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向日葵の咲く庭で
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ふらり歩き出した善之介は、咲き乱れる金色の波間を無遠慮に掻き分けて進んだ。茎の折れた向日葵が無残に倒れてもそれを思い遣る余裕さえなく、前へ、前へ。月光が指し示す方へと。
物思いに沈んでいた”明星”は、その音に気付き漸く花の顔を上げた。
立ち上がり、庭に面した縁の淵まで歩んで辺りを見回す。か弱き姫君であればそれはあまりにも無防備な行動であったが、男であり”忍”である”暮里”に躊躇いはない。あるいは、いつ死んでも構わないという心境からくる軽率さなのかもしれないが。
「誰そあるか」
問われて、善之介は足を止める。鈴を転がす軽やかな声音は、仮に他の者であれば女と断じて疑いはしなかっただろう。
しかし善之介は知っていた。それが”暮里”の出し得る声だと、知っていた。
「暮里、俺だ」
向日葵を抜けて、庭土を踏み締め善之介は呼んだ。”明星”ではない。”暮里”を呼んだ。
思いがけぬ人物を目にしたことで”明星”は一瞬狼狽を見せたが、すぐに表情を凍て付かせ殊更冷たく善之介を見下ろす。
「曲者め……妾の名は明星。暮里などという名は知りませぬ」
「いいや、おまえは暮里だ。俺の知ってる暮里だ」
「戯言を申されるな。人を呼びますよ」
そう言われて、少しだけ善之介は微笑んだ。
「本当にそうするつもりなら、おまえはもうしているだろう。でもそうしなかった。それはおまえが暮里だから……俺をまだ、友だと思ってくれているからだろう?」
”明星”はそっと着物の袖で口元を覆い、眉を顰めた。その表情は下賤の男である善之介を侮蔑するようでもあり、その実、胸を刺す痛みを堪えるようでもあった。
差し向かう二人の距離は三間あるやなしや。善之介は今すぐ彼に駆け寄りその胸ぐらを掴み上げたい衝動を抱いたが、ぐっと堪える。
顔を見たら一発ぶん殴ってやろうかと思っていた――どうして俺を置いていった?どうしてこれまで何も言ってくれなかった?俺はそんなに信用できなかったか?おまえは本当にそれでいいのか?俺達は親友じゃなかったのか――言いたいことは山ほどあるのに、うまく言葉にならない。
そして、それを言ったところで栓のないことも、善之介はよく解っていた。巴丸がそうであるように、主人を持ち仕える忍がそう易々と内情を口外するわけがない。
だから、代わりにくしゃっと顔を歪め、震える唇からやっと絞り出したのは。
「……会いたかった」
それだけだった。
こうして向き合っているだけで、善之介の中には二人で過ごした日々が走馬灯のように蘇る。
――そう、あれはよく晴れたあたたかな春の日。森に迷い込み出口を求めて彷徨っていた善之介に手を差し伸べてくれた暮里。空腹で動けんとのたまった善之介を暮里は小屋に連れ帰り、「こんな辺鄙な場所に住んでいる変な男」「こんな辺鄙な場所まで迷い込んでくる変な男」と互いに軽口を叩きあった。
思い返せばあの時、もし不審な行動を取っていたら命は無かったのだろう。しかし運命は確かにここから回り始めた。
武士の家に生まれ籠の中の自由に諦念を抱いていた善之介と、忍として生まれ影として育ち自由を知らない暮里。違うようでどこか似ている二人の間には、最初から奇縁の糸が結ばれていたらしい。意気投合するのに長い時間は要らなかった。
短い季節が過行く随に、この世の憂さを忘れて二人は他愛無いじゃれあいに時間を費やす。交わした言葉の殆どは暮里の与太話から派生したもので、遠い海の向こうの不思議の話だったり、京の都の鬼退治の話だったり、北の地方に住まう妖の恋の話だったりした。それは善之介にとってどれもこれも耳新しく、いくら聞いても飽きることはなかった。
(こんな楽しい日々がずっとずっと続けばいいのに)
冗談でもそう言えなかったのは、いつか来る終わりの時を互いに覚悟していたからか。善之介はそれが、自分の婚姻によって齎されると思っていた。
武家の子と言えば聞こえは良いが、その内で実権を握れる者などほんの一握りである。無論、足軽百姓とは異なり年貢に苦しみ喘ぐこともなければ、滅多に衣食住を奪われることもない。
けれど自由か、幸福かと問われれば必ずしも是とは言い難い。嫡子のほとんどは捨て駒か傀儡で、家長の差配によって己の意思とは無関係に命運を左右されるのが世の習いであった。
伊示地家における権力者は善之介の父であり、善之介はずっとその手の中で転がされている。嫌だ止めろと逃げ回ったとて、伊示地善之介が伊示地善之介である以上、本質的な自由など掴みようがない。
方法があるとすればそれは、善之介が伊示地の家を棄てるか、伊示地が善之介を棄てるか、もしくは善之介が何らかの手段で父を排するか、である。そしてあの頃、善之介はまだそのどれも選べずにいた。
別にこの国や、武士という身分に執着があったわけではない。単なる惰性だ。手に入れたいものなどない、大事なものもない、命を掛けるに値するものなど何も。自分自身ですらどうでもいい。
その点、武士としての生き方は善之介にとって都合が良かった。何も考えずとも武士だというだけで生き方は決まっていたし、善之介自身が何も選ばなくとも周りがお膳立てしてくれる。とりあえず善之介を生かしておいてくれる。
実のない虚ろな生活。善之介は段々と現から目を逸らし、目の前の快楽を享受することにしか生きている意味を見出せなくなっていった。
そんな中、善之介が唯一自分で手を伸ばしたものが、暮里だ。
色眼鏡なく言葉を交わすことが出来る、自分を縛ることのないたった一人の本当の友達。彼との時間は善之介にとって掛け替えのない宝物。
(楽しい)
心の底からそう思えたのは、もしかしたら初めてだったかもしれない。それからずっと、離れていても、勉学や剣術を習う間も、善之介の心はずっと彼の元に向かっていた。
(暮里、暮里、暮里)
胸の内で何度も名を呼んだ。次はどんな話を聞かせてくれるのだろう。今度は彼と釣りがしたいな。木登りや崖登りだって、彼とならきっと楽しい。二人でいればどんな毎日だってキラキラと目映く輝いて思えた。
いつか道を違え、別れる日が来たとしても。
生きている限りいつかまた会える。心はずっと繋がっている。二人はずっと変わらぬ友情を持ち続けることが出来ると――思っていた。だから、こんなのは、まるで悪い夢だ。あの夢の世界が本物で、こちらが夢だったら良かったのに。触れ合い抱き合えたあの手が、今はこんなに遠い。
「暮里、会いたかった。俺はただ、おまえに会いたかったんだ」
その言葉に”明星”は大きく目を瞠った。半分顔を隠したまま、己を律するよう深く呼吸する。そうしてまた凛と声を張った。
「ではもう、其方の願いは叶ったでしょう。立ち去りなさい。……誰かに見咎められる前に」
じっと見詰め合う。視線が交錯する。それだけで互いの気持ちは痛いほど伝わってきた。――おまえだけは――貴方だけは――傷付けたくないのに、どうして自分達は今こんな形で対峙しているのだろう。
気を抜けば泣き出しそうで、それすらも許されない二人は、傍から見れば酷く滑稽だったに違いない。
”ここまで来た善之介を見逃すこと”……それが今の”暮里”に出来る精一杯の恩情なのだと、善之介は理解した。血の味が滲むほどきつく歯を食い縛り、咆哮を上げたがる喉を押さえ込んで、善之介はゆっくりと”暮里”に背を向ける。懐に手を入れ、取り出したものを地面に置いて。
「……おまえの大事なものだろう。置いていく」
それだけを吐き出すと、“明星”に背を向けて歩き出した。目の前に広がる向日葵も今は闇にくすんで色褪せて見える。辺りを見回すが巴丸の姿はない。しかしここに長居するわけにもいかず、善之介は元来た道を引き返した。
もう、振り返らなかった。
物思いに沈んでいた”明星”は、その音に気付き漸く花の顔を上げた。
立ち上がり、庭に面した縁の淵まで歩んで辺りを見回す。か弱き姫君であればそれはあまりにも無防備な行動であったが、男であり”忍”である”暮里”に躊躇いはない。あるいは、いつ死んでも構わないという心境からくる軽率さなのかもしれないが。
「誰そあるか」
問われて、善之介は足を止める。鈴を転がす軽やかな声音は、仮に他の者であれば女と断じて疑いはしなかっただろう。
しかし善之介は知っていた。それが”暮里”の出し得る声だと、知っていた。
「暮里、俺だ」
向日葵を抜けて、庭土を踏み締め善之介は呼んだ。”明星”ではない。”暮里”を呼んだ。
思いがけぬ人物を目にしたことで”明星”は一瞬狼狽を見せたが、すぐに表情を凍て付かせ殊更冷たく善之介を見下ろす。
「曲者め……妾の名は明星。暮里などという名は知りませぬ」
「いいや、おまえは暮里だ。俺の知ってる暮里だ」
「戯言を申されるな。人を呼びますよ」
そう言われて、少しだけ善之介は微笑んだ。
「本当にそうするつもりなら、おまえはもうしているだろう。でもそうしなかった。それはおまえが暮里だから……俺をまだ、友だと思ってくれているからだろう?」
”明星”はそっと着物の袖で口元を覆い、眉を顰めた。その表情は下賤の男である善之介を侮蔑するようでもあり、その実、胸を刺す痛みを堪えるようでもあった。
差し向かう二人の距離は三間あるやなしや。善之介は今すぐ彼に駆け寄りその胸ぐらを掴み上げたい衝動を抱いたが、ぐっと堪える。
顔を見たら一発ぶん殴ってやろうかと思っていた――どうして俺を置いていった?どうしてこれまで何も言ってくれなかった?俺はそんなに信用できなかったか?おまえは本当にそれでいいのか?俺達は親友じゃなかったのか――言いたいことは山ほどあるのに、うまく言葉にならない。
そして、それを言ったところで栓のないことも、善之介はよく解っていた。巴丸がそうであるように、主人を持ち仕える忍がそう易々と内情を口外するわけがない。
だから、代わりにくしゃっと顔を歪め、震える唇からやっと絞り出したのは。
「……会いたかった」
それだけだった。
こうして向き合っているだけで、善之介の中には二人で過ごした日々が走馬灯のように蘇る。
――そう、あれはよく晴れたあたたかな春の日。森に迷い込み出口を求めて彷徨っていた善之介に手を差し伸べてくれた暮里。空腹で動けんとのたまった善之介を暮里は小屋に連れ帰り、「こんな辺鄙な場所に住んでいる変な男」「こんな辺鄙な場所まで迷い込んでくる変な男」と互いに軽口を叩きあった。
思い返せばあの時、もし不審な行動を取っていたら命は無かったのだろう。しかし運命は確かにここから回り始めた。
武士の家に生まれ籠の中の自由に諦念を抱いていた善之介と、忍として生まれ影として育ち自由を知らない暮里。違うようでどこか似ている二人の間には、最初から奇縁の糸が結ばれていたらしい。意気投合するのに長い時間は要らなかった。
短い季節が過行く随に、この世の憂さを忘れて二人は他愛無いじゃれあいに時間を費やす。交わした言葉の殆どは暮里の与太話から派生したもので、遠い海の向こうの不思議の話だったり、京の都の鬼退治の話だったり、北の地方に住まう妖の恋の話だったりした。それは善之介にとってどれもこれも耳新しく、いくら聞いても飽きることはなかった。
(こんな楽しい日々がずっとずっと続けばいいのに)
冗談でもそう言えなかったのは、いつか来る終わりの時を互いに覚悟していたからか。善之介はそれが、自分の婚姻によって齎されると思っていた。
武家の子と言えば聞こえは良いが、その内で実権を握れる者などほんの一握りである。無論、足軽百姓とは異なり年貢に苦しみ喘ぐこともなければ、滅多に衣食住を奪われることもない。
けれど自由か、幸福かと問われれば必ずしも是とは言い難い。嫡子のほとんどは捨て駒か傀儡で、家長の差配によって己の意思とは無関係に命運を左右されるのが世の習いであった。
伊示地家における権力者は善之介の父であり、善之介はずっとその手の中で転がされている。嫌だ止めろと逃げ回ったとて、伊示地善之介が伊示地善之介である以上、本質的な自由など掴みようがない。
方法があるとすればそれは、善之介が伊示地の家を棄てるか、伊示地が善之介を棄てるか、もしくは善之介が何らかの手段で父を排するか、である。そしてあの頃、善之介はまだそのどれも選べずにいた。
別にこの国や、武士という身分に執着があったわけではない。単なる惰性だ。手に入れたいものなどない、大事なものもない、命を掛けるに値するものなど何も。自分自身ですらどうでもいい。
その点、武士としての生き方は善之介にとって都合が良かった。何も考えずとも武士だというだけで生き方は決まっていたし、善之介自身が何も選ばなくとも周りがお膳立てしてくれる。とりあえず善之介を生かしておいてくれる。
実のない虚ろな生活。善之介は段々と現から目を逸らし、目の前の快楽を享受することにしか生きている意味を見出せなくなっていった。
そんな中、善之介が唯一自分で手を伸ばしたものが、暮里だ。
色眼鏡なく言葉を交わすことが出来る、自分を縛ることのないたった一人の本当の友達。彼との時間は善之介にとって掛け替えのない宝物。
(楽しい)
心の底からそう思えたのは、もしかしたら初めてだったかもしれない。それからずっと、離れていても、勉学や剣術を習う間も、善之介の心はずっと彼の元に向かっていた。
(暮里、暮里、暮里)
胸の内で何度も名を呼んだ。次はどんな話を聞かせてくれるのだろう。今度は彼と釣りがしたいな。木登りや崖登りだって、彼とならきっと楽しい。二人でいればどんな毎日だってキラキラと目映く輝いて思えた。
いつか道を違え、別れる日が来たとしても。
生きている限りいつかまた会える。心はずっと繋がっている。二人はずっと変わらぬ友情を持ち続けることが出来ると――思っていた。だから、こんなのは、まるで悪い夢だ。あの夢の世界が本物で、こちらが夢だったら良かったのに。触れ合い抱き合えたあの手が、今はこんなに遠い。
「暮里、会いたかった。俺はただ、おまえに会いたかったんだ」
その言葉に”明星”は大きく目を瞠った。半分顔を隠したまま、己を律するよう深く呼吸する。そうしてまた凛と声を張った。
「ではもう、其方の願いは叶ったでしょう。立ち去りなさい。……誰かに見咎められる前に」
じっと見詰め合う。視線が交錯する。それだけで互いの気持ちは痛いほど伝わってきた。――おまえだけは――貴方だけは――傷付けたくないのに、どうして自分達は今こんな形で対峙しているのだろう。
気を抜けば泣き出しそうで、それすらも許されない二人は、傍から見れば酷く滑稽だったに違いない。
”ここまで来た善之介を見逃すこと”……それが今の”暮里”に出来る精一杯の恩情なのだと、善之介は理解した。血の味が滲むほどきつく歯を食い縛り、咆哮を上げたがる喉を押さえ込んで、善之介はゆっくりと”暮里”に背を向ける。懐に手を入れ、取り出したものを地面に置いて。
「……おまえの大事なものだろう。置いていく」
それだけを吐き出すと、“明星”に背を向けて歩き出した。目の前に広がる向日葵も今は闇にくすんで色褪せて見える。辺りを見回すが巴丸の姿はない。しかしここに長居するわけにもいかず、善之介は元来た道を引き返した。
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