スティールスキルが進化したら魔物の天敵になりました

東束末木

文字の大きさ
30 / 278

第30話 見えないところで動いていました

しおりを挟む
「それでピノ、ヒトツメのギルドはどう? あなた本部勤務になるところを、家族がいるからって強くヒトツメ勤務を希望したじゃない? あっちで楽しくやれてる?」

「ええ、のんびり楽しくやってるわよ。最近は色々と騒がしいけどね」
「ああ、あれでしょ? 新しい転送トラップが見つかったっていう……。それ本部でも結構な話題になってるわよ。で、その第一発見者が『あなたの』カルアくん――なのよね?」

「もうっ、ロベリーったら! カルア君は『私の』じゃないわよ……まだ……」
「またそんな気弱な事言って。もちろん彼にはちゃんとアプローチはしてるんでしょうね?」
「してるわよ。してるつもり、なんだけど……、どうもまだカルア君って、考え方が恋愛の方を向いてないっていうか……」

「ああ、なるほど。まだお子ちゃまって事ね。えっと、彼って今何歳だっけ?」
「13歳よ。この間もいい感じの雰囲気だったんだけど、そしたら私のこと『お姉さんみたい』なんて言っちゃって」
「成程ねえ。まだじゅくすどころか実もってないってところかしらね……。んーでも気を付けなさいよピノ。これくらいの子って急に大人になるから。もうほんと突然――よ」

「そうなの?」
「そうなのよ。あの頃あなたはまだ意識してなかったでしょうけど、私は学校で散々見てきたもの。他の子とデートに行った翌日に急に大人びた顔になってた男子とかいると、あれ絶対デートで何かあったわよねとかみんなで噂したり。ほんのちょっとしたきっかけなのよ、男の子が大人になるって」

「……」
「だからあなたも頑張りなさい。気を付けないと完全にノーマークだった誰かに突然掻っ攫われたりするわよ」

その言葉を聞いたピノはテーブルに突っ伏した。
カルアが他の誰かと手を繋ぎ自分の前から去って行く姿を幻視してしまったから。
「そんなのヤダよぉー」
そしてしばらくテーブルの上でイヤイヤするように頭を動かし、テーブルの下では両足をブラブラと振る。まるで駄々をこねる小さな子のように。

学生時代によく見せた親友のその懐かしくも可愛らしい姿に思わず微笑みを浮かべたロベリーだったが、やがてそのピノの両頬を手でムニュっと挟むようにして持ち上げた。
「だったらそうなる前に、早くあなたのものにしちゃいなさい。他の誰も入り込む隙がないようにね」

急に顔を持ち上げられて目をぱちくりしたピノだったが、続くロベリーの言葉にその目を輝かせると、やがて自らその身体をテーブルから引き剥がした。
「そうよね。カルア君が学校に行くまでには決着を付けなきゃ。急がないともう時間がないんだから」



そこへワゴンを押したウェイトレスがやって来る。
「お待たせしました。こちら、アフタヌーンティーセットとなります」
ピノが復活するのを待っていたかのような素晴らしいタイミング。だがそれも当然、さっきから彼女はその時が来るのを伺っていたのだ。
『早くテーブルが空かないかしら』、と。

まずはスコーンから紅茶。そしてほっと一息ついてから話を再開するロベリーとピノ。
「それでピノ、あなたさっき聞き捨てならない事言ってたわね。カルアくんって――もしかして王立学校に通うの?」
「ええそう。編入試験はまだ受けてないけど、来年度から編入すると思うわ。あとその勉強のためにベルベルさんかモリスさんのところに通う事になるんじゃないかな」

「えっ、マリアベル校長に? ってまあピノならそれもあり得るか……。でもだったら尚更急がないと駄目じゃない。いい? もう呑気に成長を待つとか言ってられないわ。攻めなさい! それでしっかり言質げんち取っちゃいなさい! カルア君の恋愛脳だって自分が発した言葉で一気に開花するかもしれないでしょ。大体こうして一緒に出かけるくらいなんだから、カルアくんだって満更じゃない筈よ!」

『おお、さすが大人の女性だ!』と頷くピノ。キラキラした眼差しには尊敬の色が浮かんでいる。
実はそのロベリーの恋愛経験値はピノと同レベルなのだが、勿論そんな事には気付く筈もなく――
「わかった。うん、私がんばる!」
胸の前でぎゅっと両手を握り、そう高らかに宣言した。

そんなピノの愛らしい姿をロベリーは慈母の眼差しで見つめ――
「頑張って。私も応援してる!」
更に焚き付けたのである。
親友に背中を押されたピノは、決意とともにチーズを一切れ口に入れる。その仄かな酸味と塩気が、彼女の秘めたる狩猟本能を掻き立てて……

親友に焚き付けられたピノ、そして狙われた獲物カルア
彼女達のこのお茶会より、カルアの運命が大きく変わろうとして――いる?



「ところでロベリーのほうはどう? 本部ってやっぱり大変じゃない?」
おっと、どうやらロベリーが溜め息を吐く番が来たようだ。
ロベリーはその溜め息に乗せて日頃の鬱憤を一気に吐き出した。
「そうなのよ。会議、打ち合わせ、アポイント対応、それに資料整理や他部署との案件調整。もう毎日が戦いの連続よ」

「た、大変そうね……」
「ええもう本当に大変よぉ。それもここ最近は特にね……。室長が出っぱなしだったお陰で色々と滞っちゃって、周りから催促やらクレームやらがそれはもうひっきりなしだったわ。で、その室長も戻って来たと思ったら今度は研究室にこもりっ切りで……。はあ、もう胃に穴が開きそうよ」

「そ、そうなんだ」
静かな口調の中にほとばしる魂の叫びを受け、ピノは言葉を詰まらせた。
分かってる。その原因の殆どはカルア君によるものだって。だけどそれを言う訳にはいかない。だから――
彼女はそっとカバンからある物を取り出し、ロベリーに差し出した。

「あのロベリー、これ、もしよかったら……」
「あら、何これ?」
「良く効くって評判の胃薬。うちのギルマスもその件でここ暫く色々と大変でね、王都に行くなら買ってきて欲しいって頼まれてたの。今ここに来る途中で買ったんだけど、ちょっと買い過ぎちゃったから少しお裾分け」

ロベリーはその小さな紙袋を大事そうに両手で包み、そしてそれを大事な宝物のようにそっとテーブルに置くと、その空いた両手で今度はピノの手を包み込んだ。
「あっありがとうピノっ! やっぱり持つべきは可愛い親友よね。これでまだ戦える気がするわ。いいえ、きっと私は戦える!!」

視線を上げ、ピノの手から離したその両手でギュッと握り拳を作ったロベリー。炎を背負うその親友の姿にピノは弱々しく微笑み、目を伏せて口の中で小さく呟いた。
「うちのカルア君がホントごめんなさい、ロベリー……」



胃薬はまあともかくとして、スイーツがあれば元気が出る。女子だから。
ティースタンドが軽くなるにつれ、彼女達の口はますます軽やかになり――
そして話題もまた、移りゆく。

「ところでさ、ロベリーって付与術師をやるものだとばかり思ってたんだけど……?」

突如降り掛かったその話題にロベリーは思わずむせ反り、慌ててお茶で喉を湿らせた。
「こふっ、けふっ……。んー、あー、まあ何て言うか……」
そして少し言いづらそうに言葉を紡ぐ。
「他の付与術師を見て意識が変わったというか……? 私にあれはちょっと無理かなあって……それで……」

だがそんなロベリーの態度には気付く事なく、ピノは核心を突く一言を――
「えーーっ、ロベリーの付与って凄いじゃない。私も教えてもらった付与使ってるけど、似たような売り物より性能出たりするわよ?」
「えっ!? ピノ……あの付与、使ってるの?」

思わず訊き返したロベリー。その目を大きく見開いて。
「使ってるよ勿論、だって便利だし。あっ、でも昔ロベリーに言われた『付与は他人に見せるものじゃない』っていうのは、今もちゃんと守ってるからね」
「そ……そう。じゃ、じゃあ付与するところは誰にも見せてないのね?」
ギリギリのところで踏み留まる事が出来たロベリーだったが、ピノはまだまだ止まらない。そこから更なる情報がロベリーに圧し掛かる。

「あっ、えーっと……、ごめんなさいロベリー! 実はね、カルア君にだけはこの前見せちゃったの」
可愛らしい謝罪のポーズと共に寄せられたその告白だったが、半ば放心状態のロベリーは平坦な口調で言葉を返すので精いっぱいだ。
「あ、そう……そうなんだ。……それでカルアくん、何か言ってた?」
「あのね、前にロベリーから教わった通りにカルア君にも付与の説明をしたの。モリスさんの提案でカルア君も付与に挑戦するって事になったから。それでね、カルア君も付与を練習して……出来るようになったの」

「え!? じゃあ……じゃあ……ピノだけじゃなくってカルアくんもあの付与を使ってるのぉ!?」
「ええ。凄い便利だって喜んでたわ。でもでも、カルア君にもちゃんと『他人に見せちゃ駄目』って言ってあるから、人前ではやらない筈よ」
「……そうなんだ」

「だからその……、付与に関しては師匠がロベリーで私がその弟子だから、カルア君はロベリーの孫弟子って事じゃない? それでね、もしよかったらなんだけど……今度ロベリーが付与やってるところをカルア君に見せてあげてくれないかな。それってきっと彼の為になると思うの」

「……そうね、考えとくわ。……そのうち、もし万が一、何かの間違いで時間が出来たりしたら、その時は――ね」

かつて自身の付与術と一般の付与術との違いにカルチャーショックを受けたロベリー。そのトラウマにより付与から遠ざかってしまった事をピノに伝える機会は――恐らくもう来る事は無いだろう。
こうしてロベリーは久し振りに会った親友から、よく効く胃薬と最大級の胃痛を同時に受け取る事となったのである。
――合掌。



冒険者キルド本部、某研究室にて。
「ロベリーくーん……。あれ、いないのかな? おーーい、ローベリーくぅーん……」
ロベリーを呼ぶモリスであったが当然ながら返事はない。そこでようやくモリスは今日のロベリーの予定を思い出した。
「ああ、ピノ君と会う予定って今日だったか。そうかぁ……うーん、どうしようかなあ……って、そうだよ、それならカルア君だって来てる筈じゃない。ちょっと【探知】して……おっ、カルア君は別行動中か。いいね、実に丁度いい。よし、カルア君に手伝ってもらうとしよう。という事で【転移】っと」



「うわっ!?」
道具屋さんを出ようと扉へ歩き出したその時、急に目の前に誰かが現れた!
誰!?

「やっほー、カルア君元気だった? 僕は今ちょっと行き詰まっててねえ、まあ元気といえば元気なんだけどちょっとばかり困っててさ。君はもちろん元気だよね。何たって可愛い彼女とデートなんだからさ、これで元気じゃなかったら困っちゃうよねえ。それで今君はそのピノ君とうちのロベリー君のお茶が終わるまで時間を潰してる――って事でいいのかい?」

うん、モリスさんだ。そして相変わらずモリスさんだ。この切れ目なく続く長ゼリフもちょっと懐かしいかも。妙な安心感まで感じてるし。
「こんにちはモリスさん。大体その通りです」

「そうかそうか、それは好都合だよ。実はさ、例の研究でちょっと困っててさ、どうしようか悩んでいた時にふと君が近くにいる事を思い出したんだよ。それで探知してみたら何とピノ君達と離れて単独行動してるじゃあないか。これはチャンスだと思ってこうして来たんだけど、よければこうして待ってる間だけでも僕の研究を手伝ってもらえないかい?」

ああ成程、状況は理解出来た。
んーー……ピノさん達はまだ話し始めたばかりだから、もう暫くは時間があるよね。
うん、だったらお店を見て回るよりモリスさんの手伝いの方が楽しいかも!

「僕はいいですよ。ちょうど今この店も出ようかって思ってたところだったし」
「了解だ。じゃあ早速僕の研究室に移動しようか。って事でオヤジさんごめんね、このお客さんは僕が連れてっちゃうよ。埋め合わせに今度何か面白い魔道具を見繕って持ってくるよ」
「はいよモリスさん。魔道具、楽しみにしてるよ。外に出ると面倒だろうから、いつもみたいにここから【転移】してってくれて構わないよ」
「助かるよ。じゃあまたね」

そしてモリスさんの転移が発動し、目の前が一瞬で別の景色に変わった――
って事はここがモリスさんの研究室かな?

「さてさて、ようこそカルア君、僕の研究室へ。本当だったら本部内を案内してあげたいところなんだけど、君の事はまだ出来る限り広めたくないからさ。だから本部の案内はまた今度落ち着いた頃に改めてね」

「はい、ありがとうございます。ところでさっきの道具屋の人って知り合いなんですか?」
「まっこんな仕事だからね。この周りで魔道具を扱ってる店はお互いみんな顔見知り同士なんだ。お互い持ちつ持たれつってところさ」

成程、それであの店の店主さん、急に来たモリスさんを見ても驚いてなかったのか。
それに【転移】にも慣れてるみたいだったし。

「それで早速なんだけどさ、カルア君、君今透明な魔石は持ってるかい?」
「いえ、家に帰ればこの間の魔石がそのまま倉庫にありますけど、今は持ってないです」
「そうかぁ、じゃあちょっと近くの森へと採りに行こうか。話はそれからだよ」

「それはいいですけど……、僕森に入れるような服装じゃないですよ?」
「それなら大丈夫、君は森の外で待っててくれればいいから。僕が何匹か転移させて来たらそいつの魔石を頼むよ。なに、5分と掛からない簡単なお仕事さ」
「分かりました。そういう事なら」
「よし、じゃあしゅっぱーつ!」



再びモリスさんが【転移】を発動し、僕達はどこかの森の外れへと移動してきた。
「ええっと、周囲に人は……うん大丈夫、ここなら誰かに見られる事はないね。じゃあちょっと魔石君達を連れてくるから【スティール】の準備して待っててね」

ここへの【転移】から流れるように周囲を【俯瞰】して人がいないのを確認、きっとその場で魔物の位置も特定しておいて、それでそこに【転移】した――って流れかなぁ。
はあ、こんなの見せられたら自信無くしちゃうよ……
僕も早くこんなふうに出来るようにならなきゃ。

「たっだいまーー。はい、カルア君あとよろしく」
あっという間に戻ってきたモリスさんとその前でピクピクしている魔物の群れ。事前に把握しといたこの空間から魔物を指定してと……ふむ、ウルフが10頭か。
「【スティール】」

「おっと、さすが手際がいいね。近くにあと2つ群れがあるから、もう2回よろしくね」
モリスさんはそう言って消えて……すぐまた戻ってきた。ウルフの群れと一緒に。
「【スティール】」

「じゃあ次がラストね」
そして連れてきた次の群れも――
「【スティール】」

「よし、じゃあ戻ろうか。魔石は全部【ボックス】に入れたよね? それでウルフの方は、と――僕は魔石だけあればいいから、必要なら君が全部持っていってよ」
「ありがとうございます。じゃあ遠慮なく【ボックス】」
「さ、じゃあ研究室に戻るよー」



そしてまたモリスさんの【転移】で僕達は研究室へと戻ってきた。
うん、確かに出発から5分も掛かってないね。
ってあれ? つまり5分も掛からずに森に行ってウルフ27頭狩って戻ってきちゃったって事!?
……ふう、やっぱり時空間魔法ってとんでもないな。

「じゃあカルア君、魔石も無事入手出来た事だし、これから何をするのか説明するね。今僕が研究してるのは、音の感知を妨害する手段だ。実は音の感知は割と早い段階で出来るようになっててさ、そして出来てみたらそれ程難しい技術ではなかったんだ。だから知られてなかっただけで実はもう使われている可能性だってある。所謂いわゆるゼロデイアタックっていうやつさ」

そうだよね……
だって、初心者が思い付きで出来ちゃったくらいなんだから。

「でだ、簡単な技術って事で君の身の心配がなくなったのは良かったんだけど、これ自体はこのまま放置する訳にはいかないし、だからと言って対策も無いままに公表する訳にもいかない。という訳で、今こうして秘密裏に防御手段を研究してるんだよ。まあ、それ自体も実はもう完成してるんだけどね」

えっ、じゃあ今採って来た魔石は?

「実はさ、遠見を防ぐ魔道具ってのはもう実用化されてるんだ。音感知の防御もその応用で魔道具化する事が出来た。必要魔力の最適化は今後の課題として、今やっておきたいのは機能の統合だ。この際だから【結界】の魔道具に音を含んだ【遠見】の防御を組み込もうと思ってさ。それでほら、試作してみたのがこれだよ」

そう言ってモリスさんがその試作品を手渡してくれたんだけど……うん、見てもよく分からないや。だって付与の中身って外から見えないから。

「ただどうにもうまく動いてくれなくってね。それで考えたんだけど、原因が魔力不足なら君の魔石で動くと思うんだよね。もしそれで動くってのなら、後は魔力を最適化してあげればいいだけさ。多分魔石を大きくすれば動くんだろうけど、バランスの取り直しが面倒だし所詮二次策だからね。初期のリファレンスとしては、出来るだけ今の形のままで作りたかったんだよね」

ところどころ難しくてよく分からないけど、つまり試作品についてる魔石を僕のと交換したら動くかも、って事かな?

「音声の防御については明日発表するんだけど、その時一緒に発表出来たらと思ってね。ああ、発表する先はギルドと学会だよ。技術資料も設計書も全て公開するから、明日には世界中に知れ渡ってあちこちで防御魔道具の生産が始まる筈さ」
「あれ? この結界の試作品ってあの魔石を使ってますけど、そう言えば魔石についてはもう公表してるんですか?」

『世界が変わる』っていう新しい魔石について……

「ほら、この間君達に【スティール】の試作品を見せたでしょ? あのすぐ後に公表したんだ。ただこちらは利権が大きく絡むだろうから、ギルド上層部から各国のトップだけを対象にね。とはいえ早い者勝ちの面もあるから、どの国ももう必死に開発を始めてる筈さ。だから一般にもすぐに広まるよ。そこにきて今回の音感知の発表だ。これには王族や貴族が飛び付くだろうから、これで魔石の動きは一段と早まるだろうね。ふふふ、カルア君、いよいよ世界が変わるよ」

僕が知らなかっただけで、もうこんな大変な事になってたんだ……



「ああ、そうそう。時空間魔法による音の感知については発見者・開発者ともに君の名前にしてあるからね」
「えええぇぇーーーーー、そんなの聞いてないですよ!?」

「技術面はすべて公開済みだしこちらでも押さえているから、今さら開発者の名前なんて誰も気になんてしないよ。それにもう君の危険もほぼ回避出来てるしね。まあそれでもどうすべきか僕もちょっと悩んだけど、発見者と開発者は発表時にしか登録できないからさ。うん、大丈夫大丈夫。……あ、でも学校ではもしかしたら有名人になってるかもね」

……何だかなぁ。
本当に大変な事になっちゃいそうな気がするんだけど、大丈夫かな……?



▽▽▽▽▽▽
このお話が面白いと感じてくれた方、「いいね」をお願いします。
続きが気になる方、「お気に入り」登録はいかがですか。
作者に一言ツッコみたい方やモノ申したい方、「感想コメント」お気軽にどうぞ。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

一流冒険者トウマの道草旅譚

黒蓬
ファンタジー
主人公のトウマは世界の各地を旅しながら、旅先で依頼をこなす冒険者。 しかし、彼には旅先で気になるものを見つけると寄らずにはいられない道草癖があった。 そんな寄り道優先の自由気ままなトウマの旅は、今日も新たな出会いと波乱を連れてくる。

35年ローンと共に異世界転生! スキル『マイホーム』で快適5LDK引きこもり生活 ~数学教師、合気道と三節根で異世界を論破する~

月神世一
ファンタジー
紹介文 「結婚しよう。白い壁の素敵なお家が欲しいな♡」 そう言われて35年ローンで新築一戸建て(5LDK)を買った直後、俺、加藤真守(25歳)は婚約者に捨てられた。 失意の中、猫を助けてトラックに轢かれ、気づけばジャージ姿の女神ルチアナに異世界へと放り出されていた。 ​「あげるのは『言語理解』と『マイホーム』でーす」 ​手に入れたのは、ローン残高ごと召喚できる最強の現代住宅。 電気・ガス・水道完備。お風呂は全自動、リビングは床暖房。 さらには貯めたポイントで、地球の「赤マル」から「最新家電」までお取り寄せ!? ​森で拾った純情な狩人の美少女に胃袋を掴まれ、 罠にかかったポンコツ天使(自称聖騎士)が居候し、 競馬好きの魔族公爵がビールを飲みにやってくる。 ​これは、借金まみれの数学教師が、三節根と計算能力を武器に、快適なマイホームを守り抜く物語。 ……頼むから、家の壁で爪を研ぐのはやめてくれ!

極限効率の掃除屋 ――レベル15、物理だけで理を解体する――

銀雪 華音
ファンタジー
「レベル15か? ゴミだな」 世界は男を笑い、男は世界を「解体」した。 魔力も才能も持たず、万年レベル15で停滞する掃除屋、トワ。 彼が十年の歳月を費やして辿り着いたのは、魔法という神秘を物理現象へと引きずり下ろす、狂気的なまでの**『極限効率』**だった。 一万回の反復が生み出す、予備動作ゼロの打撃。 構造の隙間を分子レベルで突く、不可視の解体。 彼にとって、レベル100超えの魔物も、神の加護を受けた聖騎士も、ただの「非効率な肉の塊」に過ぎない。 「レベルは恩恵じゃない……。人類を飼い慣らすための『制限(リミッター)』だ」 暴かれる世界の嘘。動き出すシステムの簒奪者。 管理者が定めた数値(レベル)という鎖を、たった一振りのナイフで叩き切る。 これは、最弱の掃除屋が「論理」という名の剣で、世界の理(バグ)を修正する物語。気になる方は読んでみてください。 ※アルファポリスで先行で公開されます。

異世界スローライフ希望なのに、女神の過保護が止まらない

葉泪秋
ファンタジー
「小説家になろう」日間ランキング最高11位!(ハイファンタジー) ブラック企業で過労死した俺、佐久間遼。 神様に願ったのは、ただ「異世界で、畑でも耕しながらのんびり暮らしたい」ということだけ。 そうして手に入れた、辺境の村での穏やかな日々。現状に満足し、今度こそは平穏なスローライフを……と思っていたのだが、俺の妙なスキルと前世の社畜根性が、そうはさせない。 ふとした善意で枯れた井戸を直したことから、堅物の騎士団長やら、過保護な女神やらに目をつけられることになる。 早く穏やかに暮らしたい。 俺は今日も、規格外に育った野菜を手、皆の姿を眺めている。 【毎日18:00更新】 ※表紙画像はAIを使用しています

中年オジが異世界で第二の人生をクラフトしてみた

Mr.Six
ファンタジー
 仕事に疲れ、酒に溺れた主人公……。フラフラとした足取りで橋を進むと足を滑らしてしまい、川にそのままドボン。気が付くとそこは、ゲームのように広大な大地が広がる世界だった。  訳も分からなかったが、視界に現れたゲームのようなステータス画面、そして、クエストと書かれた文章……。 「夢かもしれないし、有給消化だとおもって、この世界を楽しむか!」  そう開き直り、この世界を探求することに――

平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~

金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。 そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。 カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。 やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。 魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。 これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。 エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。 第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。 旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。 ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載

転生したみたいなので異世界生活を楽しみます

さっちさん
ファンタジー
又々、題名変更しました。 内容がどんどんかけ離れていくので… 沢山のコメントありがとうございます。対応出来なくてすいません。 誤字脱字申し訳ございません。気がついたら直していきます。 感傷的表現は無しでお願いしたいと思います😢 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ ありきたりな転生ものの予定です。 主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。 一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。 まっ、なんとかなるっしょ。

不死王はスローライフを希望します

小狐丸
ファンタジー
 気がついたら、暗い森の中に居た男。  深夜会社から家に帰ったところまでは覚えているが、何故か自分の名前などのパーソナルな部分を覚えていない。  そこで俺は気がつく。 「俺って透けてないか?」  そう、男はゴーストになっていた。  最底辺のゴーストから成り上がる男の物語。  その最終目標は、世界征服でも英雄でもなく、ノンビリと畑を耕し自給自足するスローライフだった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  暇になったので、駄文ですが勢いで書いてしまいました。  設定等ユルユルでガバガバですが、暇つぶしと割り切って読んで頂ければと思います。

処理中です...