うちの課長はお若いのがお好き

杉 孝子

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【第0章】誕生編

仲良し四人組

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 身長158cmで華奢な体ながら、学生時代は、陸上で鍛えた体は引き締まっていた。白い肌に、大平の手が下から伸びてきて、自由を奪われた希美を快楽に誘う。

 くびれたウエストから滑らしてきた手が、小さいながらも形の良い乳房を持ち上げる。ピンクの乳首は固くなり、上を向いて立っていた。

 こりこりになった先端を大平の人差し指が左右に揺らすと、希美は溜息にも似た吐息を吐いた。
 
 大平は、希美の下半身からぎらついた目を向けている。

 秘部を嘗め回し、乳房を愛撫しながら。希美は自分の脚が、体を支え切れない位にガクガクして行くのを感じていた。

 だんだんと両手に自分の体重が掛かってきて手首が痛くなってきた。

「もう止めて。大平さん、家に帰らせて」

 無駄だと知りながらも、希美は大平に懇願した。体は反応するが、心はやはり拒んでいる。

 こんな仕打ちを受けるなんて、私は何もしていないのに。そして殺された彼女達も。

 いつの間にか、泣いていた。大平の唾液で蹂躙された頬を涙が伝う。
 
 大平は、希美の割れ目に人差し指と中指を入れて、ゆっくりとかき回すように動かす。下から希美を見上げて舌なめずりしている。

 膣の中で指先がクネクネと曲がりながら、激しさを増していく。

 随分我慢をしていた希美だったが、尿道から大量の水分が噴き出した。水のように無色透明な液体は、膣に差し込んで動きを止めない大平の右腕を伝いながら、床に大きな染みとなって、瞬く間に水溜まりと化し、さらに床を伝って広がっていった。

 止まることなく、次から次に噴き出す潮に段々と力が抜けていき、脚は自分の体重さえ支えきれなくなっていた。

 希美は壁から出ている鉄輪にぶら下がるように膝を軽く曲げた格好で項垂れていた。

 大平は、ようやく希美の秘部から指を抜くと、ビショビショになった右手を舐める。

 彼の下半身は下着の中で、今にも破れて飛び出してきそうな程にいきり立っていた。

 希美のロングヘア―を頭頂辺りで掴んで顔を上げる。潮で濡れた右手で希美の顔を撫ぜると、涎と涙に混じり妖しくてかりだす。

 小柄な体を片腕で抱き寄せて、上に引き上げると、器用に片手で、希美の手首から拘束器具を取っていく。

 半分意識もうろうとしている彼女を自ら出した水溜まりの上に座らすと、足首の拘束も解いていく。

 
 肉体的には、自由になった希美だが、会議室からの度重なる蹂躙により、体力はすでに奪い取られていた。

 体にも力が入らず、起き上がることすら困難だった。大平もそれを承知で、拘束を解いたのだと知った。

 すぐにでも、床に倒れ込みそうな希美を大平は片手で支えながら、ブラウスとスカートを剥ぎ取りにかかっていた。抵抗する気もすでに無くなっていた彼女は、大平の前に若い肉体をさらけ出すしかなかった。

「なんで、なんで、大平さんは、こんなことをするの」

 か細い声で希美は聞いた。答えを期待しているわけではなかったが、大平には聞こえたようだった。

「もう俺は、どうなってもいい人間なんだ。このまま生きていたってしょうが無い。」

 大平は呟くように言う。

「残された人も、俺の残りの人生も、何もかも終わりだ。捕まって、死刑になるならそれでもいいか」

 そう言って笑っているようにも見える。

「死刑判決が出るまでに、俺が生きているかどうか?」

 そう言って、立ち上がった大平は、自分の着ていた物をすべて脱ぎ去った。

 薄目を開けて希美の目に入った物は、大平の大きく勃起した一物だった。

 視線が定まらない、希美の口元に一物を押し付けて、無理やりに唇を開けさせようとしてくる。

 生まれたままの姿で、大平のペニスを口にねじ込まれながらも、希美は逃げ道を探すかのように、視線を左右に動かした。

 ここから部屋の出入り口までは遠い。かろうじて立ち上がれたとしても、すぐに大平に捕まってしまう。
 
 さらに床の上を視線が彷徨う。希美の体液が流れ出たその少し先に、大平の使っていたハサミがあった。

 手を伸ばしても無理な距離ではあるが、何とかハサミを取って、大平に致命傷の一つでも食らわせれば、助かるかもしれない。希美は生きるために必死で考えた。

 大平の膨張した一物が、喉頭の奥にまで差し込まれて、希美はえずくのを堪えた。

 鼻先で大平の陰毛があたる。大平の一物は希美の口中でさらに膨張しているようにも感じた。
 
 彼氏にも、フェラチオをしたことがなかった希美は、大平の一物を喉奥に押し込まれながら、えずきと悔しさで、いつの間にかまた涙を流していた。

 大平は、口中では発射することなく、涎に塗れたペニスを口から引き抜くと、彼女を体液の床にうつ伏せにして押し倒した。

 膝をつく格好で、希美の尻を両手で持ち上げると、尻の割れ目を大きく横に広げた。一緒に秘部も押し広げられ、大平の目の前に希美の膣穴が現れる。

 舌を精一杯伸ばした大平が、希美の膣穴に舌先を入れる。先ほどの潮吹きの残り汁が、大平の口中に広がって行く。希美のそれは、少ししょっぱい味がした。

 希美は、大平に臀部を舐められている中でも、少しずつ、少しずつ前に進んでいた。嫌がっているように見せる為、わざと尻を左右に振りながら。

 大平に気付かれる前に目標を達成するため、少しずつ、少しずつ。

 希美の聴覚に声が聞こえる。希美を呼ぶ声が聞こえる。それは少しずつ、大きくなっているようにも思えた。

『希美、もう少しの辛抱よ。頑張れ!希美』

 秘書課の白井智子だった。歳は一つしか違わなかったが、希美よりも随分大人びて、目鼻立ちのはっきりした美人だった。黒いロングヘアに憧れて、希美も真似をしていた。

『最後まであきらめるな!私達の分まで生きるのよ!』

 いつも元気な、見るからに活発そうな購買部の新井由香里が希美を励ます。家族と一緒に、悲惨な死を遂げているにも関わらず、希美に聞こえるのは、励ましの言葉だった。

『希美、あなたなら出来る。大平なんかに好きにさせるな!』 

 四人グループでは一番年上で、営業部でキャリアウーマンな間宮美亜。いつもは、物静かな中に、少し熱い情熱も持っている。お姉さん的な存在。

『希美、私達の仇を取ってね!』とその時、希美の手に吸い付くように、金属の冷たい感触があった。

 大平は、希美の体を仰向けにして、ペニスを差し込み始めた所だった。 

 両手で乳房を掴みに来て、前屈みになった態勢で、奥深くまで屹立した一物を挿し込む。

 希美はさも受け入れるが如く、両手を左右に大きく広げて乳房を大平の両手に差し出す。

 渾身の力を右手に込めて、希美は、大平の首元を目指して右手に持ったハサミを突き立てに行った。

 鈍い音がして、10センチ近くある刃先部分が大平の左喉に突き刺さった。
希美は、ハサミを突き立てた状態で手を離した。
 
 咄嗟に何が起こったのか、理解できなかった大平が、血が流れだした首元に手を当てると、取っ手部分を触って理解したのだろう。

 猛獣が発するような喚き声を上げて、天井を見上げる。

 その隙に乗じて、希美は水浸しの上を滑るのもお構いなしで、大平の体から抜け出すと、何処にこれ程の体力が残っていたのかと、自分でも信じられない速さで、出入り口に向かって走り出した。

 高校時代に、陸上で死に物狂いで嫌な朝練をやり切って来た根性を見せてやる。

 ドアに辿り着いた希美は、思っていた通りの絶望に突き落とされた。

 ドアには、鍵がかかっていた。慌てているので、どこに鍵のロックがあるのか、とっさにはわからない。

 鍵のロックを探している頃、後で大平が叫び続けながら起き上がり、首からハサミを抜き取った。

 ハサミが抜き取られた付近から、まっすぐ横に放物線を描いて赤い筋が迸る。

 希美が見ているうちに、徐々に放物線は小さくなり、それでも首から流れ出る血液は、大平の左肩から下を赤黒く染めていた。

 大股で近づく大平を避けて、壁伝いに後ずさる。大平は、首に刺さっていたハサミを右手に持ち、大きく振りかぶった状態で、希美に迫って来る。
 
 壁伝いに後ずさっている希美の腰に、固い物がぶつかる。横目で見るとドアの取っ手らしい。

 先ほどまで気が付かなかったが、こんなところにもドアがあったのか。希美は体を反転させると、鍵が開いていることを信じて、取っ手を回しながら、手前に引いた。

 中から何とも言えない腐敗臭とともに、髪の長い女性だった物が、大平の方に向かい倒れていく。なぜか彼女の左手には、包丁が握られており、左腕だけが希美の方に差し出される。

 大平の方に向かって、倒れていく女性に見覚えがあった。

『希美、私達の仇を取ってね!』

 希美は、間宮美亜だった物から、包丁を受け取ると、突然の出来事に驚き、両腕で受け止めようとしている、大平の後ろ首を標的にして、包丁を突き立てにいった。

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