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第45話 ついに僕の学校生活が始まります #1
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「みなさぁーーん、おはよーーぉございまーーーす」
「「「「「おはようございまーす」」」」」
「はぁーい。今日も、いいお返事ですね-ー。今日はぁー、みなさんにぃー、新しいお友達を紹介しまぁーー-す。最後までいい子で、聞いてくださいね-」
「「「「「はーーーい」」」」」
ちょ何!? 何が始まったの!?
「はーい、それではみなさぁーん。こちらがぁー、今日からみなさんの新しいお友達になるぅー、…………カルアくんでーす。いいですかぁー、仲良くしてあげてくださいねぇー-。恥ずかしがったりしちゃあ駄目ですよぉー-。ええっとー、それじゃあまず、カルアくんに自己紹介してもらいましょうねーー。はぁい、それではカルアくん、元気よくどうぞ-ー」
なんか想像してたのと違う! やりにくい!
学校って……学校って、こんな感じなの!?
そんな戸惑ってる僕に向けられる他のみんなの目が――これは同情?
ああそうか。ここにいるのは1年間この先生と過ごしてきた、言わば歴戦の勇士達。
つまりこう言いたいんだね。おかしいのはこの先生だ、僕じゃないと。
ありがとう理解した。そして今日から僕も君達の仲間だよ、戦友!
「ヒトツメから来たカルアです。初めての学校でいきなりの洗礼に戸惑いましたが、皆さんのおかげで何とか踏み留まる事が出来ました。これまでの皆さんの苦労、そしてそれを乗り越えてきた皆さんの精神力に心から敬意を表します。そして尊敬します。これからよろしくお願いします」
うわっ、全員総立ちで拍手――スタンディングオベーションってやつ!?
それに涙を浮かべた人たちも所々に。やっぱりみんなこれまで大変な思いを!
「あ、あれーー? よくわからない自己紹介だったけどぉー、せんせいもびっくりするくらいの大歓迎? ええっとー、そんなにみんなどこに感動したのかなぁ? せんせいだけがよくわかっていないのかなぁ? それはちょっとだけ悲しいよぉーー。……でもー、カルアくんが受け入れられたのはすっごく良いことだよねぇーー。うん、だからーみんないい子ってことだよねー-。よーし、みんなー、ちゃんとなかよく出来て、えらいぞぉーーーー」
ああ、ここで返事をするんだね。OKだ。
「「「「「はーーーい」」」」」
「カルアくんはぁー、ヒトツメの街で冒険者をやってたんだけどぉ-、少し前にすごい魔法の才能があることがわかってぇー、編入試験に合格して、こうして皆さんと同じ教室で学ぶことになったんですよぉー-。みなさん、いろいろ教えてあげてくださいねぇー-。じゃあカルアくんの座るところはぁーー……」
「先生、あたしの隣が空いてます」
「ああ、アーシュちゃんの隣ね。そうねぇー、じゃあカルアくん、あそこのぉーアーシュちゃんの隣に座ってねぇー-」
みんなの暖かい視線の中その席に着くと、早速さっき声を上げたその子が声を掛けてきた。
「よろしくね、えっとカルア、だったわね。あたしはアーシュよ。よろしく」
「よろしくお願いします。アーシュさん」
「アーシュでいいわよ、同じクラスなんだから。その代わり、あたしもあんたの事カルアって呼ぶからね」
「うん、わかったよアーシュ」
これが同学年の距離感ってやつ? 何か新鮮。
それにしてもこの人、雰囲気がどことなく誰かに似てるような……誰にだろう?
「さっきの挨拶、中々良かったわよ。ちゃんと分かってる奴で安心したわ。他のみんなもあんたの言葉に感動してたみたいだしね」
「はは、やっぱりみんな苦労してきたんだね」
「そうよ。我ながらよく1年間頑張って来れたと思ってるわ。入学してから魔力が増えたのは、毎日のアレで精神力が鍛えられたせいじゃないかって思えるくらいよ。全く、何だって幼年学校の先生がいきなりこっちの学校で担任になるのよ!!」
幼年学校って小さな子達の……
ああ、あの喋り方ってそういう事かぁ。
「まあ今更そんな事はどうでもいいわ。それで、あんたがこの前お祖母様の弟子になったカルア――なのよね?」
ああ、やっと分かった。
アーシュって、雰囲気や話し方がどことなくベルベルさんと似てたんだ。
でもベルベルさん……?
アーシュって確かにベルベルさんの言った通り綺麗な人だけど、ベルベルさんの顔とは……似てないよね?
ホームルームが終わって先生が教室を出ていくと、僕の周りにはたくさんの人だかりが。
――ってあれ? あの先生、結局自分の名前は名乗らないまま行っちゃったんだけど……
「カルア、これからよろしくな」
「さっきの自己紹介、よかったぜ」
「うん、感動した!」
「ヒトツメから来たんだって?」
「冒険者なのよね? ダンジョンとか行くの?」
「ヒトツメに彼女がいたりとか?」
「学校は初めてって言ってたよな? じゃあずっと冒険者を?」
「王都でも冒険者をやるのか?」
「魔法はどんなのを?」
「編入試験ってどんな事をやったの?」
「え、えっと……」
う、うわー、誰が何を言ってるのか全然――そうだ、こんな時は「俯瞰」――って上から見たって状況が変わるわけないじゃないか。
「はいはい、みんな落ち着きなさい。カルアが困ってるじゃない。カルアへの質問は後で時間を用意するから、その時にね」
「ちょっとアーシュ、何でカルア君の事をあなたが仕切ってるのよ」
「だって、カルアは私のお祖母様の弟子だもの」
「「「「「ベルマリア女史の!?」」」」」
「ほら、分かったら席に戻る。そろそろ先生が来るわよ」
▽▽▽▽▽▽
学校編の開幕です!
「「「「「おはようございまーす」」」」」
「はぁーい。今日も、いいお返事ですね-ー。今日はぁー、みなさんにぃー、新しいお友達を紹介しまぁーー-す。最後までいい子で、聞いてくださいね-」
「「「「「はーーーい」」」」」
ちょ何!? 何が始まったの!?
「はーい、それではみなさぁーん。こちらがぁー、今日からみなさんの新しいお友達になるぅー、…………カルアくんでーす。いいですかぁー、仲良くしてあげてくださいねぇー-。恥ずかしがったりしちゃあ駄目ですよぉー-。ええっとー、それじゃあまず、カルアくんに自己紹介してもらいましょうねーー。はぁい、それではカルアくん、元気よくどうぞ-ー」
なんか想像してたのと違う! やりにくい!
学校って……学校って、こんな感じなの!?
そんな戸惑ってる僕に向けられる他のみんなの目が――これは同情?
ああそうか。ここにいるのは1年間この先生と過ごしてきた、言わば歴戦の勇士達。
つまりこう言いたいんだね。おかしいのはこの先生だ、僕じゃないと。
ありがとう理解した。そして今日から僕も君達の仲間だよ、戦友!
「ヒトツメから来たカルアです。初めての学校でいきなりの洗礼に戸惑いましたが、皆さんのおかげで何とか踏み留まる事が出来ました。これまでの皆さんの苦労、そしてそれを乗り越えてきた皆さんの精神力に心から敬意を表します。そして尊敬します。これからよろしくお願いします」
うわっ、全員総立ちで拍手――スタンディングオベーションってやつ!?
それに涙を浮かべた人たちも所々に。やっぱりみんなこれまで大変な思いを!
「あ、あれーー? よくわからない自己紹介だったけどぉー、せんせいもびっくりするくらいの大歓迎? ええっとー、そんなにみんなどこに感動したのかなぁ? せんせいだけがよくわかっていないのかなぁ? それはちょっとだけ悲しいよぉーー。……でもー、カルアくんが受け入れられたのはすっごく良いことだよねぇーー。うん、だからーみんないい子ってことだよねー-。よーし、みんなー、ちゃんとなかよく出来て、えらいぞぉーーーー」
ああ、ここで返事をするんだね。OKだ。
「「「「「はーーーい」」」」」
「カルアくんはぁー、ヒトツメの街で冒険者をやってたんだけどぉ-、少し前にすごい魔法の才能があることがわかってぇー、編入試験に合格して、こうして皆さんと同じ教室で学ぶことになったんですよぉー-。みなさん、いろいろ教えてあげてくださいねぇー-。じゃあカルアくんの座るところはぁーー……」
「先生、あたしの隣が空いてます」
「ああ、アーシュちゃんの隣ね。そうねぇー、じゃあカルアくん、あそこのぉーアーシュちゃんの隣に座ってねぇー-」
みんなの暖かい視線の中その席に着くと、早速さっき声を上げたその子が声を掛けてきた。
「よろしくね、えっとカルア、だったわね。あたしはアーシュよ。よろしく」
「よろしくお願いします。アーシュさん」
「アーシュでいいわよ、同じクラスなんだから。その代わり、あたしもあんたの事カルアって呼ぶからね」
「うん、わかったよアーシュ」
これが同学年の距離感ってやつ? 何か新鮮。
それにしてもこの人、雰囲気がどことなく誰かに似てるような……誰にだろう?
「さっきの挨拶、中々良かったわよ。ちゃんと分かってる奴で安心したわ。他のみんなもあんたの言葉に感動してたみたいだしね」
「はは、やっぱりみんな苦労してきたんだね」
「そうよ。我ながらよく1年間頑張って来れたと思ってるわ。入学してから魔力が増えたのは、毎日のアレで精神力が鍛えられたせいじゃないかって思えるくらいよ。全く、何だって幼年学校の先生がいきなりこっちの学校で担任になるのよ!!」
幼年学校って小さな子達の……
ああ、あの喋り方ってそういう事かぁ。
「まあ今更そんな事はどうでもいいわ。それで、あんたがこの前お祖母様の弟子になったカルア――なのよね?」
ああ、やっと分かった。
アーシュって、雰囲気や話し方がどことなくベルベルさんと似てたんだ。
でもベルベルさん……?
アーシュって確かにベルベルさんの言った通り綺麗な人だけど、ベルベルさんの顔とは……似てないよね?
ホームルームが終わって先生が教室を出ていくと、僕の周りにはたくさんの人だかりが。
――ってあれ? あの先生、結局自分の名前は名乗らないまま行っちゃったんだけど……
「カルア、これからよろしくな」
「さっきの自己紹介、よかったぜ」
「うん、感動した!」
「ヒトツメから来たんだって?」
「冒険者なのよね? ダンジョンとか行くの?」
「ヒトツメに彼女がいたりとか?」
「学校は初めてって言ってたよな? じゃあずっと冒険者を?」
「王都でも冒険者をやるのか?」
「魔法はどんなのを?」
「編入試験ってどんな事をやったの?」
「え、えっと……」
う、うわー、誰が何を言ってるのか全然――そうだ、こんな時は「俯瞰」――って上から見たって状況が変わるわけないじゃないか。
「はいはい、みんな落ち着きなさい。カルアが困ってるじゃない。カルアへの質問は後で時間を用意するから、その時にね」
「ちょっとアーシュ、何でカルア君の事をあなたが仕切ってるのよ」
「だって、カルアは私のお祖母様の弟子だもの」
「「「「「ベルマリア女史の!?」」」」」
「ほら、分かったら席に戻る。そろそろ先生が来るわよ」
▽▽▽▽▽▽
学校編の開幕です!
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