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第63話 最高の仲間と最高のパーティです #3
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さあパーティだ!!
目の前にたくさん並んでる料理から自分が食べたいものを自由に選ぶって……ほんとにホントに本当に、凄くすっごく楽しい!!
綺麗に並ぶ美味しそうな料理の数々……僕達はその前でもの凄く目移りしながらも、プレートに次々とそれらを乗せて食事用のテーブルへ。そしてみんなでワイワイと――いただきますっ!!
「カル師、これすっごく美味しい。食べてみて」
ワルツが自分のプレートから差し出した料理。これって何かの唐揚げ?
「うわ本当だ! 何だろう……すっごく美味しいね」
この肉の味、どことなく覚えがあるような……フォレストブル? うわっ、噛んだら中からじゅわって……
「ああっ! ちょっとワルツずるい! あっあたしもっ!! ほらカルア、これも美味しいわよっ! 食べてみなさい」
そう言ってフォークに刺した何かを僕の口元に……あむっ。
「うんっ、これも美味しい。ぷりぷりってして。初めて食べたけど、これって何て料理?」
「ええっ?……えっと……あの……」
「むむ、その色、その形、その香り。……蒸しエビのバジルソース掛け」
「おおっ! 流石ワルツ、有名レストランは伊達じゃない」
「むふふぅ」
「ううっ、次よっ! 見てなさい次こそっ!!」
「お、ノルトのそれ美味そうだな。どこにあった?」
「ああ、これだったら向こうの角の辺りに……」
「よし、俺も取ってくる!」
「おっ、じゃあ僕も行くよ」
「ねぇノルト、ノルトのプレートって何だか野菜が多くない?」
「へえ、この野菜にこんな調理法が……これなら確かに食べ易くって……うん、この食べ方が広まればもっと消費量が……」
「ノルト? おーーい、ノルトー?」
「そうか、この組み合わせが……ああでもここにアレが足されれば……いや時期が合わないのか……よしっ、じゃあアレも結界農場の生産候補に……ってあれ? カルア君いつの間にそこに?」
「……ノルト」
「ちょっとネッガー、あなたの【身体強化】ってどれくらいまで強くなるのよ?」
「まだまだ全然だ。もっと段階を上げていきたいんだが、制御が難しくってな。それに何と言うか、【身体強化】での戦闘訓練は相手を探すのが大変なんだ」
「ああ、確かにそれはそうかも。それなら今度あたしの土人形と勝負してみましょうか? 最近やっと人間くらいの大きさのを動かせるようになったのよね。スピードはまだまだだけど、結構固いわよ?」
「おお、それは嬉しいな。ぜひ頼む」
「む、少し冷めてきた。ちょっとだけ【加熱】。このジュースはちょっとだけ【冷却】」
「はぁー、その細かい調整は僕にはとても真似出来そうにないなあ。カルア君ってあれで結構力ずくな感じだし、僕がやっても熱すぎたり凍っちゃったりしそうだよ。ねえ、ワルツってそれどんなイメージでやってるの?」
「んーー、海の波、みたいな?」
「……うん、やっぱりよく分からないや」
「何だろう、きょうの料理ってどれもいつもの味とちょっと違うのよね。何処かピンと際立ってるって感じ? 『冒険者向け』ってお願いしたから、それでこんな感じの味付けになったのかしら?」
こんな感じでみんな話も弾み、そのうちワルツが料理や飲み物の魔改造を始めて――
「次はこれ。超自信作! 『カロリーからの招待状~ぷにぷに脂身が溢れるオイリーパスタに10倍濃縮生クリームを載せて~』」
それをみんなで試食して感想を言い合ったりして……
そんな楽しいパーティも、食事の手もお喋りの口も段々ゆっくりと……そしてまったりとした落ち着いた雰囲気になってきた、そんな頃――
「いいかい? ちょっとお邪魔するよ」
「えっ、お祖母様?」
――とうとうその時がやってきた。
「おお、有名人、続々」
「ええっと……もしかしてスペシャルゲスト、とか?」
「校長先生、それにブラック先生やピノ先生も……」
「あの、お祖母様? これって一体……」
「いや何ね、せっかく我が家でパーティを開くってんだからさ、あたしからもひとつ出し物を用意しようかと思ってね。さあみんな、腹も膨れて話も一段落した頃だろう? ここからあたしらの余興、『天然カルアのやらかし物語』にお付き合いいただこうじゃないか」
え!? ちょっと、あれ!? そんな話だったっけ!? シリアス何処!?
こうして突然始まった、僕がこれまでやってきた事の暴露大会。
みんなで代わる代わるこれまでの僕のあんな事やこんな事を話して、それを聞くアーシュたちは、大笑いしたり僕に半眼を送ったり……あと同意と同情、そこからの同調とか……
まあピノさんにプレゼントを渡す場面がまるまるカットされてたのは助かったけどね。あれをみんなに聞かれたりしたら、恥ずかしくってみんなの顔を見れなくなっちゃうから。
でもそれ以外の事はほとんど全部みんなにバラされて――
「まあそれで現在に至るってわけさ。どうだい? あんたたちもカルアにひどく驚かされただろうけど、あたしたちのほうも『中々』だったろう?」
「ええ。カルア君が非常識なのは分かってたつもりでしたけど、本当に『つもり』だけだったというのがよく分かりました」
ノルト……
「ああ。俺は今度その人間離れした【身体強化】ってのを是非見てみたいな」
ネッガー……
「カル師、ヤバ師、マジヤバ師」
ワルツ……
「あっ、あたしはもちろん初めから気付いてたわよ!? ライバルとしてねっ!!」
アーシュ……
「みんな、ちょっと酷くないかな……?」
そんな微妙な笑顔を返さないでっ!
目の前にたくさん並んでる料理から自分が食べたいものを自由に選ぶって……ほんとにホントに本当に、凄くすっごく楽しい!!
綺麗に並ぶ美味しそうな料理の数々……僕達はその前でもの凄く目移りしながらも、プレートに次々とそれらを乗せて食事用のテーブルへ。そしてみんなでワイワイと――いただきますっ!!
「カル師、これすっごく美味しい。食べてみて」
ワルツが自分のプレートから差し出した料理。これって何かの唐揚げ?
「うわ本当だ! 何だろう……すっごく美味しいね」
この肉の味、どことなく覚えがあるような……フォレストブル? うわっ、噛んだら中からじゅわって……
「ああっ! ちょっとワルツずるい! あっあたしもっ!! ほらカルア、これも美味しいわよっ! 食べてみなさい」
そう言ってフォークに刺した何かを僕の口元に……あむっ。
「うんっ、これも美味しい。ぷりぷりってして。初めて食べたけど、これって何て料理?」
「ええっ?……えっと……あの……」
「むむ、その色、その形、その香り。……蒸しエビのバジルソース掛け」
「おおっ! 流石ワルツ、有名レストランは伊達じゃない」
「むふふぅ」
「ううっ、次よっ! 見てなさい次こそっ!!」
「お、ノルトのそれ美味そうだな。どこにあった?」
「ああ、これだったら向こうの角の辺りに……」
「よし、俺も取ってくる!」
「おっ、じゃあ僕も行くよ」
「ねぇノルト、ノルトのプレートって何だか野菜が多くない?」
「へえ、この野菜にこんな調理法が……これなら確かに食べ易くって……うん、この食べ方が広まればもっと消費量が……」
「ノルト? おーーい、ノルトー?」
「そうか、この組み合わせが……ああでもここにアレが足されれば……いや時期が合わないのか……よしっ、じゃあアレも結界農場の生産候補に……ってあれ? カルア君いつの間にそこに?」
「……ノルト」
「ちょっとネッガー、あなたの【身体強化】ってどれくらいまで強くなるのよ?」
「まだまだ全然だ。もっと段階を上げていきたいんだが、制御が難しくってな。それに何と言うか、【身体強化】での戦闘訓練は相手を探すのが大変なんだ」
「ああ、確かにそれはそうかも。それなら今度あたしの土人形と勝負してみましょうか? 最近やっと人間くらいの大きさのを動かせるようになったのよね。スピードはまだまだだけど、結構固いわよ?」
「おお、それは嬉しいな。ぜひ頼む」
「む、少し冷めてきた。ちょっとだけ【加熱】。このジュースはちょっとだけ【冷却】」
「はぁー、その細かい調整は僕にはとても真似出来そうにないなあ。カルア君ってあれで結構力ずくな感じだし、僕がやっても熱すぎたり凍っちゃったりしそうだよ。ねえ、ワルツってそれどんなイメージでやってるの?」
「んーー、海の波、みたいな?」
「……うん、やっぱりよく分からないや」
「何だろう、きょうの料理ってどれもいつもの味とちょっと違うのよね。何処かピンと際立ってるって感じ? 『冒険者向け』ってお願いしたから、それでこんな感じの味付けになったのかしら?」
こんな感じでみんな話も弾み、そのうちワルツが料理や飲み物の魔改造を始めて――
「次はこれ。超自信作! 『カロリーからの招待状~ぷにぷに脂身が溢れるオイリーパスタに10倍濃縮生クリームを載せて~』」
それをみんなで試食して感想を言い合ったりして……
そんな楽しいパーティも、食事の手もお喋りの口も段々ゆっくりと……そしてまったりとした落ち着いた雰囲気になってきた、そんな頃――
「いいかい? ちょっとお邪魔するよ」
「えっ、お祖母様?」
――とうとうその時がやってきた。
「おお、有名人、続々」
「ええっと……もしかしてスペシャルゲスト、とか?」
「校長先生、それにブラック先生やピノ先生も……」
「あの、お祖母様? これって一体……」
「いや何ね、せっかく我が家でパーティを開くってんだからさ、あたしからもひとつ出し物を用意しようかと思ってね。さあみんな、腹も膨れて話も一段落した頃だろう? ここからあたしらの余興、『天然カルアのやらかし物語』にお付き合いいただこうじゃないか」
え!? ちょっと、あれ!? そんな話だったっけ!? シリアス何処!?
こうして突然始まった、僕がこれまでやってきた事の暴露大会。
みんなで代わる代わるこれまでの僕のあんな事やこんな事を話して、それを聞くアーシュたちは、大笑いしたり僕に半眼を送ったり……あと同意と同情、そこからの同調とか……
まあピノさんにプレゼントを渡す場面がまるまるカットされてたのは助かったけどね。あれをみんなに聞かれたりしたら、恥ずかしくってみんなの顔を見れなくなっちゃうから。
でもそれ以外の事はほとんど全部みんなにバラされて――
「まあそれで現在に至るってわけさ。どうだい? あんたたちもカルアにひどく驚かされただろうけど、あたしたちのほうも『中々』だったろう?」
「ええ。カルア君が非常識なのは分かってたつもりでしたけど、本当に『つもり』だけだったというのがよく分かりました」
ノルト……
「ああ。俺は今度その人間離れした【身体強化】ってのを是非見てみたいな」
ネッガー……
「カル師、ヤバ師、マジヤバ師」
ワルツ……
「あっ、あたしはもちろん初めから気付いてたわよ!? ライバルとしてねっ!!」
アーシュ……
「みんな、ちょっと酷くないかな……?」
そんな微妙な笑顔を返さないでっ!
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