学校転移﹣ひとりぼっちの挑戦者﹣

空碧

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112 創造魔法と想像魔法1

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「そういやさ、ゴーレムって俺たちでも作れるのか?」
「あー、まぁ魔法が使えるなら作れる…が、ちょっと面倒だぞ」
「そうなのか?」
「魔法の中にも想像魔法と創造魔法の2種類があって、想像魔法の方は魔力でイメージしたものを再現するけど、魔力の供給を止めると魔法も消えるもの。俺たちがよく使っている火槍なんかは一定の魔力を込めたものを発射する魔法だが、これは想像魔法だから、仮に森で使ったとしてもある程度時間が経つと魔力が消えて勝手に鎮火するんだが、
創造魔法で作った火は、一度燃え広がると消火しない限り消えなくなる。もっと言えば、このゴーレムは創造魔法だけど、俺が普段使ってる【武具召喚】あれは良い例だな。守谷に貸している武器セットは今も消えていないだろ?」
「ああ」
「つまり、それは【武具召喚】で出した創造魔法だ。
でも、普段俺が戦闘時に使ってるのは──」
「攻撃が当たると致命傷の傷を刺しているもの以外は消えてるな」
「そういうこと。刺さっているのは、再生しないように敢えて刺しているんだが、それ以外は障害物になるから基本的には消しているんだ」
「ほへぇ…じゃあ、その創造魔法をマスターしたらゴーレムも作れるようになるってことか」
「…あ、てか鉄は取りに行かなくてもいいな。そういや創造魔法で生み出せるわ。あー、でも高純度は…いや、魔力制御を上手くこなせばできるのか?」
「お、おう急になんだ」
「イメージとしては、今まで教えてきた魔法は魔力に属性を開花させ、イメージを発現させる方法だっただろ?
今度はそれを、魔力で物質を具現化させるようにイメージする。そのイメージの後に属性を与えて、存在を定着させる」
「ふむ…?」
「…ああ、なるほど。こうか」

守谷は何となくしか分からず、見よう見まねで少しづつ魔力を動かしていくのに対して、健太の方は直ぐにそれをモノにした。

「あとは、ここから高純度の鉄が出せたら良いんだが…水魔法で高純度の精製水を生み出した時は確か…
えーっと、まず魔力の漏れはなくす。次に、魔力の練度を上げて…それを圧縮した状態で指向性を確立させて…属性を与える」

【鉄鉱石】
密度の高い魔力で具現化した鉄鉱石。魔力の結晶化により、鉄鉱石自体の純度も非常に高くなっていて、最高品質なものとなっている。

「うん、これで良さそうだな。ただ、やっぱ魔力の圧縮は消費量が必然的に増える」
「2人が言っていた外部魔力の利用?とやらではできないのか?」
「出来はする…が、闇や光の魔力と違って、土の魔力を過剰に吸収するとその地の栄養が薄まるんだ。だから、その方法はあまり多用できない」
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