彩香スペシャル~三姉妹監禁志願 小説自動生成ソフト七度文庫が自動生成したシナリオを元に書き下ろした長編小説

七度柚希

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モシモシ倶楽部の三人が迎えに来てくれないので、他の男性にナンパされて出会い系喫茶の外に出た。神社の暗がりの中に連れ込まれて逃げられない。

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あらすじ
 モシモシ倶楽部の三人が迎えに来てくれないので、他の男性にナンパされて出会い系喫茶の外に出た。神社の暗がりの中に連れ込まれて逃げられない。

 これで上手くいったと彩香ちゃんはすぐに出口に歩き出した。
 しばらく受付の前で待っていたけど、なかなかトンキーさんは迎えに来ない。
 どうしようかと思ったけど、さっきはテレビドラマの収録があるとか行ってたからすぐには来れないのかもしれない。
 それとも近くまで来て、他の女の子にでも声をかけられちゃったのかもしれない。
 モシモシ倶楽部は人気のお笑いタレントさんだから、三人で歩いてたら目立つしファンに取り囲まれちゃうなんてのもしょっちゅう。
 随分と待って見たけどモシモシ倶楽部の三人が迎えに来る様子はない。
 どうしようかと思ったけど、この店を出るには誰か男の人に迎えに来てもらわないと出られない。
 もう一度ビデオチャットで誰かいい相手を見つけるかそれとも、勇二君に頼んで迎えにきてもらうしかない。
 諦めてまた店の中に入ろうとしたとき、ちょうど男の人が二人連れで店に入ってきた。
 有紀は二人の服装に見覚えが有るのにすぐ気がついた。
 さっき勇二君をカラオケ店に誘った男に違いない。
 勇二君の携帯のカメラに写ってた服装がちょうど目の前に居る男と同じだ。
 有紀が顔をそらせて、店の中に戻ろうとしたとき男が「君たち、今暇かな」と話しかけてきた。
 彩香ちゃんは二人がさっき勇二君を誘った男だとは気がついていない様子。
「あ、暇です、全然暇です」と彩香ちゃんが答えてる。
「三人とも可愛いね、いつもこの店に来てるの」と聞かれて「あ、はい、たまにきてます」と彩香ちゃんが適当に答えた。
「じゃあ、いつも遊んでるんだね」と男に言われて有紀はこれは不味いことになりそうだと心配になった。
 男は二人とも有紀や彩香ちゃんのお父さんより年上くらいだ。
 茶とグレーの混じった色のズボンにジャンパーみたいな上着をきてる。
 体つきも横幅があって、肩幅ががっちりしていてお腹はお相撲さん見たいに大きくでっぱってる。
 おでこやほっぺたの肌もどす黒くて薄汚い感じだし、唇が変に分厚い。
 普段見慣れてる同級生のお男の子なんかとはまるで別の生き物みたいに気持ち悪い。
 こんな年をしてる男性が中学生や高校生の女の子と遊びたがるなんて有紀にはとても信じられない。
 彩香ちゃんが大げさな仕草で「そうなんです、もう今日は遊びたくて、暇してるんです」と甘えたしゃべり方で答えてる。
 こんな事を言ったらまるで誘って下さいと言ってるようなものだ。
「それはちょうどよかった。これからどっか遊びに行かないか」とさっそく男に誘われた。
 愛想笑いのつもりか男がにやけた顔で笑ったが、口元がいやらしくて下心丸出しだ。
 どうしようかと有紀は彩香ちゃんの顔を見て男に気づかれないように目で合図した。
 もう一度店に戻るというのが一番良さそうだが、そうなると今度はいつまた男に誘って貰えるか判らない。
 彩香ちゃんは店を出られるなら今男一緒に行くのも仕方がないと思ったらしい。
 ちょっと不安な様子で口をすぼませて身体をちょこっとしゃがませて「うん」と返事をした。
 店の受付を出て歩き出そうとすると、すぐに男が江実矢君の両脇に近寄って手を取った。
 三人の中では江実矢君が身体が小柄で一番年下に見える。
 江実矢君を捕まえてしまえば、他の二人も逃げられないと踏んだらしい。
 歩きながら彩香ちゃんが江実矢君のそばに近寄ろうとすると、男が素早く手を伸ばしてきた。
 有紀も彩香ちゃんの後から江実矢くんを追いかけようとしたが、すぐにもう一人の男に手を握られた。
 もうこれで店から出たら絶対に逃がさないつもりらしい。
 男の手は、大きくて分厚くてしっかりと手を握られると指が押しつぶされそう。
 年上の大人の男性に手を握られるなんて、初めてなので有紀はドキドキして心臓が潰れちゃいそうになった。
 店の前を歩き出したとき彩香ちゃんが頭を上げて空を見上げた。
 月を探してるんだと有紀にもすぐ判った。
 東京の夜空は星なんか殆ど見えないから、本物の空かどうかなんか判らない。
 天井に電球を付けてあるだけで、ここのまだ偽の世界かもしれない。
 有紀も空を見上げて見ると、歩きながらビルの谷間から月がちらっと見えた。
 一目みた感じは確かに本当の月。
 さっき勇二君が携帯で写真を撮って送ってくれたのと同じ月だ。
 だけど太陽なら絶対に偽物なんか作れないけど、月なら適当に月の絵を描いても遠ければ見分けなんかつかない。
 ここが本当の世界だとは、はっきりと決まった訳じゃない。
 神社の横を通って裏通りに入ると、暗い夜道は狭くて歩いていてもなんだか怖くなった。
 男達が急に立ち止まったので、有紀は前につんのめりそうになった。
「カラオケ好きだろう」と男に言われてカラオケに誘うつもりなんだと有紀にも判った。
 すぐ目の前に紫色の看板が出ていて「カラオケできます」書いてあるけど、どうみても普通のカラオケ店じゃあなさそう。
 場所だって暗い裏通りで、近くにある店もなんだか変な看板ばかり。
 ここがさっき勇二君が連れ込まれそうになったカラオケ店だと有紀は気がついた。
 こんなカラオケ店に連れ込まれたらどんなことになるのか判ったものじゃない。
 江実矢君もやっぱりおかしな店だと感づいたらしくて、しきりに男の手を振り払おうとしてるが上手くいかない。
「君たちカラオケ大好きなんだろう、歌を聴かせてくれないか。踊りながら歌うんだろう最近の娘は」と男がしつこく誘いをかけてくる。
 男達は何がなんでも三人をこのカラオケ店に連れ込むつもりらしくて三人の手をしっかりと握って離してくれない。
「私歌下手なんです、それに踊りなんかできません」と彩香ちゃんが必死で断ろうとしたけどだめ。
「いや、この店のカラオケだったら誰でも上手に歌えるんだよ」と男が言い返してきた。
 何て言って断っていいのか、有紀にも上手い口実が思いつかなかった。
 男達は彩香ちゃんと江実矢君と有紀の手をしっかり掴んで、強引にカラオケ店の入り口にひっぱって連れ込もうとした。
 近くにいる人に助けを求めようとして辺りを見回したが、暗い夜道には通りかかる人は誰もいない。
 男の力にはとても敵わないと諦めて有紀はカラオケ店に入ろうとした。
 急に「グーーー」と彩香ちゃんのお腹が大きな音で鳴った。
 男達が彩香ちゃんの顔を見て、なんだか不気味な笑いを口元にうかべた。
「いや、御免カラオケなんかに誘って悪かった、その替わりに何か旨い物食わしてやる」と男が急に態度を変えたので有紀はびっくりした。
 作戦を変えたという訳でもなく、彩香ちゃんがお腹を空かせてるからカラオケを嫌だと言っていたのだと思い込んだみたい。
「何でも好きな物食わしてやる、何が食べたいんだ」と男に言われて彩香ちゃんは「私ローストビーフが大好物なんです」とうっかり答えてしまった。
「ローストビーフだったら美味しい店を知ってるよ、うん、今すぐ食べたいだろう」と男がすぐに誘ってきた。
 こんな中年男に変な所に連れて行かれちゃったりしたら大変だけど、ローストビーフお美味しい店が、変な店なはずはない。
 今度は有紀のお腹が「ぐぐーぐーーー」と大きな音で鳴った。
 あの地下のロボット実験場ではゼリーみたいなエネルギーパックしか食べてない。
 もうお腹がすいてとても死にそうなのは、彩香ちゃんも有紀も同じだ。
「本場のイタリアのシェフが作った、ローストビーフを出す店なんだ。日本で一番旨いローストビーフだよ、いや世界で一番旨いローストビーフを出す店なんだ。一度食べたら他のローストビーフはもう食べられないぜ」と男が随分と調子のいい言葉を並べてる。
 有紀はそれを聞いていて大変な事に気がついた。
 もしここがまだあの地下のロボット実験場なら本場のイタリアのシェフなんているわけないし、本場のローストビーフなんてあるわけない。
 ロボットは充電式だから食べ物なんか食べない。
 もし本当にローストビーフが食べられるなら、本当に本当の地上に戻って来たという証拠だ。
 彩香ちゃんも同じ事に気がついたらしい。
 少し変な顔をして男の話を聞いていたけど彩香ちゃんは心を決めたらしく「私お腹すいちゃった、すぐ食べたい」と男の手を引っ張った。
「じゃ、行こうか。うん、このすぐ近くだ」と男に手をひっぱられて元きた道を引き返した。
 途中で近道だというので神社の境内に入った。
 神社の入り口には狛犬が並んでいて、ロボット実験場にあった神社にも同じ狛犬があったのを有紀は思い出した。
 もしかして四つ葉学園の女の子達が木の上から飛び降りて襲ってくるのではと有紀は心配な気持になった。
 夜空を見上げて見ても、大きな木の枝が風で揺れて葉っぱが擦り合うザワザワという音しか聞こえてこない。
 大丈夫そうだと思ったけど、やっぱり何だか不安な気持ちが拭えない。
 男達はどんどんと神社の奥に進んでいく。
 目の前には大きな木が並んでいて、その下は街灯の光も届かなくて真っ暗だ。
 さっきは上手いローストビーフを食べさせるとか男に言われたけど、男達は最初からこの神社に連れ込むのが目的だったらしい。
 騙されたんだと有紀は思ったがもう遅すぎる。
 男達は奥の大きな石造りの建物の前まで連れ込むと、三人の手をしっかり掴んで逃げられないように木の幹に押しつけた。
 男の体が前から有紀の体に押しつけられてくると、有紀は背中を木の幹に押し当てて動けなくなった。
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