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第6章 交差する思いの果て
別れの夜
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王都エルファセナから北へ進んだ場所に、小さな村があった。
村の名はイスフィル。古に名を馳せた白魔道士が作ったとされ、村の周囲には魔物を寄せ付けない強固な結界が張られている。
村人が暮らす集落と、その中心を流れる小川がひとつ。川の上流には鬱蒼と広がる森があるだけの小さな村。森の奥深くには注意を促す看板が立てられており、その先は結界外である事を告げていた。
この結界の境界線付近にある泉は、昔からレフィスのお気に入りの場所だった。泉からこんこんと湧き出る水は村を潤す水源であり、僅かだが癒しの力も秘めている。見上げれば、ちょうど途切れた木々の天蓋から空に上る月がよく見えた。
懐かしい場所に連れて来られ、レフィスは少しだけ故郷の空気に安らぎを感じていた。
黒髪のユリシスに驚く間もなく、レフィスは転送石によって故郷イスフィルへと連れて来られた。久しぶりに訪れた故郷は、変わらない空気でレフィスを出迎えてくれる。澄んで冷たい空気も、空の月を抱く泉の飛沫も、何もかもレフィスが旅立ったあの日と同じだ。
懐かしさと嬉しさと、そして少しの不安。見上げた空の月から視線を移して、レフィスが静かにユリシスへと振り返った。
「どうして……?」
紡いだ声が、僅かに震えていた。
「どうして、私の故郷を知ってるの?」
「ずっと昔に、一度だけ来た事がある」
泉の側へ寄って、ユリシスが澄んだ水面を見下ろした。映る影が、湧き出る水の波紋に揺らめいている。レフィスの胸を鳴らす不安のように、ただ静かに揺れている。
「冷たい雪の降る夜だった。俺は国を追われ、敵の刃にかかり、深い傷を負っていた。雪の上に散る自分の血の鮮やかさを今でもはっきりと覚えている」
雪深い森の奥。白い絨毯に鮮やかな赤い花を散らす少年がひとり。
驚いて駆け寄ったレフィスの小さな手を振りほどいた力は、幼い少年が持つにはひどく冷たくて、他人と言う存在を寄せ付けない鋭さを持っていた。
ユリシスの言葉と重なり合う記憶。弾かれた手の痛みすら甦ってくるようで、レフィスは己の右手を無意識に握り締めていた。
「あの頃の俺は、ただひとりを除いて、自分以外の人間を信じられなかった。父は信じていた家臣に裏切られ、母も父を庇いながら死んでいった。当時兄のように慕っていたルヴァルドに連れられて、俺は国を逃れた。ルウェインへ亡命し、ジルクヴァイン王家に助けられたが、憎しみに駆られていた俺は無力のまま一人飛び出して返り討ちにあったんだ。そして――このイスフィルに迷い込んだ」
水面から視線を移し、レフィスを捉えた紫紺の瞳が、遠い昔の少年と重なり合う。早鐘を打つ鼓動が耳のすぐ側で聞こえ、喉が一気に干上がった気がした。
「……――ユーリ、なの?」
掠れた声で呟いた言葉に、ユリシスがひどく優しく微笑んだ。
「気付くのに、随分と時間がかかったな」
「そんな……だって、ユリシス……一言も言わなかったじゃない」
初めて会った時も、舞踏会で少しだけ意識してしまった時も、ユリシスはレフィスの事を知っていた。その瞳に自分はどんな風に映っていたのか、想像するだけで羞恥に顔が染まる。
「どうして? いつから? わ、私、凄く恥ずかしい事ばっかり言ったじゃない! 馬鹿っ。ユリシスの……ユーリの馬鹿!」
「お前が村を出て俺を追いかけて来たと言った時には、正直驚いた」
「追いかけてなんか……っ」
「でも、嬉しかった」
不意打ちを食らって、レフィスが言葉に詰まった。真っ赤になった顔のまま、口だけがぱくぱくと滑稽に動く。そんなレフィスをユリシスが静かに抱きしめた。
「ユ……ユリシスっ?」
僅かに抵抗するレフィスを無視して、抱きしめる腕に力を込める。
「それなのに……俺は、お前を傷つけてばかりだ」
吐息のように小さく、切なく、呟いた。更に込められた力は僅かな痛みすらレフィスに与えたが、それはユリシスが背負う痛みに比べられない程微弱なものだ。それを無意識に感じて、レフィスが恐る恐るユリシスの背中に手を回した。ユリシスを、彼の背負う苦しみを受け止めるように回した手を感じて、ユリシスの腕から少しだけ力が抜ける。
レフィスを抱きしめたまま、ユリシスが深くゆっくりと息を吸い込んだ。
「――俺は、ルナティルスを統べるルーグヴィルド王家の最後の生き残りだ」
強い風が吹いて、森の木々が一斉にざわめいた。
静かに紡がれる告白に、レフィスはかける言葉を持たない。何も言わず、ただユリシスを抱きしめているように、それを受け止める。
「死ぬ間際に父に託されたルナティルスの秘宝、ブラッディ・ローズを狙う反逆者たちから身を隠しながら生きてきた。ルナティルスの動向を知る為にギルドに入り、国を奪い返す日を待っていた。そんな中、お前がギルドにやって来たんだ。昔渡したブラッディ・ローズを持ってな」
「……っ! じゃあ、あの指輪が?」
「そうだ。そしてお前はそれと知らず、契約を交わした」
幼い頃に手渡されていたユーリとの絆の証、あの赤い石のついた指輪がブラッディ・ローズだと言う事実に、レフィスが息を呑む。雪花の森の廃墟で聞いた声と、フィスラ遺跡で聞いた声が、レフィスの頭の中に甦った。
『我に汝の名を刻め』
「……あの声が……?」
「ブラッディ・ローズの力は絶大だ。それゆえに狙われてきた。本来なら俺が契約すべきものだったが……今となっては、契約したのがお前でよかったと思っている」
「どうして? だって元はユリシスのものじゃない。それに狙われているんなら、私よりユリシスが持っていた方が……」
「お前でいい。危険が迫ったら、迷わずに呼べ。それはお前を必ず守る」
少しだけ体を離し、ユリシスが近い位置でレフィスを見下ろした。息すらかかりそうな距離に一瞬どきりとしたレフィスだったが、見下ろす紫紺の瞳が切ない色を帯びている事を感じて別の意味合いを孕む鼓動を鳴らす。
「ユリシス……どうしたの?」
「何がだ?」
「……泣きそうな顔をしてる」
「――そうか」
肯定も否定もせず、ただ静かに笑みを浮かべる。その笑みすら、悲しみの色に染まっている。
「ユリ……」
「レフィス」
レフィスの言葉を覆い隠して、ユリシスがレフィスの名前を呼んだ。絡み合う視線が、近付いたような気がした。
「約束を守れなくてすまない」
言葉を紡ぐ為の唇が、ユリシスのそれに塞がれる。静かに重なり合ったのは一瞬で、息すら奪う激しい口付けに、頭の奥が鈍く痺れた。
深く絡み合う唇から、ユリシスの切ない思いが流れ込んでくるようだった。その思いに焦燥し、ユリシスを引き止めようとするかのように、レフィスは必死になってユリシスの背中に回した手で彼の服を強く掴んだ。
なぜだか分からないが、不安に駆られた心がそうしろと警鐘を鳴らしていた。
けれど、知っていた。
どんなに強くしがみ付こうと、ユリシスはその手をすり抜けて行くと感じていた。
行ってしまうのだ。だからこそ、最後に彼はすべてを告げた。そして最後だからこそ、狂うように激しくレフィスを求めた。
受け止める事すら容易ではない思いを、それでも必死に受け止めながら、レフィスは儚い力でユリシスを引きとめようとする。無駄だと知りつつも、そうせずにはいられなかった。今のレフィスに出来る事は、それしかなかった。
「レフィス……」
囁かれた言葉の最後を、レフィスは聞く事が出来なかった。
急速に遠のいていく意識の果てで、それでも必死にユリシスを掴もうと伸ばされた手が空を掴む。暗い空に浮かぶ白い月と、ひどく切ない顔でレフィスを見下ろすユリシスを脳裏に強く刻みながら、レフィスが静かに目を閉じる。その瞼が完全に閉じられた瞬間に、一筋の涙が頬を伝って静かに流れ落ちて行った。
村の名はイスフィル。古に名を馳せた白魔道士が作ったとされ、村の周囲には魔物を寄せ付けない強固な結界が張られている。
村人が暮らす集落と、その中心を流れる小川がひとつ。川の上流には鬱蒼と広がる森があるだけの小さな村。森の奥深くには注意を促す看板が立てられており、その先は結界外である事を告げていた。
この結界の境界線付近にある泉は、昔からレフィスのお気に入りの場所だった。泉からこんこんと湧き出る水は村を潤す水源であり、僅かだが癒しの力も秘めている。見上げれば、ちょうど途切れた木々の天蓋から空に上る月がよく見えた。
懐かしい場所に連れて来られ、レフィスは少しだけ故郷の空気に安らぎを感じていた。
黒髪のユリシスに驚く間もなく、レフィスは転送石によって故郷イスフィルへと連れて来られた。久しぶりに訪れた故郷は、変わらない空気でレフィスを出迎えてくれる。澄んで冷たい空気も、空の月を抱く泉の飛沫も、何もかもレフィスが旅立ったあの日と同じだ。
懐かしさと嬉しさと、そして少しの不安。見上げた空の月から視線を移して、レフィスが静かにユリシスへと振り返った。
「どうして……?」
紡いだ声が、僅かに震えていた。
「どうして、私の故郷を知ってるの?」
「ずっと昔に、一度だけ来た事がある」
泉の側へ寄って、ユリシスが澄んだ水面を見下ろした。映る影が、湧き出る水の波紋に揺らめいている。レフィスの胸を鳴らす不安のように、ただ静かに揺れている。
「冷たい雪の降る夜だった。俺は国を追われ、敵の刃にかかり、深い傷を負っていた。雪の上に散る自分の血の鮮やかさを今でもはっきりと覚えている」
雪深い森の奥。白い絨毯に鮮やかな赤い花を散らす少年がひとり。
驚いて駆け寄ったレフィスの小さな手を振りほどいた力は、幼い少年が持つにはひどく冷たくて、他人と言う存在を寄せ付けない鋭さを持っていた。
ユリシスの言葉と重なり合う記憶。弾かれた手の痛みすら甦ってくるようで、レフィスは己の右手を無意識に握り締めていた。
「あの頃の俺は、ただひとりを除いて、自分以外の人間を信じられなかった。父は信じていた家臣に裏切られ、母も父を庇いながら死んでいった。当時兄のように慕っていたルヴァルドに連れられて、俺は国を逃れた。ルウェインへ亡命し、ジルクヴァイン王家に助けられたが、憎しみに駆られていた俺は無力のまま一人飛び出して返り討ちにあったんだ。そして――このイスフィルに迷い込んだ」
水面から視線を移し、レフィスを捉えた紫紺の瞳が、遠い昔の少年と重なり合う。早鐘を打つ鼓動が耳のすぐ側で聞こえ、喉が一気に干上がった気がした。
「……――ユーリ、なの?」
掠れた声で呟いた言葉に、ユリシスがひどく優しく微笑んだ。
「気付くのに、随分と時間がかかったな」
「そんな……だって、ユリシス……一言も言わなかったじゃない」
初めて会った時も、舞踏会で少しだけ意識してしまった時も、ユリシスはレフィスの事を知っていた。その瞳に自分はどんな風に映っていたのか、想像するだけで羞恥に顔が染まる。
「どうして? いつから? わ、私、凄く恥ずかしい事ばっかり言ったじゃない! 馬鹿っ。ユリシスの……ユーリの馬鹿!」
「お前が村を出て俺を追いかけて来たと言った時には、正直驚いた」
「追いかけてなんか……っ」
「でも、嬉しかった」
不意打ちを食らって、レフィスが言葉に詰まった。真っ赤になった顔のまま、口だけがぱくぱくと滑稽に動く。そんなレフィスをユリシスが静かに抱きしめた。
「ユ……ユリシスっ?」
僅かに抵抗するレフィスを無視して、抱きしめる腕に力を込める。
「それなのに……俺は、お前を傷つけてばかりだ」
吐息のように小さく、切なく、呟いた。更に込められた力は僅かな痛みすらレフィスに与えたが、それはユリシスが背負う痛みに比べられない程微弱なものだ。それを無意識に感じて、レフィスが恐る恐るユリシスの背中に手を回した。ユリシスを、彼の背負う苦しみを受け止めるように回した手を感じて、ユリシスの腕から少しだけ力が抜ける。
レフィスを抱きしめたまま、ユリシスが深くゆっくりと息を吸い込んだ。
「――俺は、ルナティルスを統べるルーグヴィルド王家の最後の生き残りだ」
強い風が吹いて、森の木々が一斉にざわめいた。
静かに紡がれる告白に、レフィスはかける言葉を持たない。何も言わず、ただユリシスを抱きしめているように、それを受け止める。
「死ぬ間際に父に託されたルナティルスの秘宝、ブラッディ・ローズを狙う反逆者たちから身を隠しながら生きてきた。ルナティルスの動向を知る為にギルドに入り、国を奪い返す日を待っていた。そんな中、お前がギルドにやって来たんだ。昔渡したブラッディ・ローズを持ってな」
「……っ! じゃあ、あの指輪が?」
「そうだ。そしてお前はそれと知らず、契約を交わした」
幼い頃に手渡されていたユーリとの絆の証、あの赤い石のついた指輪がブラッディ・ローズだと言う事実に、レフィスが息を呑む。雪花の森の廃墟で聞いた声と、フィスラ遺跡で聞いた声が、レフィスの頭の中に甦った。
『我に汝の名を刻め』
「……あの声が……?」
「ブラッディ・ローズの力は絶大だ。それゆえに狙われてきた。本来なら俺が契約すべきものだったが……今となっては、契約したのがお前でよかったと思っている」
「どうして? だって元はユリシスのものじゃない。それに狙われているんなら、私よりユリシスが持っていた方が……」
「お前でいい。危険が迫ったら、迷わずに呼べ。それはお前を必ず守る」
少しだけ体を離し、ユリシスが近い位置でレフィスを見下ろした。息すらかかりそうな距離に一瞬どきりとしたレフィスだったが、見下ろす紫紺の瞳が切ない色を帯びている事を感じて別の意味合いを孕む鼓動を鳴らす。
「ユリシス……どうしたの?」
「何がだ?」
「……泣きそうな顔をしてる」
「――そうか」
肯定も否定もせず、ただ静かに笑みを浮かべる。その笑みすら、悲しみの色に染まっている。
「ユリ……」
「レフィス」
レフィスの言葉を覆い隠して、ユリシスがレフィスの名前を呼んだ。絡み合う視線が、近付いたような気がした。
「約束を守れなくてすまない」
言葉を紡ぐ為の唇が、ユリシスのそれに塞がれる。静かに重なり合ったのは一瞬で、息すら奪う激しい口付けに、頭の奥が鈍く痺れた。
深く絡み合う唇から、ユリシスの切ない思いが流れ込んでくるようだった。その思いに焦燥し、ユリシスを引き止めようとするかのように、レフィスは必死になってユリシスの背中に回した手で彼の服を強く掴んだ。
なぜだか分からないが、不安に駆られた心がそうしろと警鐘を鳴らしていた。
けれど、知っていた。
どんなに強くしがみ付こうと、ユリシスはその手をすり抜けて行くと感じていた。
行ってしまうのだ。だからこそ、最後に彼はすべてを告げた。そして最後だからこそ、狂うように激しくレフィスを求めた。
受け止める事すら容易ではない思いを、それでも必死に受け止めながら、レフィスは儚い力でユリシスを引きとめようとする。無駄だと知りつつも、そうせずにはいられなかった。今のレフィスに出来る事は、それしかなかった。
「レフィス……」
囁かれた言葉の最後を、レフィスは聞く事が出来なかった。
急速に遠のいていく意識の果てで、それでも必死にユリシスを掴もうと伸ばされた手が空を掴む。暗い空に浮かぶ白い月と、ひどく切ない顔でレフィスを見下ろすユリシスを脳裏に強く刻みながら、レフィスが静かに目を閉じる。その瞼が完全に閉じられた瞬間に、一筋の涙が頬を伝って静かに流れ落ちて行った。
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