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第二部 パーティに捨てられた泣き虫魔法使いは、ダンジョンの階層主に溺愛される
94. 休息と予感
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「甘くておいひい~」
時は遡り、シンがビルドの身体を奪った日の昼間。
エレインはリリスが持ってきたアフタヌーンティーセットを満喫していた。
たくさんの焼き菓子にケーキ、クッキーなど、ダンジョンではありつけない煌びやかなお菓子が目の前に並んでいる。アグニも目を輝かせてケーキを切り分けている。
「うふふ、たくさん食べてくださいね」
「ありがとう~~!!」
ソファに座り、膝の上で両肘をついて両手で頬を支えつつ、リリスはエレインの食べっぷりを嬉しそうに眺めている。
「たまにはこういうのも悪くねぇな」
ホムラもクッキーを口に放り込み、ご満悦だ。エレインはアグニが切り分けてくれたケーキを受け取り、真っ白で雪のようなクリームに包まれたふわふわのスポンジにフォークを入れる。中にはたっぷりとクリームと苺が挟み込まれていた。
「んん~っ!はぁ、たまんない…」
エレインは一通りお菓子を堪能し、これまたリリスが持ってきてくれたアールグレイの紅茶を口に含んで一息ついた。なんとも至高のひと時である。
「それにしても急にどうしたの?」
エレインはリリスがいきなり大量のお菓子を携えて70階層に転移してきた姿を思い返す。今日は特に会う約束もしていなかったため、本当に不意打ちの訪問であった。
エレインの問いに対して、リリスはニヤニヤと頬を緩ませながらホムラに視線を投げる。ホムラはその視線に気づき、気まずそうに顔を背けた。
「うふふ~ホムラ様に頼まれたのですよ。エレインが毎日修行を頑張っているから、ご褒美にってところでしょうか」
「えっ…ホムラさん、本当ですか?」
「…さぁな」
リリスの言葉にエレインは隣に座るホムラを仰ぎ見る。そっぽを向いたままのホムラであるが、その耳はほんのり赤い。慣れないことをして照れているようだ。
「ありがとうございます…!嬉しい。これでまた頑張れそうです。リリスもありがとう」
「お安い御用です」
「…ま、喜んでくれたんなら頼んだ甲斐があったってもんだ」
ホムラは居住まいを正し、エレインに優しい笑みを向ける。そして、プッと吹き出した。
「クリームついてんぞ」
「えっ!?」
ホムラの言葉にエレインは慌てて頬を押さえるが、その手がクリームを捕らえるより早く、ホムラの骨張った指がエレインの口元をなぞった。ホムラの指が唇を掠め、エレインはびくりと肩を震わせた。
「甘めぇ」
「~~~っ」
そしてホムラはクリームがついた指をペロリと舐めてしまい、エレインの顔は真っ赤に染め上がった。その様子にホムラはニヤリと笑い、エレインに顔を寄せる。
「なんだ?舌で掬い取った方がよかったか?」
「んなっ…!ばっ、ばかですか!?」
「あァ?聞き捨てならねぇなァ」
「ひぇぇぇっ」
「…そういうのは2人きりの時にしてくださいね。目の毒ですわ」
ホムラに肩を抱き寄せられ、瞳を潤ませながら抵抗していたエレインであるが、リリスの呆れた声でハッと我に帰ると、頭から湯気が出るほどさらに顔を染め上げたのだった。
◇◇◇
その日の夜、就寝前のエレインは寝間着に身を包み、ベッドの淵に腰掛けていた。いつもならすぐに布団に潜り、眠りの世界に落ちてしまうエレインであるが、なぜか何とも言えない不安な気持ちが胸を渦巻いていた。
「どうした?」
いつもと違うエレインの様子に、ホムラが優しく声をかける。ホムラもすでに就寝準備を整え、自らのベッドの上で胡座をかいていた。
「…何だか胸が騒つくんです」
「…そうか」
エレインがか細い声でそう訴えると、ホムラは静かに立ち上がり、エレインの隣に腰掛けた。
「こっち来いよ」
「わわっ…」
ホムラに腕を引かれ、その胸に飛び込む形となってしまったエレイン。咄嗟にホムラの厚い胸板に両手を添えるが、触れた胸からは少し早めの鼓動を感じて、シンクロするようにエレインの鼓動も騒がしく音を立てる。
ホムラはそのままエレインを抱き抱え、器用に布団に潜り込んだ。急な展開にエレインは頭が熱くなり、目を回しそうになる。
「ククッ、何もしねぇから安心して寝ろ」
「…えっ、何もしないんですか?…あっ」
「…お前なァ」
ホムラの言葉に思わず心の内を晒してしまったエレインは、慌てて口元を押さえる。ホムラは呆れたような、だが、少し切なさを含んだ瞳でエレインを見つめる。
そっとエレインの頬に手を添え、口元を押さえる手を解く。露わになった唇に顔を寄せ、食むように唇を重ねる。触れては離れてを何度も繰り返すうちに、エレインは身体の力が抜けていき、しばらくの間ホムラに身を委ねた。
ようやくホムラの身体が離れ、恥ずかしさのあまり身じろぎした拍子に、シャラン、とエレインの胸元から魔石のペンダントが零れ落ちた。エレインの瞳と同じ色の石。ホムラがリリスに頼んでわざわざ用意してくれたエレインの宝物だ。貰ったあの日から肌身離さずつけている。
ホムラはすぐにそのペンダントに気づき、柔らかく目を細めると、指で魔石を掬い上げて唇を寄せた。
火照る顔を両手で押さえながら、エレインはホムラの胸元に視線を移す。ホムラも、エレインがプレゼントした緋色の魔石のペンダントをいつもつけてくれている。たまに指で摘んでは捏ねるように魔石を弄るのがすっかり癖になっているようで、その様子を見るたびに、嬉しくて心がぽかぽかと温かくなる。
「…そういえば、魔石には危険から身を守る効果があるはずですよね?」
「あ?あー、確かそんなこと言ってたな」
「私がハイエルフの魂に呑まれた時、防御の魔法は発動しなかったですね」
「あぁ、そう言われればそうだな。ま、所詮は装飾品の魔石だからな。期待しすぎねぇ方がいいだろ」
ふと頭によぎった疑問を口にすると、ホムラはあまり気にした様子はなく笑った。エレインとしてホムラの身に万一のことがあった時に、彼を守る機能を果たしてほしいところではある。
「そんなことより、こっち向け」
「あ…」
そっとホムラのペンダントに触れていると、グッと顎を掴まれて上向かされた。見上げたホムラの瞳は熱を帯びており、その熱に捉えられたように目を離すことができなくなる。親指で唇を開かれ、ホムラの唇で塞がれる。深い口づけに目眩を覚えながら、エレインはホムラの胸に縋りついた。
ーーーーー
ファンタジー大賞応援ありがとうございました!
ここからクライマックスに向かっていきますが、もしかすると毎日更新は難しいかもです…
極力間が開かないように頑張りますので最後までよろしくお願いします!!
時は遡り、シンがビルドの身体を奪った日の昼間。
エレインはリリスが持ってきたアフタヌーンティーセットを満喫していた。
たくさんの焼き菓子にケーキ、クッキーなど、ダンジョンではありつけない煌びやかなお菓子が目の前に並んでいる。アグニも目を輝かせてケーキを切り分けている。
「うふふ、たくさん食べてくださいね」
「ありがとう~~!!」
ソファに座り、膝の上で両肘をついて両手で頬を支えつつ、リリスはエレインの食べっぷりを嬉しそうに眺めている。
「たまにはこういうのも悪くねぇな」
ホムラもクッキーを口に放り込み、ご満悦だ。エレインはアグニが切り分けてくれたケーキを受け取り、真っ白で雪のようなクリームに包まれたふわふわのスポンジにフォークを入れる。中にはたっぷりとクリームと苺が挟み込まれていた。
「んん~っ!はぁ、たまんない…」
エレインは一通りお菓子を堪能し、これまたリリスが持ってきてくれたアールグレイの紅茶を口に含んで一息ついた。なんとも至高のひと時である。
「それにしても急にどうしたの?」
エレインはリリスがいきなり大量のお菓子を携えて70階層に転移してきた姿を思い返す。今日は特に会う約束もしていなかったため、本当に不意打ちの訪問であった。
エレインの問いに対して、リリスはニヤニヤと頬を緩ませながらホムラに視線を投げる。ホムラはその視線に気づき、気まずそうに顔を背けた。
「うふふ~ホムラ様に頼まれたのですよ。エレインが毎日修行を頑張っているから、ご褒美にってところでしょうか」
「えっ…ホムラさん、本当ですか?」
「…さぁな」
リリスの言葉にエレインは隣に座るホムラを仰ぎ見る。そっぽを向いたままのホムラであるが、その耳はほんのり赤い。慣れないことをして照れているようだ。
「ありがとうございます…!嬉しい。これでまた頑張れそうです。リリスもありがとう」
「お安い御用です」
「…ま、喜んでくれたんなら頼んだ甲斐があったってもんだ」
ホムラは居住まいを正し、エレインに優しい笑みを向ける。そして、プッと吹き出した。
「クリームついてんぞ」
「えっ!?」
ホムラの言葉にエレインは慌てて頬を押さえるが、その手がクリームを捕らえるより早く、ホムラの骨張った指がエレインの口元をなぞった。ホムラの指が唇を掠め、エレインはびくりと肩を震わせた。
「甘めぇ」
「~~~っ」
そしてホムラはクリームがついた指をペロリと舐めてしまい、エレインの顔は真っ赤に染め上がった。その様子にホムラはニヤリと笑い、エレインに顔を寄せる。
「なんだ?舌で掬い取った方がよかったか?」
「んなっ…!ばっ、ばかですか!?」
「あァ?聞き捨てならねぇなァ」
「ひぇぇぇっ」
「…そういうのは2人きりの時にしてくださいね。目の毒ですわ」
ホムラに肩を抱き寄せられ、瞳を潤ませながら抵抗していたエレインであるが、リリスの呆れた声でハッと我に帰ると、頭から湯気が出るほどさらに顔を染め上げたのだった。
◇◇◇
その日の夜、就寝前のエレインは寝間着に身を包み、ベッドの淵に腰掛けていた。いつもならすぐに布団に潜り、眠りの世界に落ちてしまうエレインであるが、なぜか何とも言えない不安な気持ちが胸を渦巻いていた。
「どうした?」
いつもと違うエレインの様子に、ホムラが優しく声をかける。ホムラもすでに就寝準備を整え、自らのベッドの上で胡座をかいていた。
「…何だか胸が騒つくんです」
「…そうか」
エレインがか細い声でそう訴えると、ホムラは静かに立ち上がり、エレインの隣に腰掛けた。
「こっち来いよ」
「わわっ…」
ホムラに腕を引かれ、その胸に飛び込む形となってしまったエレイン。咄嗟にホムラの厚い胸板に両手を添えるが、触れた胸からは少し早めの鼓動を感じて、シンクロするようにエレインの鼓動も騒がしく音を立てる。
ホムラはそのままエレインを抱き抱え、器用に布団に潜り込んだ。急な展開にエレインは頭が熱くなり、目を回しそうになる。
「ククッ、何もしねぇから安心して寝ろ」
「…えっ、何もしないんですか?…あっ」
「…お前なァ」
ホムラの言葉に思わず心の内を晒してしまったエレインは、慌てて口元を押さえる。ホムラは呆れたような、だが、少し切なさを含んだ瞳でエレインを見つめる。
そっとエレインの頬に手を添え、口元を押さえる手を解く。露わになった唇に顔を寄せ、食むように唇を重ねる。触れては離れてを何度も繰り返すうちに、エレインは身体の力が抜けていき、しばらくの間ホムラに身を委ねた。
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ホムラはすぐにそのペンダントに気づき、柔らかく目を細めると、指で魔石を掬い上げて唇を寄せた。
火照る顔を両手で押さえながら、エレインはホムラの胸元に視線を移す。ホムラも、エレインがプレゼントした緋色の魔石のペンダントをいつもつけてくれている。たまに指で摘んでは捏ねるように魔石を弄るのがすっかり癖になっているようで、その様子を見るたびに、嬉しくて心がぽかぽかと温かくなる。
「…そういえば、魔石には危険から身を守る効果があるはずですよね?」
「あ?あー、確かそんなこと言ってたな」
「私がハイエルフの魂に呑まれた時、防御の魔法は発動しなかったですね」
「あぁ、そう言われればそうだな。ま、所詮は装飾品の魔石だからな。期待しすぎねぇ方がいいだろ」
ふと頭によぎった疑問を口にすると、ホムラはあまり気にした様子はなく笑った。エレインとしてホムラの身に万一のことがあった時に、彼を守る機能を果たしてほしいところではある。
「そんなことより、こっち向け」
「あ…」
そっとホムラのペンダントに触れていると、グッと顎を掴まれて上向かされた。見上げたホムラの瞳は熱を帯びており、その熱に捉えられたように目を離すことができなくなる。親指で唇を開かれ、ホムラの唇で塞がれる。深い口づけに目眩を覚えながら、エレインはホムラの胸に縋りついた。
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極力間が開かないように頑張りますので最後までよろしくお願いします!!
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