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110 付与魔術1
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「なぁ、炉の中に書いてたのってあれなんだ?」
「うーん、魔法言語…魔術言語?的なやつだ。多分、文字自体に魔力が宿っていて、それを並べることで効果が発揮する…的なものだと思う。魔道具も多分この方法で作られてるな」
「魔術?魔法とは違うのか?」
「ああ。魔法は魔力を使って任意の事象を具現化させる…いわば想像を実現する代物で、
対して魔術は、現象を再現する代物…って感じだと思う。
メリットとデメリットを上げるなら、
魔法は消費魔力が少なく創造性の幅は大きいこと。ただし、威力は低め。
魔術は消費魔力も大きく創造性がない代わりに、起きる現象に対しての威力、持続性が高い」
「なら、魔術も覚えた方が良いのか?」
「あー、うーん…どうなんだろ…殲滅系とかなら魔術も使えるとは思うが、そもそもそういった物を使わないと倒せない相手ってそれすら効くか分からないし、魔術で戦うとなれば必然的に短期決戦になるから、倒せなかった時がやばい。ただ、俺たちみたいに外部魔力の吸収や利用を行える場合は使えるかもな」
「そうかぁ…あれ、てかその魔術言語?とか言うのはどこで覚えたんだ?」
「転移魔法とかを使う時に、基本的には見えないんだろうけど魔法陣が存在していることが分かったんだ。そこから読み取って解析した。
魔法陣の出る条件は詠唱魔法、かな?あとは魔力制御の有力性辺りか。制御性に劣りが生じるとその分浪費する魔力も増えるから、それらが多いと魔法陣も明確に見えるのかもしれない。
転移魔法とかは特に、膨大な魔力を使うから操作性も難しいし、あと普段使いではそこまで魔力操作を意識してないから、たまたま見えたんだと思う」
「む、ムズい…」
「ま、そこら辺はおいおい魔法になれた後に学んでもいいかもしれんな。さて、魔道具が作れるようになった以上、これからは色んなことが試せるぞ」
「例えば?」
「チュートリアル報酬で獲得する物は大抵不壊の状態…えーっと、物が壊れない特性を持っているだろ?だから、それに敢えてエンチャントすることで永続的な武器が手に入る。あとはこの世界に魔剣みたいな武器が存在しているならば、武器が進化する場合もあるけど…まぁ、そこら辺は少しずつ研究していこう」
「魔剣?」
「要は、特殊効果の着いた武器だね。わかりやすいイメージで言えば…そうだね、ヒーローモノの映画とかで、空を飛ぶ絨毯があったりマントがあったり、手袋をつけたらそこから火が出たりとか」
「超能力的な?」
「そう。それらを道具で再現したものが魔剣などと言われる部類だね。さて、まずは俺のメイン武器である短剣から…こいつのいい所は、双剣でもあること。こいつは2つで1つの武器だから、効果を2つ追加で付けられる。試してみよう」
「うーん、魔法言語…魔術言語?的なやつだ。多分、文字自体に魔力が宿っていて、それを並べることで効果が発揮する…的なものだと思う。魔道具も多分この方法で作られてるな」
「魔術?魔法とは違うのか?」
「ああ。魔法は魔力を使って任意の事象を具現化させる…いわば想像を実現する代物で、
対して魔術は、現象を再現する代物…って感じだと思う。
メリットとデメリットを上げるなら、
魔法は消費魔力が少なく創造性の幅は大きいこと。ただし、威力は低め。
魔術は消費魔力も大きく創造性がない代わりに、起きる現象に対しての威力、持続性が高い」
「なら、魔術も覚えた方が良いのか?」
「あー、うーん…どうなんだろ…殲滅系とかなら魔術も使えるとは思うが、そもそもそういった物を使わないと倒せない相手ってそれすら効くか分からないし、魔術で戦うとなれば必然的に短期決戦になるから、倒せなかった時がやばい。ただ、俺たちみたいに外部魔力の吸収や利用を行える場合は使えるかもな」
「そうかぁ…あれ、てかその魔術言語?とか言うのはどこで覚えたんだ?」
「転移魔法とかを使う時に、基本的には見えないんだろうけど魔法陣が存在していることが分かったんだ。そこから読み取って解析した。
魔法陣の出る条件は詠唱魔法、かな?あとは魔力制御の有力性辺りか。制御性に劣りが生じるとその分浪費する魔力も増えるから、それらが多いと魔法陣も明確に見えるのかもしれない。
転移魔法とかは特に、膨大な魔力を使うから操作性も難しいし、あと普段使いではそこまで魔力操作を意識してないから、たまたま見えたんだと思う」
「む、ムズい…」
「ま、そこら辺はおいおい魔法になれた後に学んでもいいかもしれんな。さて、魔道具が作れるようになった以上、これからは色んなことが試せるぞ」
「例えば?」
「チュートリアル報酬で獲得する物は大抵不壊の状態…えーっと、物が壊れない特性を持っているだろ?だから、それに敢えてエンチャントすることで永続的な武器が手に入る。あとはこの世界に魔剣みたいな武器が存在しているならば、武器が進化する場合もあるけど…まぁ、そこら辺は少しずつ研究していこう」
「魔剣?」
「要は、特殊効果の着いた武器だね。わかりやすいイメージで言えば…そうだね、ヒーローモノの映画とかで、空を飛ぶ絨毯があったりマントがあったり、手袋をつけたらそこから火が出たりとか」
「超能力的な?」
「そう。それらを道具で再現したものが魔剣などと言われる部類だね。さて、まずは俺のメイン武器である短剣から…こいつのいい所は、双剣でもあること。こいつは2つで1つの武器だから、効果を2つ追加で付けられる。試してみよう」
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