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由良かな 2
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「私は絶対帰宅部!自由な時間が欲しいしさー」
りなが言った。
そうか、帰宅部っていう選択もあるんだ。
「かなはどうするの?中学はバスケやってたけど、続けるの?」
バスケは楽しいし、続けてもいいかなと思ってるんどよなあ。特にやりたい部活もないし。
ただ…
「椎羅、もう入部届出した?昨日もバスケ部いってたろ」
風間くんの声が耳に入った。
「ああ、初日に出したわ。」
「私も帰宅部にしよっ!!」
思うより先に自分の口が発言してくれた。
「そうなんだー!かなバスケ上手かったから、続けるのかと思った!じゃあ時々帰る途中に一緒に買い物できるね~!」
「うん!いこいこー!」
あいつとまた部活も一緒だなんてまっぴらだし。
あいつさえいなければもっとバスケが楽しかっただろう。
「で、2人ともお金あるの?」
盛り上がるりなとかなの横から冷静な声で綾が言った。
綾はこのクラスでの初めての友達だ。
りなはすらっとしていて、しっかり者なのにたいして、綾は醸し出す雰囲気が私たちとは違っていて、なんか大人だ。
「そりゃバイトするのよ!!ね!かな!」
鼻息混じりにりなが言った。
バイトかあ~そっか、高校はバイトしていいんだ。
部活以外の選択肢、考えたことなかったな。
バスケは得意だけど、他のことはどうなんだろう?
バイトって私でもできるのかなあ
「かな、また上の空みたいだけど。」
斜め上を見ているかなを冷静に見つめながら綾が言う。
「由良バイトすんの?面接すっぽかすんじゃねーぞー」
ケケケと笑う嫌なが聞こえてハッとした。
「椎羅には関係ないでしょ!」
「また決まったら教えてくれよな。間違って行ったら大変だし」
「絶対教えないし!!!」
なんでこいつはいつも余計なことをわざわざいってくるんだろう。
中学のバスケ部の時もそうだった。いつも遠くから茶化してきて。
周りは痴話喧嘩だなんだ言って笑ってたけど、噂が立つなら、こんな意地が悪い奴じゃなくて、私は優しい男の人がよかったなあ。
高校ではこんな私でも恋ができるかな。
りなが言った。
そうか、帰宅部っていう選択もあるんだ。
「かなはどうするの?中学はバスケやってたけど、続けるの?」
バスケは楽しいし、続けてもいいかなと思ってるんどよなあ。特にやりたい部活もないし。
ただ…
「椎羅、もう入部届出した?昨日もバスケ部いってたろ」
風間くんの声が耳に入った。
「ああ、初日に出したわ。」
「私も帰宅部にしよっ!!」
思うより先に自分の口が発言してくれた。
「そうなんだー!かなバスケ上手かったから、続けるのかと思った!じゃあ時々帰る途中に一緒に買い物できるね~!」
「うん!いこいこー!」
あいつとまた部活も一緒だなんてまっぴらだし。
あいつさえいなければもっとバスケが楽しかっただろう。
「で、2人ともお金あるの?」
盛り上がるりなとかなの横から冷静な声で綾が言った。
綾はこのクラスでの初めての友達だ。
りなはすらっとしていて、しっかり者なのにたいして、綾は醸し出す雰囲気が私たちとは違っていて、なんか大人だ。
「そりゃバイトするのよ!!ね!かな!」
鼻息混じりにりなが言った。
バイトかあ~そっか、高校はバイトしていいんだ。
部活以外の選択肢、考えたことなかったな。
バスケは得意だけど、他のことはどうなんだろう?
バイトって私でもできるのかなあ
「かな、また上の空みたいだけど。」
斜め上を見ているかなを冷静に見つめながら綾が言う。
「由良バイトすんの?面接すっぽかすんじゃねーぞー」
ケケケと笑う嫌なが聞こえてハッとした。
「椎羅には関係ないでしょ!」
「また決まったら教えてくれよな。間違って行ったら大変だし」
「絶対教えないし!!!」
なんでこいつはいつも余計なことをわざわざいってくるんだろう。
中学のバスケ部の時もそうだった。いつも遠くから茶化してきて。
周りは痴話喧嘩だなんだ言って笑ってたけど、噂が立つなら、こんな意地が悪い奴じゃなくて、私は優しい男の人がよかったなあ。
高校ではこんな私でも恋ができるかな。
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