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【第2章】復活編
復活の儀式
しおりを挟む再び希美が意識を取り戻すと、彼女はプレハブの床ではなく婦人科で使用されるような内診台に寝かされていることに気付いた。広げられた両脚は、座っているより高い位置で膝の辺りをベルトで拘束されている。全裸で少し起こされた状態で、両手は頭の上で手首を合わせた状態で拘束されていた。顔の前に持ってこようと両手首を動かすが、少し余裕がある程度で、どこかに固定されているようだった。
薄暗い部屋の床には巨大な円の形に赤い蝋燭が等間隔で並べられていた。そして、円の中には星形が黒い色で描かれており、その中心に自分がいることを悟った。希美は恐怖で心臓が高鳴るのを感じた。目の前には、優子と徹、そして誠二の体を借りた大平が立っていた。彼らの顔は蝋燭の薄明かりにゆらゆらと揺らめき、その表情は異様な興奮を浮かべ、完全に常軌を逸していた。
「気が付いたのね、希美」
優子が冷ややかに微笑みながら、希美の顔を覗き込んだ。
「希美、もうすぐ生理でしょ。臭いでわかるの」
優子の瞳はギラギラと光り、その狂気は見る者を圧倒するほどだった。
「何をするつもりなの。やめてっ!」
希美は声を振り絞るが、返ってくるのは優子の嘲笑だけだった。
「大平様の復活のために、あなたの血が必要なの。全てはそのために準備されてきたのよ」
優子がそう告げると、徹が機械的な動きで内診台の横に立ち、無表情のまま希美の片脚に固定されたベルトを微調整した。希美は抵抗しようとするが、徹の力は尋常ではなく、動きを制止されるたびに身体が震えた。
誠二の姿をした大平がゆっくりと希美の正面に歩み寄り、その端正な顔に不気味な微笑を浮かべた。「希美。ようやく俺のために役立つ時が来たな。」
その声には誠二のものとは違う冷たさと重みがあった。
希美はその声を聞き、彼がすでに大平そのものであることを確信した。目の前にいるのは、彼女がかつて嫌悪していた課長、大平そのものだった。
「やめて、誠二を返して!」
涙が希美の目から溢れ出し、頬を伝って流れ落ちる。
希美は恐怖に震えながらも、何とか拘束を解こうともがく。
「やめて、お願い。こんなの狂ってる!」声を振り絞ったが、優子と徹は気にも留めない。
大平は、希美の剥き出しになった秘部を優しく撫でながら、敏感な部分を刺激する。下腹部に生えたデルタ型の陰毛を指先で摘まんだりしながらも刺激を与える。長時間の拘束で急に希美は尿意を催した。これ以上刺激を受ければ出てしまう。
「やめて、お願い」
希美の懇願を恐怖からの物と受け取っている大平は、自らのザーメンが残っている希美の膣内に人差し指を入れると親指で花弁を圧迫し刺激する。
誠二の指先は長く、膣内から下腹部に向って圧迫と弛緩を繰り返す。希美は尿意を我慢しながらも下腹部に力を入れながら、大平から逃れようと内診台から幾度も腰を浮かす。非現実の中に居てさえ失禁することが憚られる自分が不思議であった。
大平は、中指を加えて指に本を根本まで入れてさらなる圧迫を加えてくる。希美の膣からは先程のザーメンの残りと共に再び愛液が混ざりあって、零れ落ちる。いよいよ我慢できなくなった希美は、空中に透明な尿をほとばした。それは、誠二の顔と言わず裸身に飛び散り、床の上に水溜まりを作り上げた。
大平は、希美の失禁でビショビショに濡れた手を引き出すと、その手で希美の顔を愛撫する。
「お前の穢れた血で俺は蘇るのだ。この地上に復活するのだ」
ぐったりとしている希美に大平は優しく呟くのだった。
希美は、優子の言った言葉を考えた。『もうすぐ生理でしょ』彼女はそう言った。そういえば、もうすぐかもしれない。そして彼らは、私の血を待っている。月経の血を手に入れた時、何か途方もないことが起こりそうだと希美は思った。
「さて、準備は整ったわ」
優子が薄暗い部屋の中心に据えられた奇妙な円形の模様。まるで魔法陣のような刻印を指さしながらつぶやいた。その模様は、朱に似た赤い液体で描かれており、中央には希美が拘束されたまま横たわっていた。希美の体を囲むように、優子と徹、そして誠二の姿をした大平が立ち、部屋全体が不気味な静けさに包まれている。
「これで儀式は最終段階だ」
大平が満足げに呟き、希美の方をじっと見つめた。その眼差しには、若い肉体と命を貪ろうとする悪意が満ちていた。
「さあ、始めようか」
大平は優子に向けて静かに合図を送ると、優子は手に持っていた小さな刃物を高く掲げた。その刃物は不気味なほどに鈍い光を放ち、儀式のために作られた特別なものだということが明らかだった。
「希美、これはあなたの運命なのよ」
優子が冷ややかに言い放つと、彼女の手が希美の下腹部に向かって近づいた。希美は必死に体を捩るが、拘束された身体は微動だにしない。
「優子、やめて、お願い、やめてっ!」
優子でないことは百も承知であったが、希美は震える声で彼女に懇願する。しかし、優子の動きは止まらなかった。刃物が希美の皮膚を傷つけることなく、下腹部の辺りで往復する。刃物の冷たさが希美の腹部に確かに当たっている。
やがて、希美の下腹部で鈍い痛みが起こった。それは、体内からの物であり、膣内を通って月経の血が尻を伝わり流れ出るのを感じた。サラサラだった経血はやがてドロリと血塊のようなものを吐き出した。
尻から内診台を伝わり流れ出る希美の血は、魔法陣の描かれた床に血溜まりを作った。血塊も内診台から血溜まりの中へと落ちて行った。
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