彩香スペシャル~三姉妹監禁志願 小説自動生成ソフト七度文庫が自動生成したシナリオを元に書き下ろした長編小説

七度柚希

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ホームルームが終わると最初は数学の授業。それもいきなりテスト。次はパソコンの授業はビデオチャットの体験学習。

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あらすじ
 ホームルームが終わると最初は数学の授業。それもいきなりテスト。四つ葉学園の女の子達は計算は得意だけど、応用問題は苦手だ。次はパソコンの授業はビデオチャットの体験学習。

 有紀は教室に並んだ女の子達の後ろ姿を一通り眺め回して見た。
 見た感じはどう見ても普通の女の子達で、ロボットにはとても見えない。
 だけど背格好が全員同じというのも変だ。
 それに鈴木先生が行っていたベータテストというのは何のことなのかも判らない。
 鈴木先生は三人が来たので中断したホームルームの時間を進めて行った。
 学校生活の説明が済むと今度は、男女交際の注意事項の話しが始まった。
 男女交際は禁止という訳でもないけど、男の子と部屋で二人っきりになったりしないように。
 カラオケに誘われてもすぐには行かないようにとか。
 街を歩いていて男の子に声を掛けられても相手にしないようにとか。
 あれこれと注意されたけど、この変な世界で男の子に声を掛けられるなんて有るのかしらと有紀は不審な思いがした。
 昨日は歌舞伎町みたいな所で良一君に話しかけられたし、カラオケもしたのでナンパされるってのも無い訳じゃないみたい。
「男の人って、本当に自分勝手なの。最初は甘い言葉をいって、調子が良いけど、本当は遊びたいだけなのよ」
「見た目がかっこいいだけの男になんか騙されちゃ駄目」
「本当に素敵な男性に出会えたと思ったら、チャンスを逃したら絶対だめなのよ」
「だけど、それでも結局捨てられちゃうのよ、男なんてそうゆうもの。いつも泣くのは女なの」と鈴木先生は一人で興奮して話しが止まらない。
 自分の恋愛の経験を思い出して、気持ちが高ぶって自分でも何を話してるのかわからなくなってるみたい。
 女の子達は訳が分からくて黙って聞いてるだけ。
「それにね、キスはねすぐには許しちゃだめよ、もう絶対駄目」
「男ってね、キスを許したらもう、女は最後まで何でも許すと思いこんじゃうの」
 そこまで言って、鈴木先生はちょっと不味い事をいってしまったと思ったらしい「キスしたら結婚って決まってるの。そうよ、キスしたら結婚しなきゃいけないの、そう決まってるの男と女は」と随分と勝手な事を言い出した。
 鈴木先生もいろいろ男と女の事では苦労して、キスして最後まで許した後に捨てられた経験が一度や二度じゃないみたい。
 一通り話すだけ話すと気が済んだらしくて、鈴木先生は手元のプリントをちらっと見た。
 今日のホームルームの予定をメモしてあるらしい。
「じゃ、持ち物検査やります、それに服装検査」と言い出した。
 持ち物検査と聞いて彩香ちゃんはびっくりした顔。
 彩香ちゃんのお姉ちゃんの沙織ちゃんはいま立志館学園の高校三年生だ。
 高校生ともなると、いろいろと大人が持つような物を学校に持ってくる生徒がいるので、持ち物検査もよくやるとお姉ちゃんの沙織ちゃんが言ってた。
 とても他の生徒になんか見せられないとんでもない物を持ってる女の子も居て、先生も他の生徒に見られないようにして職員室に持ち帰っても他の先生にも見せられないんだとか。
 他の生徒になんか見せられない物と言えば、さっきみたあの大きなムカデを持ってきてるんだろうか。
 そうよ他の女の子を脅かして面白がるにはムカデはぴったしよ。
 だけどムカデは生きてるからもってくるのは大変。
 だったら猫が捕まえた鼠の死骸かもしれない。
 そうよ鼠の死骸だったら絶対みんな恐くて震え上がるから絶対そうよ。
 きっと誰かが鼠の死骸を学校にもってきてるのよと思うともう恐くて身体が震えて来ちゃう。
 鈴木先生はなんだか知らないけど急に機嫌がよくなって顔色が明るくなった。
「学校に来るときは、女の子らしい服装をしないといけません」
「胸が目立つ服装とか、スカートをわざと短くするとかして男の目を引くような格好は絶対に許しません」と鈴木先生がきっぱりとした口調で言うと教室はシーンと静まり返った。
 だいたい男の目を引くような目立つ格好をしてるのは、ここでは鈴木先生がダントツだ。
 まるで大砲の弾みたいに胸が突き出してる癖して、スーツの上着は身体にピッチピチでスケスケのブラウスは下のブラジャーが透けて見えちゃうくらいだ。
 生地の色が黒だから地味に見えるけど、パンツだって太股をぎゅっと絞り込んだようなスタイルはお色気そのまま。
 男の子だったら涎を流しちゃうくらいのお色気満点の足の太さだ。
 鈴木先生は自分の事は棚に上げて勝手なこと言ってると有紀は思ったけど、誰だってそう思う。
 教室の中をぐるりと見回しながら鈴木先生が「全員席を立って並びなさい」と大声をだした。
 女の子達は一斉に席を立つと、大人しく席の横に一列に並んだ。
 机の横に並んだ女の子達はみな髪型は違うけど、背の高さはみな一緒。
 胸の大きさも足の太さも全員一緒で、スカートの丈も超ミニで全員一緒。
 わざわざ同じ背格好の女の子を集めたみたいに揃ってる。
「スカートを腰で巻いて短くしてる人は、今すぐ直しなさい」と鈴木先生がまた大きな声を張り上げた。
 だけど女の子達は全員じっと立ったまま動かない。
 鈴木先生はもう一度「スカートを腰で巻いてる人、すぐ直しなさい」と大声を張り上げた。
 もともとこの四つ葉学園の制服は丈が短い。
 普通に履いても超ミニスカートだ。
 腰でスカートを丸めたりしたら、それこそパンツが見えちゃう。
 上着だって胸が目立つようにぴっちぴちのデザインでこれで男の子の目を引くなというほうが無理な話。
 鈴木先生も制服のスカートがもともと短いのに気がついたらしくて「持ち物を机の上に出して」と言って服装の検査はもう諦めたみたい。
 全員が机から教科書とノートそれに筆記用具を出した。
 持ってる物は全員同じだ。
 普通だったら学校に行くときは鞄をもってるはずだけど鞄なんか何処にもない。
 こうなると、持ち物検査なんかやりようがない。
 鈴木先生はちらっと教室の壁に掛けてある時計を見るとそのまま時計を見つめたまま動かない。
 時計の秒針が一回と半周すると「キンコンカーン」とチャイムの音が聞こえてきた。
 鈴木先生はチャイムの音が鳴り終わると「じゃ、持ち物検査終わり」と言って職員室に帰ってしまった。
 先生が帰った後は、全員席に着いたままみな黙ったまま教室の中はシーンとしている。
 みな今日初めて顔を合わせたばかりなので、何をしていいのか判らずに黙ってるんだ。
 彩香ちゃんは壁に貼ってある時間割を見て、憂鬱な顔をしてる。
 数学に理科に社会に、彩香ちゃんの嫌いな科目が沢山ならんでる。
 彩香ちゃんが好きな科目と言えば音楽と体育くらいだけど他の科目は教室で席に座ってるだけでも気分が重くてつらくなる。
 ホームルームの時間も終わって授業が始まると、最初の時間は数学だ。
 鈴木先生は「今日は試験をします」と言ってすぐにプリントを配った。
 プリントには足し算とかけ算の問題が一杯ならんでいてあとは応用問題だ。
 彩香ちゃんは数学は大嫌いだけど、しかたなく問題を解き始めた。
 計算問題は何回も検算するのがポイントだと家庭教師の勇二さんに教えてもらった。
 だけど検算しても答えが合わなければ、どこが違ってるのか判らない。
 何回も計算するたんびに答えが違うからいくらやってもなかなか先に進まない。
 他の女の子達はすらすらと計算問題を解いたけど、応用問題になるとぴたりと手が止まった。
 彩香ちゃんもやっと計算問題が終わって応用問題を見たけどやっぱり難しい。
 小学校でやった鶴亀算とか、植木算みたいなややっこしい問題ばかり。
 おまけに彩香ちゃんの苦手なあのユークリッド幾何の問題もある。
 ユークリッドというのはギリシャの古い時代の人だ。
 なんでそんな人の勉強をしないといけないのかそれが不思議だ。
 有紀が必死になって問題を解こうと下を向いているといきなり「びしっ」と大きな音が教室に響いた。
 何だろうと思って目を上げると「そこ、寝るんじゃない」と鈴木先生が大声を上げて、鞭を振り上げてる。
 鈴木先生の腕が素早く動くと、手に持った鞭の先がするっと伸びてすぐ近くの女の子の顔の真ん前で「びしゃっ」と大きな音を立てた。
 居眠りしてたらしい女の子は慌てて「済みません」と言い訳すると、問題用紙に何か書き込んでる振りをしてる。
 そうよロボットだったら居眠りなんかするわけ無いわ。
 やっぱりこの教室にいる女の子は本物の人間の女の子に違いないと判って有紀は一安心した。
 しばらくして鈴木先生が答え合わせをしますと言って一人づつ当てて行った。
 最初の計算問題は女の子達の答えはみなあっていたけど、応用問題は誰も答えられない。
「誰か答えられるひと居ますか」と鈴木先生が教室全体に届くように大声をだした。
 判る人は誰もいないみたいでみな下を向いて顔を上げようとしない。
 江実矢君が恐る恐る手を挙げると「ぼく」と半分言いかけてから慌てて「私、判ります」と小さな声で言い直した。
「じゃあ黒板の前に出てきてやってみて」と鈴木先生に言われて、江実矢君は席を立った。
 女の子は席を立った後は、スカートがしわになってめくれるのを直すために両手でお尻の裏をなぞってチェックするんだけど、江実矢君は男の子だからそんな事は知らない。
 後から見てるとタータンチェックのスカートが少しだけめくれ上がって、下に履いてるアンダースコートのレース模様が見えちゃってる。
 彩香ちゃんは慌てて江実矢君を注意しようとしたけど、江実矢君は何も知らずにスタスタと黒板の前まで進んじゃった。
 鈴木先生が江実矢君にチョークを渡してさっそく江実矢君が問題を解き始めた。
 この黒板なんだか変だと思ったら板が白くて文字の方が黒い。
 いったいどんな仕掛けになってるのか判らないけど普通の黒板とは色が逆だ。
 黒板拭きも普通のとは違っていて、軽くなぞっただけでチョークのかすも残さずにすっと文字が消えちゃう。
 江実矢君が問題をスラスラと解くのを見て鈴木先生はてっきり驚いて目を丸くするとばかり思ってたけど、どうゆう訳か鈴木先生は黙って見てるだけ。
 手に持ったプリントを見て答えが合ってるのを確かめてるだけだ。
 どうやら鈴木先生は数学が苦手で江実矢君を説明を聞いていて判らないらしい。
 一通り問題を解き終わると、江実矢君は彩香ちゃんの隣の席に戻ってきてきちんと座り直した。
 ちょうどチャイムがなって、数学の授業は終わりらしい。
 鈴木先生は教室を出るときに、黒板の横のスイッチをちょこっと押した。
 江実矢君が黒板に書いた文字が一瞬にして全部消えてしまったので、有紀はびっくりした。
 せっせと黒板をノートにうつしていた女の子達が、あれっと声をだしたけどもう遅い。
 鈴木先生はもう教室から出て行ってしまった。
 しばらくの間教室の女の子達は黙り込んだまま、席を動こうとはしなかった。
 少し経って前の席の女の子がゆっくりとした動作で周りを見回しながら席を立つと、江実矢君の目の前まで近寄ってきた。
「恵美ちゃんすごいのね、数学得意なのね」とやけに馴れ馴れしい口調で女の子が江実矢君に話しかけてきた。
 見覚えのある顔は昨日の百合ちゃんらしい。
 昨日であった百合ちゃんは一目でロボットだと分かる顔付きだけど、こっちは本物の人間の女の子に違いない。
 きっと昨日のロボットはこの百合ちゃんを三次元スキャナーで取り込んで作ったんだと有紀は思った。
 他の女の子達も席を立っておしゃべりを始めるとすぐにまたチャイムが鳴った。
 鈴木先生が教室に来る足音が聞こえてきたので、女の子達はまた慌てて席についた。
 鈴木先生はドアを開けて教室に入ると、すぐに教壇に座って「授業をはじめます、パソコン開いて」と大きな声で言った。
 女の子達が机を開けるとすぐそのままパソコンになる仕掛けになっている。
「じゃ、ビデオチャット始めますからね、ビデオチャット初めての人」と鈴木先生に言われたけど手を挙げる女の子は誰もいない。
「じゃあ、始め」とだけ言うと後は鈴木先生も自分でもビデオチャットを始めた。
 有紀もパソコンの画面を見てビデオチャットを始めた。
 チャットの相手は、パソコンの画面に映ってる男の子だけどずっと前に見た「将来の日本」という番組でやってたビデオチャットによく似てる。
 相手の男の子は何処の誰だか判らないけど、このロボット実験場には男の子も居るのかもしれない。
 なんのためにビデオチャットなんか授業でやるのか理由は判らないけど、これがベータテストなのかもしれない気がしてきた。
 しばらく教室が騒がしい女の子達の声でうるさかったけど急に静かになった。
「あ、そんなことないです」と聞こえる声の主は、教壇に座ってる鈴木先生だ。
「いつもですか、暇な時にチャットしてます、ホントですよ」とか話してるけどなんだか変だ。
「彼氏とかいま居なくて、ホントです」とか話してるけど、どうやら相手の男にナンパされてるらしい。
 ビデオチャットでナンパなんかされたらどっかで会う約束をするというのがお決まりだ。
「そうですね、それでもいいですけど、あ、やっぱり今日は駄目」とか鈴木先生は話しをはぐらかしてるけどしつこく誘われてるらしい。
 教室の中でビデオチャットしてるのはもう鈴木先生だけ。
 あとの女の子はみんな鈴木先生のビデオチャットに聞き耳を立ててるけど、鈴木先生はビデオチャットに夢中で気が付かないみたい。
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