79 / 109
第二部 パーティに捨てられた泣き虫魔法使いは、ダンジョンの階層主に溺愛される
75. 闇の魔道具店
しおりを挟む
「エレイン…!」
「おかえりなさい!」
エレインがホムラと手を繋ぎ、70階層に戻ると、2人の帰還を待ち兼ねたアグニとリリスが出迎えてくれた。
リリスはホムラにペンダントを届けた後、日が暮れたらエレインを迎えに行くと聞き、再度70階層に訪れていたのだ。
「あら?あらあらあら~」
「わわっ」
リリスは目ざとくエレインとホムラが手を繋いでいることに気づき、ニヨニヨと頬を緩めながら歩み寄ってきた。
エレインは慌てて繋いだ手を解いて、頬を染めながら手を後ろで組んだ。その様子に、ホムラがくっと喉を鳴らして笑った気がした。
「うふふ~収まるところに収まったのかしら?」
「え?なんのこと?」
リリスがエレインに尋ねるも、返ってきたのはキョトンとしたエレインの間抜け面。リリスがどういうことかとホムラを見上げるが、ホムラは諦めたように溜息をついていた。
「いいんだよ、地道に攻めることにしたからよ」
「まぁっ!」
ホムラの言葉にリリスは両手で口元を押さえた。楽しくて仕方がない様子だ。
「私、応援してますからね。何か協力が必要な際は遠慮なくお申し出ください」
「ふっ、ま、何かあったらそうさせてもらうわ」
すっかり開き直ってスッキリした顔をしているホムラ。
リリスの見立てではエレインもホムラに好意を寄せているはずなのだが、これはこれで面白そうなのでしばらく見守ることにした。
リリスが生暖かい目で2人を観察していると、不意にホムラがエレインに尋ねた。
「そういえばお前…」
「はい?」
「この3日間であの狐野郎に何もされなかっただろうなァ?」
「へ?何もされなかったって…何をですか?」
「…いや、もういいわ。その反応で分かったわ」
「何をですか!?」
目をぱちくり瞬くエレインの様子から、ホムラが懸念した男女のあれこれはなかったと見て取れた。ホムラは少し呆れつつもホッと胸を撫で下ろした。
そしてその様子を、まるで不憫なものを見るように、リリスが眺めていた。
「エレイン、帰って来たところで申し訳ないのですが、リリスから話があるようですよ」
「あっ、そうでした、うっかり忘れるところでした」
呆れた顔で3人の掛け合いが終わるのを待っていたアグニに言われて、ようやくそもそものダンジョンを訪れた理由を思い出したリリスはポンと手を叩いた。
「じゃあ、裏で茶でも飲んで話すか」
ホムラの提案により、4人はダンジョンの裏、居住空間へと移動して話すことにした。
「エレインちゃん、おかえりなさい」
「ドリューさん!…すみません、ご心配おかけしました」
そこには、エレインの帰還を聞き付けたのであろうドリューンが既にいた。エレインはペコリと頭を下げて詫びたが、ドリューンはなんとも複雑そうな表情を浮かべていた。
ドリューンを加えた5人は、ソファに腰掛けた。
エレインの隣に真っ先にホムラが腰掛けたため、その対面にリリスとアグニ、そしてドリューンが詰めて座った。アグニは素早く茶を沸かして、以前エレインが地上で買ってきたハーブティーを人数分用意した。
(んんん?なんか…ホムラさん近くない…?)
涼しい顔をしてエレインにピッタリとくっつくように座るホムラ。両手を広げて背もたれに肘をかけているため、エレインの肩を組んでいるように見える。そんなホムラにエレインは戸惑いを隠せない。
ホムラのことが異性として好きだと自覚したばかりなので、余り側に寄られると意識せずにはいられない。
ホムラの表情はどこ吹く風であるが、対面の3人はニヤける顔を隠そうともしていない。
「ごほん、では、早速ですが本題に入りますわね」
リリスがようやく話を切り出したため、エレインは少しホッとした。
「先日、エレインと一緒にギルドへ行き、闇の魔道具についてのお話を聞きましたよね。その後70階層にも手鏡を使う冒険者が何組かやってきて、捕縛の上地上へ帰されたと聞いております。その者たちは無事にギルドに拘束されて、尋問を受けたようです」
「そっか…何か分かったの?」
無事冒険者達がギルドの手に渡ったと聞き、エレインはホッと息をついた。エレインの問いかけに、リリスは神妙な顔をして頷いた。
「ええ…どうやら街外れの魔道具店で入手したのだとか。ギルドが踏み込んだ時には、既にその店はもぬけの殻になっていたようです。任意で冒険者数名に聞き取り調査をしたところ、どうやらその魔道具店は、普通の魔道具とは異なる独自のものを販売していたようです…それもかなりの高値で」
「そ、そんな店があったなんて…」
「十中八九、アレクもその店で闇の魔道具を手にしたのでしょうね…」
アレクの話になり、リリスとエレインは少し表情に影が差した。
「それで?肝心の主犯は捕まったのかよ?その様子だと逃げられたんじゃねぇのか?」
「え、ええ…」
ホムラの問いに、リリスが残念そうに頷いた。
「そいつの狙いは何なんだろうなァ…」
ホムラは面倒臭そうにソファにもたれかかっているが、地上でエレインやホムラを窮地に追いやった魔道具の提供主である。内心では雲を掴むような不気味な存在に警戒心を強めていた。
「あ…そういえば…」
エレインは、以前ウォンが語った兄貴分の話を思い出した。ウォンの私情に関わることだと誰にも言わないでいたが、少しでも有意義な情報は共有しておくべきだろう。心の中でウォンに詫びつつ、エレインは概要だけ語ることとした。
「昔、魔道具の扱いに長けた魔物がいたそうです。その魔物は、ある日ダンジョンから姿を消したらしいんですけど…もしかしたら、かつてのハイエルフのように地上に降りているとは考えられないでしょうか?」
「魔道具の扱いに長けた魔物…」
エレインの言葉に、ドリューンが思案顔になる。
「魔道具については分からないけれど、闇魔法の使い手なら居たような気がするわ…大昔だからどんな種族だったかは流石に覚えていないけど」
「そうですか…」
「ええ。植物の記憶を辿るにも、何十年、何百年も前のこととなると難しいわね」
地上で秘密裏に流通していたのはただの魔道具ではなく、闇の力を秘めたもの。であれば闇魔法の使い手というのはかなり濃厚な線になるのではないか。
「ん?闇魔法…って」
「…あっ」
ふと、エレインは、よく知る人物に闇魔法の使い手がいたことを思い出した。リリスも同時に同じ人物を思い浮かべているようだ。
「…あの子なら何か闇魔法について知っているかもしれませんね」
かつてエレインやリリスと同じパーティメンバーで、いつもエレインを小馬鹿にし、邪険にしてきた闇魔法の使い手。
「そういえば、今彼女はどこで何をしているのでしょうか…」
「おかえりなさい!」
エレインがホムラと手を繋ぎ、70階層に戻ると、2人の帰還を待ち兼ねたアグニとリリスが出迎えてくれた。
リリスはホムラにペンダントを届けた後、日が暮れたらエレインを迎えに行くと聞き、再度70階層に訪れていたのだ。
「あら?あらあらあら~」
「わわっ」
リリスは目ざとくエレインとホムラが手を繋いでいることに気づき、ニヨニヨと頬を緩めながら歩み寄ってきた。
エレインは慌てて繋いだ手を解いて、頬を染めながら手を後ろで組んだ。その様子に、ホムラがくっと喉を鳴らして笑った気がした。
「うふふ~収まるところに収まったのかしら?」
「え?なんのこと?」
リリスがエレインに尋ねるも、返ってきたのはキョトンとしたエレインの間抜け面。リリスがどういうことかとホムラを見上げるが、ホムラは諦めたように溜息をついていた。
「いいんだよ、地道に攻めることにしたからよ」
「まぁっ!」
ホムラの言葉にリリスは両手で口元を押さえた。楽しくて仕方がない様子だ。
「私、応援してますからね。何か協力が必要な際は遠慮なくお申し出ください」
「ふっ、ま、何かあったらそうさせてもらうわ」
すっかり開き直ってスッキリした顔をしているホムラ。
リリスの見立てではエレインもホムラに好意を寄せているはずなのだが、これはこれで面白そうなのでしばらく見守ることにした。
リリスが生暖かい目で2人を観察していると、不意にホムラがエレインに尋ねた。
「そういえばお前…」
「はい?」
「この3日間であの狐野郎に何もされなかっただろうなァ?」
「へ?何もされなかったって…何をですか?」
「…いや、もういいわ。その反応で分かったわ」
「何をですか!?」
目をぱちくり瞬くエレインの様子から、ホムラが懸念した男女のあれこれはなかったと見て取れた。ホムラは少し呆れつつもホッと胸を撫で下ろした。
そしてその様子を、まるで不憫なものを見るように、リリスが眺めていた。
「エレイン、帰って来たところで申し訳ないのですが、リリスから話があるようですよ」
「あっ、そうでした、うっかり忘れるところでした」
呆れた顔で3人の掛け合いが終わるのを待っていたアグニに言われて、ようやくそもそものダンジョンを訪れた理由を思い出したリリスはポンと手を叩いた。
「じゃあ、裏で茶でも飲んで話すか」
ホムラの提案により、4人はダンジョンの裏、居住空間へと移動して話すことにした。
「エレインちゃん、おかえりなさい」
「ドリューさん!…すみません、ご心配おかけしました」
そこには、エレインの帰還を聞き付けたのであろうドリューンが既にいた。エレインはペコリと頭を下げて詫びたが、ドリューンはなんとも複雑そうな表情を浮かべていた。
ドリューンを加えた5人は、ソファに腰掛けた。
エレインの隣に真っ先にホムラが腰掛けたため、その対面にリリスとアグニ、そしてドリューンが詰めて座った。アグニは素早く茶を沸かして、以前エレインが地上で買ってきたハーブティーを人数分用意した。
(んんん?なんか…ホムラさん近くない…?)
涼しい顔をしてエレインにピッタリとくっつくように座るホムラ。両手を広げて背もたれに肘をかけているため、エレインの肩を組んでいるように見える。そんなホムラにエレインは戸惑いを隠せない。
ホムラのことが異性として好きだと自覚したばかりなので、余り側に寄られると意識せずにはいられない。
ホムラの表情はどこ吹く風であるが、対面の3人はニヤける顔を隠そうともしていない。
「ごほん、では、早速ですが本題に入りますわね」
リリスがようやく話を切り出したため、エレインは少しホッとした。
「先日、エレインと一緒にギルドへ行き、闇の魔道具についてのお話を聞きましたよね。その後70階層にも手鏡を使う冒険者が何組かやってきて、捕縛の上地上へ帰されたと聞いております。その者たちは無事にギルドに拘束されて、尋問を受けたようです」
「そっか…何か分かったの?」
無事冒険者達がギルドの手に渡ったと聞き、エレインはホッと息をついた。エレインの問いかけに、リリスは神妙な顔をして頷いた。
「ええ…どうやら街外れの魔道具店で入手したのだとか。ギルドが踏み込んだ時には、既にその店はもぬけの殻になっていたようです。任意で冒険者数名に聞き取り調査をしたところ、どうやらその魔道具店は、普通の魔道具とは異なる独自のものを販売していたようです…それもかなりの高値で」
「そ、そんな店があったなんて…」
「十中八九、アレクもその店で闇の魔道具を手にしたのでしょうね…」
アレクの話になり、リリスとエレインは少し表情に影が差した。
「それで?肝心の主犯は捕まったのかよ?その様子だと逃げられたんじゃねぇのか?」
「え、ええ…」
ホムラの問いに、リリスが残念そうに頷いた。
「そいつの狙いは何なんだろうなァ…」
ホムラは面倒臭そうにソファにもたれかかっているが、地上でエレインやホムラを窮地に追いやった魔道具の提供主である。内心では雲を掴むような不気味な存在に警戒心を強めていた。
「あ…そういえば…」
エレインは、以前ウォンが語った兄貴分の話を思い出した。ウォンの私情に関わることだと誰にも言わないでいたが、少しでも有意義な情報は共有しておくべきだろう。心の中でウォンに詫びつつ、エレインは概要だけ語ることとした。
「昔、魔道具の扱いに長けた魔物がいたそうです。その魔物は、ある日ダンジョンから姿を消したらしいんですけど…もしかしたら、かつてのハイエルフのように地上に降りているとは考えられないでしょうか?」
「魔道具の扱いに長けた魔物…」
エレインの言葉に、ドリューンが思案顔になる。
「魔道具については分からないけれど、闇魔法の使い手なら居たような気がするわ…大昔だからどんな種族だったかは流石に覚えていないけど」
「そうですか…」
「ええ。植物の記憶を辿るにも、何十年、何百年も前のこととなると難しいわね」
地上で秘密裏に流通していたのはただの魔道具ではなく、闇の力を秘めたもの。であれば闇魔法の使い手というのはかなり濃厚な線になるのではないか。
「ん?闇魔法…って」
「…あっ」
ふと、エレインは、よく知る人物に闇魔法の使い手がいたことを思い出した。リリスも同時に同じ人物を思い浮かべているようだ。
「…あの子なら何か闇魔法について知っているかもしれませんね」
かつてエレインやリリスと同じパーティメンバーで、いつもエレインを小馬鹿にし、邪険にしてきた闇魔法の使い手。
「そういえば、今彼女はどこで何をしているのでしょうか…」
0
あなたにおすすめの小説
治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
転生貴族の移動領地~家族から見捨てられた三子の俺、万能な【スライド】スキルで最強領地とともに旅をする~
名無し
ファンタジー
とある男爵の三子として転生した主人公スラン。美しい海辺の辺境で暮らしていたが、海賊やモンスターを寄せ付けなかった頼りの父が倒れ、意識不明に陥ってしまう。兄姉もまた、スランの得たスキル【スライド】が外れと見るや、彼を見捨ててライバル貴族に寝返る。だが、そこから【スライド】スキルの真価を知ったスランの逆襲が始まるのであった。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
地味な薬草師だった俺が、実は村の生命線でした
阿里
ファンタジー
恋人に裏切られ、村を追い出された青年エド。彼の地味な仕事は誰にも評価されず、ただの「役立たず」として切り捨てられた。だが、それは間違いだった。旅の魔術師エリーゼと出会った彼は、自分の能力が秘めていた真の価値を知る。魔術と薬草を組み合わせた彼の秘薬は、やがて王国を救うほどの力となり、エドは英雄として名を馳せていく。そして、彼が去った村は、彼がいた頃には気づかなかった「地味な薬」の恩恵を失い、静かに破滅へと向かっていくのだった。
「お前は用済みだ」役立たずの【地図製作者】と追放されたので、覚醒したチートスキルで最高の仲間と伝説のパーティーを結成することにした
黒崎隼人
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――役立たずの【地図製作者(マッパー)】として所属パーティーから無一文で追放された青年、レイン。死を覚悟した未開の地で、彼のスキルは【絶対領域把握(ワールド・マッピング)】へと覚醒する。
地形、魔物、隠された宝、そのすべてを瞬時に地図化し好きな場所へ転移する。それは世界そのものを掌に収めるに等しいチートスキルだった。
魔力制御が苦手な銀髪のエルフ美少女、誇りを失った獣人の凄腕鍛冶師。才能を活かせずにいた仲間たちと出会った時、レインの地図は彼らの未来を照らし出す最強のコンパスとなる。
これは、役立たずと罵られた一人の青年が最高の仲間と共に自らの居場所を見つけ、やがて伝説へと成り上がっていく冒険譚。
「さて、どこへ行こうか。俺たちの地図は、まだ真っ白だ」
世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~
aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる