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最終章 ジオルディーネ王国編
第180話 想いの詠唱
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(ジンが逃げるわけないでしょ…これがこの子の『ジンのやる気掌握術』とかだったらおもしろかったのになぁ…。残念ながら、この風の子は本気で言ってるんだよねぇ)
行ってしまったジンに言葉を無くし、俯くアイレはぎゅっとストールを握り締めた。
ジンを見届けてマーナはアイレに寄り添う。ジンにアイレを守れと言われ、了承したのだ。自身も傷ついているが、それを違える事はあり得ない。
「ねぇマーナ…どうすればあの人に恩を返せるのかな…」
手元に来たマーナを抱き寄せながら、上ずった声でアイレは問う。
『ぉん(無理だね。ジンはカッコつけーだからね。恩返しなんかいらないとか言うに決まってるよ。ほんと親の顔を見てみたいね)』
「ジン…」
……―――――
ドゴォッ! バキッ! ザクッ!
「ふむ。魔力はまだ多少残っているが、これだけ痛めつければB級核なら大丈夫だろう」
「ぐぅっ…」
メフィストは動けぬアイレをとことん痛めつけ、魔法陣で魔力核を包み込む。そして脚の裂け目にゆっくりと核をねじ込もうとするが、視線を感じて動きを止めた。
「まだそんな眼が出来るのか…これまた進化後の期待が膨らむな。しかし」
メフィストはアイレの刺すような視線に不快感を覚え、どうせ再生するならと二本の指をアイレの両目に突き立てた。
「気にいらん眼だ!」
グシュッ!
「あ゛あ゛ぁぁぁーっ!」
ビクンビクンと身体を痙攣させ、アイレはガクリと首をもたげた。
「分をわきまえろ、モルモットが」
視界を奪い、自由も奪った。もう微塵の抵抗も出来ない事を確信したメフィストは再度魔力核をアイレに突き出し、脚の傷にねじ込んでゆく。
ブゥゥゥン―――
「よーし、よしよし。いいぞ…安定してる」
ルイの時の様に弾ける事も、ましてや移植できないという事も起らずに、魔力核は明滅を始める。これは魔素を吸い始めた証拠であり、まもなくアイレの身体は魔素に入れ替わっていく。
後は脳の構築段階に自身の魔力で汚染を施すだけとなり、メフィストはルイの失敗から早々に立ち直り、悪魔の形相からいつもの異常研究者の貌へと戻る。
―――き
「ん? なにか言った……!?」
メフィストの耳に声にならぬ声が届き、核を埋め込まれたアイレを凝視する。
「ば…馬鹿な! なぜ動ける!?」
動かぬはずのアイレが顔を上げ、腕を動かして傍らの細剣を握る姿にメフィストは驚愕。そのあり得ない行動に絶句し、メフィストはじりじりと後ずさりしていった。
そうしている内、アイレはググッと立ち上がり、つぶれた目をメフィストに向けた。
「動ける…視える…」
ブシュ!
そして自身の脚の傷に埋められた魔力核を引き抜き、
―――キン
宙に放り出した魔力核を細剣で一閃。真っ二つに斬り裂いた。
「戦える!!」
「く、く、クソがぁっ! 大人しく魔物になってろぉっ!」
メフィストが今度こそアイレを再起不能にするべく、強化された巨大な黒い腕を振りかざす。それに対してアイレは避ける事をせず、真っ向細剣で応戦した。
スパン!
「なっ! なんだこれは!? 強化された甲殻腕を…まさか貴様っ!」
黒腕の肘から先が宙を舞い、地に落ちる。アイレの細剣には強化魔法が施されていた。
「はあぁぁっ!」
シュドドドドドド!
「ぐあーっ!」
細剣の嵐のごとき突きがメフィストを襲う。半分となった黒腕で必死に防御しようとするが、細剣士の突きを戦いの素人が受け切れるはずも無い。メフィストの身体は刺突による穴が開いていき、次第に追い詰められていった。
(はっ、はっ…ありえんっ…あれは完全に強化魔法が施されている! 亜人に無属性が備わっているはずが無い! それが意味するのは一つしか……)
柱の陰に隠れ、その頭脳をフル回転させるが確信には行きつかない。隠れたまま、ありえない現象を起こしているアイレに研究者としての願望を投げかけた。
「貴様! どうやって”虚無”をつかんだ!? 教えろ! そして研究させろ! その力は魔人どころの騒ぎではないぞ!」
「言うわけ無いでしょ」
(ていうか言えるわけ無いでしょ! み…認めたら出来たなんてっ!)
アイレは赤く染まった顔を伏せつつ、メフィストの隠れる柱まで近づき、細剣を振るった。
ザンッ!
「んがっ!!」
柱ごとメフィストを上下に両断し、崩れ落ちた柱の下敷きになったメフィストに切先を突きつける。
「ま、待て! もう魔人を生み出すのは止める! 共にその力を解明し、世界を驚かそうではないか! その力を解き明かせるのは世界一の頭脳を持つ俺だけだぞっ!」
身体から大量の白いもやを立ち上らせ、命乞いとも言えぬ命乞いを叫ぶメフィスト。
「…そこまで言うなら教えてあげる。私はこの力の根源を知ってるし、凡人のあんたには永遠に理解できないことよ」
「っ!? ふざけるな! この天才に理解できないなど―――」
「地獄で永遠に悩んでなさい」
ガキン!
メフィストの言葉を最後まで聞くことなく、アイレは脇腹で明滅する魔力核を破壊した。
「畜生! 畜生! 畜生! バカにしやがって! この俺を…誰だ…と……」
スッとメフィストの魔力反応が消えると同時に、吸収魔法陣がこぞって魔素へと還っていった。風の力を取り戻し、新たに無属性魔法を手に入れたアイレの世界がこれまでとは異なる形で開ける。
「すごい…これがジンの見てる世界…ジンと同じ力…」
アイレは無意識に風を操る要領で無属性魔法を展開していた。探知魔法の次元を超え、遠視魔法に至るその力に、仇敵を倒した達成感も忘れてまぶたの裏の空を見上げる。
誰もいなくなった塔の屋上。改めて聞こえてくる王都の騒音。
頬を撫でる生ぬるい風を感じながら、細剣を納刀した。
「あーあ…はずかしいなぁ…」
……―――――
ドシン! ドシュッ!
『ギュアッ!』
『ゴガッ!』
白虎の強烈な一撃をその身に受けるたびに九尾大狐は仰け反り、反撃の大尾が白虎の死角から襲い掛かる。九尾大狐に与えられた傷は凍りつき、血は流れないが再生も許さない。
『フッ、フッ…やっかいやのぉ』
対する白虎も強靭な肉体にモノを言わせた突貫を続けているが、九本の尾の攻撃を防ぐ事ができず、与えたダメージと同等、時にはそれ以上の反撃を食らっている。
ほぼ互角の力を持つ古代種同士の戦いだが、九尾大狐には魔物の力、すなわち再生能力とあり得ない程の魔力が備わっている。
戦いは既に数時間が経過。
九尾大狐による落雷以降、王都全域にまで拡大した魔素だまりの影響により王都の周囲には近隣の魔物だけではなく、王国中央地域の魔物全てが反応を示していた。
そのような大局の中、水平を保っていた古代種二体の力の天秤は、徐々に九尾大狐に傾きつつあった。
この局面で、魔力量と魔力出力にものを言わせた魔法を放てるのも魔物の力を得た者の特性だろう。
コォォォォォ―――
肉弾戦では互角と見切った九尾大狐は、大口を開け放ち、自身最大最強の魔法を放つ。白虎も九尾大狐の魔力の波動を感じ取り、限界出力で魔法を放ち迎え撃つ。
『―――雷神の一撃!』
『ガオォォォン!』
音を置き去りにする雷閃が、氷嵐すさぶ領域を食い破って白虎へ迫る。無限に創り出される氷塊と氷壁が雷閃のエネルギーを奪い取ってゆくが、全てを刈り取ることは出来ずに白虎の目前に到達した。
ザパンッ!
だが雷閃は白虎の目の前で縦半分に割れ、左右を通り過ぎる。ダメージを覚悟して身構えていた白虎の前には、黒い剣の刀身を九尾に向けるジンの姿があった。
「コハク。俺が分かるか」
《 じん じん じんっ 》
「ああ、そうだ。よかった。その姿でも自我はあるみたいだな」
コハクは大きくなった頭を背後から脇腹に滑り込ませる。俺は守ってくれてありがとうと、ガシガシとその頭を撫でてやった。
傷だらけの身体のままゴロゴロと喉を鳴らして甘えるその姿と、再び自分の前に立ったジンの姿を見て、ルイは目を細めた。
『まったく、ウチの魔法ついでみたいに斬っといて…目の前でイチャつかんとってくれるか?』
「仲がいいからな。俺こそ一騎打ちの邪魔して悪いな」
『今ので勝負つく思たのに、ほんま邪魔しよるで。どうやって九尾大狐の魔法に干渉したんや? 古代種の魔力に人間がどやこや出来るはずあらへんねんけど』
風を纏って浮くのは魔力効率が悪い。俺はコハクの背中に立った。
「確証はないがな。この剣、いや刀は星刻石で出来ている」
『!? …なるほど。神獣の恩恵か…。どおりでよぉ斬れるわけや』
二対一を覚悟し、スッと距離を測りながら俺とコハクの周囲を移動するルイ。
《 じん びりびり 》
迅雷を発動している今の俺に触れると、触れた者は感電する。頭を撫でた事といい、背中を感電させていた事を謝り、降りてから改めて問いかけた。
「コハク。一緒に戦ってもいいかい?」
《 いっしょ たたかう 》
「よし…いくぞっ!!」
『ゴアァァアアッ!!』
行ってしまったジンに言葉を無くし、俯くアイレはぎゅっとストールを握り締めた。
ジンを見届けてマーナはアイレに寄り添う。ジンにアイレを守れと言われ、了承したのだ。自身も傷ついているが、それを違える事はあり得ない。
「ねぇマーナ…どうすればあの人に恩を返せるのかな…」
手元に来たマーナを抱き寄せながら、上ずった声でアイレは問う。
『ぉん(無理だね。ジンはカッコつけーだからね。恩返しなんかいらないとか言うに決まってるよ。ほんと親の顔を見てみたいね)』
「ジン…」
……―――――
ドゴォッ! バキッ! ザクッ!
「ふむ。魔力はまだ多少残っているが、これだけ痛めつければB級核なら大丈夫だろう」
「ぐぅっ…」
メフィストは動けぬアイレをとことん痛めつけ、魔法陣で魔力核を包み込む。そして脚の裂け目にゆっくりと核をねじ込もうとするが、視線を感じて動きを止めた。
「まだそんな眼が出来るのか…これまた進化後の期待が膨らむな。しかし」
メフィストはアイレの刺すような視線に不快感を覚え、どうせ再生するならと二本の指をアイレの両目に突き立てた。
「気にいらん眼だ!」
グシュッ!
「あ゛あ゛ぁぁぁーっ!」
ビクンビクンと身体を痙攣させ、アイレはガクリと首をもたげた。
「分をわきまえろ、モルモットが」
視界を奪い、自由も奪った。もう微塵の抵抗も出来ない事を確信したメフィストは再度魔力核をアイレに突き出し、脚の傷にねじ込んでゆく。
ブゥゥゥン―――
「よーし、よしよし。いいぞ…安定してる」
ルイの時の様に弾ける事も、ましてや移植できないという事も起らずに、魔力核は明滅を始める。これは魔素を吸い始めた証拠であり、まもなくアイレの身体は魔素に入れ替わっていく。
後は脳の構築段階に自身の魔力で汚染を施すだけとなり、メフィストはルイの失敗から早々に立ち直り、悪魔の形相からいつもの異常研究者の貌へと戻る。
―――き
「ん? なにか言った……!?」
メフィストの耳に声にならぬ声が届き、核を埋め込まれたアイレを凝視する。
「ば…馬鹿な! なぜ動ける!?」
動かぬはずのアイレが顔を上げ、腕を動かして傍らの細剣を握る姿にメフィストは驚愕。そのあり得ない行動に絶句し、メフィストはじりじりと後ずさりしていった。
そうしている内、アイレはググッと立ち上がり、つぶれた目をメフィストに向けた。
「動ける…視える…」
ブシュ!
そして自身の脚の傷に埋められた魔力核を引き抜き、
―――キン
宙に放り出した魔力核を細剣で一閃。真っ二つに斬り裂いた。
「戦える!!」
「く、く、クソがぁっ! 大人しく魔物になってろぉっ!」
メフィストが今度こそアイレを再起不能にするべく、強化された巨大な黒い腕を振りかざす。それに対してアイレは避ける事をせず、真っ向細剣で応戦した。
スパン!
「なっ! なんだこれは!? 強化された甲殻腕を…まさか貴様っ!」
黒腕の肘から先が宙を舞い、地に落ちる。アイレの細剣には強化魔法が施されていた。
「はあぁぁっ!」
シュドドドドドド!
「ぐあーっ!」
細剣の嵐のごとき突きがメフィストを襲う。半分となった黒腕で必死に防御しようとするが、細剣士の突きを戦いの素人が受け切れるはずも無い。メフィストの身体は刺突による穴が開いていき、次第に追い詰められていった。
(はっ、はっ…ありえんっ…あれは完全に強化魔法が施されている! 亜人に無属性が備わっているはずが無い! それが意味するのは一つしか……)
柱の陰に隠れ、その頭脳をフル回転させるが確信には行きつかない。隠れたまま、ありえない現象を起こしているアイレに研究者としての願望を投げかけた。
「貴様! どうやって”虚無”をつかんだ!? 教えろ! そして研究させろ! その力は魔人どころの騒ぎではないぞ!」
「言うわけ無いでしょ」
(ていうか言えるわけ無いでしょ! み…認めたら出来たなんてっ!)
アイレは赤く染まった顔を伏せつつ、メフィストの隠れる柱まで近づき、細剣を振るった。
ザンッ!
「んがっ!!」
柱ごとメフィストを上下に両断し、崩れ落ちた柱の下敷きになったメフィストに切先を突きつける。
「ま、待て! もう魔人を生み出すのは止める! 共にその力を解明し、世界を驚かそうではないか! その力を解き明かせるのは世界一の頭脳を持つ俺だけだぞっ!」
身体から大量の白いもやを立ち上らせ、命乞いとも言えぬ命乞いを叫ぶメフィスト。
「…そこまで言うなら教えてあげる。私はこの力の根源を知ってるし、凡人のあんたには永遠に理解できないことよ」
「っ!? ふざけるな! この天才に理解できないなど―――」
「地獄で永遠に悩んでなさい」
ガキン!
メフィストの言葉を最後まで聞くことなく、アイレは脇腹で明滅する魔力核を破壊した。
「畜生! 畜生! 畜生! バカにしやがって! この俺を…誰だ…と……」
スッとメフィストの魔力反応が消えると同時に、吸収魔法陣がこぞって魔素へと還っていった。風の力を取り戻し、新たに無属性魔法を手に入れたアイレの世界がこれまでとは異なる形で開ける。
「すごい…これがジンの見てる世界…ジンと同じ力…」
アイレは無意識に風を操る要領で無属性魔法を展開していた。探知魔法の次元を超え、遠視魔法に至るその力に、仇敵を倒した達成感も忘れてまぶたの裏の空を見上げる。
誰もいなくなった塔の屋上。改めて聞こえてくる王都の騒音。
頬を撫でる生ぬるい風を感じながら、細剣を納刀した。
「あーあ…はずかしいなぁ…」
……―――――
ドシン! ドシュッ!
『ギュアッ!』
『ゴガッ!』
白虎の強烈な一撃をその身に受けるたびに九尾大狐は仰け反り、反撃の大尾が白虎の死角から襲い掛かる。九尾大狐に与えられた傷は凍りつき、血は流れないが再生も許さない。
『フッ、フッ…やっかいやのぉ』
対する白虎も強靭な肉体にモノを言わせた突貫を続けているが、九本の尾の攻撃を防ぐ事ができず、与えたダメージと同等、時にはそれ以上の反撃を食らっている。
ほぼ互角の力を持つ古代種同士の戦いだが、九尾大狐には魔物の力、すなわち再生能力とあり得ない程の魔力が備わっている。
戦いは既に数時間が経過。
九尾大狐による落雷以降、王都全域にまで拡大した魔素だまりの影響により王都の周囲には近隣の魔物だけではなく、王国中央地域の魔物全てが反応を示していた。
そのような大局の中、水平を保っていた古代種二体の力の天秤は、徐々に九尾大狐に傾きつつあった。
この局面で、魔力量と魔力出力にものを言わせた魔法を放てるのも魔物の力を得た者の特性だろう。
コォォォォォ―――
肉弾戦では互角と見切った九尾大狐は、大口を開け放ち、自身最大最強の魔法を放つ。白虎も九尾大狐の魔力の波動を感じ取り、限界出力で魔法を放ち迎え撃つ。
『―――雷神の一撃!』
『ガオォォォン!』
音を置き去りにする雷閃が、氷嵐すさぶ領域を食い破って白虎へ迫る。無限に創り出される氷塊と氷壁が雷閃のエネルギーを奪い取ってゆくが、全てを刈り取ることは出来ずに白虎の目前に到達した。
ザパンッ!
だが雷閃は白虎の目の前で縦半分に割れ、左右を通り過ぎる。ダメージを覚悟して身構えていた白虎の前には、黒い剣の刀身を九尾に向けるジンの姿があった。
「コハク。俺が分かるか」
《 じん じん じんっ 》
「ああ、そうだ。よかった。その姿でも自我はあるみたいだな」
コハクは大きくなった頭を背後から脇腹に滑り込ませる。俺は守ってくれてありがとうと、ガシガシとその頭を撫でてやった。
傷だらけの身体のままゴロゴロと喉を鳴らして甘えるその姿と、再び自分の前に立ったジンの姿を見て、ルイは目を細めた。
『まったく、ウチの魔法ついでみたいに斬っといて…目の前でイチャつかんとってくれるか?』
「仲がいいからな。俺こそ一騎打ちの邪魔して悪いな」
『今ので勝負つく思たのに、ほんま邪魔しよるで。どうやって九尾大狐の魔法に干渉したんや? 古代種の魔力に人間がどやこや出来るはずあらへんねんけど』
風を纏って浮くのは魔力効率が悪い。俺はコハクの背中に立った。
「確証はないがな。この剣、いや刀は星刻石で出来ている」
『!? …なるほど。神獣の恩恵か…。どおりでよぉ斬れるわけや』
二対一を覚悟し、スッと距離を測りながら俺とコハクの周囲を移動するルイ。
《 じん びりびり 》
迅雷を発動している今の俺に触れると、触れた者は感電する。頭を撫でた事といい、背中を感電させていた事を謝り、降りてから改めて問いかけた。
「コハク。一緒に戦ってもいいかい?」
《 いっしょ たたかう 》
「よし…いくぞっ!!」
『ゴアァァアアッ!!』
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