199 / 278
第81話 私はルピノス!主に愛の戦士だ! #2
しおりを挟む
あらら、オヤジゴブリンの顔がみるみる真っ赤に。
もしかして凄く怒っちゃってる?
あれ? でも血が無いのにどうして赤くなるんだろう……魔力が赤くなってるとか?
「ナナナ、何じゃト!? 今すぐ返セ! この盗っ人どもガ!!」
「ふん、そんな物騒な話を聞いたら返す訳なんて無いでしょ! それにあたしたちは冒険者、ダンジョンで見つけたものを持ち帰る権利があるの! 覚悟しなさい、後はもうあんたを倒せば全部お終いなんだから!」
そう、僕たちは冒険者! お持ち帰り隊だけど泥棒じゃないよ? だってここダンジョンだから!
その時、ネッガーが急に真剣な表情を浮かべ、そして小声で――
「この気配は……カルア、急いでこの部屋のものを全部【収納】するんだ!」
――まさかのお持ち帰り指示!
ネッガー、君もお持ち帰り隊の自覚が……
「生意気な小娘メ、じゃがそう上手くいくかナ。ここにいるのがワシだけじゃと――」
とはいえネッガーからの真面目なリクエスト、となれば当然――
「【収納】」
スッキリリフォームするしかないよね――ってあれ? オヤジゴブリンの後ろからもう一匹……うそ!?
「――いつから勘違い……って何ジャ!? 部屋のものが急ニ……ム、センセイ!?」
「フッ、オレの気配を感じとり部屋を丸裸にしたカ。 どうやら中々の戦士がいるようダ。オヤジ殿、一宿一飯の恩義、今こそ果たさせて貰おウ」
そうか、ネッガーはあいつの存在に気付いたんだ。僕だってちゃんと俯瞰してれば隠れている事に気付けたのに!
「1匹増えたくらいどうって事無いわ。どうせこいつらも『アニキゴブリン』と大して違いが無いでしょ。さっきのあの戦法で2匹まとめて仕留めるわよ!」
そう笑みを浮かべるアーシュだったけど、ネッガーの表情からは緊張感が消えない。
「いや、多分あいつらは相当強いぞ。結界に閉じ込めるのは難しいかもしれん」
「それなら大丈夫、実は結界に閉じ込める方法はもう一つあるんだ。あのさ……」
凄いよノルト! ビックリ作戦第2弾!!
「それならやれる! 完璧な作戦だよ!!」
「さっそく開始よ! 行っちゃえカルア! 部屋ごと全部で!!」
「了解っ! 部屋全体に【結界】!!」
ゴブリン達を僕らごと結界に閉じ込めて……
そこから【結界】を小さく!
「今よ!」
「【転移】っ!」
小さくなった結界の外に僕達だけが【転移】して、そこからさらに結界を縮めれば……
「やった! これで後はこいつらをやりたい放題出来るって事ね!」
「おおお、ノルト参謀、天才軍師」
「ああ、本当に凄いな」
うん、本当に凄い作戦だよ!
これでもう勝ったも同然っ!!
なのに……
『クックックッ、この程度で閉じ込めたつもりカ?』
「なっ……何強がり言ってんのよ! 空間ごと閉じてるんだから、【転移】でも出来ない限りそこから出られないわ!」
そう、アーシュの言う通りあの中からは――ってあれ? 何かおかしい……ああっ!?
「ちょっと待ってアーシュ、何故あいつの声が聞こえるの!?」
「えっ?」
だって僕の【結界】は空間ごと閉じるから、音は外には届かない筈なんだ。
『ワシはこの隠れダンジョンのボス、故に母と繋がっておル。だからワシの声は母を通して貴様らに届くのジャ!』
「ふ、ふん! そんなのネタが分かれば大した事無いわ! 結局あんた達がそこから出られない事には変わりないじゃない!」
『異議アリ!』とばかりに指を突き付けるアーシュに、オヤジゴブリンはニタリって音がしそうな笑みを浮かべる。
『そしてワシには日に一度だけ特別に許されている事があル。今こそそれを使う時! 母よ、『ルール変更』ジャ! 今からこの部屋を『時空間魔法無効』フィールドとすル!』
オヤジゴブリンの声が辺りに響き渡ると壁や床、天井など周囲の全てから光が溢れ、そして――
オヤジゴブリンとセンセイゴブリンを囲んでいた【結界】が消滅した。
「嘘おっ!? そんなのってアリ!?」
「さテ、出られたゾ? なら次はワシらの番といこうか……ノッ!!」
そんなオヤジゴブリンから爆発的な魔力が放出され、その隣でもセンセイゴブリンからも濃厚な魔力が溢れ出し、やがて二匹とも放出した魔力をその身に纏う。
「こっ、これは!?」
その瞬間ネッガーから驚きの声が上がった。どうやら二匹の魔力を【気配察知】で視たみたいだ。
「ネッガー、あいつらの強さってどれくらい?」
「あ、ああ……オヤジゴブリンはゴブラオより少し弱い程度、それとセンセイゴブリンは……ゴブラオよりも、かなり強い!」
「嘘ぉ……」
「オヤジゴブリンだけなら何とかなりそうだが……アイツは……」
「くっ、それでもやるしかないわ! 全員スーツ着装! 短期決戦よ!!」
「「「「「オーディン!!」」」」」
――ってあれ、着装出来ない? 一体どうして――ああっ、着装も時空間魔法だった!
「何か知らんガ、どうやら手は尽きたようじゃノ。ならばそろそロ、行くゾ」
「オヤジ殿ヨ、あの戦士の相手はオレに任せてくレ」
ネッガーに襲いかかるセンセイゴブリン!
加勢に入ろうとした僕達だったけど――
「お前らの相手はワシジャ」
目の前にオヤジゴブリンが立ち塞がり、そして僕達目掛け次々と攻撃を繰り出してくる。人数の優位を速度で埋められ、僕達とネッガーは完全に分断されてしまった。
こうなれば目の前の的に集中するしかない。ネッガー、僕達が行くまで持ちこたえててよ!
そんな僕達は何とかオヤジゴブリンの速さにはついていけるけど……
でもこっちの攻撃が相手に当たらない!
「くっ! 撲撲棒!」
もう一度試したけどやっぱり取り出せない。
僕の馬鹿! 何で最初から出しとかなかったんだよ!
「なら【火山弾】――ってここの床、石じゃない!」
僕がワタワタしている間にアーシュが魔法で攻撃する。
「【火球】っ!」
「ぬるいワッ!」
でもアーシュの白い火球もオヤジゴブリンの魔力の鎧を貫けない。あれ凄く熱いのに。
オヤジゴブリンがアーシュの【火球】を弾き飛ばしたその隙に、ワルツがオヤジゴブリンの背後をとる。
「直接、凍り付け」
でもそれも魔力の鎧に防がれてしまう。
「効かンッ!」
そこに飛び込んだのはノルト。その狙いは――
「ならば錬成で!」
「そんなものワシの魔力デッ!」
ノルトの魔力はオヤジゴブリンが放った膨大な魔力に掻き消され、ノルトも弾き飛ばされる。
魔法がダメなら直接攻撃だ!!
「うおおぉぉぉぉぉぉっ! 身体強化だあぁぁぁっ!!」
全・開ぃっ!!!!
「ヌオォッ!? 何ジャ、この急激なパワーアップはア!?」
よしっ!
通用してる! 戦えてる!!
ここから一気に手数で押し込――
「センセイ、頼ムッ!」
「お任せヲッ!」
オヤジゴブリンに呼ばれたセンセイゴブリンは強引にネッガーを弾き飛ばし、そのまま僕に迫――
「ホホウ、中々のパワーとスピードだガ……それだけだナ!」
「何をっ!」
必死で迎撃する僕の攻撃が軽くいなされ、体勢を崩されても無理矢理向きを変えて――
「技術がなイッ! 戦術がなイッ! 美しさがなイッ! ただただ未熟ッ!」
でもその度に何度も殴られ蹴られ壁に飛ばされ、そして地面に落ちたところで……
体内の魔力の循環が途切れちゃって、そしたら身体強化も途切れちゃって……
くっ、でもまだ!
この程度すぐに【大回復】で――あれっ発動しない? 何で!?
いけない、何とかしなきゃ。何とか……って……何を……どうすれば……?
ああ、そして……
「きゃっ!!」
「むぎゅー」
「うわっ……」
「がふっ!」
みんなも……すぐそばに飛ばされてきて……
「サア、己の罪を悔いるがイイ。全員まとめて消し飛ベッ!!」
冷たい笑みを浮かべた先生ゴブリンから魔力の塊が放たれて……
それが僕達のすぐ目の前まで迫って……
「ピノさん………………ゴメンな、さぃ」
ドグアァァァァァァァァァァンッ!!!!!!
もしかして凄く怒っちゃってる?
あれ? でも血が無いのにどうして赤くなるんだろう……魔力が赤くなってるとか?
「ナナナ、何じゃト!? 今すぐ返セ! この盗っ人どもガ!!」
「ふん、そんな物騒な話を聞いたら返す訳なんて無いでしょ! それにあたしたちは冒険者、ダンジョンで見つけたものを持ち帰る権利があるの! 覚悟しなさい、後はもうあんたを倒せば全部お終いなんだから!」
そう、僕たちは冒険者! お持ち帰り隊だけど泥棒じゃないよ? だってここダンジョンだから!
その時、ネッガーが急に真剣な表情を浮かべ、そして小声で――
「この気配は……カルア、急いでこの部屋のものを全部【収納】するんだ!」
――まさかのお持ち帰り指示!
ネッガー、君もお持ち帰り隊の自覚が……
「生意気な小娘メ、じゃがそう上手くいくかナ。ここにいるのがワシだけじゃと――」
とはいえネッガーからの真面目なリクエスト、となれば当然――
「【収納】」
スッキリリフォームするしかないよね――ってあれ? オヤジゴブリンの後ろからもう一匹……うそ!?
「――いつから勘違い……って何ジャ!? 部屋のものが急ニ……ム、センセイ!?」
「フッ、オレの気配を感じとり部屋を丸裸にしたカ。 どうやら中々の戦士がいるようダ。オヤジ殿、一宿一飯の恩義、今こそ果たさせて貰おウ」
そうか、ネッガーはあいつの存在に気付いたんだ。僕だってちゃんと俯瞰してれば隠れている事に気付けたのに!
「1匹増えたくらいどうって事無いわ。どうせこいつらも『アニキゴブリン』と大して違いが無いでしょ。さっきのあの戦法で2匹まとめて仕留めるわよ!」
そう笑みを浮かべるアーシュだったけど、ネッガーの表情からは緊張感が消えない。
「いや、多分あいつらは相当強いぞ。結界に閉じ込めるのは難しいかもしれん」
「それなら大丈夫、実は結界に閉じ込める方法はもう一つあるんだ。あのさ……」
凄いよノルト! ビックリ作戦第2弾!!
「それならやれる! 完璧な作戦だよ!!」
「さっそく開始よ! 行っちゃえカルア! 部屋ごと全部で!!」
「了解っ! 部屋全体に【結界】!!」
ゴブリン達を僕らごと結界に閉じ込めて……
そこから【結界】を小さく!
「今よ!」
「【転移】っ!」
小さくなった結界の外に僕達だけが【転移】して、そこからさらに結界を縮めれば……
「やった! これで後はこいつらをやりたい放題出来るって事ね!」
「おおお、ノルト参謀、天才軍師」
「ああ、本当に凄いな」
うん、本当に凄い作戦だよ!
これでもう勝ったも同然っ!!
なのに……
『クックックッ、この程度で閉じ込めたつもりカ?』
「なっ……何強がり言ってんのよ! 空間ごと閉じてるんだから、【転移】でも出来ない限りそこから出られないわ!」
そう、アーシュの言う通りあの中からは――ってあれ? 何かおかしい……ああっ!?
「ちょっと待ってアーシュ、何故あいつの声が聞こえるの!?」
「えっ?」
だって僕の【結界】は空間ごと閉じるから、音は外には届かない筈なんだ。
『ワシはこの隠れダンジョンのボス、故に母と繋がっておル。だからワシの声は母を通して貴様らに届くのジャ!』
「ふ、ふん! そんなのネタが分かれば大した事無いわ! 結局あんた達がそこから出られない事には変わりないじゃない!」
『異議アリ!』とばかりに指を突き付けるアーシュに、オヤジゴブリンはニタリって音がしそうな笑みを浮かべる。
『そしてワシには日に一度だけ特別に許されている事があル。今こそそれを使う時! 母よ、『ルール変更』ジャ! 今からこの部屋を『時空間魔法無効』フィールドとすル!』
オヤジゴブリンの声が辺りに響き渡ると壁や床、天井など周囲の全てから光が溢れ、そして――
オヤジゴブリンとセンセイゴブリンを囲んでいた【結界】が消滅した。
「嘘おっ!? そんなのってアリ!?」
「さテ、出られたゾ? なら次はワシらの番といこうか……ノッ!!」
そんなオヤジゴブリンから爆発的な魔力が放出され、その隣でもセンセイゴブリンからも濃厚な魔力が溢れ出し、やがて二匹とも放出した魔力をその身に纏う。
「こっ、これは!?」
その瞬間ネッガーから驚きの声が上がった。どうやら二匹の魔力を【気配察知】で視たみたいだ。
「ネッガー、あいつらの強さってどれくらい?」
「あ、ああ……オヤジゴブリンはゴブラオより少し弱い程度、それとセンセイゴブリンは……ゴブラオよりも、かなり強い!」
「嘘ぉ……」
「オヤジゴブリンだけなら何とかなりそうだが……アイツは……」
「くっ、それでもやるしかないわ! 全員スーツ着装! 短期決戦よ!!」
「「「「「オーディン!!」」」」」
――ってあれ、着装出来ない? 一体どうして――ああっ、着装も時空間魔法だった!
「何か知らんガ、どうやら手は尽きたようじゃノ。ならばそろそロ、行くゾ」
「オヤジ殿ヨ、あの戦士の相手はオレに任せてくレ」
ネッガーに襲いかかるセンセイゴブリン!
加勢に入ろうとした僕達だったけど――
「お前らの相手はワシジャ」
目の前にオヤジゴブリンが立ち塞がり、そして僕達目掛け次々と攻撃を繰り出してくる。人数の優位を速度で埋められ、僕達とネッガーは完全に分断されてしまった。
こうなれば目の前の的に集中するしかない。ネッガー、僕達が行くまで持ちこたえててよ!
そんな僕達は何とかオヤジゴブリンの速さにはついていけるけど……
でもこっちの攻撃が相手に当たらない!
「くっ! 撲撲棒!」
もう一度試したけどやっぱり取り出せない。
僕の馬鹿! 何で最初から出しとかなかったんだよ!
「なら【火山弾】――ってここの床、石じゃない!」
僕がワタワタしている間にアーシュが魔法で攻撃する。
「【火球】っ!」
「ぬるいワッ!」
でもアーシュの白い火球もオヤジゴブリンの魔力の鎧を貫けない。あれ凄く熱いのに。
オヤジゴブリンがアーシュの【火球】を弾き飛ばしたその隙に、ワルツがオヤジゴブリンの背後をとる。
「直接、凍り付け」
でもそれも魔力の鎧に防がれてしまう。
「効かンッ!」
そこに飛び込んだのはノルト。その狙いは――
「ならば錬成で!」
「そんなものワシの魔力デッ!」
ノルトの魔力はオヤジゴブリンが放った膨大な魔力に掻き消され、ノルトも弾き飛ばされる。
魔法がダメなら直接攻撃だ!!
「うおおぉぉぉぉぉぉっ! 身体強化だあぁぁぁっ!!」
全・開ぃっ!!!!
「ヌオォッ!? 何ジャ、この急激なパワーアップはア!?」
よしっ!
通用してる! 戦えてる!!
ここから一気に手数で押し込――
「センセイ、頼ムッ!」
「お任せヲッ!」
オヤジゴブリンに呼ばれたセンセイゴブリンは強引にネッガーを弾き飛ばし、そのまま僕に迫――
「ホホウ、中々のパワーとスピードだガ……それだけだナ!」
「何をっ!」
必死で迎撃する僕の攻撃が軽くいなされ、体勢を崩されても無理矢理向きを変えて――
「技術がなイッ! 戦術がなイッ! 美しさがなイッ! ただただ未熟ッ!」
でもその度に何度も殴られ蹴られ壁に飛ばされ、そして地面に落ちたところで……
体内の魔力の循環が途切れちゃって、そしたら身体強化も途切れちゃって……
くっ、でもまだ!
この程度すぐに【大回復】で――あれっ発動しない? 何で!?
いけない、何とかしなきゃ。何とか……って……何を……どうすれば……?
ああ、そして……
「きゃっ!!」
「むぎゅー」
「うわっ……」
「がふっ!」
みんなも……すぐそばに飛ばされてきて……
「サア、己の罪を悔いるがイイ。全員まとめて消し飛ベッ!!」
冷たい笑みを浮かべた先生ゴブリンから魔力の塊が放たれて……
それが僕達のすぐ目の前まで迫って……
「ピノさん………………ゴメンな、さぃ」
ドグアァァァァァァァァァァンッ!!!!!!
112
あなたにおすすめの小説
一流冒険者トウマの道草旅譚
黒蓬
ファンタジー
主人公のトウマは世界の各地を旅しながら、旅先で依頼をこなす冒険者。
しかし、彼には旅先で気になるものを見つけると寄らずにはいられない道草癖があった。
そんな寄り道優先の自由気ままなトウマの旅は、今日も新たな出会いと波乱を連れてくる。
35年ローンと共に異世界転生! スキル『マイホーム』で快適5LDK引きこもり生活 ~数学教師、合気道と三節根で異世界を論破する~
月神世一
ファンタジー
紹介文
「結婚しよう。白い壁の素敵なお家が欲しいな♡」
そう言われて35年ローンで新築一戸建て(5LDK)を買った直後、俺、加藤真守(25歳)は婚約者に捨てられた。
失意の中、猫を助けてトラックに轢かれ、気づけばジャージ姿の女神ルチアナに異世界へと放り出されていた。
「あげるのは『言語理解』と『マイホーム』でーす」
手に入れたのは、ローン残高ごと召喚できる最強の現代住宅。
電気・ガス・水道完備。お風呂は全自動、リビングは床暖房。
さらには貯めたポイントで、地球の「赤マル」から「最新家電」までお取り寄せ!?
森で拾った純情な狩人の美少女に胃袋を掴まれ、
罠にかかったポンコツ天使(自称聖騎士)が居候し、
競馬好きの魔族公爵がビールを飲みにやってくる。
これは、借金まみれの数学教師が、三節根と計算能力を武器に、快適なマイホームを守り抜く物語。
……頼むから、家の壁で爪を研ぐのはやめてくれ!
極限効率の掃除屋 ――レベル15、物理だけで理を解体する――
銀雪 華音
ファンタジー
「レベル15か? ゴミだな」
世界は男を笑い、男は世界を「解体」した。
魔力も才能も持たず、万年レベル15で停滞する掃除屋、トワ。
彼が十年の歳月を費やして辿り着いたのは、魔法という神秘を物理現象へと引きずり下ろす、狂気的なまでの**『極限効率』**だった。
一万回の反復が生み出す、予備動作ゼロの打撃。
構造の隙間を分子レベルで突く、不可視の解体。
彼にとって、レベル100超えの魔物も、神の加護を受けた聖騎士も、ただの「非効率な肉の塊」に過ぎない。
「レベルは恩恵じゃない……。人類を飼い慣らすための『制限(リミッター)』だ」
暴かれる世界の嘘。動き出すシステムの簒奪者。
管理者が定めた数値(レベル)という鎖を、たった一振りのナイフで叩き切る。
これは、最弱の掃除屋が「論理」という名の剣で、世界の理(バグ)を修正する物語。気になる方は読んでみてください。
※アルファポリスで先行で公開されます。
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
異世界スローライフ希望なのに、女神の過保護が止まらない
葉泪秋
ファンタジー
「小説家になろう」日間ランキング最高11位!(ハイファンタジー)
㊗️HOTランキング4位!(2/2)
ブラック企業で過労死した俺、佐久間遼。
神様に願ったのは、ただ「異世界で、畑でも耕しながらのんびり暮らしたい」ということだけ。
そうして手に入れた、辺境の村での穏やかな日々。現状に満足し、今度こそは平穏なスローライフを……と思っていたのだが、俺の妙なスキルと前世の社畜根性が、そうはさせない。
ふとした善意で枯れた井戸を直したことから、堅物の騎士団長やら、過保護な女神やらに目をつけられることになる。
早く穏やかに暮らしたい。
俺は今日も、規格外に育った野菜を手に、皆の姿を眺めている。
【毎日18:00更新】
※表紙画像はAIを使用しています
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
転生したみたいなので異世界生活を楽しみます
さっちさん
ファンタジー
又々、題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
沢山のコメントありがとうございます。対応出来なくてすいません。
誤字脱字申し訳ございません。気がついたら直していきます。
感傷的表現は無しでお願いしたいと思います😢
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
中年オジが異世界で第二の人生をクラフトしてみた
Mr.Six
ファンタジー
仕事に疲れ、酒に溺れた主人公……。フラフラとした足取りで橋を進むと足を滑らしてしまい、川にそのままドボン。気が付くとそこは、ゲームのように広大な大地が広がる世界だった。
訳も分からなかったが、視界に現れたゲームのようなステータス画面、そして、クエストと書かれた文章……。
「夢かもしれないし、有給消化だとおもって、この世界を楽しむか!」
そう開き直り、この世界を探求することに――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる