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第46話 「そうか、そうか、つまりきみはそういう奴だったんだな。」
「起きるのじゃ、ノゾム。ノワール」
そう言うナイアの声で、俺たちは起こされた。
まぁ、本当に寝てたわけではないから、体を起こしただけなのだが。
「妾はそろそろ腹が減ったのじゃ。飯にしようぞ」
「ああ、そうだな。確かに良い時間だ」
「時間が過ぎるのは早いですね」
時計を見て気づいたが、確かに夕飯時だった。
「あ、ご飯ですか。それなら準備しますね~」
――と、俺たちの会話を聞いていたメルがそう言ったので慌てて止めることにする。
「ちょちょちょ、メル!! ちょっとストップだ!!」
「はい?」
俺が止めると、メルは不思議そうにしながらも頷いた。
そう言えばすっかり忘れていたが、メルには確認しなくてはならないことがあったんだった。
「メル。一つ聞きたいんだが……メルが出してくれる料理はどこから調達しているんだ?」
俺たちは朝、メルが出してくれたカレーを食べて登校したのだが、登校中にナンバの作ったカレーが減っていたという話を聞いたのだ。
これが偶然の一致なら別に良いのだけれど――
「そうですね~。……どこからなんでしょう?」
――そんな俺にメルはそう言葉を返した。
「……ノワール。どう思う?」
「汗を舐めてないので、なんとも言えませんが……。嘘をついている感じはしないですね」
うん。まぁ、メルが嘘をつくとも思ってないんだが、少し回答が斜め上過ぎたので驚いた。
「言われてみれば、一体どこから? ……なんとなく魔力を流せば物が出せることは知っているんですが」
首を傾げるメルを見て、俺は半ば確信した。
演技とかではなく本当に分からないっぽいな。
確実に事実確認が出来た訳ではないけれど、とりあえずはメルの魔法に頼らないほうが良さそうだ。
「分かった。……あのな、メル。もしかしたら、メルの魔法はこの学生寮のどこかから調達しているのかもしれないんだ」
「……えっ? そうなんですか!?」
「もしかしたら、だけどな。だから気持ちは本当に嬉しいんだけど、ご飯の準備とかは大丈夫だよ」
「分かりました。……それじゃあ、私は今まで人の物を勝手に取ってたんですか?」
そう言うと、どよーんと落ち込むメル。
……うん。
まぁ、メル自身は良い子みたいだし、悪気が無かったとはいえ悪いことをしていたなら罪悪感を感じるんだろう。
だが、こうして落ち込むメルを見ていると、俺も落ち込んでくるな。
俺が知っている限りではメルが何かを出したのは俺たちの為なんだし――
「……のぅ。ノゾムよ。なんとか出来んかの?」
「ご主人。私も罪悪感を覚えるのですが」
「……俺もだ。クジャクヤママユを盗んだ気分だぜ。」
――どうやら、気持ちはみんな同じようだった。
俺はとりあえず、現状を解決するためにメルに質問することにする。
「メル。ちなみに、今まではどんなものを出したんだ?」
「いえ、この能力を使ったのは昨日が初めてです。前の入居者さんが来たときは、ここまでの能力は使えませんでしたので」
なるほど。
――となると、メルの能力で出したものは、『お茶』『のど飴』『ソフトクリーム』『離婚届』『カレー』か。
……うん。離婚届以外は大きな問題は無さそうな気がする。
「……メル。多分だけど、この『離婚届』以外は問題ないと思う。……能力で出したなら能力で返せないか?」
「分かりました。やってみます!!」
そう言うと、『離婚届』を手に持ち、目を瞑るメル。
少しすると――
シュンッ!!
――という音と共にメルの手から離婚届が消えた。
「あっ!! 出来ました!!」
「おー。やったな。メル!!」
俺はそれを確認して、メルと喜びを分かち合った。
……いやー。実際、どこからきたのか滅茶苦茶気になってたからな。あの離婚届。
元の場所に返せるならそれが一番だろう。
と俺たちがそうやっていると――
コンコンっ。
――部屋の扉がノックされた。
開けてみると、ノックの主はナンバだった。
「お、ナンバか。どうしたんだ?」
「ああ。さっき、部屋に着いたら実家から肉が送られてきてたからな。せっかくだから一緒に食わねぇかと思ってよ」
「おっ! 本当か? 助かるな。……けど、良いのか?」
「いやいや、俺一人だと確実に期限内には食いきれない量だからよ。それじゃ、入っても良いか?」
「ん?良いけど、こっちでやんのか?」
「……お前には分かんねぇだろうけどよ。この学生寮の他の部屋は結構狭いからな?」
「ああ、そうか。悪いな」
話をしながら、ナンバを部屋に上げる。
良く見たら、後ろの大荷物はホットプレートと肉だった。
……確かに、凄い量だな。
「ん? なんだ、リッジの奴はもう帰ったのか?」
「ああ、ちょっと前にな」
なんでぇ。と言いながら部屋を見回すナンバさん。
その時、メルに気が付いたようだった。
「ん? ……精霊か? なんでこんなところに」
「あ、一目で分かるのか。彼女はメルって言ってな?」
俺はざっくりとメルの紹介をした。
ついでにメルにもナンバが俺の友人であるということと、ソフトクリームとカレーの持ち主だったことを伝える。
「――という訳で、昨日今日と『ソフトクリーム』と『カレー』を奪ったのは俺たちだ。……本当にすまん」
「すいませんでしたーっ!!」
「悪かったのじゃーっ!!妾ともあろうものが人の飯を奪うなどと…」
「私が悪いんです!! ごめんなさいっ!!」
自己紹介が終わった後、四人でナンバを囲み、謝罪会見を開いた。
「いや……良いからよ。頭を上げてくれよ」
だが、謝られる本人の表情は引き攣っていた。
……まぁ、部屋に入ってすぐに四方から頭を下げられたらそうなるよな。
結果的にはナンバも許してくれたし、何よりである。
「……あ、じゃあもしかして、昨日のお茶とのど飴が無くなってたのは、俺が飲んで忘れたわけじゃなかったのか」
「ごめんなさいーっ!!」
あ、余罪が判明した。
……食べたのは俺なんだから、俺が謝っておこう。
とりあえず、今度、昼飯を奢るということで、ナンバは許してくれた。
本当に謙虚な奴である。ついでに、ジュースも奢ってやろう。
閑話 「寮母の夫」
今日の俺は機嫌が良い。
というのも昨日、結婚記念日のサプライズが無事に成功したからである。
「まさか泣くほど喜んでくれるとはなぁ」
昨日は号泣しながら抱き着かれて、泣き疲れて眠るまで放してくれなかった。
旦那冥利に尽きる話である。
まぁ、それが恥ずかしかったのか、今日の見送りはちょっとぎこちなかったが、それも含めて可愛い嫁だと思う。
――だが、昨日の件からは反省点もあると感じた。
思えば今までは全部、彼女が計画してくれた。
それこそ初デートから新婚旅行まで、彼女が引っ張ってくれたのである。
「いつも甘えてたんだな」
昨日の喜びようを思うと、嬉しくなると同時にそう思う。
俺も計画をしてみて分かった。こういうのを考えるのは、本当にエネルギーが要るのだ。
相手がどうしたら、喜んでくれるかを考えて、計画して行動する。
……情けないことに俺は花を買うだけで数日かかる有様だった。
――でも、またあの笑顔が見れるなら。
「やっぱり、もう少し俺から行動してみよう。……とは言っても、無理はしないで提案からかな」
いきなり変わろうとすると、人間ろくなことにならないはずだ。
ゆっくりと変えていこう。
俺はまず、彼女に旅行を提案することに決めた。新婚旅行は彼女が全部計画してくれた。
今度は二人で計画してみよう。
……もしかしたら、前よりももっと楽しいかもしれない。
仕事を終えた俺は国内の旅行スポットをいくつか調べて、紙に起こし、帰宅した。
「ただいま」
「お帰りなさい」
そう言って、彼女が迎えてくれる。
……まだ、恥ずかしいのか笑顔が少し引き攣っているな。
家に入った俺は、彼女が見ていない隙に、旅行スポットをまとめた紙を机に置いた。
少しばかりのサプライズだ。
果たして、喜んでくれるだろうか。
少し不安だが、俺は彼女に旅行の提案をするために声をかけようとしたその時――
シュンッ!
――小さく、変な音がした。
振り返るが特に変わった点は無いように思う。
……風の音だったのだろうか?
俺は忘れることにして、彼女に声を掛けた。
「すまない。少し、見てほしいものがあるんだが……」
「……はい。」
彼女は机の上の紙を見て、
――またしても号泣しながら抱き着いてきた。
「あなたっ!! ごめんなさいぃぃぃぃ!! 嫌いにならないでぇぇぇぇ!!」
「うわっ!! 急にどうしたんだ!? 落ち着けっ!!」
俺は泣きじゃくる彼女をあやしながら、……今後、サプライズは彼女の負担が大きそうだから辞めようと心に決めた。
そう言うナイアの声で、俺たちは起こされた。
まぁ、本当に寝てたわけではないから、体を起こしただけなのだが。
「妾はそろそろ腹が減ったのじゃ。飯にしようぞ」
「ああ、そうだな。確かに良い時間だ」
「時間が過ぎるのは早いですね」
時計を見て気づいたが、確かに夕飯時だった。
「あ、ご飯ですか。それなら準備しますね~」
――と、俺たちの会話を聞いていたメルがそう言ったので慌てて止めることにする。
「ちょちょちょ、メル!! ちょっとストップだ!!」
「はい?」
俺が止めると、メルは不思議そうにしながらも頷いた。
そう言えばすっかり忘れていたが、メルには確認しなくてはならないことがあったんだった。
「メル。一つ聞きたいんだが……メルが出してくれる料理はどこから調達しているんだ?」
俺たちは朝、メルが出してくれたカレーを食べて登校したのだが、登校中にナンバの作ったカレーが減っていたという話を聞いたのだ。
これが偶然の一致なら別に良いのだけれど――
「そうですね~。……どこからなんでしょう?」
――そんな俺にメルはそう言葉を返した。
「……ノワール。どう思う?」
「汗を舐めてないので、なんとも言えませんが……。嘘をついている感じはしないですね」
うん。まぁ、メルが嘘をつくとも思ってないんだが、少し回答が斜め上過ぎたので驚いた。
「言われてみれば、一体どこから? ……なんとなく魔力を流せば物が出せることは知っているんですが」
首を傾げるメルを見て、俺は半ば確信した。
演技とかではなく本当に分からないっぽいな。
確実に事実確認が出来た訳ではないけれど、とりあえずはメルの魔法に頼らないほうが良さそうだ。
「分かった。……あのな、メル。もしかしたら、メルの魔法はこの学生寮のどこかから調達しているのかもしれないんだ」
「……えっ? そうなんですか!?」
「もしかしたら、だけどな。だから気持ちは本当に嬉しいんだけど、ご飯の準備とかは大丈夫だよ」
「分かりました。……それじゃあ、私は今まで人の物を勝手に取ってたんですか?」
そう言うと、どよーんと落ち込むメル。
……うん。
まぁ、メル自身は良い子みたいだし、悪気が無かったとはいえ悪いことをしていたなら罪悪感を感じるんだろう。
だが、こうして落ち込むメルを見ていると、俺も落ち込んでくるな。
俺が知っている限りではメルが何かを出したのは俺たちの為なんだし――
「……のぅ。ノゾムよ。なんとか出来んかの?」
「ご主人。私も罪悪感を覚えるのですが」
「……俺もだ。クジャクヤママユを盗んだ気分だぜ。」
――どうやら、気持ちはみんな同じようだった。
俺はとりあえず、現状を解決するためにメルに質問することにする。
「メル。ちなみに、今まではどんなものを出したんだ?」
「いえ、この能力を使ったのは昨日が初めてです。前の入居者さんが来たときは、ここまでの能力は使えませんでしたので」
なるほど。
――となると、メルの能力で出したものは、『お茶』『のど飴』『ソフトクリーム』『離婚届』『カレー』か。
……うん。離婚届以外は大きな問題は無さそうな気がする。
「……メル。多分だけど、この『離婚届』以外は問題ないと思う。……能力で出したなら能力で返せないか?」
「分かりました。やってみます!!」
そう言うと、『離婚届』を手に持ち、目を瞑るメル。
少しすると――
シュンッ!!
――という音と共にメルの手から離婚届が消えた。
「あっ!! 出来ました!!」
「おー。やったな。メル!!」
俺はそれを確認して、メルと喜びを分かち合った。
……いやー。実際、どこからきたのか滅茶苦茶気になってたからな。あの離婚届。
元の場所に返せるならそれが一番だろう。
と俺たちがそうやっていると――
コンコンっ。
――部屋の扉がノックされた。
開けてみると、ノックの主はナンバだった。
「お、ナンバか。どうしたんだ?」
「ああ。さっき、部屋に着いたら実家から肉が送られてきてたからな。せっかくだから一緒に食わねぇかと思ってよ」
「おっ! 本当か? 助かるな。……けど、良いのか?」
「いやいや、俺一人だと確実に期限内には食いきれない量だからよ。それじゃ、入っても良いか?」
「ん?良いけど、こっちでやんのか?」
「……お前には分かんねぇだろうけどよ。この学生寮の他の部屋は結構狭いからな?」
「ああ、そうか。悪いな」
話をしながら、ナンバを部屋に上げる。
良く見たら、後ろの大荷物はホットプレートと肉だった。
……確かに、凄い量だな。
「ん? なんだ、リッジの奴はもう帰ったのか?」
「ああ、ちょっと前にな」
なんでぇ。と言いながら部屋を見回すナンバさん。
その時、メルに気が付いたようだった。
「ん? ……精霊か? なんでこんなところに」
「あ、一目で分かるのか。彼女はメルって言ってな?」
俺はざっくりとメルの紹介をした。
ついでにメルにもナンバが俺の友人であるということと、ソフトクリームとカレーの持ち主だったことを伝える。
「――という訳で、昨日今日と『ソフトクリーム』と『カレー』を奪ったのは俺たちだ。……本当にすまん」
「すいませんでしたーっ!!」
「悪かったのじゃーっ!!妾ともあろうものが人の飯を奪うなどと…」
「私が悪いんです!! ごめんなさいっ!!」
自己紹介が終わった後、四人でナンバを囲み、謝罪会見を開いた。
「いや……良いからよ。頭を上げてくれよ」
だが、謝られる本人の表情は引き攣っていた。
……まぁ、部屋に入ってすぐに四方から頭を下げられたらそうなるよな。
結果的にはナンバも許してくれたし、何よりである。
「……あ、じゃあもしかして、昨日のお茶とのど飴が無くなってたのは、俺が飲んで忘れたわけじゃなかったのか」
「ごめんなさいーっ!!」
あ、余罪が判明した。
……食べたのは俺なんだから、俺が謝っておこう。
とりあえず、今度、昼飯を奢るということで、ナンバは許してくれた。
本当に謙虚な奴である。ついでに、ジュースも奢ってやろう。
閑話 「寮母の夫」
今日の俺は機嫌が良い。
というのも昨日、結婚記念日のサプライズが無事に成功したからである。
「まさか泣くほど喜んでくれるとはなぁ」
昨日は号泣しながら抱き着かれて、泣き疲れて眠るまで放してくれなかった。
旦那冥利に尽きる話である。
まぁ、それが恥ずかしかったのか、今日の見送りはちょっとぎこちなかったが、それも含めて可愛い嫁だと思う。
――だが、昨日の件からは反省点もあると感じた。
思えば今までは全部、彼女が計画してくれた。
それこそ初デートから新婚旅行まで、彼女が引っ張ってくれたのである。
「いつも甘えてたんだな」
昨日の喜びようを思うと、嬉しくなると同時にそう思う。
俺も計画をしてみて分かった。こういうのを考えるのは、本当にエネルギーが要るのだ。
相手がどうしたら、喜んでくれるかを考えて、計画して行動する。
……情けないことに俺は花を買うだけで数日かかる有様だった。
――でも、またあの笑顔が見れるなら。
「やっぱり、もう少し俺から行動してみよう。……とは言っても、無理はしないで提案からかな」
いきなり変わろうとすると、人間ろくなことにならないはずだ。
ゆっくりと変えていこう。
俺はまず、彼女に旅行を提案することに決めた。新婚旅行は彼女が全部計画してくれた。
今度は二人で計画してみよう。
……もしかしたら、前よりももっと楽しいかもしれない。
仕事を終えた俺は国内の旅行スポットをいくつか調べて、紙に起こし、帰宅した。
「ただいま」
「お帰りなさい」
そう言って、彼女が迎えてくれる。
……まだ、恥ずかしいのか笑顔が少し引き攣っているな。
家に入った俺は、彼女が見ていない隙に、旅行スポットをまとめた紙を机に置いた。
少しばかりのサプライズだ。
果たして、喜んでくれるだろうか。
少し不安だが、俺は彼女に旅行の提案をするために声をかけようとしたその時――
シュンッ!
――小さく、変な音がした。
振り返るが特に変わった点は無いように思う。
……風の音だったのだろうか?
俺は忘れることにして、彼女に声を掛けた。
「すまない。少し、見てほしいものがあるんだが……」
「……はい。」
彼女は机の上の紙を見て、
――またしても号泣しながら抱き着いてきた。
「あなたっ!! ごめんなさいぃぃぃぃ!! 嫌いにならないでぇぇぇぇ!!」
「うわっ!! 急にどうしたんだ!? 落ち着けっ!!」
俺は泣きじゃくる彼女をあやしながら、……今後、サプライズは彼女の負担が大きそうだから辞めようと心に決めた。
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