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まだ旅は途中
さようならじゃなくて、行ってきます
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「じゃ、行ってきます」
「ああ。気をつけてな」
「プピー…じゃなかった。エヴィさん、変な男には騙されないように」
「そうだぞ。お前はかなり単純だからな。貴重な魔石をやるから結婚しよって言われたら頷きそうだ」
「確かに。私のプピーは抜けてるところがあるから…」
「サシャ。最後ぐらい恥ずかしがらずにちゃんと名前でよんであげなよ。ほら、泣かないの」
「だってえぇええ」
馬車の窓から別れの挨拶をすれば、集まってくれた人たちが次々と話を始めた。
ライウスさん、ケビンさん、アルフさん、サシャさん、ダイアナさんが次々と言いたい放題している。他の隊員達は遠巻きで私達を見ていた。
「それにしても、なんとまあ。面白いものを作ったな。空飛ぶ馬車とは」
「ええ。本当ですね。まるで守り手の伴侶様のように、我らにはない発想があります。これ以外の魔道具含め珍しものばかりです」
ライウスさんとケビンさんが馬車を眺めつつウンウンと頷くのを見て、私は冷や汗をかいた。
(あ、あぶね。これが私以外でも使える実用的なものだったら、それはまさしく伴侶の知識なるものだわ。気をつけよう)
前世が異世界の住人で、その世界が伴侶がやってくる世界の一つだなんて知られては大変だ。私は誤魔化すように笑いつつ隣に座る人型ケイレブの脇腹を肘でついた。
「な、なんだよ」
私の合図の意味がわからないようだ。この雰囲気を変えなさい!っと肘で再度ツンツンすれば、ウトウトして眠そうにしていた彼は目をこすりながら窓に顔を出した。しかし、こちらの意図は伝わっていなさそうだ。
「ケイレブ。お前、師匠の剣術をちゃんと覚えとけよ!そして弟子を取って広めろ!」
ケイレブが顔を出せば、アルフさんが待ってましたと言わんばかりに声を上げた。ケイレブは眠そうにしながらも耳をピクピク動かした。
「んだよ。うるせーな。お前も習ったんだからお前が広めればいいだろ」
「俺だって俺だって広めるつもりだけども!一番弟子のはずなのに、弟弟子のお前の方が完璧じゃねーか!くっそー、なんだよ。ずりーんだよ!」
「あのさ、アルフ。大剣でやろうとするから舞えないんだって。捨てろ、その大剣」
「いやだぁぁ!これは俺の象徴みてーなもんなんだよ」
「じゃ、お前は一生そのまんまだな」
「くっそおおお。次に会ったら覚えとけよ!」
「はいはい、覚えておきまーす」
「別れの日までその会話するの?貴方達…」
「うるせー!ダイアナ、後で手合わせしろ」
「やだ」
2人の会話に割って入ったダイアナさんは呆れたような顔になった。アルフさんはいつものようにダイアナさんに噛み付く。彼女はいつものように舌を出して拒否をしたあとに少し楽しそうに微笑んだ。ケイレブはそれを眺めて大きな欠伸をした。
この展開は、ここ2日間のお決まりだった。
ケイレブは人型になってから残り2日あった時間全て訓練場にてベルナールに剣術を習い、隊員達と一緒に訓練をして過ごした。
ケイレブは私以外の人間と意思疎通できるようになってから、アルフさんとダイアナさんの2人と仲良くなった。
アルフさんは自称ベルナール剣術の一番弟子を名乗っていたが、ケイレブが訓練に参加するようになりどんどん技を習得していくのを見ていちゃもんをつけ始めた。そう、2人は毎日のように言い争いをしていた。たった2日の間にこの衝突は何度もあった。
勝手に弟弟子認定をし、言い争いをし始めたら剣を交えて手合わせを始める。
大半負けるのはアルフさんなのだが、毎度「次会ったら覚えとけよ!」のセリフを言って締めくくるのだ。それを揶揄って遊ぶのがダイアナさんだった。ケイレブとアルフさんの戦いをいつも茶化して楽しそうに見ていた。時折戦闘に参加していたらしく、ダイアナさんは根っからの戦闘好きのようだ。
ケイレブと剣を交えるのは喜ぶのに、アルフさんには塩対応。それにアルフさんがギャーギャーと噛み付いていた。アルフさんがうるさくなるのをケイレブは大半眠そうな顔で見ていた。
たった2日、されど2日。彼らの中に何かの絆が芽生えたのは間違いなかった。
いつものやりとりをして満足したのか、ケイレブは顔を引っ込ませて腕を組んで目を瞑り始めた。アルフさんは少し寂しそうに笑うと軽く手を振った。ベルナールはカラスの姿で私の肩に止まってそれを眺めていた。
アルフさんが一番弟子を名乗ることを特に注意せず、ベルナールは淡々と技術を教えていた。そんなところは冷たい気もするが、ベルナールにも何か考えがあってのことだろう。
ダイアナさんもさっきまで楽しそうに笑っていたのに、今はとても寂しそうだ。
「寂しくなる」
ライウスさんがしみじみとした声で言えば、私は同意するように頷いた。
「私も…。皆さんにはお世話になりました」
「また顔を見せにきてくれ」
代表者であるライウスさんの言葉に他の人達は口を挟まずただ頷いた。皆、同じ気持ちなのだろう。
「はい。もちろんです。ライウスさん達は私達の第二の家族ですもの。機会があれば必ず」
ライウスさん達は私の言葉に目元をうるわせた。私も離れがたくて視界がぼやけはじめた。
「では、行ってきます」
袖で目元を拭って微笑みかければ、彼らはまた次々と声をかけてきた。
「頑張れよ」
「お腹は冷やさないように!」
「悪い男には気をつけろ」
「コレ、大事に持ってるからな!」
ライウスさん、サシャさん、ケビンさん、アルフさんはそれだけ言うと手を振った。ダイアナさんは涙目になりながら何も言わずに微笑んで手を振っている。
彼らはB5ほどの大きさの紙を1枚手に持ってる。それは私があげた《記録》だ。
私はもう1つ魔道具を作った。それは記録の魔石を使った、なんちゃってカメラだ。
作ったものは古いカメラとよく似た仕組みのものだ。
被写体を映し出すレンズ、それを覆い隠す箱。レンズと箱の間に紙を差し込む。被写体をレンズで映し出した状態で過ごせば紙に映し出される、あの古い古いカメラだ。
杖(変形魔石)で記録の魔石をレンズに変形させ加工。そして前世の記憶を掘り返しつつ、時折ベルナールに助言をもらいながら完成させた。
記録の魔石を使うため、被写体の記録はスマートフォンで使うカメラのように素早い。しかもカラーなのだ!
カシャッと音は出ないが、レンズを覆う蓋を開けたらすぐに紙に記録される。レンズは取り外しできるようにしたためピント合わせ、位置調整はレンズを取ってから。そして、レンズ蓋をしてからレンズをはめ込んで完成だ。ちなみに初めて撮影したのは、ケイレブのお尻(狼)だった!
私はライウスさん、タイチョーズ、サシャさん、アメリアさんを呼んで8人で集合写真を撮った。ちなみに、ケイレブとベルナールは動物の姿だ。
ケイレブの耳は残しておくにも異質だし、ベルナールは人型の姿を残すことを拒否したからだ。
カメラの蓋を開けたり、紙を取り替えるのは他の隊員さん達が快く手伝ってくれた。
5枚の紙に記録して、それぞれ1枚ずつ手渡すと彼らはとても喜んでくれた。サシャさんは集合写真は2枚もいらないと言って辞退したため、私の提案でケビンさんと私とサシャさんで並んで撮ったものをあげた。2人は撮影を提案するだけでも喜んでくれたが、出来上がったものを見てさらに喜んだ。
皆が皆喜んでくれる姿を見て、私は作って良かったなーと心があったかくなった。そして記念にサシャさんが辞退した集合写真は私が貰うことにした。
その写真もどきの紙を彼らはそれぞれ額に入れたりして保管することにしたようだ。B5サイズの紙は飾るにもいい大きさだ。
私は馬車をうかせながら、窓から顔を出して手を振った。
「いってきまーす!!!」
大きな声で挨拶をすれば、彼らはウンウンと頷いて手を振り続けている。目の前はまだぼやけたままだ。彼らの顔を忘れないように見つめていたいが、なかなか視界はクリアにならない。
袖で何度も涙を拭いながら手を振りつつ、私は馬車をどんどん浮上させた。
守り手の任期は森が決める。
いつはじまり、いつおわるのか。
それを知っているのは、森だけ。
ただ、私達がすでに知っていることはひとつだけ。
きっと私達はもう会えない。
それだけだった。
「ああ。気をつけてな」
「プピー…じゃなかった。エヴィさん、変な男には騙されないように」
「そうだぞ。お前はかなり単純だからな。貴重な魔石をやるから結婚しよって言われたら頷きそうだ」
「確かに。私のプピーは抜けてるところがあるから…」
「サシャ。最後ぐらい恥ずかしがらずにちゃんと名前でよんであげなよ。ほら、泣かないの」
「だってえぇええ」
馬車の窓から別れの挨拶をすれば、集まってくれた人たちが次々と話を始めた。
ライウスさん、ケビンさん、アルフさん、サシャさん、ダイアナさんが次々と言いたい放題している。他の隊員達は遠巻きで私達を見ていた。
「それにしても、なんとまあ。面白いものを作ったな。空飛ぶ馬車とは」
「ええ。本当ですね。まるで守り手の伴侶様のように、我らにはない発想があります。これ以外の魔道具含め珍しものばかりです」
ライウスさんとケビンさんが馬車を眺めつつウンウンと頷くのを見て、私は冷や汗をかいた。
(あ、あぶね。これが私以外でも使える実用的なものだったら、それはまさしく伴侶の知識なるものだわ。気をつけよう)
前世が異世界の住人で、その世界が伴侶がやってくる世界の一つだなんて知られては大変だ。私は誤魔化すように笑いつつ隣に座る人型ケイレブの脇腹を肘でついた。
「な、なんだよ」
私の合図の意味がわからないようだ。この雰囲気を変えなさい!っと肘で再度ツンツンすれば、ウトウトして眠そうにしていた彼は目をこすりながら窓に顔を出した。しかし、こちらの意図は伝わっていなさそうだ。
「ケイレブ。お前、師匠の剣術をちゃんと覚えとけよ!そして弟子を取って広めろ!」
ケイレブが顔を出せば、アルフさんが待ってましたと言わんばかりに声を上げた。ケイレブは眠そうにしながらも耳をピクピク動かした。
「んだよ。うるせーな。お前も習ったんだからお前が広めればいいだろ」
「俺だって俺だって広めるつもりだけども!一番弟子のはずなのに、弟弟子のお前の方が完璧じゃねーか!くっそー、なんだよ。ずりーんだよ!」
「あのさ、アルフ。大剣でやろうとするから舞えないんだって。捨てろ、その大剣」
「いやだぁぁ!これは俺の象徴みてーなもんなんだよ」
「じゃ、お前は一生そのまんまだな」
「くっそおおお。次に会ったら覚えとけよ!」
「はいはい、覚えておきまーす」
「別れの日までその会話するの?貴方達…」
「うるせー!ダイアナ、後で手合わせしろ」
「やだ」
2人の会話に割って入ったダイアナさんは呆れたような顔になった。アルフさんはいつものようにダイアナさんに噛み付く。彼女はいつものように舌を出して拒否をしたあとに少し楽しそうに微笑んだ。ケイレブはそれを眺めて大きな欠伸をした。
この展開は、ここ2日間のお決まりだった。
ケイレブは人型になってから残り2日あった時間全て訓練場にてベルナールに剣術を習い、隊員達と一緒に訓練をして過ごした。
ケイレブは私以外の人間と意思疎通できるようになってから、アルフさんとダイアナさんの2人と仲良くなった。
アルフさんは自称ベルナール剣術の一番弟子を名乗っていたが、ケイレブが訓練に参加するようになりどんどん技を習得していくのを見ていちゃもんをつけ始めた。そう、2人は毎日のように言い争いをしていた。たった2日の間にこの衝突は何度もあった。
勝手に弟弟子認定をし、言い争いをし始めたら剣を交えて手合わせを始める。
大半負けるのはアルフさんなのだが、毎度「次会ったら覚えとけよ!」のセリフを言って締めくくるのだ。それを揶揄って遊ぶのがダイアナさんだった。ケイレブとアルフさんの戦いをいつも茶化して楽しそうに見ていた。時折戦闘に参加していたらしく、ダイアナさんは根っからの戦闘好きのようだ。
ケイレブと剣を交えるのは喜ぶのに、アルフさんには塩対応。それにアルフさんがギャーギャーと噛み付いていた。アルフさんがうるさくなるのをケイレブは大半眠そうな顔で見ていた。
たった2日、されど2日。彼らの中に何かの絆が芽生えたのは間違いなかった。
いつものやりとりをして満足したのか、ケイレブは顔を引っ込ませて腕を組んで目を瞑り始めた。アルフさんは少し寂しそうに笑うと軽く手を振った。ベルナールはカラスの姿で私の肩に止まってそれを眺めていた。
アルフさんが一番弟子を名乗ることを特に注意せず、ベルナールは淡々と技術を教えていた。そんなところは冷たい気もするが、ベルナールにも何か考えがあってのことだろう。
ダイアナさんもさっきまで楽しそうに笑っていたのに、今はとても寂しそうだ。
「寂しくなる」
ライウスさんがしみじみとした声で言えば、私は同意するように頷いた。
「私も…。皆さんにはお世話になりました」
「また顔を見せにきてくれ」
代表者であるライウスさんの言葉に他の人達は口を挟まずただ頷いた。皆、同じ気持ちなのだろう。
「はい。もちろんです。ライウスさん達は私達の第二の家族ですもの。機会があれば必ず」
ライウスさん達は私の言葉に目元をうるわせた。私も離れがたくて視界がぼやけはじめた。
「では、行ってきます」
袖で目元を拭って微笑みかければ、彼らはまた次々と声をかけてきた。
「頑張れよ」
「お腹は冷やさないように!」
「悪い男には気をつけろ」
「コレ、大事に持ってるからな!」
ライウスさん、サシャさん、ケビンさん、アルフさんはそれだけ言うと手を振った。ダイアナさんは涙目になりながら何も言わずに微笑んで手を振っている。
彼らはB5ほどの大きさの紙を1枚手に持ってる。それは私があげた《記録》だ。
私はもう1つ魔道具を作った。それは記録の魔石を使った、なんちゃってカメラだ。
作ったものは古いカメラとよく似た仕組みのものだ。
被写体を映し出すレンズ、それを覆い隠す箱。レンズと箱の間に紙を差し込む。被写体をレンズで映し出した状態で過ごせば紙に映し出される、あの古い古いカメラだ。
杖(変形魔石)で記録の魔石をレンズに変形させ加工。そして前世の記憶を掘り返しつつ、時折ベルナールに助言をもらいながら完成させた。
記録の魔石を使うため、被写体の記録はスマートフォンで使うカメラのように素早い。しかもカラーなのだ!
カシャッと音は出ないが、レンズを覆う蓋を開けたらすぐに紙に記録される。レンズは取り外しできるようにしたためピント合わせ、位置調整はレンズを取ってから。そして、レンズ蓋をしてからレンズをはめ込んで完成だ。ちなみに初めて撮影したのは、ケイレブのお尻(狼)だった!
私はライウスさん、タイチョーズ、サシャさん、アメリアさんを呼んで8人で集合写真を撮った。ちなみに、ケイレブとベルナールは動物の姿だ。
ケイレブの耳は残しておくにも異質だし、ベルナールは人型の姿を残すことを拒否したからだ。
カメラの蓋を開けたり、紙を取り替えるのは他の隊員さん達が快く手伝ってくれた。
5枚の紙に記録して、それぞれ1枚ずつ手渡すと彼らはとても喜んでくれた。サシャさんは集合写真は2枚もいらないと言って辞退したため、私の提案でケビンさんと私とサシャさんで並んで撮ったものをあげた。2人は撮影を提案するだけでも喜んでくれたが、出来上がったものを見てさらに喜んだ。
皆が皆喜んでくれる姿を見て、私は作って良かったなーと心があったかくなった。そして記念にサシャさんが辞退した集合写真は私が貰うことにした。
その写真もどきの紙を彼らはそれぞれ額に入れたりして保管することにしたようだ。B5サイズの紙は飾るにもいい大きさだ。
私は馬車をうかせながら、窓から顔を出して手を振った。
「いってきまーす!!!」
大きな声で挨拶をすれば、彼らはウンウンと頷いて手を振り続けている。目の前はまだぼやけたままだ。彼らの顔を忘れないように見つめていたいが、なかなか視界はクリアにならない。
袖で何度も涙を拭いながら手を振りつつ、私は馬車をどんどん浮上させた。
守り手の任期は森が決める。
いつはじまり、いつおわるのか。
それを知っているのは、森だけ。
ただ、私達がすでに知っていることはひとつだけ。
きっと私達はもう会えない。
それだけだった。
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