66 / 66
赤い糸伝説
しおりを挟む
彼女が海外に出発する日
僕は自宅で彼女が来てくれると信じて
朝からずっと待っていた
彼女が来る確率は1%
最後に会った日に僕の想いは伝えたけれど
内心、無理だと言う事は分かったし
彼女の色々な理由もよく分かるから、、
そんなに簡単に離婚は出来ない事
全てを捨てて僕の所に来るのは
相当の勇気がいる事も、、
でも1%の確率でも僕は信じてみようと思った
彼女から海外に行くと聞いてから
僕は彼女にプロポーズしようと思い
高価ではないけれど指輪を百貨店で
購入していた
もし彼女が来てくれたら渡すつもりだ
そして彼女の裸体をよく書いていたけれど
今、彼女のとても可愛い笑顔の絵を書いている
いつも彼女の優しい笑顔に救われていた僕
だから最高に可愛い絵に仕上げて
指輪と一緒に渡すつもりだ、、
時間はあっという間に経ち
彼女が来る気配は全くなかった、、
彼女の笑顔に助けられた日々、、
初めてキスした日、、
愛し合った日々、、
花火に囲まれてキスした事、、
恋人岬で永遠の愛を誓った事、、
沢山の出来事が走馬灯のように
僕の頭を駆け巡った、、、
『やっぱり無理だったな、、
でも、僕の想いは全て伝えたし、、
精一杯頑張った、、
涙も枯れる位流した、、
後は彼女の幸せ願おう、、
でも、、
どうしてか分からないけれど
これが最後とは思えない、、
心は繋がっているから
いつかまた会える気がする、、』
僕はそんな気がした
そして彼女はやはり来る事はなかった、
僕は一番失いたくないものを一瞬で失くした、、
だけど僕達が愛しあった日々は
永遠に残る、、
だからこれからも生きて行けるような
気がした、、
生きていかないと彼女が悲しむと思った、、
あれからもう3年が過ぎた
あれからも彼女がいつも心にいたし
何故だか寂しくなかった、、
会いたい気持ちはあったけれど
心が諦めていた、、
職場で知り合った女性に告白され
付き合ったりもした
だけどやっぱり彼女以上に愛する事は
出来なくて一年で別れて
今は一人で頑張っている
何ヶ月か前にBXのライブの申し込みをして
当選した僕は、今からライブ会場に向かう
回りにBXファンがいない為一人で参戦
でも初めてのライブなので
とてもワクワクしていた
会場に30分前に到着し時間があるので
スマホをいじっていた
まだ会場の席は埋まってなくて
僕の両隣も空いていた
『早く始まらないかな~
今日は日頃のストレスを発散さすぞ~』
僕はスマホを見つめながらそう思った
しばらくすると僕の左隣に誰かがやって来た
「もしかして翔くん!!」
その女性は僕の顔を覗き込むように言った
僕は顔を上げその女性を見て驚いた
「加奈子!!」
「やっぱり翔くんだ!!
こんな所で合うなんて、、
夢じゃないよね、、」
彼女はまん丸な目で優しい変わらない笑顔で
僕を見つめた
「翔くん一人で来たの?」
「うん!一人で来た
初めてのライブ参戦なんだ!
加奈子も一人?」
「そう!最近ストレス溜まっていたから
スッキリしたくて来たんだけど
まさか翔くんに会えるなんてね!
こんな不思議な事あるんだね、、
やっぱり私達、赤い糸で繋がっている
感じだね!!」
僕達は微笑み合った
「実はね、、
去年主人が交通事故で亡くなって、、
私も玲奈もかなり落ち込んだけど
やっと立ち直って
今は日本で玲奈と二人で頑張ってる、、」
「そうだったんだ、、
大変だったな、、」
そんな話しをしているとライブが開演し
爆音が会場に轟き渡った
「あっ!始まる、、
翔くん燃えつきようね!!」
僕達は見つめ合い
次々に流れる曲に合わせて
手拍子したり曲に合わせて踊ったりした
そして僕達が好きな曲「ALONE」が流れた
「翔くん!!ALONEだよ!!」
彼女がそう言うと
会場は暗めになり静かに曲が流れた
曲の途中で僕達はどちらともなく
手を繋合っていた
そしてじっと見つめあった、、
まるで僕達の事を歌っているような歌詞、、
そう、、
僕達は巡り合う為に生まれたんだ、、
彼女に再会出来た喜び、、
彼女の笑顔をまた見れた事、、
そして彼女にまた触れる事が出来た事、、
僕は最高に嬉しかった、、
ライブが終わり僕達は会場の出口を出た
「翔くん!ライブ最高だったね!
翔くんと隣でライブ見れて今日は
最高の日だったな~
夢見たいな日だったよ~
翔くん、、
とってもしっかりした顔になったね!
本当にかっこいいよ!」
彼女は笑顔で僕を見つめてそう言った
「加奈子も変わらない!
あの頃と一緒だよ!」
僕達は指と指を絡めて強く握り合った
僕はこの再会は運命だと信じる、、
そしていつかあの日渡せなかった指輪と
僕が描いた加奈子の笑顔の絵を渡そう
僕はそう心に決めた
僕の人生には沢山の悲しみや
幸せがあった
まだまたこれからも沢山の出来事があるだろう
だけどどんな事が起こっても僕は乗り越える
その側に彼女がいてくれる事を願って、、
僕は駅までの道のりを彼女と歩いた
彼女に沢山励ましてもらった事、、
激しく愛し合った事、、
全てが今の僕を作ってくれたんだから、、
愛する事の喜び、切なさ、苦しさ、、
僕は彼女に出会えたから
知る事が出来たんだから、、
僕も少しは大人になったかな?!
そんな事を思っていると
「今度恋人岬行って2人で書いた相合傘
ちゃんと残ってるか確認に行こう!!」
彼女ははしゃいで僕の手を引っ張ると
「翔くん!早く!、早く!」
と駅に向かって走り出した
真夏の夜はとても暑かったけれど
時折風が吹いて僕達を包んだ
僕達はきっと赤い糸で結ばれる
いつかその日が来る事を僕は信じた、、
僕は自宅で彼女が来てくれると信じて
朝からずっと待っていた
彼女が来る確率は1%
最後に会った日に僕の想いは伝えたけれど
内心、無理だと言う事は分かったし
彼女の色々な理由もよく分かるから、、
そんなに簡単に離婚は出来ない事
全てを捨てて僕の所に来るのは
相当の勇気がいる事も、、
でも1%の確率でも僕は信じてみようと思った
彼女から海外に行くと聞いてから
僕は彼女にプロポーズしようと思い
高価ではないけれど指輪を百貨店で
購入していた
もし彼女が来てくれたら渡すつもりだ
そして彼女の裸体をよく書いていたけれど
今、彼女のとても可愛い笑顔の絵を書いている
いつも彼女の優しい笑顔に救われていた僕
だから最高に可愛い絵に仕上げて
指輪と一緒に渡すつもりだ、、
時間はあっという間に経ち
彼女が来る気配は全くなかった、、
彼女の笑顔に助けられた日々、、
初めてキスした日、、
愛し合った日々、、
花火に囲まれてキスした事、、
恋人岬で永遠の愛を誓った事、、
沢山の出来事が走馬灯のように
僕の頭を駆け巡った、、、
『やっぱり無理だったな、、
でも、僕の想いは全て伝えたし、、
精一杯頑張った、、
涙も枯れる位流した、、
後は彼女の幸せ願おう、、
でも、、
どうしてか分からないけれど
これが最後とは思えない、、
心は繋がっているから
いつかまた会える気がする、、』
僕はそんな気がした
そして彼女はやはり来る事はなかった、
僕は一番失いたくないものを一瞬で失くした、、
だけど僕達が愛しあった日々は
永遠に残る、、
だからこれからも生きて行けるような
気がした、、
生きていかないと彼女が悲しむと思った、、
あれからもう3年が過ぎた
あれからも彼女がいつも心にいたし
何故だか寂しくなかった、、
会いたい気持ちはあったけれど
心が諦めていた、、
職場で知り合った女性に告白され
付き合ったりもした
だけどやっぱり彼女以上に愛する事は
出来なくて一年で別れて
今は一人で頑張っている
何ヶ月か前にBXのライブの申し込みをして
当選した僕は、今からライブ会場に向かう
回りにBXファンがいない為一人で参戦
でも初めてのライブなので
とてもワクワクしていた
会場に30分前に到着し時間があるので
スマホをいじっていた
まだ会場の席は埋まってなくて
僕の両隣も空いていた
『早く始まらないかな~
今日は日頃のストレスを発散さすぞ~』
僕はスマホを見つめながらそう思った
しばらくすると僕の左隣に誰かがやって来た
「もしかして翔くん!!」
その女性は僕の顔を覗き込むように言った
僕は顔を上げその女性を見て驚いた
「加奈子!!」
「やっぱり翔くんだ!!
こんな所で合うなんて、、
夢じゃないよね、、」
彼女はまん丸な目で優しい変わらない笑顔で
僕を見つめた
「翔くん一人で来たの?」
「うん!一人で来た
初めてのライブ参戦なんだ!
加奈子も一人?」
「そう!最近ストレス溜まっていたから
スッキリしたくて来たんだけど
まさか翔くんに会えるなんてね!
こんな不思議な事あるんだね、、
やっぱり私達、赤い糸で繋がっている
感じだね!!」
僕達は微笑み合った
「実はね、、
去年主人が交通事故で亡くなって、、
私も玲奈もかなり落ち込んだけど
やっと立ち直って
今は日本で玲奈と二人で頑張ってる、、」
「そうだったんだ、、
大変だったな、、」
そんな話しをしているとライブが開演し
爆音が会場に轟き渡った
「あっ!始まる、、
翔くん燃えつきようね!!」
僕達は見つめ合い
次々に流れる曲に合わせて
手拍子したり曲に合わせて踊ったりした
そして僕達が好きな曲「ALONE」が流れた
「翔くん!!ALONEだよ!!」
彼女がそう言うと
会場は暗めになり静かに曲が流れた
曲の途中で僕達はどちらともなく
手を繋合っていた
そしてじっと見つめあった、、
まるで僕達の事を歌っているような歌詞、、
そう、、
僕達は巡り合う為に生まれたんだ、、
彼女に再会出来た喜び、、
彼女の笑顔をまた見れた事、、
そして彼女にまた触れる事が出来た事、、
僕は最高に嬉しかった、、
ライブが終わり僕達は会場の出口を出た
「翔くん!ライブ最高だったね!
翔くんと隣でライブ見れて今日は
最高の日だったな~
夢見たいな日だったよ~
翔くん、、
とってもしっかりした顔になったね!
本当にかっこいいよ!」
彼女は笑顔で僕を見つめてそう言った
「加奈子も変わらない!
あの頃と一緒だよ!」
僕達は指と指を絡めて強く握り合った
僕はこの再会は運命だと信じる、、
そしていつかあの日渡せなかった指輪と
僕が描いた加奈子の笑顔の絵を渡そう
僕はそう心に決めた
僕の人生には沢山の悲しみや
幸せがあった
まだまたこれからも沢山の出来事があるだろう
だけどどんな事が起こっても僕は乗り越える
その側に彼女がいてくれる事を願って、、
僕は駅までの道のりを彼女と歩いた
彼女に沢山励ましてもらった事、、
激しく愛し合った事、、
全てが今の僕を作ってくれたんだから、、
愛する事の喜び、切なさ、苦しさ、、
僕は彼女に出会えたから
知る事が出来たんだから、、
僕も少しは大人になったかな?!
そんな事を思っていると
「今度恋人岬行って2人で書いた相合傘
ちゃんと残ってるか確認に行こう!!」
彼女ははしゃいで僕の手を引っ張ると
「翔くん!早く!、早く!」
と駅に向かって走り出した
真夏の夜はとても暑かったけれど
時折風が吹いて僕達を包んだ
僕達はきっと赤い糸で結ばれる
いつかその日が来る事を僕は信じた、、
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。
カレンと晴人はその後、どうなる?
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる