224 / 278
第88話 セントラルよいとこ一度はおいで #2
しおりを挟む
急にセカンと人形が全く同じ動きで、全く同じ声で叫んで……
とりあえず失敗とかじゃなかったみたい。でも――
「操化身?」
って何?
「ええっとね、これは精霊に伝わる言い伝えなんだけど……」
精霊の言い伝え? 何だか凄そう。
「すっごく昔の事だけど、ある時この世界を作った神様が、その世界を自分の目で見てみたくなったの。でも神様は自分の世界に降り立つ事が出来ない。神様の持つ強大な神力が世界を壊してしまうから」
世界を作った神様……えっ、精霊の言い伝えって事はもしかして実話!?
「神様はそれでもどうしても諦めきれず、そしてある事を思い付いた。そうだ、自分の分身となる人形を作って、その人形で世界を見て回ろうって。神様が作ったその人形の名前……それが操化身っていうの」
うーん、神様が思い付いたにしては……案外普通?
「ははは……カルア君ってば、今度は神話の魔道具を作っちゃったよ……どうしよ」
いやいや神話って……モリスさん流石に大袈裟すぎ!
だってこの仕組み、今までやってきたのを組み合わせただけだよ?
普通に作れちゃうくらいのものだよ?
でもモリスさんもセカンも黙って首を振るだけで――
それが静かなプレッシャーになって――
嫌な汗が頬をつーっと――
「じゃ、じゃあ次はセントラルダンジョンで! あーー、向こうでもちゃんと繋がるといいなあ、あはははは……」
――って事でラルのところに【転移】っ!
「ふぅ、ただいまー」
「お兄ちゃんおかえりなさいです。あれ? 手に持ってるのはセカンお姉ちゃんです? まさか連れ出しちゃったです? セカンケイブダンジョン崩壊の危機です!?」
えっ、ダンジョンって精霊を連れ出すと崩壊するの!?
何それ怖い。
まあでもそれはおいといて――
「セカン、どう? セントラルダンジョンに着いたけど」
そう手に持ったセカンの――もう操化身って名前でいいや――に声を掛けてみた。
「大丈夫みたい。ちゃんと見えるしそっちの声も聞こえるわよ。体も……うん、何の違和感もなく動かせるわね。さっきまでと変わらず、自分の体みたいに」
よかった、大丈夫そうだ。
「えっ、セカンお姉ちゃん? セカンお姉ちゃんだけど……セカンお姉ちゃんじゃないです? 一体どういう事です?」
僕の手のひらの上で座り直したセカンの操化身は、頭の上に?マークをたくさん浮かべたラルを見つめながらゆっくりと語り掛けた。妹のその成長した姿に戸惑いながら。
「セントラル、落ち着いて聞きなさい。この非常識がね、言い伝えにあった操化身を作っちゃったの。信じられないかもしれないけど……今あなたの目の前にいるのは私の操化身よ」
あ、ラルの頭の上にたくさん浮かんでるのが、?マークから!?マークに……
「ええっ!? 嘘です!? 神様でもないのにそんなの作れるです!?」
「それを……作っちゃったのよ……さっき私の目の前で……あっという間に……」
そう肩を竦めるセカンの操化身には、目の周りに沢山の縦線が……
んー、我ながらよく出来てるなぁ。
「カルアお兄ちゃん、流石にコレは……わたし、お兄ちゃんの事を尊敬すればいいのかドン引きすればいいのか……今その境界線上でフラフラしてるですよ……?」
そんな……軽く背中をもう一押しするだけでドン引きされちゃうレベル?
「ふふんっ! よく分からないけど、要するに『精霊から見てもカルアは非常識』って事ねっ!」
あ、その一押しが……
じゃなくて、アーシュは何故そんなに自慢気なのさ。
しかも全然嬉しくない方向に……
「まあでもおかげでこうしてセントラルの顔も見れたし、ありがとうねカルア」
おおっ、アーシュの妹さんは良く出来た精霊だった!
今はあたたかなフォローが身に染みる……
「……ってちょっとセントラル、あなたホントに大きくなったわね。顔も大人っぽくなってるし、それに身長なんて人間と変わらない大きさじゃないの」
「はいです! だからこうしてカルアお兄ちゃんと並んで立っても、ちゃんと兄妹に見えるですよ」
そう言ってセントラルは僕の隣へ。
「むう、それはちょっと羨ましいかも。私もアーシュ姉さまと並んで……あ、でもそしたらこんな事出来なくなっちゃう」
セカンはそう言うと僕の手からふわりと浮かび上がり、そのままアーシュの元へと飛んで行くと、その肩の上にちょこんと座った。
「何よ急にそんな可愛い……ああもう、全く姉妹で何を張り合ってるんだか」
はは、アーシュはもうすっかりお姉ちゃんって感じだ。
嬉しそうな様子を隠しきれてないのは触れないでおこう。
「むむぅ、それはそれで羨ましいです! カルアお兄ちゃん、こちらも負けてられないです! いざ肩車です!」
いや、勝ち負けとかじゃないからね?
そろそろ話を戻そうよ。
「あー、それよりもセカン? ダンジョンコアの置き場を見たかったんだよね? ほら、あれがそうだよ?」
「ん? コア? ええっと……何だったかしら…………あー……んー……ああ! そう言えばそんな話もあったっけ。操化身の衝撃が大き過ぎてすっかり頭から抜けてた!」
やれやれ……
「そう、アレがそうなのね。……うん、やっぱり非常識。さすが非常識。もうホント信じられない非常識ね。どうやったら『根幹の魔力』への直結回路なんて作れるのよ」
「ええ……そんなの知らないよ、そもそも作ろうと思って作った訳じゃないし。ダンジョンコアに魔力を注いだだけなんだからさ」
「……そもそもそれが疑わしいのよね。それだけでこんな事になるのかしら……セントラル、ちょっとコア見せて」
そう言ってセカンはラルのダンジョンコアに向かってじっと目を凝らし――
「あ、これ……」
えっ、何か見つけた?
「ダンジョンコアの性質に干渉を受けた形跡があるわ。これは……えっ、まさか付与? いやそんなまさか……でも確かにこれは……あっ、そうか! そういう事かぁ」
何か分かった、のかな……?
「分かったわ、原因はカルアの『大きくなあれ』よ」
とりあえず失敗とかじゃなかったみたい。でも――
「操化身?」
って何?
「ええっとね、これは精霊に伝わる言い伝えなんだけど……」
精霊の言い伝え? 何だか凄そう。
「すっごく昔の事だけど、ある時この世界を作った神様が、その世界を自分の目で見てみたくなったの。でも神様は自分の世界に降り立つ事が出来ない。神様の持つ強大な神力が世界を壊してしまうから」
世界を作った神様……えっ、精霊の言い伝えって事はもしかして実話!?
「神様はそれでもどうしても諦めきれず、そしてある事を思い付いた。そうだ、自分の分身となる人形を作って、その人形で世界を見て回ろうって。神様が作ったその人形の名前……それが操化身っていうの」
うーん、神様が思い付いたにしては……案外普通?
「ははは……カルア君ってば、今度は神話の魔道具を作っちゃったよ……どうしよ」
いやいや神話って……モリスさん流石に大袈裟すぎ!
だってこの仕組み、今までやってきたのを組み合わせただけだよ?
普通に作れちゃうくらいのものだよ?
でもモリスさんもセカンも黙って首を振るだけで――
それが静かなプレッシャーになって――
嫌な汗が頬をつーっと――
「じゃ、じゃあ次はセントラルダンジョンで! あーー、向こうでもちゃんと繋がるといいなあ、あはははは……」
――って事でラルのところに【転移】っ!
「ふぅ、ただいまー」
「お兄ちゃんおかえりなさいです。あれ? 手に持ってるのはセカンお姉ちゃんです? まさか連れ出しちゃったです? セカンケイブダンジョン崩壊の危機です!?」
えっ、ダンジョンって精霊を連れ出すと崩壊するの!?
何それ怖い。
まあでもそれはおいといて――
「セカン、どう? セントラルダンジョンに着いたけど」
そう手に持ったセカンの――もう操化身って名前でいいや――に声を掛けてみた。
「大丈夫みたい。ちゃんと見えるしそっちの声も聞こえるわよ。体も……うん、何の違和感もなく動かせるわね。さっきまでと変わらず、自分の体みたいに」
よかった、大丈夫そうだ。
「えっ、セカンお姉ちゃん? セカンお姉ちゃんだけど……セカンお姉ちゃんじゃないです? 一体どういう事です?」
僕の手のひらの上で座り直したセカンの操化身は、頭の上に?マークをたくさん浮かべたラルを見つめながらゆっくりと語り掛けた。妹のその成長した姿に戸惑いながら。
「セントラル、落ち着いて聞きなさい。この非常識がね、言い伝えにあった操化身を作っちゃったの。信じられないかもしれないけど……今あなたの目の前にいるのは私の操化身よ」
あ、ラルの頭の上にたくさん浮かんでるのが、?マークから!?マークに……
「ええっ!? 嘘です!? 神様でもないのにそんなの作れるです!?」
「それを……作っちゃったのよ……さっき私の目の前で……あっという間に……」
そう肩を竦めるセカンの操化身には、目の周りに沢山の縦線が……
んー、我ながらよく出来てるなぁ。
「カルアお兄ちゃん、流石にコレは……わたし、お兄ちゃんの事を尊敬すればいいのかドン引きすればいいのか……今その境界線上でフラフラしてるですよ……?」
そんな……軽く背中をもう一押しするだけでドン引きされちゃうレベル?
「ふふんっ! よく分からないけど、要するに『精霊から見てもカルアは非常識』って事ねっ!」
あ、その一押しが……
じゃなくて、アーシュは何故そんなに自慢気なのさ。
しかも全然嬉しくない方向に……
「まあでもおかげでこうしてセントラルの顔も見れたし、ありがとうねカルア」
おおっ、アーシュの妹さんは良く出来た精霊だった!
今はあたたかなフォローが身に染みる……
「……ってちょっとセントラル、あなたホントに大きくなったわね。顔も大人っぽくなってるし、それに身長なんて人間と変わらない大きさじゃないの」
「はいです! だからこうしてカルアお兄ちゃんと並んで立っても、ちゃんと兄妹に見えるですよ」
そう言ってセントラルは僕の隣へ。
「むう、それはちょっと羨ましいかも。私もアーシュ姉さまと並んで……あ、でもそしたらこんな事出来なくなっちゃう」
セカンはそう言うと僕の手からふわりと浮かび上がり、そのままアーシュの元へと飛んで行くと、その肩の上にちょこんと座った。
「何よ急にそんな可愛い……ああもう、全く姉妹で何を張り合ってるんだか」
はは、アーシュはもうすっかりお姉ちゃんって感じだ。
嬉しそうな様子を隠しきれてないのは触れないでおこう。
「むむぅ、それはそれで羨ましいです! カルアお兄ちゃん、こちらも負けてられないです! いざ肩車です!」
いや、勝ち負けとかじゃないからね?
そろそろ話を戻そうよ。
「あー、それよりもセカン? ダンジョンコアの置き場を見たかったんだよね? ほら、あれがそうだよ?」
「ん? コア? ええっと……何だったかしら…………あー……んー……ああ! そう言えばそんな話もあったっけ。操化身の衝撃が大き過ぎてすっかり頭から抜けてた!」
やれやれ……
「そう、アレがそうなのね。……うん、やっぱり非常識。さすが非常識。もうホント信じられない非常識ね。どうやったら『根幹の魔力』への直結回路なんて作れるのよ」
「ええ……そんなの知らないよ、そもそも作ろうと思って作った訳じゃないし。ダンジョンコアに魔力を注いだだけなんだからさ」
「……そもそもそれが疑わしいのよね。それだけでこんな事になるのかしら……セントラル、ちょっとコア見せて」
そう言ってセカンはラルのダンジョンコアに向かってじっと目を凝らし――
「あ、これ……」
えっ、何か見つけた?
「ダンジョンコアの性質に干渉を受けた形跡があるわ。これは……えっ、まさか付与? いやそんなまさか……でも確かにこれは……あっ、そうか! そういう事かぁ」
何か分かった、のかな……?
「分かったわ、原因はカルアの『大きくなあれ』よ」
118
あなたにおすすめの小説
一流冒険者トウマの道草旅譚
黒蓬
ファンタジー
主人公のトウマは世界の各地を旅しながら、旅先で依頼をこなす冒険者。
しかし、彼には旅先で気になるものを見つけると寄らずにはいられない道草癖があった。
そんな寄り道優先の自由気ままなトウマの旅は、今日も新たな出会いと波乱を連れてくる。
35年ローンと共に異世界転生! スキル『マイホーム』で快適5LDK引きこもり生活 ~数学教師、合気道と三節根で異世界を論破する~
月神世一
ファンタジー
紹介文
「結婚しよう。白い壁の素敵なお家が欲しいな♡」
そう言われて35年ローンで新築一戸建て(5LDK)を買った直後、俺、加藤真守(25歳)は婚約者に捨てられた。
失意の中、猫を助けてトラックに轢かれ、気づけばジャージ姿の女神ルチアナに異世界へと放り出されていた。
「あげるのは『言語理解』と『マイホーム』でーす」
手に入れたのは、ローン残高ごと召喚できる最強の現代住宅。
電気・ガス・水道完備。お風呂は全自動、リビングは床暖房。
さらには貯めたポイントで、地球の「赤マル」から「最新家電」までお取り寄せ!?
森で拾った純情な狩人の美少女に胃袋を掴まれ、
罠にかかったポンコツ天使(自称聖騎士)が居候し、
競馬好きの魔族公爵がビールを飲みにやってくる。
これは、借金まみれの数学教師が、三節根と計算能力を武器に、快適なマイホームを守り抜く物語。
……頼むから、家の壁で爪を研ぐのはやめてくれ!
極限効率の掃除屋 ――レベル15、物理だけで理を解体する――
銀雪 華音
ファンタジー
「レベル15か? ゴミだな」
世界は男を笑い、男は世界を「解体」した。
魔力も才能も持たず、万年レベル15で停滞する掃除屋、トワ。
彼が十年の歳月を費やして辿り着いたのは、魔法という神秘を物理現象へと引きずり下ろす、狂気的なまでの**『極限効率』**だった。
一万回の反復が生み出す、予備動作ゼロの打撃。
構造の隙間を分子レベルで突く、不可視の解体。
彼にとって、レベル100超えの魔物も、神の加護を受けた聖騎士も、ただの「非効率な肉の塊」に過ぎない。
「レベルは恩恵じゃない……。人類を飼い慣らすための『制限(リミッター)』だ」
暴かれる世界の嘘。動き出すシステムの簒奪者。
管理者が定めた数値(レベル)という鎖を、たった一振りのナイフで叩き切る。
これは、最弱の掃除屋が「論理」という名の剣で、世界の理(バグ)を修正する物語。気になる方は読んでみてください。
※アルファポリスで先行で公開されます。
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
異世界スローライフ希望なのに、女神の過保護が止まらない
葉泪秋
ファンタジー
「小説家になろう」日間ランキング最高11位!(ハイファンタジー)
㊗️HOTランキング4位!(2/2)
ブラック企業で過労死した俺、佐久間遼。
神様に願ったのは、ただ「異世界で、畑でも耕しながらのんびり暮らしたい」ということだけ。
そうして手に入れた、辺境の村での穏やかな日々。現状に満足し、今度こそは平穏なスローライフを……と思っていたのだが、俺の妙なスキルと前世の社畜根性が、そうはさせない。
ふとした善意で枯れた井戸を直したことから、堅物の騎士団長やら、過保護な女神やらに目をつけられることになる。
早く穏やかに暮らしたい。
俺は今日も、規格外に育った野菜を手に、皆の姿を眺めている。
【毎日18:00更新】
※表紙画像はAIを使用しています
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
転生したみたいなので異世界生活を楽しみます
さっちさん
ファンタジー
又々、題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
沢山のコメントありがとうございます。対応出来なくてすいません。
誤字脱字申し訳ございません。気がついたら直していきます。
感傷的表現は無しでお願いしたいと思います😢
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
中年オジが異世界で第二の人生をクラフトしてみた
Mr.Six
ファンタジー
仕事に疲れ、酒に溺れた主人公……。フラフラとした足取りで橋を進むと足を滑らしてしまい、川にそのままドボン。気が付くとそこは、ゲームのように広大な大地が広がる世界だった。
訳も分からなかったが、視界に現れたゲームのようなステータス画面、そして、クエストと書かれた文章……。
「夢かもしれないし、有給消化だとおもって、この世界を楽しむか!」
そう開き直り、この世界を探求することに――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる