チート付与魔術師と史上最強の賢者は…同一人物!? 〜ギルドから追放されたが、スローライフを目指して、第2の人生をまったりする!?〜

白咲焰夜

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第1章

第2話

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 そして、『月禍の犬猫団』のギルドに入った日の次の日…。俺は、ギルドマスターと看板娘さんを休めるべく、書類もダンジョンも俺一人でやってる。

 勿論、分身の俺が…書類で、ダンジョンは本物の俺だ。

 そして、今回の討伐は…暗黒魔王の討伐。
そのダンジョンに登った。まずは、雑魚モンスターがお出迎えのようだ。

「ファイア・エクスプロージョン!」

 炎の上位魔法を雑魚モンスター達に撃った。何故かって…? 俺のMPはチート魔術で…無限にしたからだ。

「サンダー・エクスプロージョン!」

 今度は、雷の上位魔法を放った。すると、感電して…魔石へと、変わっていく。

 魔石は…大きければ大きいほど、金額が上がる。
そう。あの魔王もその1人だ。多分…頭も残せば…1億…いいや、10億BD (BDはブラック・ダイヤモンド…通称で言うとお金の通貨になる) は、行くだろう。

 そして、俺は…本気を出した。賢者モードになるのだった。

「相変わらず、スキルは変わってないな。まぁ、いいか。」

 そして、俺は…スキル 『全知全能•森羅万象』で、頭だけ残して…後は、即死する付与をした。

 このスキルは…自分の思った事、創造したことを具現化…と言うか…つまり、なんでもできるスキルだ。封印してた…が、相手をするのが、面倒だし…予定があるから、気が変わり…使ったのだ。

「さて、帰りますかね。」

 そして、換金する為に…ダンジョンホームに行った。

「いらっしゃいませ~! お! 新入りですか~?」

「そうだよ」

「では、BDに値する魔石と品物があったら、交換してくださ~い!」

 この人の心の中を読んだ。すると…

『なぁ~んだ。どうせ、下位モンスターだけ討伐しただけだろ。さっさと、消えてくれないかな~』

 ――と、言ってたので…俺は、出しながら言った。

「お姉さん。実物を見てから言いなよ? それと…」

 私は、地を這うような声で言った。

「――心の中を読める魔術師が居ることを忘れなく。」

 と、言って…圧巻に取られてたのか、10億BDなのに、100億BDをくれた。

「ラッキー!!」

 俺は、ギルドマスターのリリムさんの最強装備にチートスキルを入れて渡した。

「――は…? これ…本当にいいのかい?」

「はい! 私が付けたチートスキルもどうぞ、お好きに使ってください!」

 ――元は…前のギルドのチートスキルが要らなくなっただけなんだが…。まぁ、喜んでるからいいか!

 そして、看板娘さんのネルさんには…赤薔薇と青薔薇を渡した。

「え…? これ、欲しかった奴!? それに…これにもチートスキルが…″不朽不滅″?」

 そう、欲しかった薔薇…全てに不朽不滅を入れた。枯れたら…悲しむからそれだけは…見たくないのだ。

「不朽不滅は、死ぬことも老いることも無いって意味です。お似合いですよ。ネルさん」

「……/////////」

 そして、ネルさんは照れながらも飾ってくれた。
だが、これだけじゃない。

「2人とも…食べてくださいな!」

 沢山の食べ物を作った。ハンバービーハンバーグに、ハンバーリーハンバーガーに、オムラインオムライスなど。デザートもある。

「いいのか…これ。全部…?」

「いいんですよ! ささ、温かいうちに食べましょ?」

 そして、俺とネルさんとリリムさんは…椅子に座って…『頂きます!』と言って食べたのだ。

 2人は、余っ程…美味しかったのか、泣きながら食べていた。

 食べ終わって少しした後にネルさんは言った。

「このお金…どこから貰ったのです?」

 と、言われて…平然と言った。

「あぁ…紅とサファイアの魔王城の討伐報酬です!」

 ・・・と、言うと…2人は真っ青な顔して…

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえー!??!」

 ――と、言ったのだった。
やれやれ、この先…どうなる事やら…。
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感想 1

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みんなの感想(1件)

歌川ピロシキ

ああ、周囲とのバランスとか相性ってありますよね。
何というか、笑いのツボが違いすぎる人と同居は厳しいと言うか。
相性が良さそうな人に巡り会えてよかったですね。

2022.03.06 白咲焰夜

そうですね。

なかなかに、追放の仕方が酷いと思います。

ただ、そのかわり…復讐も上手く行ってるので、なかなかに、スカッとするかもしれませんね!

これからも応援の程よろしくお願い致しますm(*_ _)m

解除

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