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恋人岬での誓い
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僕達は不倫関係になってから
もう半年以上経っていた
会える時間はいつも限られているから
僕は精一杯彼女を愛したし
彼女も沢山の愛を注いでくれた
最初の頃は彼女と愛し合える喜びが
溢れていて
彼女の家族の事
未来の事
何も考える事が出来ないくらい
愛情が優先していたし
彼女と愛し合えるだけで幸せだった
だけど世間的に見れば僕達の関係は不倫、、
法律では許されない行為、、
不倫によって別れ話しから相手を殺害したり
奥さんが旦那さんに殺害されたり
旦那さんが不倫相手を殺害したり、、
数え切れない程そんな事件が
ずっと昔から今まで起こっている、、
愛する人に裏切られると
人は強い嫉妬からくる感情で
殺害まで起こしてしまうんだ、、
人を愛しすぎる程恐ろしい事はない、、
不倫している2人は幸せで
裏切られた方は、深い悲しみで
深く傷つく、、
僕だって彼女だって
その事は分かっている、、
罪悪感もいつも付きまとう、、
だけど僕達は出会ってしまった、、
愛し合わずには居られなかった、、
それだけなんだ、、
だけど色々な人を巻き込み傷つけて
しまう事には間違いないんだ、、
今も多くの人が懲りずに不倫をしている
だけど僕は一途に彼女の事を愛している、、
不倫だけど僕にとったら純愛なんだ、、
もし旦那さんにバレたら、、
僕は損害賠償請求でお金を請求
される位で済むかもしれないけれど、、
彼女は損害賠償請求や、もしかしたら
旦那さんに暴力を振るわれるかもしれない
玲奈ちゃんからも友達からも
今まで築き上げて来た信頼も
全て失ってしまうんだ、、
そんなリスクを背負ってまで
僕に会ってくれている彼女が愛おしかった
彼女の事を想うなら
僕は彼女と別れた方がいいのかとも
最近時々考える、、
彼女の幸せ願うなら別れた方が、、
でも彼女を失ったら僕は抜け殻になるんだ、、
やっぱり彼女とは別れられないし
別れる事を想像するだけで
頭が狂いそうになるんだ、、
だから別れたくなかった、、
「翔くん!ここに行きたい!!」
テレビを見ていた彼女が指差して言った
テレビの画面には恋人岬という
海沿いの岬が写っていてレポーターが
実際に行って生中継で紹介していた
僕もその番組を見ていると
「翔くん!来週平日に有給とって
朝一番から一緒に行こうよ!
ねっ!行こう!!」
僕は、突然の彼女の誘いに少し悩んだけれど
「分かった!行ってみようか?
ネットで行きかた検索して調べておく!」
「やった!!!
絶対だよ~
早速有給届け出すから、翔くんも
出しててね!」
僕達が付き合っている事
仲がいいとか知り合いだと言う事も
職場の誰一人知らない
職場では会っても何も話さないし
部署も違うから
気づかれる事もなかった
だから同じ日に有給取っても
誰も疑う事はない、、
彼女はとても嬉しそうに
僕の腕に自分の腕を入れると
くっついて僕の肩に頭を乗せた
「楽しみだな~この岬である事をすると
ある願いが叶うらしいよ~」
「何するの?」
「今は言わない、、
当日のお楽しみ、、」
彼女は茶目っ気たっぷりに微笑み
そう言った
旅行の当日、最高に良い天気
僕達は電車を乗り継ぎバスに乗り
途中でネットで紹介されていて
魚介の天ぷらが美味しいと言う
あるお店で昼食を食べた
その後歩いて行ける観光スポットに行き
恋人岬に到着した
始めに目についたのは
ピンク色の可愛いポスト
好きな人に手紙を書いてこのポストに
投函して相手に送ると
両想いになるらしい
そして恋人岬って書いてある駅の看板
彼女は可愛いい!!
ってはしゃいで
ポストや看板の写真を撮っていた
「来て良かったな~
でも、、2人で写真撮れないのが残念だね、、
まっ!いいか~、、写真撮らなくても
ずっと覚えておけばいいから、、」
僕は彼女と恋人繋ぎをすると
恋人岬が見えると言う場所に
矢印の方に向かって歩いて行った
「いったい、いつ到着するの~?
だいぶ歩いたよ~なんか疲れて来た~」
思った以上に遠い道のり
もう20分は歩いている
するとカーブを曲がった所で
岬の展望台が見えて来た
「あっ!やっと着いた!!」
彼女は大喜びして僕の手を引っ張ると
走り出した
「翔くん!早く!早く!!」
展望台の中に大きな鐘がぶら下がり
置かれている
何人かの人が並んで順番に鐘を鳴らしていた
「並ぼう!並ぼう!」
彼女は最後尾に僕の手を引っ張り
連れて行くと
「鐘を3回鳴らして好きな人の名前を
呟くとその人と結ばれるんだって
私はもちろん翔くんの名前呟くから
翔くんは私の名前呟いてね!
他の人の名前呟いたら怒るからね!」
「他の人の名前呟こうかな?!、、」
「もう!翔くん意地悪!!」
彼女は口を膨らませて苦笑いした
「この岬の由来はね!
ある男女が朝市で知り合ったんだけど
遠く離れた所に住んでいた為
会う事が出来なかったんだって
夢のお告げで同じ時間に鐘をお互いに
鳴らす事で愛を分かち合う事が出来ると
告げられ鐘を鳴らし合う、、
そしていつの日か結ばれたっていう
とってもロマンチックな言い伝えなんだって!
なんか素敵だよね~」
「へぇ~加奈子詳しいな~」
「だって私、その男女の生まれ変わりだもん、、」
「え!、、」僕がビックリして言うと
彼女は大笑いして
「翔くん信じた!!、、
テレビのレポーターの人が言ってたんだよ!!」
「な~んだ、、ビックリした~」
僕と彼女は笑い合った
そんな話しをしていると
僕達の番になった
目の前には銀色に輝くキラキラ光っているような
海が優しい風に揺らいで静かに波打っている
「めちゃくちゃ綺麗ね~」
僕と彼女は鐘に付いている白くて太い
ロープを握りしめ
鐘を一緒に鳴らした
鐘を鳴らすのには結構力がいったけれど
3回鳴らして僕は加奈子って呟き
加奈子は僕の名前を呟いた
そして見つめ合った
「翔くん!私、とっても幸せ!!」
彼女はそう言って手を引っ張ると
ベンチの側に行き
「何かね~このベンチに2人の名前書き込むと
永遠の愛を手に入れる事出来るんだって
だから書いて何年か先に
ちゃんと残っているか
確認しに来よう!」
彼女は尖った石ころを探して持って来ると
沢山の人の名前や願いが彫られたベンチに
相合傘を書いて自分の名前を彫ると
「翔くんも私の横に書いて!」と言い
石ころをくれた
僕は力いっぱいに名前を彫ると
「絶対また来ような!」
そう言って彼女を抱きしめた
「翔くん!みんな見ているよ!」
それでも彼女は嬉しそうに僕を抱きしめた
相合傘の2人の名前
沢山刻まれた名前の中でも
その2人の名前は光輝いていた
『永遠の愛、、
加奈子とならきっと貫ける、、』
僕はそう想いながら彼女の瞳を見つめた
帰り道は行きと違って短かく感じた
僕は人がいないのを感じると
「加奈子、、こっち見て!」
そう言ってキスをした
彼女はビックリしながらも嬉しそうに
キスを返して来て
「永遠の愛、、永遠のキスだね、、」
と言った、、
僕達はたまらなくなりキスを繰り返した、、
「帰り遅くなるから早く帰らなくっちゃ~」
加奈子は慌ててバス停に行った
「今日は何処かに泊まろ!
加奈子とずっといたい、、」
僕が言うと
彼女は悲しそうに
「私も一緒にいたいよ、、
だけど泊まるのは無理だよ、、
ずっと翔くんとこれからも
居たいから今日は帰ろう~、、」
彼女は悲しそうな顔になったので
僕はわがまま言わなければ良かったと
後悔した、、
そう、、
どんなに一緒にいたくても
いつも時間の制限が僕達には付きまとう
だけど仕方がない、、
それが不倫なんだ、、
結ばれるかもわからない、、
いつまで続けられるかも分からない、、
いつ別れが来るかも分からない、、
ずっと不安な気持ちが続くのが不倫なんだ、、
だけど僕は信じている
きっと
いつか
彼女と結ばれると、、
永遠の愛を手に入れる事が出来ると、、
僕はさっき見た銀色に輝く
広大な海、、
潮の香り、、
眩しい光、、
そして加奈子の事
一生忘れない、、
そう思った、、
そして電車の中で眠っている
子供見たいな彼女を見つめた、、
そして指を絡めて握り締めた、、、
離さない、、
誰にも渡さない、、
もう半年以上経っていた
会える時間はいつも限られているから
僕は精一杯彼女を愛したし
彼女も沢山の愛を注いでくれた
最初の頃は彼女と愛し合える喜びが
溢れていて
彼女の家族の事
未来の事
何も考える事が出来ないくらい
愛情が優先していたし
彼女と愛し合えるだけで幸せだった
だけど世間的に見れば僕達の関係は不倫、、
法律では許されない行為、、
不倫によって別れ話しから相手を殺害したり
奥さんが旦那さんに殺害されたり
旦那さんが不倫相手を殺害したり、、
数え切れない程そんな事件が
ずっと昔から今まで起こっている、、
愛する人に裏切られると
人は強い嫉妬からくる感情で
殺害まで起こしてしまうんだ、、
人を愛しすぎる程恐ろしい事はない、、
不倫している2人は幸せで
裏切られた方は、深い悲しみで
深く傷つく、、
僕だって彼女だって
その事は分かっている、、
罪悪感もいつも付きまとう、、
だけど僕達は出会ってしまった、、
愛し合わずには居られなかった、、
それだけなんだ、、
だけど色々な人を巻き込み傷つけて
しまう事には間違いないんだ、、
今も多くの人が懲りずに不倫をしている
だけど僕は一途に彼女の事を愛している、、
不倫だけど僕にとったら純愛なんだ、、
もし旦那さんにバレたら、、
僕は損害賠償請求でお金を請求
される位で済むかもしれないけれど、、
彼女は損害賠償請求や、もしかしたら
旦那さんに暴力を振るわれるかもしれない
玲奈ちゃんからも友達からも
今まで築き上げて来た信頼も
全て失ってしまうんだ、、
そんなリスクを背負ってまで
僕に会ってくれている彼女が愛おしかった
彼女の事を想うなら
僕は彼女と別れた方がいいのかとも
最近時々考える、、
彼女の幸せ願うなら別れた方が、、
でも彼女を失ったら僕は抜け殻になるんだ、、
やっぱり彼女とは別れられないし
別れる事を想像するだけで
頭が狂いそうになるんだ、、
だから別れたくなかった、、
「翔くん!ここに行きたい!!」
テレビを見ていた彼女が指差して言った
テレビの画面には恋人岬という
海沿いの岬が写っていてレポーターが
実際に行って生中継で紹介していた
僕もその番組を見ていると
「翔くん!来週平日に有給とって
朝一番から一緒に行こうよ!
ねっ!行こう!!」
僕は、突然の彼女の誘いに少し悩んだけれど
「分かった!行ってみようか?
ネットで行きかた検索して調べておく!」
「やった!!!
絶対だよ~
早速有給届け出すから、翔くんも
出しててね!」
僕達が付き合っている事
仲がいいとか知り合いだと言う事も
職場の誰一人知らない
職場では会っても何も話さないし
部署も違うから
気づかれる事もなかった
だから同じ日に有給取っても
誰も疑う事はない、、
彼女はとても嬉しそうに
僕の腕に自分の腕を入れると
くっついて僕の肩に頭を乗せた
「楽しみだな~この岬である事をすると
ある願いが叶うらしいよ~」
「何するの?」
「今は言わない、、
当日のお楽しみ、、」
彼女は茶目っ気たっぷりに微笑み
そう言った
旅行の当日、最高に良い天気
僕達は電車を乗り継ぎバスに乗り
途中でネットで紹介されていて
魚介の天ぷらが美味しいと言う
あるお店で昼食を食べた
その後歩いて行ける観光スポットに行き
恋人岬に到着した
始めに目についたのは
ピンク色の可愛いポスト
好きな人に手紙を書いてこのポストに
投函して相手に送ると
両想いになるらしい
そして恋人岬って書いてある駅の看板
彼女は可愛いい!!
ってはしゃいで
ポストや看板の写真を撮っていた
「来て良かったな~
でも、、2人で写真撮れないのが残念だね、、
まっ!いいか~、、写真撮らなくても
ずっと覚えておけばいいから、、」
僕は彼女と恋人繋ぎをすると
恋人岬が見えると言う場所に
矢印の方に向かって歩いて行った
「いったい、いつ到着するの~?
だいぶ歩いたよ~なんか疲れて来た~」
思った以上に遠い道のり
もう20分は歩いている
するとカーブを曲がった所で
岬の展望台が見えて来た
「あっ!やっと着いた!!」
彼女は大喜びして僕の手を引っ張ると
走り出した
「翔くん!早く!早く!!」
展望台の中に大きな鐘がぶら下がり
置かれている
何人かの人が並んで順番に鐘を鳴らしていた
「並ぼう!並ぼう!」
彼女は最後尾に僕の手を引っ張り
連れて行くと
「鐘を3回鳴らして好きな人の名前を
呟くとその人と結ばれるんだって
私はもちろん翔くんの名前呟くから
翔くんは私の名前呟いてね!
他の人の名前呟いたら怒るからね!」
「他の人の名前呟こうかな?!、、」
「もう!翔くん意地悪!!」
彼女は口を膨らませて苦笑いした
「この岬の由来はね!
ある男女が朝市で知り合ったんだけど
遠く離れた所に住んでいた為
会う事が出来なかったんだって
夢のお告げで同じ時間に鐘をお互いに
鳴らす事で愛を分かち合う事が出来ると
告げられ鐘を鳴らし合う、、
そしていつの日か結ばれたっていう
とってもロマンチックな言い伝えなんだって!
なんか素敵だよね~」
「へぇ~加奈子詳しいな~」
「だって私、その男女の生まれ変わりだもん、、」
「え!、、」僕がビックリして言うと
彼女は大笑いして
「翔くん信じた!!、、
テレビのレポーターの人が言ってたんだよ!!」
「な~んだ、、ビックリした~」
僕と彼女は笑い合った
そんな話しをしていると
僕達の番になった
目の前には銀色に輝くキラキラ光っているような
海が優しい風に揺らいで静かに波打っている
「めちゃくちゃ綺麗ね~」
僕と彼女は鐘に付いている白くて太い
ロープを握りしめ
鐘を一緒に鳴らした
鐘を鳴らすのには結構力がいったけれど
3回鳴らして僕は加奈子って呟き
加奈子は僕の名前を呟いた
そして見つめ合った
「翔くん!私、とっても幸せ!!」
彼女はそう言って手を引っ張ると
ベンチの側に行き
「何かね~このベンチに2人の名前書き込むと
永遠の愛を手に入れる事出来るんだって
だから書いて何年か先に
ちゃんと残っているか
確認しに来よう!」
彼女は尖った石ころを探して持って来ると
沢山の人の名前や願いが彫られたベンチに
相合傘を書いて自分の名前を彫ると
「翔くんも私の横に書いて!」と言い
石ころをくれた
僕は力いっぱいに名前を彫ると
「絶対また来ような!」
そう言って彼女を抱きしめた
「翔くん!みんな見ているよ!」
それでも彼女は嬉しそうに僕を抱きしめた
相合傘の2人の名前
沢山刻まれた名前の中でも
その2人の名前は光輝いていた
『永遠の愛、、
加奈子とならきっと貫ける、、』
僕はそう想いながら彼女の瞳を見つめた
帰り道は行きと違って短かく感じた
僕は人がいないのを感じると
「加奈子、、こっち見て!」
そう言ってキスをした
彼女はビックリしながらも嬉しそうに
キスを返して来て
「永遠の愛、、永遠のキスだね、、」
と言った、、
僕達はたまらなくなりキスを繰り返した、、
「帰り遅くなるから早く帰らなくっちゃ~」
加奈子は慌ててバス停に行った
「今日は何処かに泊まろ!
加奈子とずっといたい、、」
僕が言うと
彼女は悲しそうに
「私も一緒にいたいよ、、
だけど泊まるのは無理だよ、、
ずっと翔くんとこれからも
居たいから今日は帰ろう~、、」
彼女は悲しそうな顔になったので
僕はわがまま言わなければ良かったと
後悔した、、
そう、、
どんなに一緒にいたくても
いつも時間の制限が僕達には付きまとう
だけど仕方がない、、
それが不倫なんだ、、
結ばれるかもわからない、、
いつまで続けられるかも分からない、、
いつ別れが来るかも分からない、、
ずっと不安な気持ちが続くのが不倫なんだ、、
だけど僕は信じている
きっと
いつか
彼女と結ばれると、、
永遠の愛を手に入れる事が出来ると、、
僕はさっき見た銀色に輝く
広大な海、、
潮の香り、、
眩しい光、、
そして加奈子の事
一生忘れない、、
そう思った、、
そして電車の中で眠っている
子供見たいな彼女を見つめた、、
そして指を絡めて握り締めた、、、
離さない、、
誰にも渡さない、、
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