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第2章 にゃんだふるライフ
猫と仲間たち
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夢を見た。
白い雪の降る夜、指切りした小さな小指。
触れた指先があまりに冷たくて、熱を求めるようにそれを引き寄せる。引き寄せて、抱きしめた。腕の中の温もりを確かめるように、もう二度と離さないように、そっとそっと頬を寄せる。
耳に、確かな時を刻む鼓動音がゆっくりと響いていった。
「…………い……おい」
気持ちよく眠っていたところに聞こえる、不機嫌で冷たい声。まだ眠っていたいと唸る事で異議を唱え、レフィスが腕に抱きしめていたものに頬を摺り寄せて再度夢に落ちようとする。
「……おい。起きろ」
「や……だ。も、少し……」
「いつから夜這いするようになったんだ。そんな度胸もないくせに」
耳元で聞こえた声と言葉に、落ちようとしていたレフィスの意識が一気に引き戻される。
ばちっと開いた視界に、はだけた逞しい胸元が飛び込んだ。それが何なのかを脳が理解するより先に、若草色の瞳がよく見知った金髪の青年の顔を間近に捉える。と同時に、反発する磁石のように、レフィスがユリシスの上から上半身を引き剥がした。
「うはぁっ!」
ベッドに両手を付いて上半身を起こしたレフィスだったが、第三者の目線で見るとその光景はどうしてもレフィスがユリシスを押し倒している姿にしか見えない。
「押し倒されるのは好きじゃないんだが」
そう言いながら誘うような笑みを浮かべるユリシスとは反対に、レフィスは顔を真っ赤にさせたままパニック状態に陥っている。押し倒している状況から身を引く事も忘れて、混乱する思考を正常に戻そうと必死になって頭をフル回転させたものの、その試みは下から伸びたユリシスの手によってあっけなく中断させられた。
「夜明けまで時間は僅かだ。お前が動かないなら俺が動くぞ」
頬に触れた手のひらにびくんと体を震わせて、レフィスがやっとユリシスの体の上から身を引いた。しかし思いっきり仰け反った為、勢い余ってそのまま後ろに倒れ、そしてベッドの上からもごろんと転がり落ちてしまった。
「うがっ」
ベッドの下から聞こえた呻き声にくっくっと声を殺して笑いながら起き上がったユリシスだったが、その瞳に再びレフィスの姿を捉える事はなかった。
「……夜中にベッドに潜り込むとは、一体どういう冗談かと思ったが……」
そう呟き落として、ユリシスが紫紺の瞳を瞼の奥に隠す。かすかに開いた唇から、何とも言えない溜息が零れ落ちた。
「……これも冗談か? レフィス」
「にゃぁぅ」
僅かに非難めいた眼差しを受けながら、レフィスはベッドの下で小さな白い体を丸めて「ユリシスの馬鹿」と呟いた、つもりだった。
「やっぱり石女なんかに任せるのが良くなかったんだと思うよ?」
今日も賑わいを見せているギルド内のカウンターに、ユリシス、ライリ、イーヴィ、そして頭を抱えたままのフレズヴェールがいた。四人の視線を一気に受けているのは、カウンターの上に居心地悪く座る一匹の白い猫。若草色の瞳が四人全員を見つめて、その無言の攻撃に耐え切れず下を向いた。
「昨夜ミセフィアの魔術研究所から、荷物が届かないと連絡が入ってたんだが……まさかお前さん、袋を開けたんじゃないだろうな。……いや、開けたんだよな。だからこう、理解不能な現実があるんだよな」
自問自答しては頭を抱えるフレズヴェールを、憐れみの目で見つめるユリシスとイーヴィ。その中で、なぜかライリだけが面白そうに瞳を輝かせている。
「いっその事、ずっとこのままでいたらどう? 皆の為にもなると思うけど」
さらりと無責任な事を言いながら、ライリが猫になったレフィスの顔を指先で強めに突く。その攻撃をかわそうと首を振るレフィスが、仰け反りすぎて仰向けにごろんと転がった。
「にぎゃ! にゃぅぁー!」
反論しようにも言葉が出ない。そんなレフィスを更に指先で弄ぶライリは、傍から見てもひどく生き生きとしていた。
「それにしても喋れないんじゃ不便だな。研究所に連絡して、何かいい手立てがないか聞いてみるか」
「その必要はないわよ、フレズヴェール」
赤い唇を引いて華麗に微笑んだイーヴィが、おもむろにレフィスの顔を右手で覆い隠した。何事かと硬直したレフィスをよそに、イーヴィは笑みを浮かべたまま何かしらの呪文を唇の奥で呟き出す。音は漏れなかったが、それは空気に乗ってイーヴィの右手を伝わり、やがてレフィスの小さな体を淡い光で一瞬だけ包み込んだ。
「はい、終わり。もう喋れるはずよ」
そう告げたのを合図にして、レフィスの体から光が弾け飛んで消滅する。呆けたままのレフィスを見つめるライリの視線は、やっぱりと言うか不満げな色に揺れていた。
「イーヴィ。何て余計な事を……。喋れない方がずっといいのに」
「何がいいのよ、ライリの馬鹿! ……あ、ほんとだ。喋れる」
げっそりした表情を浮かべたライリをひと睨みしてから、レフィスが改めて嬉しそうな顔をイーヴィに向けて、その手のひらに小さな頭を摺り寄せた。
「イーヴィ、ありがとう! 女神様万歳!」
「喋れるようにしただけよ。あなたの体は猫のままなんだから、そう喜んでもいられないわ」
「単細胞だから言っても無駄だよ、イーヴィ」
ぼそりと呟いて、ライリがいつものカロムティーを啜る。喋れるようになったレフィスには、もう何の関心もないようだ。
「それにしても高度な魔法使うもんだな、イーヴィ。どこで習ったんだ?」
「うふふ、内緒よ」
向けられた微笑に、フレズヴェールが僅かに顔を赤くさせた。それを咳払いでさりげなく誤魔化し、イーヴィから猫レフィスへと視線を戻す。
「で、何がどうしてそうなったんだ?」
「そうよ、聞いて頂戴! あいつらのせいなのよ、全部何もかも!」
「あいつら?」
「ミセフィアで私の荷物をひったくろうとしたコソ泥よ! 大事な荷物なんだもの。奪われないように必死にしがみ付いたら……袋が破れちゃって」
「それで星屑の灰を被っちまったわけか」
溜息をつくフレズヴェールが、再度狼頭を抱えて唸った。その正面、カウンター越しに座っていたユリシスの瞳が、呆れたようにゆっくりと閉じられた。
「どうせお前、観光気分でミセフィアの街を歩いてたんだろう。奴らにとっては格好の獲物だったってわけだ」
静かに告げられた言葉が的を射ていた為、それまで元気に喋っていたレフィスが決まり悪そうに黙り込んだ。
「うぅ……だって、初めてだったんだもの。ミセフィアの街」
「用途の分からない、しかも魔力を秘めたアイテムを配達していたんだぞ。もう少し気を配れ」
容赦ない物言いに、レフィスは何も言えずに俯く。しゅんと項垂れたレフィスの頭を優しく撫でたイーヴィが、少しだけ咎めるような眼差しをユリシスに向けてやんわりと言葉を挟んだ。
「それはそうだけど。……ユリシス、もう少し女の子に優しい言葉をかけてあげられないの? こう見えてもレフィスは落ち込んでいるんだから。戻れるかどうかも分からないのに」
「自業自得だ」
「心配で仕方ないって顔してるのに」
思わず言い返そうとしたユリシスをかわす目的で、イーヴィが颯爽と席を立つ。隣に座っていたはずのライリの姿は、もう既にどこかへ消えていた。
「研究所への報告はフレズヴェールがしてくれるだろうし、何かしら解決の糸口が見つかると思うわ。だからそれまでレフィスをよろしくね」
にっこりと反論を許さない笑顔を向けて、イーヴィがユリシスの返事も待たずにギルドを出て行った。
後に残されたユリシスは去っていった仲間に心の中で毒づきながら、カウンターの上で自分を見つめる若草色の瞳を見て、深く重い溜息を吐き落とした。
白い雪の降る夜、指切りした小さな小指。
触れた指先があまりに冷たくて、熱を求めるようにそれを引き寄せる。引き寄せて、抱きしめた。腕の中の温もりを確かめるように、もう二度と離さないように、そっとそっと頬を寄せる。
耳に、確かな時を刻む鼓動音がゆっくりと響いていった。
「…………い……おい」
気持ちよく眠っていたところに聞こえる、不機嫌で冷たい声。まだ眠っていたいと唸る事で異議を唱え、レフィスが腕に抱きしめていたものに頬を摺り寄せて再度夢に落ちようとする。
「……おい。起きろ」
「や……だ。も、少し……」
「いつから夜這いするようになったんだ。そんな度胸もないくせに」
耳元で聞こえた声と言葉に、落ちようとしていたレフィスの意識が一気に引き戻される。
ばちっと開いた視界に、はだけた逞しい胸元が飛び込んだ。それが何なのかを脳が理解するより先に、若草色の瞳がよく見知った金髪の青年の顔を間近に捉える。と同時に、反発する磁石のように、レフィスがユリシスの上から上半身を引き剥がした。
「うはぁっ!」
ベッドに両手を付いて上半身を起こしたレフィスだったが、第三者の目線で見るとその光景はどうしてもレフィスがユリシスを押し倒している姿にしか見えない。
「押し倒されるのは好きじゃないんだが」
そう言いながら誘うような笑みを浮かべるユリシスとは反対に、レフィスは顔を真っ赤にさせたままパニック状態に陥っている。押し倒している状況から身を引く事も忘れて、混乱する思考を正常に戻そうと必死になって頭をフル回転させたものの、その試みは下から伸びたユリシスの手によってあっけなく中断させられた。
「夜明けまで時間は僅かだ。お前が動かないなら俺が動くぞ」
頬に触れた手のひらにびくんと体を震わせて、レフィスがやっとユリシスの体の上から身を引いた。しかし思いっきり仰け反った為、勢い余ってそのまま後ろに倒れ、そしてベッドの上からもごろんと転がり落ちてしまった。
「うがっ」
ベッドの下から聞こえた呻き声にくっくっと声を殺して笑いながら起き上がったユリシスだったが、その瞳に再びレフィスの姿を捉える事はなかった。
「……夜中にベッドに潜り込むとは、一体どういう冗談かと思ったが……」
そう呟き落として、ユリシスが紫紺の瞳を瞼の奥に隠す。かすかに開いた唇から、何とも言えない溜息が零れ落ちた。
「……これも冗談か? レフィス」
「にゃぁぅ」
僅かに非難めいた眼差しを受けながら、レフィスはベッドの下で小さな白い体を丸めて「ユリシスの馬鹿」と呟いた、つもりだった。
「やっぱり石女なんかに任せるのが良くなかったんだと思うよ?」
今日も賑わいを見せているギルド内のカウンターに、ユリシス、ライリ、イーヴィ、そして頭を抱えたままのフレズヴェールがいた。四人の視線を一気に受けているのは、カウンターの上に居心地悪く座る一匹の白い猫。若草色の瞳が四人全員を見つめて、その無言の攻撃に耐え切れず下を向いた。
「昨夜ミセフィアの魔術研究所から、荷物が届かないと連絡が入ってたんだが……まさかお前さん、袋を開けたんじゃないだろうな。……いや、開けたんだよな。だからこう、理解不能な現実があるんだよな」
自問自答しては頭を抱えるフレズヴェールを、憐れみの目で見つめるユリシスとイーヴィ。その中で、なぜかライリだけが面白そうに瞳を輝かせている。
「いっその事、ずっとこのままでいたらどう? 皆の為にもなると思うけど」
さらりと無責任な事を言いながら、ライリが猫になったレフィスの顔を指先で強めに突く。その攻撃をかわそうと首を振るレフィスが、仰け反りすぎて仰向けにごろんと転がった。
「にぎゃ! にゃぅぁー!」
反論しようにも言葉が出ない。そんなレフィスを更に指先で弄ぶライリは、傍から見てもひどく生き生きとしていた。
「それにしても喋れないんじゃ不便だな。研究所に連絡して、何かいい手立てがないか聞いてみるか」
「その必要はないわよ、フレズヴェール」
赤い唇を引いて華麗に微笑んだイーヴィが、おもむろにレフィスの顔を右手で覆い隠した。何事かと硬直したレフィスをよそに、イーヴィは笑みを浮かべたまま何かしらの呪文を唇の奥で呟き出す。音は漏れなかったが、それは空気に乗ってイーヴィの右手を伝わり、やがてレフィスの小さな体を淡い光で一瞬だけ包み込んだ。
「はい、終わり。もう喋れるはずよ」
そう告げたのを合図にして、レフィスの体から光が弾け飛んで消滅する。呆けたままのレフィスを見つめるライリの視線は、やっぱりと言うか不満げな色に揺れていた。
「イーヴィ。何て余計な事を……。喋れない方がずっといいのに」
「何がいいのよ、ライリの馬鹿! ……あ、ほんとだ。喋れる」
げっそりした表情を浮かべたライリをひと睨みしてから、レフィスが改めて嬉しそうな顔をイーヴィに向けて、その手のひらに小さな頭を摺り寄せた。
「イーヴィ、ありがとう! 女神様万歳!」
「喋れるようにしただけよ。あなたの体は猫のままなんだから、そう喜んでもいられないわ」
「単細胞だから言っても無駄だよ、イーヴィ」
ぼそりと呟いて、ライリがいつものカロムティーを啜る。喋れるようになったレフィスには、もう何の関心もないようだ。
「それにしても高度な魔法使うもんだな、イーヴィ。どこで習ったんだ?」
「うふふ、内緒よ」
向けられた微笑に、フレズヴェールが僅かに顔を赤くさせた。それを咳払いでさりげなく誤魔化し、イーヴィから猫レフィスへと視線を戻す。
「で、何がどうしてそうなったんだ?」
「そうよ、聞いて頂戴! あいつらのせいなのよ、全部何もかも!」
「あいつら?」
「ミセフィアで私の荷物をひったくろうとしたコソ泥よ! 大事な荷物なんだもの。奪われないように必死にしがみ付いたら……袋が破れちゃって」
「それで星屑の灰を被っちまったわけか」
溜息をつくフレズヴェールが、再度狼頭を抱えて唸った。その正面、カウンター越しに座っていたユリシスの瞳が、呆れたようにゆっくりと閉じられた。
「どうせお前、観光気分でミセフィアの街を歩いてたんだろう。奴らにとっては格好の獲物だったってわけだ」
静かに告げられた言葉が的を射ていた為、それまで元気に喋っていたレフィスが決まり悪そうに黙り込んだ。
「うぅ……だって、初めてだったんだもの。ミセフィアの街」
「用途の分からない、しかも魔力を秘めたアイテムを配達していたんだぞ。もう少し気を配れ」
容赦ない物言いに、レフィスは何も言えずに俯く。しゅんと項垂れたレフィスの頭を優しく撫でたイーヴィが、少しだけ咎めるような眼差しをユリシスに向けてやんわりと言葉を挟んだ。
「それはそうだけど。……ユリシス、もう少し女の子に優しい言葉をかけてあげられないの? こう見えてもレフィスは落ち込んでいるんだから。戻れるかどうかも分からないのに」
「自業自得だ」
「心配で仕方ないって顔してるのに」
思わず言い返そうとしたユリシスをかわす目的で、イーヴィが颯爽と席を立つ。隣に座っていたはずのライリの姿は、もう既にどこかへ消えていた。
「研究所への報告はフレズヴェールがしてくれるだろうし、何かしら解決の糸口が見つかると思うわ。だからそれまでレフィスをよろしくね」
にっこりと反論を許さない笑顔を向けて、イーヴィがユリシスの返事も待たずにギルドを出て行った。
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