氷解ーperiod

田中葵

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そして、現在

フラッパーズ・ジャパニーズ(ナオミ視点・仮タイトル・途中稿)

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鍋島家略系図
 ┌─────┐
   茜(戦死)  岳
 │     ├────────┬───┐
早紀    昭┳大原由美┬滋  和子
            ┃     │       
      里世  ナオミ


<(要点)>
早紀から里世の姉・ナオミへ。ナオミの両親・由美と滋の遺品を渡す話と、自身の遺産相続打診。
ナオミから早紀へ。母方の叔母の形見で由美の骨ダイアモンド搭載リング披露。
         妹・里世と共に母方の相続清算話を終結させたこと、
         自身の国際離婚手続中なことも伝える。

<登場人物>
ナオミ・カキモト(当時42):早紀の[いとこめい]の一人で、里世の姉。ワルシャワ郊外在住。
             関係冷えてる夫と離婚協議中。
鍋島早紀(当時84)    :ナオミと里世の[いとこおば]の一人で、満喜子の継娘。


<本文>
2022年8月下旬か9月上旬のある日。東京都心。鉄道弘済会館内の喫茶店内で。
早紀とナオミ。
互いに軽く挨拶の後、本題へ。

早紀 「ナオミちゃん、貴女こっち(日本)で時間ないって言ってたから手短に行くわね。由美ちゃんのこと。アナタ近すぎて大変だったでしょ?時々心配で手紙したけど…もしかして迷惑だった?」
ナオミ「い…いいえ!全然、いや、むしろ命綱でしたから!」

少し驚く早紀。

ナオミ「あの頃……郵便番号1で始まる手紙は必ずワタシ宛だったから。しかも早紀さんからだけ。全てあっち(ワルシャワ)の自宅で保存して…元々私が母と居た名古屋の柿本宅は電話で用が済んでたから」
早紀 「まぁ、そこまで。なんて言ってよいやら…」

――

早紀 「自分から命を終わらそうと思ったことないのよね。どうしてか」
ナオミ「なんでなんで?」
早紀 「継母に対してファイトしてたっけ。それかしら?あと、すること多すぎて考えてる暇なかったわ!」
ナオミ「あるかもー」
    こそばゆく感じつつ苦笑する早紀。

鍋島家のイザコザについて盛り上がる。
早紀の継母で叔母、満喜子。
天沼家へ嫁ぎながら生家にタカって食い潰しかねなかった、愚かな人。ゼニゲバーのボス。
夫と長男夫妻、長女まで巻き込んで散々騒ぐ・暴れる……獣だわアイツら。
おまけに終いには、長女夫妻が勝手に作って潰した会社の清算まで早紀に丸投げしたという。
早紀の口から出る出るそんな愚痴。
ナオミ「それじゃまるで皇室、中でも内廷じゃね?」
早紀 「内廷にしちゃとんでもなく安いか、ら。ないわよ~」
二人で大爆笑!
早紀「お互いつくづく変な経験してるわね。お疲れさま」
ナオミは振り返る。”早紀さん居なかったらワタシ、今頃この世に居なかったかも“
早紀も振り返る。”ナオミちゃんね、素直でイイわ“

ちなみに本編と関係ないが、大昔に☎️でヨシカズさん/大原のマサミちゃんの間で、子供の頃の直水の安否についてやり取りアリ

金には困らなかったが愛情に飢えていたナオミは柿本剛の葬儀の際に、剛の棺に花言葉を託したブーケを入れた。そこに託したのは「率直」「誠実」「ワイルド」のメッセージ。実は生前の剛から「お母さんには秘密で」由美と剛の娘3人の面倒見させていた詫びと償いの託された7桁後半額の小切手を渡されていた。相談に行った名古屋の弁護士会の入れ知恵によって正式な生前贈与手続を経て、これを換金してタンス預金化。ここから捻出した。残金は後に薬学部への学費の足しにもなった。(可能かな?)

ナオミがポーランドへ旅立つ直前に早紀さんから励まされている。
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