不登校の私、過去にタイムスリップする

山本未来

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友達からの無視

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それは突然の出来事だった


「おはよー」


いつも通り教室に入った私


いつもだったら仲良しグループの

友達が私が来た事に気が付き

おはよーって

明るく挨拶してくれる


だけど今日はグループの誰も

私に挨拶してはくれなかった


私が教室に入って来た事は

分かっているはず、、


でも誰も私と目を合わそうとはしない


まるで私の存在が見えないように

みんなで楽しそうに話しをしている


私はグループの友達をちらっと見ると

戸惑いながら自分の席に向かった


昨日まではみんなと

仲良くしていたし

特に何かあった訳でもない


私は授業中も勉強どころではなく

昨日みんなと話した内容や

みんなの私に対する態度などを

振り返っていた


でも幾ら考えても分からない、、


誰かを傷つける事も

言った覚えもないし

本当にいつもと同じように

楽しく過ごしていたのだから、、


お昼休みになり

いつもだったらみんなで

机を並べてお弁当を食べるのに

誰も私を誘ってくれなかった


そして私がいなくても

楽しそうにみんなで仲良く

お昼休みを過ごしていた


私はカバンからお弁当箱を取り出すと

机に置き無言で食べた


悲しくて泣き出しそうな私は

お弁当の味も分からないまま

とても長く感じるお昼休みを

1人ぼっちで過ごした


こんな孤独を感じたのは初めてだ


きっと中学2年生になるまでに

同じクラスに今の私みたいに

ひとりぼっちでお昼休みを

過ごしていた子はいただろう


だけどそんな事は

今まで気にもならなかった


毎日友達と仲良くしているのが

当たり前で孤独になった事が

なかったから、、


そして今、誰も話し相手がいない

孤独な状態でいる辛さを

初めて知った


『無視される事がこんなにも

辛くて悲しい事だったなんて、、

明日からどうしよう、、

3年生になってクラス替えするまでに

まだ半年もある

あと半年もこんな孤独に

耐える事出来るかな、、

今日一日でも

辛くて早く家に帰りたいのに、、

どうしたらいいんだろう、、

どうしてこんな事になったんだろう、、』


私は昨日まではあんなに

明るく笑っていたのに

まるで別人になったように

無表情になっていく自分を

受け止める事が出来なかった


授業が終わった教室には

あちこちで楽しそうに話している

笑い声が溢れていた


そして私は誰とも話す事なく

うつむいて静かに

教室を出て行った、、


自分の周りに孤独と言う

暗い陰がまとわり付いているような

そんな暗くて重い空気に包まれていた

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