彩香スペシャル~タコ怪人の秘密 小説自動生成ソフト七度文庫が自動生成したシナリオを元に書き下ろした長編小説

七度柚希

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久美子ちゃんの家庭教師を待ち伏せると一緒にカラオケをした勇二君だ。公園で由美ちゃんと義信君を見つけて勇二君と後をつけると変なホテルに入った。

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あらすじ

 久美子ちゃんの家庭教師を待ち伏せると一緒にカラオケをした勇二君だ。公園で由美ちゃんと義信君を見つけて後をつけると変なホテルに入った。

 翌朝有紀は彩香ちゃんと一緒に久美子ちゃんの家庭教師の男の子を待ち伏せすることにした。久美子ちゃんの家庭教師の男の子は、久美子ちゃんに危ないビデオが入ったUSBメモリーを渡して、その上パスワードを聞きたければ直接教えるとか言わせてる。USBメモリに入ってた危ないビデオと同じ物が、あの魔界戦隊ボードにも掲載されているってのも変。そんな事を久美子ちゃんに聞いたって判るわけ無い。実際に本人を捕まえて問いつめて白状させるのが一番だ。
 午後3時近くに、そろそろ家庭教師の男の子が久美子ちゃんの家から出てくる所を、近くの電信柱の陰で待ち伏せした。ちょうど予定の時間が過ぎた頃それらしい男の子が、久美子ちゃんの家のドアから出ててきて駅に向かって歩き始めた。
「あの、ちょっと、久美子ちゃんの家庭教師の人ですよね」と彩香ちゃんが男の子の行く手を遮った。
「話しがあるんで、来て」と言って彩香ちゃんが男の子の顔を見上げたが、それ以上言葉が続かない。変だと思って有紀がよくよく男の子の顔を確かめると、昨日の勇二君だ。
「ちょっと来てくれますか」と彩香ちゃんがもう一度言うと勇二君は「どこへ行くの」と不思議そうな顔で聞き返した。勇二君はまだ彩香ちゃんと有紀が一緒に昨日カラオケをした相手だとは気がついてないようす。
「久美子ちゃんの友達かな、久美子ちゃんの事が聞きたいの」と勇二君が彩香ちゃんに話しを向けた。そう言われて彩香ちゃんは困った顔で有紀を見つめた。待ち伏せして話しを聞くということは相談したけど、どこで話しを聞くなんて決めてなかった。相手が勇二君と判れば、うっかり駅前のロッテリアなんかじゃ話しができない。人に聞かれたりしたら困る話しになるに決まってる。
「公園にいかないか、すぐ近くだから」と勇二君に言われて彩香ちゃんはどうしようかと迷った顔でまた有紀を見つめた。公園になんて男の子と一緒に行ったら、何をされるか判らないけど他に行く場所なんか無い。有紀が頷いて答えると「じゃあ、行こうか」と勇二君は先に歩き出した。
 公園のベンチに座ると勇二君が「君たち学校は何処かな、久美子ちゃんと同じ学校なの」と彩香ちゃんに聞いた。
「あの」と彩香ちゃんが答えたまま、また言葉に詰まった。勇二君を問い詰めるんだと予定していたが何をどう問いつめるかまでは決めてなかった。
「あの久美子ちゃんに渡したUSBメモリーの事なんですが」と彩香ちゃんが切り出すと「なんだ、君たちあのビデオ見たんだね」と勇二君が驚いた声をだした。
「あのUSBメモリーに入ってる画像は、何なんですか、誰が撮ったんですか」と彩香ちゃんはこれぞとばかりに問いつめた。
「あ、あれは、パスワードで開けないと見れないから」と勇二君が言い訳をしようとした。
「パスワードなら判ってます、久美子ちゃんに教えてもらいました」と彩香ちゃんが嘘をついた。勇二君はシラを切れば言い逃れができると思ったのか「そんな話し聞いたことがないけど」と平気な顔で言い返してきた。
「久美子ちゃんとは同じクラスなんです、それに私達昨日で原宿でカラオケしたんです」とそれとなく話しを向けた。勇二君はまだ昨日カラオケを一緒にした相手が彩香ちゃんと有紀だとは気がついていない様子。
「私達のこと覚えてませんか、昨日会ったばかりでもう忘れちゃったんですか」と彩香ちゃんがやっとのことで言うとと勇二君は驚いてしばらく声がでなくなった。勇二君は顔色が変わって、引きつった顔で彩香ちゃんを見つめた。
「それにこれは何に使うんですか、なんで久美子ちゃんが知ってるんですか」と今度はポケットからあのゴムのタコ人形を取りだした。
「あ、それはその」と勇二君が口ごもると「私は久美子ちゃんのママにいいつけちゃうから」と彩香ちゃんが大声を出した。
「そうしたら、家庭教師もすぐに首になっちゃうからね。あんた判ってるの。全部話しなさいよ、何から何まで全部話すのよ」と彩香ちゃんが食ってかかると勇二君もさすがに諦めたらしくて「わ、わかったから大声を出さないでくれ」と随分と低姿勢だ。
「僕が知ってることは全部話すから、本当に全部」と勇二君が言いかけたとき、急にすぐ近くで「ああぁ、ん」と女性のうめき声が聞こえてきた。彩香ちゃんが変な顔をして有紀の顔を見つめると、有紀は裏手のベンチに気がついた。いつの間にかカップルが座って抱き合ってる。
 有紀は2人の顔を見てびっくりした。
 一人はあの桃色レンジャーの由美ちゃんで、もう一人は希美ちゃんのフィアンセの義信君だ。
「お願い、私の方が、希美ちゃんより好きだって言って」と由美ちゃんに催促されて義信君も「判った、俺にはお前だけだ」とか調子の良いことをいってる。
 不意に由美ちゃんが立ち上がると、神社の前の水飲み場に歩み寄った。あの水飲み場は前タコ怪人が現れた場所だ。なんだか変だと思って見ていると、由美ちゃんが水を飲もうと前屈みになった後から義信さんが後から由美ちゃんに腰を押しつけた。
 次の瞬間に急に地面に黒い穴が開いて、2人は吸い込まれるようにして消えてしまった。有紀がびっくりして彩香ちゃんの顔を見ると、彩香ちゃんもびっくりして腰を抜かしそうになってる。だけど勇二君は平気な顔で、にやにや笑ってるだけ。
「ここはね、魔界との出入り口があるんだ、それにあの2人が何処に消えたかも、だいたい見当がつくからね」と言うと携帯らしい機械を取りだしてなにやらいじってる
「この近くには魔界の出入り口が何カ所かあってね、あの2人が行った場所はこの近くのいつもの場所さ」と勇二君が得意な顔で有紀と彩香ちゃんに説明した。
「この機械はね、魔界センサーでね、魔界の入り口を空間のゆがみから検出するんだ」と得意そうな顔で勇二君が機械を見せてくれた。携帯だとばかり思ってたけど、なんだか携帯とは違うみたい。
「それにね、由美ちゃんにはGPS付きブラジャーを着せてあるから、何処にいるかもすぐ判るんだ。防犯用のセンサーでね、胸を触ると場所を教える装置なんだよ」となんだか訳の分からないことを言ってる。
「何なんですかそのGPS付きブラジャーっていうの」と有紀が聞いてみると「僕の研究室で開発してるんだ、防犯用に使うためのブラジャーでね、誰かが胸を触るとね、その位置を知らせてくるんだ、それに画像もいっしょに送って来るという凄い装置なんだ」と勇二君が教えてくれた。
「ほら、いま反応があった、やっぱり由美ちゃんがいるのはこのすぐ近くだよ」と勇二君が機械の画面を見せてくれた。緑色のマークが点滅してるのが、由美ちゃんのいる場所らしい。
「この近くって何処なんですか」と有紀が聞いてみた。
「大丈夫、この近くだから行ってみよう、案内するよ」と勇二君がすぐにベンチから立ち上がった。神社の裏手から裏道に入ると、すこし先に建物が見えた。
「ここなんだ」と勇二君に言われて裏口から入ると、門の近くには掃除用具などが置いてある部屋がある。すこし先に進むと受付があって、映画館の切符売り場みたいな窓がある。
「ご休憩ですか」と受付で言われて、有紀はびっくりして周りをよく眺めて確かめた。これって、前に見た魔界戦隊のテレビドラマでもあったような場所。受付の横に部屋の写真が沢山ならんでよ様子からして変なホテルに違いない。
 彩香ちゃんはママから「この辺りには絶対近づいちゃいけない、人さらいがでるの」ときつく言われてたけど、この変なホテルの事だと判った。確かに近くを歩いてる女の子をさらって、変なホテルに連れ込んじゃうなんてありそうな話し。勇二君はさっきの機械を取りだして、由美ちゃんが居る部屋を確かめると隣の部屋の鍵をもらった。
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