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第83話 地域密着型シンセカンケイブです #1
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「私のゴブリンちゃんが冒険者から人気が無かったなんて意外すぎ……こんなに可愛いのに」
さっきから、何故このダンジョンに冒険者が来ないのかを精霊さんに説明してるんだけど――
「あのねぇ、冒険者っていうのは仕事でやってんのよ? 素材として利用できない魔物に人気が出るわけ無いに決まってるじゃない! っていうかゴブリンが可愛いってどういう感性よ!」
アーシュはまだ怒りが完全には収まってないみたい。このダンジョンの精霊『セカンケイブ』のせいで死にそうになったばかりなんだから、それも当たり前だろうね。
いくらルピノスさんにカッコよく助けられたとはいっても。
「ええー、そう? あの子達って何でも言う事聞くし、少ない魔力でポンポン生まれてくれるし、ちょっと顔とか見た目はアレだけど、目の焦点合わさずに遠くから見てると何となく可愛い感じに見えなくもないかもしれないじゃない。それにほら、何たってゴブリンって緑じゃない。緑いいわよね、緑! 私、緑色って大好きなのよ!」
えっ、それって……
あれ? 何だか急にゴブリンが可哀想になってきたかも。
「あんたねえ! 理由の半分以上は利用価値からじゃない! まああの顔が可愛いとか言い出さなくて安心はしたけど……っていうか色なの!? 緑色してるってのが一番の理由なわけ!?」
うん、それは僕も思った。
でも精霊さんは『当然でしょ』って頷いて――
「私だって暗くてジメジメした場所よりも緑に囲まれた場所の方が気持ちがいいもの。でも私ってダンジョンの管理しなきゃだから、ここから出られないし……」
――なんだかボヤき始めた。
「あーあ、ダンジョン作る場所を探し回ってたあの頃はよかったなあ。森とか川辺とか草原とか色んな所を歩いてさ……はあ、私、何で泉の精霊とかに生まれてこなかったんだろう……あれ? 何だか急に目から魔力が……水みたいに……この水で泉の精霊にジョブチェンジ?」
「しないわよっ! ほらもう、元気出しなさいよ。このハンカチで涙を拭いて!」
「うるる、ありがとう……」
あれっ、何だか風向きが変わった……?
「大体ね、ダンジョンだからって暗くてジメジメさせなきゃいけないとか、そんな決まりみたいなのとかあったりするの?」
「えええ? 決まりなんてないよお……でもほら、やっぱイメージって大事じゃない? ダンジョンらしさが無いとお客さんがガッカリしちゃうっていうか――」
「そういうのはお客さんを呼べるようになってから言いなさいよ!」
「ううう、それを言われると……」
アーシュってば怒ってたはずなのに、いつの間にか宥めたり相談に乗ってあげたり。
何だかんだで面倒見がいいなあ……
「まったくもう……あんたのダンジョンなんだからイメージとか気にしないで好きにやればいいのに。森が好きならダンジョンの中に森を作ればいいでしょ」
「ええっ!? 木なんて作ったことないよお」
「作った事無いって……あんた最下層で散々木を使ってたでしょ? あの木はどうしたのよ、あんたが作ったんじゃないの?」
「あ、言われてみれば……」
「木の板を作れるんだから、生きた木だって作れるでしょ」
「あれ? そうかな? そうなのかな?」
「作れるのっ!! あんたなら作れる!」
「そう……か」
あ、最後は勢いで押し切った。
そこからアーシュは一転笑顔を見せて両腕を広げて――
「いい? 想像するの。入口の扉をくぐったら、そこは日の光が降り注ぐ明るく開けた場所で、草は風になびいて川のせせらぎの音が聞こえてくるわ。そしてその奥には森があって、ゴブリンじゃなくフォレストボアやフォレストブル、それにラビットとかの森の魔物たちが住む、そんなセカンケイブダンジョンをっ!!」
「なっ……なんて素敵に理想郷……」
そこからは囁くように――
「セカンケイブは森のダンジョン……明るく爽やかな、自然あふれる緑のダンジョン……」
「すっ……素敵すぎる!」
両手を組んでうっとりと宙を見つめる精霊さんに満足げな視線を送り、そして少し間を置いてから今度はビジネスっぽいトーンで話を続ける。
「あの最下層の建物に使ってた木の板、あれだって中々のものだったわ。あたしが見てもそう思ったし、それに何てったってうちのノルトが欲しがったくらいなんだから。あれを生やせば素材としても人気が出るんじゃない? ノルト、そのあたりどう思う?」
「うん、いいと思うよ。まっすぐで引き締まった質の良い板だったからね。あの木材が採れる木だったら欲しがる人は多いんじゃないかな」
で、そこからはノルトとのタッグで――
って、一体僕は今何を見せられてるのかな。
「あの……でもお客さんはやっぱり本当の森に行きたがるじゃあ……」
そんな精霊さんの疑問には、今度はノルトから答えを返す。ちょっと怖い感じの笑みを浮かべて。
「それは大丈夫じゃないかな。この辺りは草原ばかりで大きな森とか無いからね。つまりここには競合相手がいない――ふっふっふ、独占状態っていうのは美味しいよ? 多少単価を上げたってお客さんは離れないし、出荷量や品質なんかで付加価値の調整とかもし易いし……そうだね、ここが森になったらもう勝算しかないんじゃないかな」
「ああ、希望が……希望が見えて……」
「うちの野菜とここで採れる肉。それに安定した環境を用意すれば薬草や香草だっていけるんじゃないかな。ふふふ、フタツメに食の革命が起きるよ! そうすればここは、フタツメの街にとって無くてはならないダンジョンとなる。地域密着型大人気アト――ダンジョンの誕生だ!!」
「おおおおおお!! 見えた……完全に見えた!! これこそ勝利の方程式!! ドラゴンの尻尾はまだ見えますっ!! 目指せV字回復よっ!!」
言葉の意味は良く分からないけど、とにかくすごい自信だ。
これってセカンケイブの精霊のやる気がスイッチオンって事?
「よし、じゃあ早速今から――ってウソ魔力が全然ないじゃない。どうしよう……ってあれ? 今もしかして結界から解放されてない? やった、これなら! よーし……『真なる最下層』を隠しモードから通常モードに移行、通常ダンジョンに統合し第7以下の連続する階層として設定……完了。そしたら次はいよいよ……この部屋を最下層へ移動っ!」
あれっ、今一瞬ふわっとしたけど……?
「さあ、ここなら『根幹の魔力』が効率よくコアに……よおっし! 来た来た来たぁーーーっ!!」
飛び上がって喜ぶ精霊さんの前で、ダンジョンコアが白く輝きだして……
「充填完了、魔力120パーセント!! 波動――じゃなかった、ええと第1階層から第9階層までを一つの階層に統合、天井には仮想の空と太陽を設置、内壁は全撤去して一つの空間に。大・地・改・変っ!!」
セカンケイブの精霊がコアに向かって何だか一生懸命やってる。聞こえてくる声から、今まさにダンジョンを作り変えてる最中、みたいな気が……
そして僕達の目の前で、開いた両手を天に突き上げて高らかに歌うように声を上げる精霊さん!
「静かな森よ、清き川の流れよ、澄んだ泉よ。さあ、この地にその姿を現しなさい! 大地に生きる魔物達よ、あなた達がこの地に住まう事を許します。生まれ出でなさい! 今こそこのダンジョンの精霊にして森の母、セカンケイブの名のもとに!!」
おお! 急に精霊っぽい感じを出してきた!
カッコいい!!
そんな中、僕達の後ろから話し声がボソボソと――
「いやあクーラ君、僕達今もの凄い場面に立ち会っちゃってるねえ。歴史の一ページって言うか、伝説の一シーンって言うかさ」
「そうね。後でこれをギルドに報告しなきゃいけないかと思うと……ねえモリスさん。あなた逃げないでよ?」
「え、ええっと……あははははは」
「もし逃げたら、報告書には『詳細はモリス氏にご確認下さい』って書いて提出するからね?」
「にっ、逃げないよ!? 逃げないから!! だからクーラ君、僕ひとりに押し付けるのだけは勘弁してくれよ!!」
ええと……
これは聞かなかった事にしよう。
モリスさん、クーラ先生、頑張って下さい!
さっきから、何故このダンジョンに冒険者が来ないのかを精霊さんに説明してるんだけど――
「あのねぇ、冒険者っていうのは仕事でやってんのよ? 素材として利用できない魔物に人気が出るわけ無いに決まってるじゃない! っていうかゴブリンが可愛いってどういう感性よ!」
アーシュはまだ怒りが完全には収まってないみたい。このダンジョンの精霊『セカンケイブ』のせいで死にそうになったばかりなんだから、それも当たり前だろうね。
いくらルピノスさんにカッコよく助けられたとはいっても。
「ええー、そう? あの子達って何でも言う事聞くし、少ない魔力でポンポン生まれてくれるし、ちょっと顔とか見た目はアレだけど、目の焦点合わさずに遠くから見てると何となく可愛い感じに見えなくもないかもしれないじゃない。それにほら、何たってゴブリンって緑じゃない。緑いいわよね、緑! 私、緑色って大好きなのよ!」
えっ、それって……
あれ? 何だか急にゴブリンが可哀想になってきたかも。
「あんたねえ! 理由の半分以上は利用価値からじゃない! まああの顔が可愛いとか言い出さなくて安心はしたけど……っていうか色なの!? 緑色してるってのが一番の理由なわけ!?」
うん、それは僕も思った。
でも精霊さんは『当然でしょ』って頷いて――
「私だって暗くてジメジメした場所よりも緑に囲まれた場所の方が気持ちがいいもの。でも私ってダンジョンの管理しなきゃだから、ここから出られないし……」
――なんだかボヤき始めた。
「あーあ、ダンジョン作る場所を探し回ってたあの頃はよかったなあ。森とか川辺とか草原とか色んな所を歩いてさ……はあ、私、何で泉の精霊とかに生まれてこなかったんだろう……あれ? 何だか急に目から魔力が……水みたいに……この水で泉の精霊にジョブチェンジ?」
「しないわよっ! ほらもう、元気出しなさいよ。このハンカチで涙を拭いて!」
「うるる、ありがとう……」
あれっ、何だか風向きが変わった……?
「大体ね、ダンジョンだからって暗くてジメジメさせなきゃいけないとか、そんな決まりみたいなのとかあったりするの?」
「えええ? 決まりなんてないよお……でもほら、やっぱイメージって大事じゃない? ダンジョンらしさが無いとお客さんがガッカリしちゃうっていうか――」
「そういうのはお客さんを呼べるようになってから言いなさいよ!」
「ううう、それを言われると……」
アーシュってば怒ってたはずなのに、いつの間にか宥めたり相談に乗ってあげたり。
何だかんだで面倒見がいいなあ……
「まったくもう……あんたのダンジョンなんだからイメージとか気にしないで好きにやればいいのに。森が好きならダンジョンの中に森を作ればいいでしょ」
「ええっ!? 木なんて作ったことないよお」
「作った事無いって……あんた最下層で散々木を使ってたでしょ? あの木はどうしたのよ、あんたが作ったんじゃないの?」
「あ、言われてみれば……」
「木の板を作れるんだから、生きた木だって作れるでしょ」
「あれ? そうかな? そうなのかな?」
「作れるのっ!! あんたなら作れる!」
「そう……か」
あ、最後は勢いで押し切った。
そこからアーシュは一転笑顔を見せて両腕を広げて――
「いい? 想像するの。入口の扉をくぐったら、そこは日の光が降り注ぐ明るく開けた場所で、草は風になびいて川のせせらぎの音が聞こえてくるわ。そしてその奥には森があって、ゴブリンじゃなくフォレストボアやフォレストブル、それにラビットとかの森の魔物たちが住む、そんなセカンケイブダンジョンをっ!!」
「なっ……なんて素敵に理想郷……」
そこからは囁くように――
「セカンケイブは森のダンジョン……明るく爽やかな、自然あふれる緑のダンジョン……」
「すっ……素敵すぎる!」
両手を組んでうっとりと宙を見つめる精霊さんに満足げな視線を送り、そして少し間を置いてから今度はビジネスっぽいトーンで話を続ける。
「あの最下層の建物に使ってた木の板、あれだって中々のものだったわ。あたしが見てもそう思ったし、それに何てったってうちのノルトが欲しがったくらいなんだから。あれを生やせば素材としても人気が出るんじゃない? ノルト、そのあたりどう思う?」
「うん、いいと思うよ。まっすぐで引き締まった質の良い板だったからね。あの木材が採れる木だったら欲しがる人は多いんじゃないかな」
で、そこからはノルトとのタッグで――
って、一体僕は今何を見せられてるのかな。
「あの……でもお客さんはやっぱり本当の森に行きたがるじゃあ……」
そんな精霊さんの疑問には、今度はノルトから答えを返す。ちょっと怖い感じの笑みを浮かべて。
「それは大丈夫じゃないかな。この辺りは草原ばかりで大きな森とか無いからね。つまりここには競合相手がいない――ふっふっふ、独占状態っていうのは美味しいよ? 多少単価を上げたってお客さんは離れないし、出荷量や品質なんかで付加価値の調整とかもし易いし……そうだね、ここが森になったらもう勝算しかないんじゃないかな」
「ああ、希望が……希望が見えて……」
「うちの野菜とここで採れる肉。それに安定した環境を用意すれば薬草や香草だっていけるんじゃないかな。ふふふ、フタツメに食の革命が起きるよ! そうすればここは、フタツメの街にとって無くてはならないダンジョンとなる。地域密着型大人気アト――ダンジョンの誕生だ!!」
「おおおおおお!! 見えた……完全に見えた!! これこそ勝利の方程式!! ドラゴンの尻尾はまだ見えますっ!! 目指せV字回復よっ!!」
言葉の意味は良く分からないけど、とにかくすごい自信だ。
これってセカンケイブの精霊のやる気がスイッチオンって事?
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あれっ、今一瞬ふわっとしたけど……?
「さあ、ここなら『根幹の魔力』が効率よくコアに……よおっし! 来た来た来たぁーーーっ!!」
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「充填完了、魔力120パーセント!! 波動――じゃなかった、ええと第1階層から第9階層までを一つの階層に統合、天井には仮想の空と太陽を設置、内壁は全撤去して一つの空間に。大・地・改・変っ!!」
セカンケイブの精霊がコアに向かって何だか一生懸命やってる。聞こえてくる声から、今まさにダンジョンを作り変えてる最中、みたいな気が……
そして僕達の目の前で、開いた両手を天に突き上げて高らかに歌うように声を上げる精霊さん!
「静かな森よ、清き川の流れよ、澄んだ泉よ。さあ、この地にその姿を現しなさい! 大地に生きる魔物達よ、あなた達がこの地に住まう事を許します。生まれ出でなさい! 今こそこのダンジョンの精霊にして森の母、セカンケイブの名のもとに!!」
おお! 急に精霊っぽい感じを出してきた!
カッコいい!!
そんな中、僕達の後ろから話し声がボソボソと――
「いやあクーラ君、僕達今もの凄い場面に立ち会っちゃってるねえ。歴史の一ページって言うか、伝説の一シーンって言うかさ」
「そうね。後でこれをギルドに報告しなきゃいけないかと思うと……ねえモリスさん。あなた逃げないでよ?」
「え、ええっと……あははははは」
「もし逃げたら、報告書には『詳細はモリス氏にご確認下さい』って書いて提出するからね?」
「にっ、逃げないよ!? 逃げないから!! だからクーラ君、僕ひとりに押し付けるのだけは勘弁してくれよ!!」
ええと……
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モリスさん、クーラ先生、頑張って下さい!
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