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16話 接触①
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「えーっと、化学室は確か1階の…っと、あったあった。相変わらず鍵は締まっているみたいだが…あ、そうだ。試してみたい魔法が出来たから、ちょっとそれを試してみるよ」
魔法はイメージ次第で形を変えられる、特に闇魔法はその例に最も当てはまる属性と言えるだろう。
影の移動及び、影の連結。対象は扉の内外、影のゲートをふたつ作りだす。
「うーん、イメージ的にはこれで大丈夫なはず…
【影門】」
目の前の影の門に入ると、相対するもうひとつの門から出る。どうやら、イメージ通りに移動のできる魔法ができたようだ。
「さて、えーっと器具は…お、この棚にあるみたいだな。フラスコ、ビーカー…ガラス棒もあった方が良さそうか。お、包丁やまな板もある…そうか、この前選択の授業で使っていたな。
んーと、あとはガスバーナーは…お、これも魔道具になってる。魔石を動力に火を出せるのか。いいね、これはいただき。一応受け皿も持っていくか。他の水溶液とかは…うーん、毒にもなるし一応貰っておこう。よし、それじゃあ帰る…うん?」
《海堂 綾人の声だな。名前こそ出していないが、散策する範囲を見る限り、お前を探しているようだ》
「行ってみよう。【影門】」
階移動を魔法で済ませ、【同化】を使いながら海堂の元へ移動する。
「海堂、どうした?」
「相川?探していたんだ。…姿が見えないが、そういうスキルか?」
「ああ。てか、スキルには映ってるだろ」
「いや、気配察知にも映っていないぞ」
「ああ、そうなのか。それで、要件は?」
「約束してた情報を少し持ってきたんだ。というのも、お前に少し関係のあることなんだが…
まず、ここに移った生徒や先生は魔物に突っ込んだ奴以外は殆どが生き残っている。
んで、その中でもいくつかのグループに別れていて、男子は主に3つのグループに分かれている。
1つはいつものヤンチャしてる連中が集まった男グループ。
2つ目は、生存重視の男グループ、こっちは他のグループとも仲良くしてるから、主に生存のために集まったって感じだな。
最後に、ラノベ?が好きな奴らが集まったグループなんだが…ここがちょっと問題でな」
「ストップ、人が来てる。俺は一旦隠れる」
海堂と話している間は同化を解除していたが、俺はもう一度スキルを発動した。
「あれ、綾人君。こんなところでどうしたんだい?」
こいつは、3年の…名前はなんだったか。爽やかなところがモテるのか男子からも女子からも人気な奴だったな。さっき言っていた2つ目のグループのリーダーはこいつだろうな。
「いやなに、魔物が入ってきてないか散策してたんだ」
「ああ、そうなんだ?綾人君、やっぱり僕達のグループに入らないかい?君の力は皆の役に立つ。それに、どこかのグループに入っておいた方が、いざと言う時仲間と戦えるだろう?」
「何度も言っているが、俺はどこのグループにも入るつもりはないんだ。友人を助けることはあっても、俺は全員を助けられるような力は持っていない。
それに、お前の言動を聞いて余計に入る気が失せた。お前のその人を見下すような言動、俺は凄く嫌いだ」
「…うーん、そう。まぁ仕方ないよね。じゃあね」
ふぅむ、少し気になるな。情報を見ておこうか…
【鑑定】
【西条 優風﹣Lv.1】
【スキル】
扇動:F﹣Lv.1
【固有スキル】
魅了:F﹣Lv.1
【扇動】
相手と対話する際、言葉に補正が掛かるスキル。説得や洗脳がしやすくなる。
【魅了】
相手の好感度を上昇させるスキル。
「…なーんか合わねぇんだよな」
「性格…というより、仁義の問題だろう。海堂、俺が拠点にしている場所へ行こう。その道中で、お前が感じる違和感に気づいたことがあるから、それを教えておく」
「おう…って、そのスキルを解除してくれねぇと場所が分からねぇよ」
「音楽室に向かってくれ」
「うん?そこを拠点にしているのか?だが、あそこは鍵がささらないって聞いたが…」
「俺が封じているからな。とりあえず、話を戻すが──」
魔法はイメージ次第で形を変えられる、特に闇魔法はその例に最も当てはまる属性と言えるだろう。
影の移動及び、影の連結。対象は扉の内外、影のゲートをふたつ作りだす。
「うーん、イメージ的にはこれで大丈夫なはず…
【影門】」
目の前の影の門に入ると、相対するもうひとつの門から出る。どうやら、イメージ通りに移動のできる魔法ができたようだ。
「さて、えーっと器具は…お、この棚にあるみたいだな。フラスコ、ビーカー…ガラス棒もあった方が良さそうか。お、包丁やまな板もある…そうか、この前選択の授業で使っていたな。
んーと、あとはガスバーナーは…お、これも魔道具になってる。魔石を動力に火を出せるのか。いいね、これはいただき。一応受け皿も持っていくか。他の水溶液とかは…うーん、毒にもなるし一応貰っておこう。よし、それじゃあ帰る…うん?」
《海堂 綾人の声だな。名前こそ出していないが、散策する範囲を見る限り、お前を探しているようだ》
「行ってみよう。【影門】」
階移動を魔法で済ませ、【同化】を使いながら海堂の元へ移動する。
「海堂、どうした?」
「相川?探していたんだ。…姿が見えないが、そういうスキルか?」
「ああ。てか、スキルには映ってるだろ」
「いや、気配察知にも映っていないぞ」
「ああ、そうなのか。それで、要件は?」
「約束してた情報を少し持ってきたんだ。というのも、お前に少し関係のあることなんだが…
まず、ここに移った生徒や先生は魔物に突っ込んだ奴以外は殆どが生き残っている。
んで、その中でもいくつかのグループに別れていて、男子は主に3つのグループに分かれている。
1つはいつものヤンチャしてる連中が集まった男グループ。
2つ目は、生存重視の男グループ、こっちは他のグループとも仲良くしてるから、主に生存のために集まったって感じだな。
最後に、ラノベ?が好きな奴らが集まったグループなんだが…ここがちょっと問題でな」
「ストップ、人が来てる。俺は一旦隠れる」
海堂と話している間は同化を解除していたが、俺はもう一度スキルを発動した。
「あれ、綾人君。こんなところでどうしたんだい?」
こいつは、3年の…名前はなんだったか。爽やかなところがモテるのか男子からも女子からも人気な奴だったな。さっき言っていた2つ目のグループのリーダーはこいつだろうな。
「いやなに、魔物が入ってきてないか散策してたんだ」
「ああ、そうなんだ?綾人君、やっぱり僕達のグループに入らないかい?君の力は皆の役に立つ。それに、どこかのグループに入っておいた方が、いざと言う時仲間と戦えるだろう?」
「何度も言っているが、俺はどこのグループにも入るつもりはないんだ。友人を助けることはあっても、俺は全員を助けられるような力は持っていない。
それに、お前の言動を聞いて余計に入る気が失せた。お前のその人を見下すような言動、俺は凄く嫌いだ」
「…うーん、そう。まぁ仕方ないよね。じゃあね」
ふぅむ、少し気になるな。情報を見ておこうか…
【鑑定】
【西条 優風﹣Lv.1】
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扇動:F﹣Lv.1
【固有スキル】
魅了:F﹣Lv.1
【扇動】
相手と対話する際、言葉に補正が掛かるスキル。説得や洗脳がしやすくなる。
【魅了】
相手の好感度を上昇させるスキル。
「…なーんか合わねぇんだよな」
「性格…というより、仁義の問題だろう。海堂、俺が拠点にしている場所へ行こう。その道中で、お前が感じる違和感に気づいたことがあるから、それを教えておく」
「おう…って、そのスキルを解除してくれねぇと場所が分からねぇよ」
「音楽室に向かってくれ」
「うん?そこを拠点にしているのか?だが、あそこは鍵がささらないって聞いたが…」
「俺が封じているからな。とりあえず、話を戻すが──」
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