中にこちらの攻撃を当てればロッペンは無防備な状態で被弾することになり大ダメージを与えることができる!
どうせ目では追えないのだから、獣化移動による音と気配のみに集中して……
ここだっ!!
両手を上に掲げて360度全方位に向けて風槌の弾幕を斉射!!
ドッドドドドドドッドドドドドドドッドドドドドドドッドドドドドド!!
「ぐはっ!?」
元々は予備予選最終戦のバトルロイヤルで使うつもりだった技だ。
ちなみに両手を上に掲げたのは某格闘漫画で全体攻撃する時の感じを真似たのだ!
さすがにMP消費量が尋常ではないがこれで……
「ぶへぇっ!?」
ふ、二人目?!
どういうこと??
げぇっ!? 審判!!
やべぇ、審判が近くにいることすっかり忘れてたよ!!
俺のやや後方でロッペンが、そして少し離れたところで審判が倒れている。
慌てて審判に駆け寄り回復魔法をかけるが……
無防備どころかまさか自分に攻撃が来るとは思ってもいなかった審判は完全に気絶している。
舞台外にいた副審っぽい人が慌てて舞台に上がり、
「1……、2……、3…………」
倒れているロッペンに対してカウントを数え始めた。
他に運営員が数人舞台に上がって来て担架に審判を乗せて運び出そうとしている。
プチパニックになった俺とは違って運営側は手慣れた感じで対応していた。
「……9、……10! 勝者ツトム!!」
パチ……パチパチ……パチ…………パチ……
何とも形容しがたい終わり方だったので観客からの反応もイマイチだ。
とりあえず客席に向けて軽く手を振り、ロッペンを乗せた担架と共に退場した。
…
……
…………
「こ、ここは……」
「気付かれましたか?」
試合前にいた小さな待機所でロッペンの意識が戻った。
もちろん回復魔法は施し済みだ。
「そうか……、俺は負けたのか……」
「良い勝負でしたよ」
「謙遜はするな。
元々試合形式の対人戦では魔術士は不利なんだ。
それなのにこんな形で負けるってことは素の実力差が相当開いている証だ。
一体その若さでどうやってそんな……………………いや、敗者に何か聞く資格はないな」
実力主義というか勝った者の言うことを聞くみたいな文化があるのだろうか?
だったらちょっと聞いてみるか。
「ロッペンさんはどのような形でこの国に協力してるんです?」
「冒険者ギルドを介してだ。
俺はたまにギルドで指導員をしているからな。
少し前にこの国が魔物に攻め込まれたのを知っているか?」
「え、ええ、もちろん」
「この王都まで魔物に攻められてな、まぁその時はなんとか撃退できたんだが。
これを機にこれまで武闘に偏っていた方針を変えて、総力を上げて魔術士強化に乗り出すことにしたんだよ」
レイシス姫と言ってることは同じだな。
派閥争いみたいなこともなさそうだけど……
「自分は別ルートからこの国に協力する形になるかと思います」
既に結構協力してるけどな!
「ですので……」
「あぁ、わかってる。これ以上何か言うつもりはない」
「では…………、自分はこれで失礼しますね」
「ツトム…………負けるなよ」
「はい! ロッペンさんもお元気で」
背の低い小柄な体躯なのでパワーこそ劣るものの、その分スピードに優れており剣術もランテスよりわずかに上だ。
試合開始直後、火鳥風撃で先手を取ろうとしたらロッペンも同じく速攻を仕掛けてきて防戦一方になってしまった。
よーいドンでのスピード勝負では魔術士は軽量系の近接戦闘職には勝てない。
その後俺の模擬戦では割とよくある光景の攻撃がたくさんヒットしているのに倒れずに戦闘継続される場面が現出される。
「回復魔法か……」
もう気付かれた?
両者の間にある戦闘経験の差も大きいか……
しかしロッペンが様子見に変化したのは見逃さなかった。
(いけ! 火鳥風撃!!)
獣人は火魔法に弱いとかないだろうか、と期待しながら撃ってみたが、ロッペンは特に動じるようなこともなく剣を振って剣圧で風槌を相殺した。
炎の鳥は最初から無視されて、剣圧による余波で消されていた。
もう1度火鳥風撃を放って今度は風槌アッパーによる奇襲を試みてみる。
が、ロッペンはこれを無造作に避けた。
「魔法の使い方が独特だな。
その歳でどこで学んだ?」
「ほぼ独学でしょうか」
「まともに答える気はなしか……ならっ!」
獣化移動!?
視界から消えたロッペンからの攻撃に対して魔盾でなんとか防御する。
「む!? マジックシールドか!」
至近で風槌の弾幕を放つが獣化移動で避けられた。
「そのマジックシールドも初めて見る。
随分と分厚いな」
魔盾は俺が改良に改良を重ねて、ほぼほぼ俺オリジナルと言っていいぐらいにまで進化させてきた魔法だ。
「これにも答える気はなし…………か」
「ロッペンさんは魔法に興味がおありで?」
「俺個人はさほどでもないのだが、この国が魔法関連の様々な情報を欲しがっていてな」
そういやロッペンはこの国の出身だったな。
レイシス姫とは別口で魔法関連のために動いてるのだろうか?
「冒険者を辞められた後はアルタナ王国に仕えているのですか?」
「仕えているわけではないが、協力はしている。
そろそろこちらの質問にも答えてもらおうか」
「魔術士がそう簡単に己の手の内を明かすとでも?」
ぶっちゃけこの返事はその場のノリだ。
ただし引っ掛かる点がないわけではない。それはレイシス姫との関係性だ。
アルタナ国内で派閥争いとかがあるのなら迂闊なことは言えない。
「ならばこちらが勝った後でじっくりと答えてもらおう!」
再び視界から消えるロッペン。
また獣化移動か!
この大会で様々な獣人達の獣化移動を見てきて気付いたことがある。
それは獣化移動中は攻撃できないという点だ。
攻撃する為には一旦獣化移動を終わらせないと攻撃モーションに移行できない。
俺が獣化移動による攻撃をことごとく魔盾で防御できるのもこの一呼吸の遅れが理由だ。
おそらくは高速機動に全能力を割り振っていることの弊害なのだろう。
二本角の黒オーガのように高速移動中に攻撃できるのなら、こちらは手も足も出なかったはずだ。
そして、獣化移動中に攻撃できないということは防御することもできない可能性が高い。
つまり獣化移動中にこちらの攻撃を当てればロッペンは無防備な状態で被弾することになり大ダメージを与えることができる!
どうせ目では追えないのだから、獣化移動による音と気配のみに集中して……
ここだっ!!
両手を上に掲げて360度全方位に向けて風槌の弾幕を斉射!!
ドッドドドドドドッドドドドドドドッドドドドドドドッドドドドドド!!
「ぐはっ!?」
元々は予備予選最終戦のバトルロイヤルで使うつもりだった技だ。
ちなみに両手を上に掲げたのは某格闘漫画で全体攻撃する時の感じを真似たのだ!
さすがにMP消費量が尋常ではないがこれで……
「ぶへぇっ!?」
ふ、二人目?!
どういうこと??
げぇっ!? 審判!!
やべぇ、審判が近くにいることすっかり忘れてたよ!!
俺のやや後方でロッペンが、そして少し離れたところで審判が倒れている。
慌てて審判に駆け寄り回復魔法をかけるが……
無防備どころかまさか自分に攻撃が来るとは思ってもいなかった審判は完全に気絶している。
舞台外にいた副審っぽい人が慌てて舞台に上がり、
「1……、2……、3…………」
倒れているロッペンに対してカウントを数え始めた。
他に運営員が数人舞台に上がって来て担架に審判を乗せて運び出そうとしている。
プチパニックになった俺とは違って運営側は手慣れた感じで対応していた。
「……9、……10! 勝者ツトム!!」
パチ……パチパチ……パチ…………パチ……
何とも形容しがたい終わり方だったので観客からの反応もイマイチだ。
とりあえず客席に向けて軽く手を振り、ロッペンを乗せた担架と共に退場した。
…
……
…………
「こ、ここは……」
「気付かれましたか?」
試合前にいた小さな待機所でロッペンの意識が戻った。
もちろん回復魔法は施し済みだ。
「そうか……、俺は負けたのか……」
「良い勝負でしたよ」
「謙遜はするな。
元々試合形式の対人戦では魔術士は不利なんだ。
それなのにこんな形で負けるってことは素の実力差が相当開いている証だ。
一体その若さでどうやってそんな……………………いや、敗者に何か聞く資格はないな」
実力主義というか勝った者の言うことを聞くみたいな文化があるのだろうか?
だったらちょっと聞いてみるか。
「ロッペンさんはどのような形でこの国に協力してるんです?」
「冒険者ギルドを介してだ。
俺はたまにギルドで指導員をしているからな。
少し前にこの国が魔物に攻め込まれたのを知っているか?」
「え、ええ、もちろん」
「この王都まで魔物に攻められてな、まぁその時はなんとか撃退できたんだが。
これを機にこれまで武闘に偏っていた方針を変えて、総力を上げて魔術士強化に乗り出すことにしたんだよ」
レイシス姫と言ってることは同じだな。
派閥争いみたいなこともなさそうだけど……
「自分は別ルートからこの国に協力する形になるかと思います」
既に結構協力してるけどな!
「ですので……」
「あぁ、わかってる。これ以上何か言うつもりはない」
「では…………、自分はこれで失礼しますね」
「ツトム…………負けるなよ」
「はい! ロッペンさんもお元気で」
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