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36 段ボールしかない部屋で
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「ほんまに、何もないけど……」
「お邪魔します……」
僕が一人暮らしする部屋に秋坂君が興味津々な様子を隠す事もなくキョロキョロしながら入る。その様子が東京の実家に秋坂君が初めて来た時と同じで少し面白い。
「キーケース、使ってくれてんだ」
「え? あ、うん……やって、その為に買ってくれたんやろ?」
小さく呟く秋坂君の声に、僕は部屋の端に寄せていたテーブルを引き出しながら振り返ると、秋坂君が玄関にある小さなシューズラックの上の小物入れを見ていた。
その中には、引っ越す前に一度だけ一緒に買い物に行った時に大学合格祝いと引っ越し祝いだから、と秋坂君が半ば無理やり買ってくれたキーケースが入っている。
今まで鍵なんて無くさなけりゃいい、程度の小さなキーホルダーを付けるだけやった。それがキーケースなんて貰ってしまって初めは戸惑ったけど、これが使ってみるとなかなか良くて……。流石は秋坂君やな、と鍵を使うたびにしみじみしとった。
「凄い使い勝手ええから……気に入ってる」
「マジ? 良かった~。加嶋、『いらない』連発するから使ってくれるか心配だったんだよな」
「いや……そんなん言われたかて……急に買ったる言われたら、誰かて……」
「いいじゃん、いいじゃん。俺が買いたかったんだから」
部屋の中にまで入って来た秋坂君が、僕がブツブツ言っている横で部屋の真ん中にまで引き出したテーブルの上に途中のコンビニで買って来たジュースやお菓子を置く。
「まだ荷解き終わってねぇの?」
早速お菓子の袋を開け、食べ始めた秋坂君が部屋の端に積み上がってる段ボールに目をやり聞いてくる。
「ちょっと……やる気が、出えへんくって……それに、収納用品とかもまだ買ってへんから、そのまんまやって……」
必要最低限の生活必需品は取り出したけど、それ以外の雑貨や衣服、書籍関係などは段ボールに入ったまま、封すら切られてへん状態で放置しとった。
そんな訳でテレビも未接続で一応持って来たゲームも箱の中。ジュースを注ぐコップやお菓子をのせる皿もない。悲しいかな冷蔵庫の中もお茶くらいしか入っていなくて、なんとも味気ない、誰かを招けるような家やなかった。
こんな事ならやる気が出ない、なんて言うとらんで昨日にでも買い出しに行っとればよかった。なんて、今更な後悔と反省がよぎる。
「ふーん。じゃあさ、明日買いに行く? 俺も一緒に」
「え?」
「やる気ない時とかってさ、誰かと一緒だと出来たりするじゃん」
「それはそう、やけど……」
確かに一人であれもこれも買わなあかん、って考えた時点でやる気が削がれてたところはあるから誰かが一緒にいてくれると捗る気はする……。
「せやけど……折角、大阪にまで来たのに人の日用品の買い出しとか、ええの? 行きたい所とかないん?」
「俺は観光に来たんじゃなくって加嶋に会いに来たんだからいいの! それに、大阪観光は買い物しながらでも出来るし、楽しいじゃん買い物。だから決定! 明日は俺と一緒に買い出しな!」
「え、ええ!?」
「ほら、買う物リスト作ろうぜ。紙とペンある?」
「う、うん……」
半ば押し切られるように翌日の買い出しが決定してしまった。
地下街でのしおらしさはなんやったんや、ってくらいに、よく言えば率先力がある、悪く言えば強引。こういうところを見ると、やっぱり秋坂君は陽キャやなぁ、と思う。
「ペンはあるけど……紙、は、どこやったかな」
積み上げていた段ボールの一つを開け、中を確認する。
衣服類は流石に分別して入れたけど、筆記用具や雑貨類は一番最後に荷造りしたせいもあって適当に、入れば問題ない、の精神で細かい分類をせずに数箱の段ボールの中へと隙間を埋めるように入れてしまっていた。
その弊害が今、自分にしっかりと降りかかって来ていて、本日二回目の後悔と反省に、出そうになる溜息をお菓子を口の中に放り込む事で一緒に咀嚼して飲み込む。
「ルーズリーフがどっかの箱に入ってるはずやねんけど……」
「どの箱に入れたか分かんなくなるって、あるあるじゃん。加嶋でもそんな事あるんだな。俺も探そうか? この箱開けて大丈夫?」
「うん……何を入れたか書いてへん箱にゴチャゴチャしたもん一気に入れとって、どこかにはあると思うねん」
「お、ゲーム出て来た」
秋坂君が開けた段ボールの中身はゲーム関係が入っとったらしく、当初の目的だった紙の捜索そっちのけでゲームソフトを漁り始めた。
「へ~、加嶋ってこんなゲームすんだ。意外だな。FPSよりRPGってイメージだったわ」
「そう、かな……RPGもするしシューティングも好きやで?」
「マジで? なあ、後でこれ一緒にやろうぜ」
「ええけど……」
「おし! それじゃさっさとルーズリーフ探すか」
再度、段ボールの中へと視線と手を戻した秋坂君を見て僕も自分の前の段ボールの中へ視線を戻すけど、すぐに秋坂君の「ん? なんだ、これ」って声とガサガサと何かを取り出す音に顔を上げる。
「あ~、最後の方は適当に突っ込んでたから、全然関係ないもんも入ってッ!?」
目の前の秋坂君が手に持った茶色の紙袋に手を入れて中身を取り出そうとしているのが目に入った瞬間、数日前に荷造りをした記憶が蘇り、一気に血の気が下がって、そして速攻上がる。
「まっ! 待って!!」
「ボトルみたいなん入ってるけど……あ……」
慌てて秋坂君の手から紙袋を取り上げようと手を伸ばすけど、急激に血の気が上下したせいか過度の動揺のせいか、狙いの定まらない僕の手は秋坂君の手を掠るだけで外してしまう。
あ~~~、と言葉にならない声をあげる僕の横で、秋坂君は取り出した物を手に数秒呆けた顔をして、次の瞬間にはニヤ~と口角を上げて羞恥心に苛まれてる僕へ細めた目を向けてきた。
「コレ……持って来てたんだ」
コレ、と秋坂君が持ち上げたのはアナル用ローションで、秋坂君が東京で僕の部屋に置いて行ってたヤツだった。
「コンドームまであるじゃん」
「あっ……あっちで捨てられへんかったんやから、しゃあないやんか!!」
コンドームはまだなんとかなるけど、ローションのボトルはなんともならん! しかもゴミの分別のうるさい東京ならなおさらや。
下手に捨てて万が一、親バレなんてした日には目も当てられへん。その時は、僕は大阪に出たまま二度と親元に戻られへんからな。
「こっちで捨てるつもりで持って来ただけやから!」
その為に紙袋に包んで隠すように段ボールに入れとったのに、うっかり忘れとった自分の迂闊さに絶望する。
「え~、なんで捨てるんだよ。勿体ない」
そう言って秋坂君はローションとコンドームの箱を「うーん、とりあえずここでいっか」と勝手にベッドの枕の横に置く。
「これ、便乗して聞いちゃうんけどさ……。加嶋の部屋に俺、泊ってもいい?」
出来れば、コレも使いたいんだけど。なんて、うなだれとる僕の体に被さるように抱きしめてくる。
決して大きな声やないけど耳元で囁かれ、はっきり聞こえる秋坂君の少し擦れた声に耳がこそばゆい。
秋坂君が僕の部屋に泊まるんは、別にええ。というか、ここに来た段階で勝手に泊るもんやと思っとったから問題はない。ただ……。
「……それ……今、使うんは……嫌や……」
「勿論、夜」
「なら……ええよ」
僕の小さな呟きは、秋坂君にはしっかり聞こえとったようで「やった」との声の後にチュッ、と頬に秋坂君の唇が触れた。
「ちょっ」
今は嫌や言うたところやん!? と慌てていると、そのまま背後から抱きしめられた状態で横に引き倒されてしまった。
すぐ調子に乗る秋坂君に、やっぱりか!? と、振り回される僕は起き上がろうとするけど、ガッシリと抱え込まれ、甘えるみたいに首筋にグリグリと頭を擦り付けられて起き上がられへん。
「ちょっと、まッ、て!」
「ん~、今は何もしないって。ちょっと、こうしたいだけ。」
そう言うて、今まで散々裏切られたから信用があらへんねんけど。
ラグも敷いていない、むき出しのフローリングの上で倒されて肩は痛いし、頭も打った。
「嘘やったら、信用問題……やで」
「……肝に銘じてる」
秋坂君の表情は見えへんけど、どこかバツが悪そうな声が僕の首筋にかかる。
色々と信用できへん秋坂君やけど、そんな声を聞いてしまったら、これくらいの小さな事なら信用すんものええか、と背中から感じる体温に大人しく力を抜いた。
「お邪魔します……」
僕が一人暮らしする部屋に秋坂君が興味津々な様子を隠す事もなくキョロキョロしながら入る。その様子が東京の実家に秋坂君が初めて来た時と同じで少し面白い。
「キーケース、使ってくれてんだ」
「え? あ、うん……やって、その為に買ってくれたんやろ?」
小さく呟く秋坂君の声に、僕は部屋の端に寄せていたテーブルを引き出しながら振り返ると、秋坂君が玄関にある小さなシューズラックの上の小物入れを見ていた。
その中には、引っ越す前に一度だけ一緒に買い物に行った時に大学合格祝いと引っ越し祝いだから、と秋坂君が半ば無理やり買ってくれたキーケースが入っている。
今まで鍵なんて無くさなけりゃいい、程度の小さなキーホルダーを付けるだけやった。それがキーケースなんて貰ってしまって初めは戸惑ったけど、これが使ってみるとなかなか良くて……。流石は秋坂君やな、と鍵を使うたびにしみじみしとった。
「凄い使い勝手ええから……気に入ってる」
「マジ? 良かった~。加嶋、『いらない』連発するから使ってくれるか心配だったんだよな」
「いや……そんなん言われたかて……急に買ったる言われたら、誰かて……」
「いいじゃん、いいじゃん。俺が買いたかったんだから」
部屋の中にまで入って来た秋坂君が、僕がブツブツ言っている横で部屋の真ん中にまで引き出したテーブルの上に途中のコンビニで買って来たジュースやお菓子を置く。
「まだ荷解き終わってねぇの?」
早速お菓子の袋を開け、食べ始めた秋坂君が部屋の端に積み上がってる段ボールに目をやり聞いてくる。
「ちょっと……やる気が、出えへんくって……それに、収納用品とかもまだ買ってへんから、そのまんまやって……」
必要最低限の生活必需品は取り出したけど、それ以外の雑貨や衣服、書籍関係などは段ボールに入ったまま、封すら切られてへん状態で放置しとった。
そんな訳でテレビも未接続で一応持って来たゲームも箱の中。ジュースを注ぐコップやお菓子をのせる皿もない。悲しいかな冷蔵庫の中もお茶くらいしか入っていなくて、なんとも味気ない、誰かを招けるような家やなかった。
こんな事ならやる気が出ない、なんて言うとらんで昨日にでも買い出しに行っとればよかった。なんて、今更な後悔と反省がよぎる。
「ふーん。じゃあさ、明日買いに行く? 俺も一緒に」
「え?」
「やる気ない時とかってさ、誰かと一緒だと出来たりするじゃん」
「それはそう、やけど……」
確かに一人であれもこれも買わなあかん、って考えた時点でやる気が削がれてたところはあるから誰かが一緒にいてくれると捗る気はする……。
「せやけど……折角、大阪にまで来たのに人の日用品の買い出しとか、ええの? 行きたい所とかないん?」
「俺は観光に来たんじゃなくって加嶋に会いに来たんだからいいの! それに、大阪観光は買い物しながらでも出来るし、楽しいじゃん買い物。だから決定! 明日は俺と一緒に買い出しな!」
「え、ええ!?」
「ほら、買う物リスト作ろうぜ。紙とペンある?」
「う、うん……」
半ば押し切られるように翌日の買い出しが決定してしまった。
地下街でのしおらしさはなんやったんや、ってくらいに、よく言えば率先力がある、悪く言えば強引。こういうところを見ると、やっぱり秋坂君は陽キャやなぁ、と思う。
「ペンはあるけど……紙、は、どこやったかな」
積み上げていた段ボールの一つを開け、中を確認する。
衣服類は流石に分別して入れたけど、筆記用具や雑貨類は一番最後に荷造りしたせいもあって適当に、入れば問題ない、の精神で細かい分類をせずに数箱の段ボールの中へと隙間を埋めるように入れてしまっていた。
その弊害が今、自分にしっかりと降りかかって来ていて、本日二回目の後悔と反省に、出そうになる溜息をお菓子を口の中に放り込む事で一緒に咀嚼して飲み込む。
「ルーズリーフがどっかの箱に入ってるはずやねんけど……」
「どの箱に入れたか分かんなくなるって、あるあるじゃん。加嶋でもそんな事あるんだな。俺も探そうか? この箱開けて大丈夫?」
「うん……何を入れたか書いてへん箱にゴチャゴチャしたもん一気に入れとって、どこかにはあると思うねん」
「お、ゲーム出て来た」
秋坂君が開けた段ボールの中身はゲーム関係が入っとったらしく、当初の目的だった紙の捜索そっちのけでゲームソフトを漁り始めた。
「へ~、加嶋ってこんなゲームすんだ。意外だな。FPSよりRPGってイメージだったわ」
「そう、かな……RPGもするしシューティングも好きやで?」
「マジで? なあ、後でこれ一緒にやろうぜ」
「ええけど……」
「おし! それじゃさっさとルーズリーフ探すか」
再度、段ボールの中へと視線と手を戻した秋坂君を見て僕も自分の前の段ボールの中へ視線を戻すけど、すぐに秋坂君の「ん? なんだ、これ」って声とガサガサと何かを取り出す音に顔を上げる。
「あ~、最後の方は適当に突っ込んでたから、全然関係ないもんも入ってッ!?」
目の前の秋坂君が手に持った茶色の紙袋に手を入れて中身を取り出そうとしているのが目に入った瞬間、数日前に荷造りをした記憶が蘇り、一気に血の気が下がって、そして速攻上がる。
「まっ! 待って!!」
「ボトルみたいなん入ってるけど……あ……」
慌てて秋坂君の手から紙袋を取り上げようと手を伸ばすけど、急激に血の気が上下したせいか過度の動揺のせいか、狙いの定まらない僕の手は秋坂君の手を掠るだけで外してしまう。
あ~~~、と言葉にならない声をあげる僕の横で、秋坂君は取り出した物を手に数秒呆けた顔をして、次の瞬間にはニヤ~と口角を上げて羞恥心に苛まれてる僕へ細めた目を向けてきた。
「コレ……持って来てたんだ」
コレ、と秋坂君が持ち上げたのはアナル用ローションで、秋坂君が東京で僕の部屋に置いて行ってたヤツだった。
「コンドームまであるじゃん」
「あっ……あっちで捨てられへんかったんやから、しゃあないやんか!!」
コンドームはまだなんとかなるけど、ローションのボトルはなんともならん! しかもゴミの分別のうるさい東京ならなおさらや。
下手に捨てて万が一、親バレなんてした日には目も当てられへん。その時は、僕は大阪に出たまま二度と親元に戻られへんからな。
「こっちで捨てるつもりで持って来ただけやから!」
その為に紙袋に包んで隠すように段ボールに入れとったのに、うっかり忘れとった自分の迂闊さに絶望する。
「え~、なんで捨てるんだよ。勿体ない」
そう言って秋坂君はローションとコンドームの箱を「うーん、とりあえずここでいっか」と勝手にベッドの枕の横に置く。
「これ、便乗して聞いちゃうんけどさ……。加嶋の部屋に俺、泊ってもいい?」
出来れば、コレも使いたいんだけど。なんて、うなだれとる僕の体に被さるように抱きしめてくる。
決して大きな声やないけど耳元で囁かれ、はっきり聞こえる秋坂君の少し擦れた声に耳がこそばゆい。
秋坂君が僕の部屋に泊まるんは、別にええ。というか、ここに来た段階で勝手に泊るもんやと思っとったから問題はない。ただ……。
「……それ……今、使うんは……嫌や……」
「勿論、夜」
「なら……ええよ」
僕の小さな呟きは、秋坂君にはしっかり聞こえとったようで「やった」との声の後にチュッ、と頬に秋坂君の唇が触れた。
「ちょっ」
今は嫌や言うたところやん!? と慌てていると、そのまま背後から抱きしめられた状態で横に引き倒されてしまった。
すぐ調子に乗る秋坂君に、やっぱりか!? と、振り回される僕は起き上がろうとするけど、ガッシリと抱え込まれ、甘えるみたいに首筋にグリグリと頭を擦り付けられて起き上がられへん。
「ちょっと、まッ、て!」
「ん~、今は何もしないって。ちょっと、こうしたいだけ。」
そう言うて、今まで散々裏切られたから信用があらへんねんけど。
ラグも敷いていない、むき出しのフローリングの上で倒されて肩は痛いし、頭も打った。
「嘘やったら、信用問題……やで」
「……肝に銘じてる」
秋坂君の表情は見えへんけど、どこかバツが悪そうな声が僕の首筋にかかる。
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