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本編
07
しおりを挟むもうろうとした意識の中で吐き気を耐えている間に誰かに背負われ、しばらくしてからどこか固い場所に横たえられた。
仰向けの格好でまぶたに手を押し付けて荒く息をしているうちに、少しずつ気持ち悪さが消えて身体に体温が戻ってきた。
気分が随分ましになったところで手をどけて周囲を見回すと、どこかの公園のベンチの上に寝かされているようだった。
「春乃? 気分どう? まだ気持ち悪い?」
足元の方から佐倉の声がした。ゆっくりと首を起こすと、そこにはベンチに座り春乃の足を膝に乗せた佐倉がいた。
「へっ?! 僕っ、なんで……?! ごめっ……ここどこ……?!」
「待て待て、急に起き上がんな。春乃、貧血になったんだよ。んで、ここは商業施設近くの公園。はい、まず足から降ろして」
慌てて起き上がろうとしたところをやんわりと肩を押さえて止められる。佐倉の指示に従って今度はゆっくり身体を起こすと、折りたたんで頭の下に敷いてあったらしい佐倉の上着を広げて膝に掛けてくれた。
「ウエスト緩めてあるから気を付けて。しばらくそのままの方がいいと思う。俺、ちょっと飲み物買ってくるから待ってて。動くなよ!」
ひとり閑散とした公園に取り残された。遊具もない小さな公園で春乃の他に人はいない。腕時計を見ると、ハンバーガー店を出てから一時間ほど経っていた。
佐倉はその間ずっとそばにいてくれたようだ。落ち着いて思い返してみると、幾度となく春乃の名前を呼ぶ佐倉の声が耳に残っている。一度も返事できなかったのに、繰り返し繰り返し優しい声で名前を呼んでくれていた。
佐倉は五分ほどで戻ってきた。水のペットボトルを春乃に渡したあと、額や首筋に手を当てては様子を確かめてくる。
「顔色はだいぶマシになったけど、まだ具合悪いところある?」
「もう大丈夫。ごめん、迷惑かけて……」
地面に視線を落としたままぼそぼそと謝罪すれば、佐倉は膝の上に肘をつくようにして上体を倒した。そして俯きがちな春乃の顔を下からのぞき込んでへらりと笑う。
「どんどん迷惑かけてくださいよ。とは言えこんなん迷惑のうちに入んないけどな」
ぐ、と喉が詰まる感じがして何も言葉を返せなくなる。ただ佐倉を見つめるだけの春乃に、彼は目元を柔らかくたわませたまま続ける。
「もうちょっと休んだら帰ろうか。家まで送らせてな」
その申し出に一度頷いたきり、しん、と沈黙が落ちた。
佐倉は春乃に何も聞かない。あの男女四人組が春乃と同じ中学であったことも、春乃が彼らに怯えを含んだ厭わしさを抱いていることも、きっと分かっていて聞かないでいてくれる。
手の中でペットボトルがペキと乾いた音を立てた。喉のつかえを取るように小さく咳払いをして春乃は口を開いた。
「あの、女の子たち……同じ中学の人なんだ。ごめん、佐倉にまで失礼なこと言って……」
「いや春乃が謝ることじゃないだろ。それに俺もだいぶ感じ悪かったからお互い様……ではねーな。七対三で向こうが失礼だったな」
いや八対二くらいか?と真剣に話す佐倉に思わず笑いが漏れる。それだけのことで驚くほど息がしやすくなった。
今なら──佐倉になら、話せると思った。いつだって春乃にまとわりついて足をすくおうとする泥濘のような記憶を、話したいと思った。
「前に……中学の時にいろいろあったって言ったの覚えてる? 僕、不登校児だったんだ──」
小学校の頃、春乃は自分の容姿が他人からどう見られるかに対してとことん無自覚だった。目や髪の色が多少珍しいことはわかっていても春乃自身の認識としては一般家庭で生まれ育った、たまに年の離れた姉の下っ端としてこき使われるごくごくありふれた少年でしかなかった。自らに突出した何かがあるなんて思いもせず普通に小学校へ通って普通に友達と遊ぶ、ありふれた少年のはずだった。
雲行きが怪しくなり始めたのは中学に上がってからだ。入学して一ヶ月も経たないうちに別の小学校から進学した女子を中心にひっそりとファンクラブなるものが作られたらしい。らしい、というのも春乃がその存在を知ったのは随分後になってからのことだったからだ。始めは放課後にこっそり集まって春乃のことを話すごくごく閉じられた集まりだった。
しかし、中学二年の夏休み明けから事態は急変した。きっかけは春乃が長期休業の間に声変わりが落ち着き背もだいぶ伸びたことだった。
一気に大人びた春乃を目の当たりにしたファンクラブは異様ともいえる盛り上がりを見せ、入会希望者が殺到し会員数が爆発的に増加した。もとは身内だけの集まりに内部統制などあるはずもなく、ファンクラブに所属していることが春乃を追いかけまわす大義名分と化すのにさほど時間はかからなかった。
休み時間のたびに教室の出入り口に人だかりができた。興奮しているせいか周りに目が行かず、平然と出入りを妨げるのでクラスメイトに大層迷惑がられた。
友達と会話をしていても見も知らぬ女子たちに割り込まれることが多くなって自然と距離ができてしまった。ついに小学校からずっと一緒だった幼馴染にさえも見限られたあと、春乃の周囲には春乃と話したい女子とその女子と話したい男子だけが残った。
クラスメイトに迷惑を掛け、友達とも疎遠になり、親しくもない人間に常に囲まれている。その状況だけで毎日吐きそうな気分だったのに、次第に春乃の耳に入るように悪口を言われるようになった。
「イケメンだからって調子に乗っている」
「女子にちやほやされていい気になっている」
「友情よりモテることの方が大事なんだろう」
──聞かれるのはそういった類の文言ばかりだった。暴力や金銭を脅し取られるといった不穏さこそなかったが、春乃を追い詰めるには充分だった。
春乃とて何もせずにいたわけではない。訳の分からない状況をなんとかしようと必死だった。好意から話しかけてくれる人を無碍にはできない。かといってクラスメイトの不興をこれ以上買うわけにもいかない。話しかけてくる女子はやんわりと躱し、クラスメイトにもできる限り愛想よく振る舞うように努めた。そんな努力に対して下された評価は「八方美人」だったのだけれど。
じわじわと真綿で首を絞められるみたいに学校生活が苦しくなっていった。なけなしの努力の成果が「へらへらした虫のいい奴」に変わる頃には自分の発言や態度が他人にどう取られてしまうのか恐ろしくてうまく話せなくなっていた。このままではいけないとは思うけれど、ではどうすべきかなんて十四歳の春乃には分かるはずもなかった。
日に日に元気を失くしてゆく春乃を救おうと立ち上がったのは同じクラスでファンクラブ会員の女子たちだった。その気遣いそのものは非難されるべきものではないが、春乃と同い年の彼女らがすべてを円満におさめる素晴らしい解決方法を思いつけるはずがなかったのだ。彼女たちが選んだ手段は結果として最も短絡的で人任せの無責任なものだった。
──若宮くんがいじめられている。そうクラス担任に直訴したのだ。そして相談を受けた担任はこともあろうに学級会を開いて春乃に対するいじめについて子どもたちだけで話し合わせる愚行に出た。
この時のことを春乃は未だに夢に見ることがある。
「若宮くんの陰口を言ったり、わざとからかったりするのはいじめだと思います」
「陰口ではなく事実を言っているに過ぎません。それに僕たちだって休み時間に若宮くん目当ての女子がうるさくて迷惑しています」
「そのことを若宮くんに言っても笑って流されるだけで注意してくれません」
「他のクラスの子は休み時間くらいしか若宮くんを見られないのだから仕方ないじゃない」
「それが仕方ないなら俺たちが若宮に文句を言いたくなるのも仕方ないだろ」
春乃はこの益体もない時間を生んだ原因として教壇の上に晒し物のように座らされていた。ずっと心臓がせわしなく拍動して浅い呼吸しかできなかった。話し合いでヒートアップしているのは数人のみでその他は気まずそうに傍観者に徹している。喧嘩みたいな口論を担任は神妙な顔で黙って聞いているだけ。具体的な論点など無いまま春乃への批難と私情のみによる擁護がただ繰り返された。
チャイムが鳴る寸前になってようやく担任が立ち上がり「みんなそれぞれに考え方と事情があります。まずよく話し合うことの大切さを今日は学べたはずです。相手の気持ちになって思いやりを持つことがまずは第一歩ではないでしょうか」と訳知り顔で話し合いを締めくくった。
訳が分からなかった。「若宮くんはいいよね、かっこいいから人生楽勝じゃん」そんな言葉だけで春乃の気持ちは悉く無視されてきたのに。この話し合いだって春乃には何の相談もないまま突然始まったのに。どうしてみんなは先生の言葉で納得できるのか、どうして自分だけは配慮の対象にならないのか、春乃には全く分からなかった。
呆然として動けずにいると、散々春乃を悪く言っていた男子に申し訳なさそうな顔で謝られた。そして彼とずっと口喧嘩をしていた女子に気遣わしげな顔で励まされた。きっとこれで「若宮くんに対するいじめ」の問題は手打ちになったのだろう。彼らのすっきりとした表情を見て、それだけは理解できた。
次の日から春乃は学校へ行くのをやめた。時折登校することがあっても決して教室には寄り付かず、ずっと保健室で過ごした。季節が変わっても学年が変わっても、卒業式当日までずっと教室へ足を運ぶことは一度としてなかった。
「──中高一貫だったから高校は外部を受けて、中学のことを知られていない環境でいちからやり直そうと思ったんだ。こういうの、高校デビューって言うんでしょ?」
自分で自分を茶化して笑った。佐倉は最後まで口を挟むことなく話を聞いてくれたが、どうしても彼の顔を見る勇気が出なかった。いきなりこんな気分の悪くなる話を聞かせて、配慮の無い人間だと思われたかもしれない。
昔も今もずっと春乃は自身のことを容姿以外は面白味のない人間だと思っている。でも他人にとってはそうではない。どんなにつまらないガラクタでも綺麗な包装紙で包んでつややかなリボンを丁寧に掛けたなら、きっと誰もが欲しがる魅力的なプレゼントになるのだろう。周りに自慢して、見せびらかして、羨望を集めて、満足出来れば中身はさほど重要ではないのだ。
誰も春乃の内面なんかに興味はない。それが分かっているのに、どうして佐倉には自分の話をしてしまったのだろう。聞いてほしい、なんて思ってしまったのだろう。
「ごめんね、変な話して……。人間関係とかほんとに下手くそでさあ、もっとうまく立ち回れたらこんなことにはならなかったのになあ。あはは……」
ともすれば震えそうになる声を誤魔化すためにまた笑った。頬を上げて口端を引き上げさえすれば笑顔に見える。とても笑う気分になれなくても表情だけならいくらでも取り繕えるのだ。
染みついた卑屈な癖にうんざりする。こんなものに未だに縋ろうとする自分がひどく馬鹿らしい。
笑顔を貼り付けたまま頻りに瞬きを繰り返していれば、むに、と頬を柔らかくつままれた。ほとんど無意識で佐倉に視線を向けると、彼は少し怒ったみたいな顔でこちらを見つめていた。
「い、いひゃい」
「無理して笑うな、ばか」
険しい表情とは裏腹に、春乃を見る真っ黒な瞳は柔らかいままだ。頬をつまんでいた指先はするりと滑って惜しむように春乃の眦を撫でたあと離れていった。
「めーっちゃムカつくな。ファンクラブも地獄の学級会も担任も! 俺がその場にいたら暴れ回ってたわ、ムカつきすぎて!」
憤懣やるかたなし、というふうに声を荒げた佐倉に春乃はぱちりと大きくひとつ瞬きをした。ふ、と吐息が漏れて知らぬ間に強張り続けていた身体から力が抜けた。
「暴れ回るって、どうやって?」
「うるせーバーカ!っつって教卓の上でイヤイヤするわ」
「なっ、何それ……! あははっ」
「180超えた大男のイヤイヤは迫力あると思うよ」
「あははははっ!」
佐倉が長い手足を思い切り振り乱す様子を思い描いて笑いが堪えられなくなる。おなかを抱えて笑ってようやく落ち着いた頃には目尻に涙さえ浮かんでいた。
「まーでも、一個だけ感謝しなきゃな」
「え?」
「ムカつく奴らばっかだったから、俺は春乃と同じ高校になれたわけじゃん」
そう言って佐倉はくしゃりと笑った。
「それ以外は全部ムカつくけどね。なんも悪くない春乃が一番傷ついてるの意味わからんし」
不機嫌に顔をしかめる佐倉の横顔を春乃はじっと見つめた。
あの日、教壇の上で何も言えなかった春乃の代わりに佐倉はこうして怒ってくれているのだ。
心臓を鷲掴みにされたみたいにぎゅっと胸が締め付けられた。苦しくてうまく息ができなくなる。けれど嫌な感じはこれっぽっちもしないのが不思議だった。
春乃はそろりと佐倉と距離を詰めると、彼の鎖骨のあたりに額を押し付けた。戸惑うように呼ばれる名前にそっと目を瞑る。
「『春乃はなんも悪くない』ってもう一回言って」
そう希えば、わずかな逡巡ののちに大きな手が春乃の頭を包むように撫でた。
「春乃はなんも悪くないよ」
「うん」
「なーんも悪くないからな」
「うん」
「春乃」
「うん」
「……かわいい」
思わぬ単語に驚いて目を開けた。顔を上げようとしたけれど、頭を撫でていた手に力が籠って抱き込まれた。
「佐倉、いま……」
「なにも言ってないから」
「かわいいって」
「言ってないから」
視線だけを上げると首筋が真っ赤になっているのが見て取れて、春乃もつられて顔が熱くなるのを感じた。けれどそれは佐倉から離れる理由にはなり得なくて、ただ黙って額を擦り寄せた。
しばらくそうして身を寄せ合ったあと、どちらともなく身体を離した。なんとなく照れくさくて佐倉の目を見られない。
「ごめん、なんか……バカップルみたいなことをさせちゃった」
「バカップルってやりたいことリストに入ってなかったっけ?」
「入れてないよ」
思わず噴き出した春乃を見て佐倉もからりと笑う。そのままパッと立ち上がって軽く伸びをしたあと、春乃に手を差し伸べた。
「帰ろっか。気分は大丈夫そう?」
「あ、うん、平気……」
その手を取って立ち上がりながら、もう終わりなのだと思うと自然と声のトーンが下がった。そんな春乃に佐倉はまた帽子をかぶせてからぽんぽんと背中をたたいた。その仕草に励まされて春乃は佐倉の隣を歩き始めた。
帰りの電車は朝よりも混雑していて空席は見当たらなかった。扉の脇に立った春乃を佐倉が長身の影に隠すように寄り添う。
互いに会話はなかったけれど、不思議と穏やかな心地で気まずさや居心地の悪さを感じることはなかった。
「送ってくれてありがとう」
「いーよ。今夜は早く寝なさいね」
「ふふ、はーい。あっ、帽子もありがと」
マンションのエントランス前でずっと借りていた帽子を脱いで差し出す。佐倉がそれを受け取ってかぶり直しているのを見守りながら、名残惜しさに胸がざわめくのを春乃は少し他人事みたいに感じていた。明日になればまた学校で会えるのだから、惜しむような別れではないはずなのに。
「気をつけて帰ってね。あと今日はいろいろ迷惑かけて……」
ごめん、と謝る前に春乃は口を噤んだ。そしてほんの少しだけ考え直す。
「今日はいろいろありがとう。楽しかったし、話聞いてくれて嬉しかった」
謝るのはやめてそう言えば、佐倉は小さく笑って「俺も」とだけ答えた。そしておもむろに春乃の両手を取って緩く握るとそれきり黙り込んでしまった。
「佐倉? どうしたの?」
「んー……」
佐倉は目を伏せて春乃の手を見つめているようだった。髪の毛と同じ黒い睫毛が思いのほか長いのだとなんとなく思いつつ、何度か佐倉の名前を呼ぶがどうにも反応が鈍い。仕方なく捕まっている手を上下に振ってみると佐倉が眉尻を下げた。
「ちょっと待ってよ。いま別れを惜しんでるとこだから」
佐倉はそう言って笑った。困ったみたいに、ちょっと寂しそうに、顔をくしゃりとさせて幼げに。
──あ、すき
その瞬間、唐突に春乃は理解した。
生まれて初めて抱いた強い情動にあっという間に飲み込まれ、ただ呆然と目の前の佐倉の顔を見上げることしかできなかった。
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