114 / 125
112 創造魔法と想像魔法1
しおりを挟む
「そういやさ、ゴーレムって俺たちでも作れるのか?」
「あー、まぁ魔法が使えるなら作れる…が、ちょっと面倒だぞ」
「そうなのか?」
「魔法の中にも想像魔法と創造魔法の2種類があって、想像魔法の方は魔力でイメージしたものを再現するけど、魔力の供給を止めると魔法も消えるもの。俺たちがよく使っている火槍なんかは一定の魔力を込めたものを発射する魔法だが、これは想像魔法だから、仮に森で使ったとしてもある程度時間が経つと魔力が消えて勝手に鎮火するんだが、
創造魔法で作った火は、一度燃え広がると消火しない限り消えなくなる。もっと言えば、このゴーレムは創造魔法だけど、俺が普段使ってる【武具召喚】あれは良い例だな。守谷に貸している武器セットは今も消えていないだろ?」
「ああ」
「つまり、それは【武具召喚】で出した創造魔法だ。
でも、普段俺が戦闘時に使ってるのは──」
「攻撃が当たると致命傷の傷を刺しているもの以外は消えてるな」
「そういうこと。刺さっているのは、再生しないように敢えて刺しているんだが、それ以外は障害物になるから基本的には消しているんだ」
「ほへぇ…じゃあ、その創造魔法をマスターしたらゴーレムも作れるようになるってことか」
「…あ、てか鉄は取りに行かなくてもいいな。そういや創造魔法で生み出せるわ。あー、でも高純度は…いや、魔力制御を上手くこなせばできるのか?」
「お、おう急になんだ」
「イメージとしては、今まで教えてきた魔法は魔力に属性を開花させ、イメージを発現させる方法だっただろ?
今度はそれを、魔力で物質を具現化させるようにイメージする。そのイメージの後に属性を与えて、存在を定着させる」
「ふむ…?」
「…ああ、なるほど。こうか」
守谷は何となくしか分からず、見よう見まねで少しづつ魔力を動かしていくのに対して、健太の方は直ぐにそれをモノにした。
「あとは、ここから高純度の鉄が出せたら良いんだが…水魔法で高純度の精製水を生み出した時は確か…
えーっと、まず魔力の漏れはなくす。次に、魔力の練度を上げて…それを圧縮した状態で指向性を確立させて…属性を与える」
【鉄鉱石】
密度の高い魔力で具現化した鉄鉱石。魔力の結晶化により、鉄鉱石自体の純度も非常に高くなっていて、最高品質なものとなっている。
「うん、これで良さそうだな。ただ、やっぱ魔力の圧縮は消費量が必然的に増える」
「2人が言っていた外部魔力の利用?とやらではできないのか?」
「出来はする…が、闇や光の魔力と違って、土の魔力を過剰に吸収するとその地の栄養が薄まるんだ。だから、その方法はあまり多用できない」
「あー、まぁ魔法が使えるなら作れる…が、ちょっと面倒だぞ」
「そうなのか?」
「魔法の中にも想像魔法と創造魔法の2種類があって、想像魔法の方は魔力でイメージしたものを再現するけど、魔力の供給を止めると魔法も消えるもの。俺たちがよく使っている火槍なんかは一定の魔力を込めたものを発射する魔法だが、これは想像魔法だから、仮に森で使ったとしてもある程度時間が経つと魔力が消えて勝手に鎮火するんだが、
創造魔法で作った火は、一度燃え広がると消火しない限り消えなくなる。もっと言えば、このゴーレムは創造魔法だけど、俺が普段使ってる【武具召喚】あれは良い例だな。守谷に貸している武器セットは今も消えていないだろ?」
「ああ」
「つまり、それは【武具召喚】で出した創造魔法だ。
でも、普段俺が戦闘時に使ってるのは──」
「攻撃が当たると致命傷の傷を刺しているもの以外は消えてるな」
「そういうこと。刺さっているのは、再生しないように敢えて刺しているんだが、それ以外は障害物になるから基本的には消しているんだ」
「ほへぇ…じゃあ、その創造魔法をマスターしたらゴーレムも作れるようになるってことか」
「…あ、てか鉄は取りに行かなくてもいいな。そういや創造魔法で生み出せるわ。あー、でも高純度は…いや、魔力制御を上手くこなせばできるのか?」
「お、おう急になんだ」
「イメージとしては、今まで教えてきた魔法は魔力に属性を開花させ、イメージを発現させる方法だっただろ?
今度はそれを、魔力で物質を具現化させるようにイメージする。そのイメージの後に属性を与えて、存在を定着させる」
「ふむ…?」
「…ああ、なるほど。こうか」
守谷は何となくしか分からず、見よう見まねで少しづつ魔力を動かしていくのに対して、健太の方は直ぐにそれをモノにした。
「あとは、ここから高純度の鉄が出せたら良いんだが…水魔法で高純度の精製水を生み出した時は確か…
えーっと、まず魔力の漏れはなくす。次に、魔力の練度を上げて…それを圧縮した状態で指向性を確立させて…属性を与える」
【鉄鉱石】
密度の高い魔力で具現化した鉄鉱石。魔力の結晶化により、鉄鉱石自体の純度も非常に高くなっていて、最高品質なものとなっている。
「うん、これで良さそうだな。ただ、やっぱ魔力の圧縮は消費量が必然的に増える」
「2人が言っていた外部魔力の利用?とやらではできないのか?」
「出来はする…が、闇や光の魔力と違って、土の魔力を過剰に吸収するとその地の栄養が薄まるんだ。だから、その方法はあまり多用できない」
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
スライムに転生した俺はユニークスキル【強奪】で全てを奪う
シャルねる
ファンタジー
主人公は気がつくと、目も鼻も口も、体までもが無くなっていた。
当然そのことに気がついた主人公に言葉には言い表せない恐怖と絶望が襲うが、涙すら出ることは無かった。
そうして恐怖と絶望に頭がおかしくなりそうだったが、主人公は感覚的に自分の体に何かが当たったことに気がついた。
その瞬間、謎の声が頭の中に鳴り響いた。
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
天才女薬学者 聖徳晴子の異世界転生
西洋司
ファンタジー
妙齢の薬学者 聖徳晴子(せいとく・はるこ)は、絶世の美貌の持ち主だ。
彼女は思考の並列化作業を得意とする、いわゆる天才。
精力的にフィールドワークをこなし、ついにエリクサーの開発間際というところで、放火で殺されてしまった。
晴子は、権力者達から、その地位を脅かす存在、「敵」と見做されてしまったのだ。
死後、晴子は天界で女神様からこう提案された。
「あなたは生前7人分の活躍をしましたので、異世界行きのチケットが7枚もあるんですよ。もしよろしければ、一度に使い切ってみては如何ですか?」
晴子はその提案を受け容れ、異世界へと旅立った。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる