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第五章 ホワイトリム編
第114話 作戦会議Ⅰ
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「次、隠者の目。報告を」
「はっ」
カーライルに促され、『隠者の目』の構成員が前に出る。
彼ら隠者の目は、世界中を飛び回り世界各国に潜入している。時には兵として、時には商人として、時には浮浪者としてその土地の者になり、様々な情報を帝国に送る、いわゆるスパイ機関である。
隠者の目設立当初は少数で皇帝直属の組織だったが、代を重ねるにつれその規模は大きくなり、現在は帝国軍総司令の直属扱いとなっている。
「ピレウス王国戦線ですが、こちらは元冒険者である静寂の狩人が戦線を離れた事により、膠着しております。続いてエリス大公領戦線ですが、竜の狂宴の急襲により、魔人である指揮官2人と魔人兵は全滅。ジオルディーネ軍は国境まで下がり、以降動きはありません。以上です」
当然、この報告によりざわめきが起こる。静寂の狩人が戦線を離れ、行方が分からなくなっているのもそうだが、何より竜の狂宴が戦争に加わった事にだ。あまつさえ、魔人2人と魔人兵を全滅させた事は驚きをもって伝えられた。
まず口を開いたのはカーライルである。
「冒険者のお三方に伺いたい。なぜSランクの冒険者が戦争に加担したのだろうか」
「…正直わかりません」
「同じく。大森林に出入りしているとしか」
アッガスとウォーレスが心当りが無い旨を伝える。
が、フロールは違った。
「多分だけど、たまたまよ」
――――!?
その場の全員がフロールの言葉に動揺する。
「あー…あんまり言いたくないんだけどさ。竜の狂宴の魔導師の性悪年増ババアが私の師匠なんだよね」
――――なんですとっ!
またもやザワつく一室。
それもそうだろう。まさかSランク冒険者パーティーの関係者が、この場にいるとは思いもよらない。
「フロール殿はあのアナスタシア・ソアラのお弟子だったのか…なるほど、貴方のお力に納得です」
フロールの力を間近で見ていた元右翼軍長ローベルトが感嘆の声を上げた。
「言っとくけど、ババアもまぁまぁだけど、私も凄いんだからね? ローベルトさん?」
ふふん、と腕を組み得意げな顔をするフロール。
高名な魔法師をババア呼ばわりし、謙遜の欠片も見せない彼女に、ローベルトは苦笑いしか出来ない。
「経緯は省くけど私が子供の頃、10年前くらい? 『才能がある!』とか言って強引に弟子にされたのよ」
「竜の狂宴がマラボの魔物大行進を防ぐ前の事か…」
「そういう事になるわね。でもリーダーの竜使い含めて、はっきり言って変態だらけなのよ。これが」
「お前もだろ」
「師匠譲りという訳か」
「…あ?」
アッガスとウォーレスのつぶやきに、ギラリと睨みを利かせるフロール。
「言葉のあやだ、それよりも」
「ふんっ! 要するにアレよ。大森林から近いエリスの街に帰る途中で、たまたま魔人と魔人兵がいたから、掃除したってトコでしょ。多分倒した事もギルドに言ってないんじゃないかしら?」
と、連絡要員として来ていたガーランド冒険者ギルドの職員に目を向けると、連絡員はコクリと頷いた。
「な、なるほど…貴重な情報を感謝する、フロール殿。真偽は確かめようもないが、有益な情報であることは確かだ。時に、今の情報は帝国軍で共有してもよいだろうか?」
「遠慮願いたいわ。竜の狂宴に迷惑がかかるかもしれない。一緒に戦った皆だから話しただけ。でも、それじゃ大臣様も困るでしょうから、そうね…皇帝陛下個人には伝えてもいいわ」
と、意外にも真剣な顔で竜の狂宴に気を配ったフロール。また、立場的に戦争に関する情報は皇帝に伝える義務がある軍務大臣のカーライルにも配慮を見せた。言外に竜の狂宴を政治利用しようとするな、という含みがある。
これには、同じ冒険者としてアッガスとウォーレスも感心する。
「お前にもそんなことが出来るんだな」
「…意外だ」
「うっさい!」
若干顔を赤らめながら食い掛る。悪態をつきながらも、師に迷惑はかけられないという事だろう。
「承知した。約束しよう。気遣い感謝する。諸君、そういう事だ。今のフロール殿のお話は墓までもっていくように」
――――厳にっ
「うむ、続けよう。大本営での決定事項だが、ピレウス王国戦線には、南部の城塞都市ビターシャより騎士団と一般兵が援軍に入っている。ピレウスにいた冒険者もだ。そして、4人の魔人が去ったと同時にピレウス王は反転攻勢を叫んだが、それを陛下がお止めになり、今は膠着状態をあえて続けている」
「…ミトレス戦線の為に、ですか」
カーライルの言葉をヒューブレストが補足する。
「そうだ。あえてピレウス戦線を膠着させることにより、ジオルディーネ軍をその場に留めるのが狙いだ。奇しくもエリス戦線は竜の狂宴がこれ以上ない絶妙な一撃で、敵が勝手にそうなってくれた。すなわち、下手に退却され、その兵が敵ミトレス方面軍の本営である、ラクリ首都イシスの増援とならぬようにだ」
「ピレウス王は早く領土を奪還をしたいが、援軍を頼んだ手前、帝国の戦にも協力せざるを得ないと言ったところでしょうね」
「うむ。だが、あまり無理を通すこともできない。侵略を受けているのはあくまでピレウス王国だからな」
「ならば、早めにイシスへ打って出る必要がありますな。敵本国からの増援もあるはずです」
「その通りだ。諸君らにはなるべく早く、イシスを攻略してもらう。そこで問題となるのがここ」
カーライルは目の前に広げられた地図をピシッと打つ。そこには西大陸を東西に横断するメルベール大河の支流、ラプラタ川が書き記されている。
ちなみにメルベール大河はミトレス連邦に入るとほぼ同時に、2本の川に分かれる。1本は北西へ流れるこのラプラタ川、もう一本は南西に流れるパラナ川である。
ラプラタ川の川幅は約200m、水深は最大8m。鎧を来た兵が泳いで渡る事は到底不可能だし、鎧を着ていなくとも、泳ぎの達者なものでなければ、かなり下流に流されてしまう程の流速があると獣人ジャックが説明した。
「橋は確実に落とされるだろう。ジャック殿の言の通り、生身での渡河は不可能と来た。ならば手段は橋、もしくは舟と言う事になる」
「舟で渡った先、橋を架けた先。対岸には大勢の敵が待ち受けている事でしょうな」
皆も薄々気づいてはいたが、ヒューブレストの一言で、改めて全員がイシス攻めの難しさを認識させられる。少しの沈黙が流れるが、カーライルが無策な訳がない。本営が頭をひねって出した策を話す。
要約するとこうだ。
まず、川べりに魔法師隊と弓隊を並べ、対岸からの遠距離攻撃に備える。次に予め分割出来るように作っておいた橋を川べりまで運び、そこで一気に対岸まで組み立て、完成次第、一気呵成に攻め込む。という作戦だと敵に見せかけ、あらかじめ上流と下流から先に軍を対岸に上陸させておき、東西から対岸の敵を挟撃するというものだ。
その隙に本命の橋を架けて、帝国軍必勝パターンである3方挟撃を行うというものである。
「ネックは橋の完成速度にある。半日掛かっては遅い。3時間で届かせないと挟撃隊が持たない、と本営は見ている」
「確かに。敵も馬鹿ではない。敵の注意を引き付け、圧力を掛ける渡河隊が少ないと、確実に挟撃を怪しまれる。挟撃隊はどうしても大勢を割けませんな」
しかし、悠長にあれこれ考える時間を考えると、現状この方法以外に無いと皆には思えた。何より帝国本営、帝都アルバニアにいる優秀な参謀達が頭を捻って考え出した策なのだ。ならば、この作戦に賭けるしかないし、どう作戦を練ろうが、川を渡る側は不利なのである。ある程度のリスクと覚悟は必要なのだ。
「ややこしいのぅ…」
ここで、地人の長ワジルがつぶやいた。
「申し訳ありません、ワジル殿。確かに帝国軍は緻密な戦いとはなりますが、地人の方々には、分割できる橋をお造り頂きたく――――」
ワジルの戦に対する理解力の無さをヒューブレストは知っている。地人にして欲しい事を簡潔に伝えようとするが、
「つまり、さっさと皆で川を渡れればいいんじゃろう?」
そういって、ワジルは茶をすすった。
「はっ」
カーライルに促され、『隠者の目』の構成員が前に出る。
彼ら隠者の目は、世界中を飛び回り世界各国に潜入している。時には兵として、時には商人として、時には浮浪者としてその土地の者になり、様々な情報を帝国に送る、いわゆるスパイ機関である。
隠者の目設立当初は少数で皇帝直属の組織だったが、代を重ねるにつれその規模は大きくなり、現在は帝国軍総司令の直属扱いとなっている。
「ピレウス王国戦線ですが、こちらは元冒険者である静寂の狩人が戦線を離れた事により、膠着しております。続いてエリス大公領戦線ですが、竜の狂宴の急襲により、魔人である指揮官2人と魔人兵は全滅。ジオルディーネ軍は国境まで下がり、以降動きはありません。以上です」
当然、この報告によりざわめきが起こる。静寂の狩人が戦線を離れ、行方が分からなくなっているのもそうだが、何より竜の狂宴が戦争に加わった事にだ。あまつさえ、魔人2人と魔人兵を全滅させた事は驚きをもって伝えられた。
まず口を開いたのはカーライルである。
「冒険者のお三方に伺いたい。なぜSランクの冒険者が戦争に加担したのだろうか」
「…正直わかりません」
「同じく。大森林に出入りしているとしか」
アッガスとウォーレスが心当りが無い旨を伝える。
が、フロールは違った。
「多分だけど、たまたまよ」
――――!?
その場の全員がフロールの言葉に動揺する。
「あー…あんまり言いたくないんだけどさ。竜の狂宴の魔導師の性悪年増ババアが私の師匠なんだよね」
――――なんですとっ!
またもやザワつく一室。
それもそうだろう。まさかSランク冒険者パーティーの関係者が、この場にいるとは思いもよらない。
「フロール殿はあのアナスタシア・ソアラのお弟子だったのか…なるほど、貴方のお力に納得です」
フロールの力を間近で見ていた元右翼軍長ローベルトが感嘆の声を上げた。
「言っとくけど、ババアもまぁまぁだけど、私も凄いんだからね? ローベルトさん?」
ふふん、と腕を組み得意げな顔をするフロール。
高名な魔法師をババア呼ばわりし、謙遜の欠片も見せない彼女に、ローベルトは苦笑いしか出来ない。
「経緯は省くけど私が子供の頃、10年前くらい? 『才能がある!』とか言って強引に弟子にされたのよ」
「竜の狂宴がマラボの魔物大行進を防ぐ前の事か…」
「そういう事になるわね。でもリーダーの竜使い含めて、はっきり言って変態だらけなのよ。これが」
「お前もだろ」
「師匠譲りという訳か」
「…あ?」
アッガスとウォーレスのつぶやきに、ギラリと睨みを利かせるフロール。
「言葉のあやだ、それよりも」
「ふんっ! 要するにアレよ。大森林から近いエリスの街に帰る途中で、たまたま魔人と魔人兵がいたから、掃除したってトコでしょ。多分倒した事もギルドに言ってないんじゃないかしら?」
と、連絡要員として来ていたガーランド冒険者ギルドの職員に目を向けると、連絡員はコクリと頷いた。
「な、なるほど…貴重な情報を感謝する、フロール殿。真偽は確かめようもないが、有益な情報であることは確かだ。時に、今の情報は帝国軍で共有してもよいだろうか?」
「遠慮願いたいわ。竜の狂宴に迷惑がかかるかもしれない。一緒に戦った皆だから話しただけ。でも、それじゃ大臣様も困るでしょうから、そうね…皇帝陛下個人には伝えてもいいわ」
と、意外にも真剣な顔で竜の狂宴に気を配ったフロール。また、立場的に戦争に関する情報は皇帝に伝える義務がある軍務大臣のカーライルにも配慮を見せた。言外に竜の狂宴を政治利用しようとするな、という含みがある。
これには、同じ冒険者としてアッガスとウォーレスも感心する。
「お前にもそんなことが出来るんだな」
「…意外だ」
「うっさい!」
若干顔を赤らめながら食い掛る。悪態をつきながらも、師に迷惑はかけられないという事だろう。
「承知した。約束しよう。気遣い感謝する。諸君、そういう事だ。今のフロール殿のお話は墓までもっていくように」
――――厳にっ
「うむ、続けよう。大本営での決定事項だが、ピレウス王国戦線には、南部の城塞都市ビターシャより騎士団と一般兵が援軍に入っている。ピレウスにいた冒険者もだ。そして、4人の魔人が去ったと同時にピレウス王は反転攻勢を叫んだが、それを陛下がお止めになり、今は膠着状態をあえて続けている」
「…ミトレス戦線の為に、ですか」
カーライルの言葉をヒューブレストが補足する。
「そうだ。あえてピレウス戦線を膠着させることにより、ジオルディーネ軍をその場に留めるのが狙いだ。奇しくもエリス戦線は竜の狂宴がこれ以上ない絶妙な一撃で、敵が勝手にそうなってくれた。すなわち、下手に退却され、その兵が敵ミトレス方面軍の本営である、ラクリ首都イシスの増援とならぬようにだ」
「ピレウス王は早く領土を奪還をしたいが、援軍を頼んだ手前、帝国の戦にも協力せざるを得ないと言ったところでしょうね」
「うむ。だが、あまり無理を通すこともできない。侵略を受けているのはあくまでピレウス王国だからな」
「ならば、早めにイシスへ打って出る必要がありますな。敵本国からの増援もあるはずです」
「その通りだ。諸君らにはなるべく早く、イシスを攻略してもらう。そこで問題となるのがここ」
カーライルは目の前に広げられた地図をピシッと打つ。そこには西大陸を東西に横断するメルベール大河の支流、ラプラタ川が書き記されている。
ちなみにメルベール大河はミトレス連邦に入るとほぼ同時に、2本の川に分かれる。1本は北西へ流れるこのラプラタ川、もう一本は南西に流れるパラナ川である。
ラプラタ川の川幅は約200m、水深は最大8m。鎧を来た兵が泳いで渡る事は到底不可能だし、鎧を着ていなくとも、泳ぎの達者なものでなければ、かなり下流に流されてしまう程の流速があると獣人ジャックが説明した。
「橋は確実に落とされるだろう。ジャック殿の言の通り、生身での渡河は不可能と来た。ならば手段は橋、もしくは舟と言う事になる」
「舟で渡った先、橋を架けた先。対岸には大勢の敵が待ち受けている事でしょうな」
皆も薄々気づいてはいたが、ヒューブレストの一言で、改めて全員がイシス攻めの難しさを認識させられる。少しの沈黙が流れるが、カーライルが無策な訳がない。本営が頭をひねって出した策を話す。
要約するとこうだ。
まず、川べりに魔法師隊と弓隊を並べ、対岸からの遠距離攻撃に備える。次に予め分割出来るように作っておいた橋を川べりまで運び、そこで一気に対岸まで組み立て、完成次第、一気呵成に攻め込む。という作戦だと敵に見せかけ、あらかじめ上流と下流から先に軍を対岸に上陸させておき、東西から対岸の敵を挟撃するというものだ。
その隙に本命の橋を架けて、帝国軍必勝パターンである3方挟撃を行うというものである。
「ネックは橋の完成速度にある。半日掛かっては遅い。3時間で届かせないと挟撃隊が持たない、と本営は見ている」
「確かに。敵も馬鹿ではない。敵の注意を引き付け、圧力を掛ける渡河隊が少ないと、確実に挟撃を怪しまれる。挟撃隊はどうしても大勢を割けませんな」
しかし、悠長にあれこれ考える時間を考えると、現状この方法以外に無いと皆には思えた。何より帝国本営、帝都アルバニアにいる優秀な参謀達が頭を捻って考え出した策なのだ。ならば、この作戦に賭けるしかないし、どう作戦を練ろうが、川を渡る側は不利なのである。ある程度のリスクと覚悟は必要なのだ。
「ややこしいのぅ…」
ここで、地人の長ワジルがつぶやいた。
「申し訳ありません、ワジル殿。確かに帝国軍は緻密な戦いとはなりますが、地人の方々には、分割できる橋をお造り頂きたく――――」
ワジルの戦に対する理解力の無さをヒューブレストは知っている。地人にして欲しい事を簡潔に伝えようとするが、
「つまり、さっさと皆で川を渡れればいいんじゃろう?」
そういって、ワジルは茶をすすった。
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