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獣人国グエン
243.魚?
原始の泉は水平線が存在するほど大きな泉だった。
「ほへぇ~、海みたいにでっかい泉?だなぁ~」
リューネは女の子の姿になってプリンを夢中になって食べている。
お使いスキルを使ってもらうためにさっきまでパッシーが一緒にいたけどこんなところには居たくないとさっさとプライベートワールドへお菓子を持って帰ってしまった。
俺もさっさと原始の泉の水を回収しよう。
プリンを食べることに夢中な残念なドラゴンは放って置いても大丈夫だろう。
何といってもあのジンと殴り合ったんだからな。
女神の涙を持って泉の水を回収するために近づくと泉の水面に変化が表れた。
初めは小さな泡が一つ二つと水面にあるだけに特に気にならなかった。
しかし泡が増えるにつれて泡の大きさが大きくなり明らかに何かが現れる兆候だ。
ついに水面が盛り上がり大きな・・・・。
・・・・、魚?
ここは普通水龍とかじゃなのか?
別に水龍に出てきてほしいわけじゃないんですがね。
とりあえず真実の瞳で鑑定するか。
**************
名前 ノーネーム LV35
種族 原始の怪魚
戦闘ランク C-
スキル
水魔法 LV10
氷魔法 LV10
怪力 LV6
頑強 LV10
鱗 LV10
念話 LV-
称号
泉の守護者
***************
泉の守護者?
ってことは敵ではないのか?
それに念話を持っているから会話できるのか?
それとも討伐しないといけないのか?
分からん。
とにかくいつでも戦えるようにだけしておこう。
用心にプライベートワールドからジンとゼンキ・ゴキを呼んでおこう。
「どしたソラ?お、今度はこのデッカイ魚が相手か!?」
ジンは俺の話を聞く前にニコニコ笑いながら竜鬼殺しと雷鬼の竜斧を両手に持って戦闘体制に入ってしまった。
すると急に慌てた声で念話が頭に響いた。
(ま、待って下さい。私に戦う意志はありません。)
どうやら目の前の巨大な魚が念話で話しかけてきたようだ。
念話でも慌てるんだなと妙なことに感心してしまった。
ジンがこちらを振り返って眉を八の字にしているが無抵抗の相手を倒しても戦闘狂にとってもは何の面白みもないだろ。
「ソラ、俺らは帰るわ。」
そういうとジンは楽しみがなくなって力ない足取りでゼンキ・ゴキを連れてプライベートワールドに帰ってしまった。
戦闘狂のジンの背中が寂しげにしていたのでまたゴーレムで模擬戦でもやるか。
「それであなたは俺に対する試練ではないのですか?」
念話で焦ったように話していたが魚なので顔を見てもさっぱり感情が読めない。
(え~と、その~、一応試練ではあるのですが・・・・、正直言うと私まだ死にたくないので・・・。)
確かに死にたくないのには同意する。
「それで俺はこのまま泉の水を回収しても良いのか?」
(どうぞ、どうぞ。好きなだけ持ってってください。)
魚の表情は全く変わらないが念話は明るい感じなので遠慮なく女神の涙を使う。
すると泉の水が渦を巻きながら女神の涙に吸い込まれていく。
ゴーゴーと音を立てて続けているが一体何トンの水が吸い込まれているのだろうか?
(あ、あの~。)
「ん?なんだ?」
(い、いえ・・・。)
それにしてもこんな小さな宝石のどこに大量の水が入っているのだろうか?
アイテムボックスや空間魔法と同じようなものなのだろうか?
(あ、あの~。)
「どうしたんださっきから?」
(た、大したことではないんですが・・・、そろそろ泉の水を・・・・。)
「確かにもう十分に水はもらったな。」
俺が女神の涙をアイテムボックスにしまうと巨大な魚の顔の変化は分からないはずなのにホっとしてような気がした。
俺は巨大な魚にお礼を言ってプライベートワールドに帰ることにする。
リューネが待たされたからとお菓子を要求してきたが無視だ無視。
いつまでもウダウダ言うから無理して着いて来なくて良いと言ったら黙った。
さぁ、世界樹を成長させよう。
「ほへぇ~、海みたいにでっかい泉?だなぁ~」
リューネは女の子の姿になってプリンを夢中になって食べている。
お使いスキルを使ってもらうためにさっきまでパッシーが一緒にいたけどこんなところには居たくないとさっさとプライベートワールドへお菓子を持って帰ってしまった。
俺もさっさと原始の泉の水を回収しよう。
プリンを食べることに夢中な残念なドラゴンは放って置いても大丈夫だろう。
何といってもあのジンと殴り合ったんだからな。
女神の涙を持って泉の水を回収するために近づくと泉の水面に変化が表れた。
初めは小さな泡が一つ二つと水面にあるだけに特に気にならなかった。
しかし泡が増えるにつれて泡の大きさが大きくなり明らかに何かが現れる兆候だ。
ついに水面が盛り上がり大きな・・・・。
・・・・、魚?
ここは普通水龍とかじゃなのか?
別に水龍に出てきてほしいわけじゃないんですがね。
とりあえず真実の瞳で鑑定するか。
**************
名前 ノーネーム LV35
種族 原始の怪魚
戦闘ランク C-
スキル
水魔法 LV10
氷魔法 LV10
怪力 LV6
頑強 LV10
鱗 LV10
念話 LV-
称号
泉の守護者
***************
泉の守護者?
ってことは敵ではないのか?
それに念話を持っているから会話できるのか?
それとも討伐しないといけないのか?
分からん。
とにかくいつでも戦えるようにだけしておこう。
用心にプライベートワールドからジンとゼンキ・ゴキを呼んでおこう。
「どしたソラ?お、今度はこのデッカイ魚が相手か!?」
ジンは俺の話を聞く前にニコニコ笑いながら竜鬼殺しと雷鬼の竜斧を両手に持って戦闘体制に入ってしまった。
すると急に慌てた声で念話が頭に響いた。
(ま、待って下さい。私に戦う意志はありません。)
どうやら目の前の巨大な魚が念話で話しかけてきたようだ。
念話でも慌てるんだなと妙なことに感心してしまった。
ジンがこちらを振り返って眉を八の字にしているが無抵抗の相手を倒しても戦闘狂にとってもは何の面白みもないだろ。
「ソラ、俺らは帰るわ。」
そういうとジンは楽しみがなくなって力ない足取りでゼンキ・ゴキを連れてプライベートワールドに帰ってしまった。
戦闘狂のジンの背中が寂しげにしていたのでまたゴーレムで模擬戦でもやるか。
「それであなたは俺に対する試練ではないのですか?」
念話で焦ったように話していたが魚なので顔を見てもさっぱり感情が読めない。
(え~と、その~、一応試練ではあるのですが・・・・、正直言うと私まだ死にたくないので・・・。)
確かに死にたくないのには同意する。
「それで俺はこのまま泉の水を回収しても良いのか?」
(どうぞ、どうぞ。好きなだけ持ってってください。)
魚の表情は全く変わらないが念話は明るい感じなので遠慮なく女神の涙を使う。
すると泉の水が渦を巻きながら女神の涙に吸い込まれていく。
ゴーゴーと音を立てて続けているが一体何トンの水が吸い込まれているのだろうか?
(あ、あの~。)
「ん?なんだ?」
(い、いえ・・・。)
それにしてもこんな小さな宝石のどこに大量の水が入っているのだろうか?
アイテムボックスや空間魔法と同じようなものなのだろうか?
(あ、あの~。)
「どうしたんださっきから?」
(た、大したことではないんですが・・・、そろそろ泉の水を・・・・。)
「確かにもう十分に水はもらったな。」
俺が女神の涙をアイテムボックスにしまうと巨大な魚の顔の変化は分からないはずなのにホっとしてような気がした。
俺は巨大な魚にお礼を言ってプライベートワールドに帰ることにする。
リューネが待たされたからとお菓子を要求してきたが無視だ無視。
いつまでもウダウダ言うから無理して着いて来なくて良いと言ったら黙った。
さぁ、世界樹を成長させよう。
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