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プロローグ
〜プロローグ〜(キユリとのデート編)
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次の日…。本当に、デートをする事となった。
――それも…。召喚者様達のリーダー…二刀流の剣騎士…キユリ様と…だ。
「どうした? デートなんだろ? 手を繋がないのか…?」
「あっ…! す、す、すみません!」
私は、彼女いない歴=年齢だ。だから、こんな美しい方と…デートなんてしたことが無いのだ。
だけど…それで逃げようとすると…未來に、ぶん殴られるから…来て…今、召喚者様のリーダー様と手を繋いでいるのだ。リーダー様は…うん。普通の表情だ。何ともないだろう。うん。きっと…。
一方。キユリと言うと…。
(ヤバいヤバいヤバい…。彼氏いない歴=年齢だから…なんて言えばいいのだ…? 私とのデート楽しくないのかな…? 怖いな…年下の子に…恋なんて芽生えないようにしなきゃ…。だって、このデートを勝てば…世界を好きに出来るからね! うん! 頑張ろう!)
「そう言えば、今日は何処に行くの?」
私は、さりげなく言った。すると、彼は言った。
「あぁ…最初に…水族館に行って…」
「水族館!!!!」
「――キユリ様!?」
あ、行けない行けない…。行けないわ! キユリ! 誤魔化されては行けないわよ! 平常心…平常心…!
「へぇ~! そう! 期待しないでおくわ!」
「あ…はい。」
私は、キユリ様を見て…思った。
『絶対に…期待してたよなぁ~』…と。
――そして、水族館に入ると…。
「うわぁぁ!! 綺麗だな~!」
と、目をキラキラさせながら言った。
そして、私の呆然とした顔を見ると…首を横に振って平常心を保つ振りをするのだ。
これを見て…思った。『可愛いな』っと…。
そして、水族館で昼ご飯を済ませて…夜のイベント…【イルカのイルミネーション】を見て帰ろうとした途中…。喉が渇いた為、キユリ様と私の分のジュースを私だけ買って、キユリ様の所に行くところだった。その時…見た光景は…唖然だった。
何故かって? そこに見た光景は…キユリ様が…神様の使いに捕まえられていたからだ。
私は、怒りが迸った。私が私ではなかった気がした。初めて…人…いや、神様に怒りを感じたのは初めてだった。そして…私は、怒りの感情を任せながら言ったのだ。
「やめろぉぉぉぉ!!!!」
すると…神様の使いが気絶した。
キユリ様は…涙をしながら…崩れ落ちたのだ。
そして、私は…キユリ様の近くまで行った。
「大丈夫ですか!?」
「あぁ…大丈夫だ…。」
「とりあえず、逃げますよ!」
「え…?」
私は、未来に…手を繋がれて、逃げていた。
しかし、私は…2つ思ったことがあった。
1つ目は…なんで、助けてくれたのか…
2つ目は…何故、未來様の力が使えたのか…。
そして、私とキユリ様は″いつも…夜に私が気分転換で…通った場所″を一緒に行った。
「ねぇ…ここ。私見た事ないよ?」
「えぇ…だって、見つけたの私だけですから。」
「ねぇ…聞かせて…。まだ、敵である私を…何故…助けてくれたの?」
「そうですね…。″仮″でも彼女です。そんな人を見捨てて…帰る男は…。最低にも程がないです。そう…教わりました。」
「誰に?」
「誰でしょう。私にも分かりません。」
「そう。じゃ、話を変えるわ…。何故、未來様の力を使えたの?」
「それは、分かりません。ただ…妹からすると…特殊能力を持ってる…らしいです。」
「特殊…能力…?」
「はい! 条件は…相手を惚れさせてキスする事で…キスした相手の力の制御と…」
そして、彼は…私に激震走るほどの言葉を言った。
「キスした相手の力を使える事です。」
――と。私は…この人なら信じてもいいかも…この人なら、幸せに暮らせるかも、いいや…かもじゃない。確実にそう思ったのだ。そうか…。
私は、こう思ったのだ。昨日言った…未來様の言葉の意味が…。
そう。この虹凪未来は…″私達の幸せと言う…可能性″を導いてくれる…と。
だから、私は行動したのだ。
「ん? キユリ様…? 黙ってますけど大丈…んん…!?」
今、私は何されてる…? キス…? されて…いる? そして、キユリ様の力を獲得したと同時に…制御が出来るようになった。
「未来…いいや…旦那。私は旦那の物だ。旦那の願いも希望も…夢も…全て、私の物となった。だから…責任取ってくれ…よ…な…?」
「え…えぇぇぇぇぇぇぇえー!??!」
――こうして、キユリと言う嫁を獲得したのだった…。残りのデートの日は…後、9日。
残りの人数は…後、7人…。
――それも…。召喚者様達のリーダー…二刀流の剣騎士…キユリ様と…だ。
「どうした? デートなんだろ? 手を繋がないのか…?」
「あっ…! す、す、すみません!」
私は、彼女いない歴=年齢だ。だから、こんな美しい方と…デートなんてしたことが無いのだ。
だけど…それで逃げようとすると…未來に、ぶん殴られるから…来て…今、召喚者様のリーダー様と手を繋いでいるのだ。リーダー様は…うん。普通の表情だ。何ともないだろう。うん。きっと…。
一方。キユリと言うと…。
(ヤバいヤバいヤバい…。彼氏いない歴=年齢だから…なんて言えばいいのだ…? 私とのデート楽しくないのかな…? 怖いな…年下の子に…恋なんて芽生えないようにしなきゃ…。だって、このデートを勝てば…世界を好きに出来るからね! うん! 頑張ろう!)
「そう言えば、今日は何処に行くの?」
私は、さりげなく言った。すると、彼は言った。
「あぁ…最初に…水族館に行って…」
「水族館!!!!」
「――キユリ様!?」
あ、行けない行けない…。行けないわ! キユリ! 誤魔化されては行けないわよ! 平常心…平常心…!
「へぇ~! そう! 期待しないでおくわ!」
「あ…はい。」
私は、キユリ様を見て…思った。
『絶対に…期待してたよなぁ~』…と。
――そして、水族館に入ると…。
「うわぁぁ!! 綺麗だな~!」
と、目をキラキラさせながら言った。
そして、私の呆然とした顔を見ると…首を横に振って平常心を保つ振りをするのだ。
これを見て…思った。『可愛いな』っと…。
そして、水族館で昼ご飯を済ませて…夜のイベント…【イルカのイルミネーション】を見て帰ろうとした途中…。喉が渇いた為、キユリ様と私の分のジュースを私だけ買って、キユリ様の所に行くところだった。その時…見た光景は…唖然だった。
何故かって? そこに見た光景は…キユリ様が…神様の使いに捕まえられていたからだ。
私は、怒りが迸った。私が私ではなかった気がした。初めて…人…いや、神様に怒りを感じたのは初めてだった。そして…私は、怒りの感情を任せながら言ったのだ。
「やめろぉぉぉぉ!!!!」
すると…神様の使いが気絶した。
キユリ様は…涙をしながら…崩れ落ちたのだ。
そして、私は…キユリ様の近くまで行った。
「大丈夫ですか!?」
「あぁ…大丈夫だ…。」
「とりあえず、逃げますよ!」
「え…?」
私は、未来に…手を繋がれて、逃げていた。
しかし、私は…2つ思ったことがあった。
1つ目は…なんで、助けてくれたのか…
2つ目は…何故、未來様の力が使えたのか…。
そして、私とキユリ様は″いつも…夜に私が気分転換で…通った場所″を一緒に行った。
「ねぇ…ここ。私見た事ないよ?」
「えぇ…だって、見つけたの私だけですから。」
「ねぇ…聞かせて…。まだ、敵である私を…何故…助けてくれたの?」
「そうですね…。″仮″でも彼女です。そんな人を見捨てて…帰る男は…。最低にも程がないです。そう…教わりました。」
「誰に?」
「誰でしょう。私にも分かりません。」
「そう。じゃ、話を変えるわ…。何故、未來様の力を使えたの?」
「それは、分かりません。ただ…妹からすると…特殊能力を持ってる…らしいです。」
「特殊…能力…?」
「はい! 条件は…相手を惚れさせてキスする事で…キスした相手の力の制御と…」
そして、彼は…私に激震走るほどの言葉を言った。
「キスした相手の力を使える事です。」
――と。私は…この人なら信じてもいいかも…この人なら、幸せに暮らせるかも、いいや…かもじゃない。確実にそう思ったのだ。そうか…。
私は、こう思ったのだ。昨日言った…未來様の言葉の意味が…。
そう。この虹凪未来は…″私達の幸せと言う…可能性″を導いてくれる…と。
だから、私は行動したのだ。
「ん? キユリ様…? 黙ってますけど大丈…んん…!?」
今、私は何されてる…? キス…? されて…いる? そして、キユリ様の力を獲得したと同時に…制御が出来るようになった。
「未来…いいや…旦那。私は旦那の物だ。旦那の願いも希望も…夢も…全て、私の物となった。だから…責任取ってくれ…よ…な…?」
「え…えぇぇぇぇぇぇぇえー!??!」
――こうして、キユリと言う嫁を獲得したのだった…。残りのデートの日は…後、9日。
残りの人数は…後、7人…。
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