誰得☆ラリクエ! 俺を攻略するんじゃねぇ!? ~攻略!高天原学園編~

たねありけ

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第1章 歓迎! 戦慄の高天原

019

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 相互見学、最後にソフィア嬢と結弦を連れて闘技部に来た。
 そういえば同級生に俺の訓練を見せるのは初めてだ。
 集魔法は既にソフィア嬢に見られた気がするが。


「このふたり、俺がやってるところを見学したいって」

「あ~良いぞ、偏見が無いのは良いことだ」


 凛花先輩は快く了承してくれた。
 ふたりにはフィールドの端で見ていてもらうことにした。
 今日は誰もフィールドで戦っていなかったので静かなものだ。


「今日はどうすんだ? 丹撃の続きか?」

「そうだな。自分で出せるようになってもらう」


 ということは岩の前か。
 言われる前に移動すると先輩も着いてきた。


「前のように丹田に集めて共振させろ。発する時に力を入れる場所を叩く」

「わかった」


 前回の「破っ!」は肩甲骨の裏あたりから先輩が気を流し込んでいた。
 そのまま腕へ突き抜ける勢いに乗って、集めた気が放出されていた。
 今日はその補助なしで、自力で放出させるということだ。

 俺は目を閉じて集中する。
 鼓動を意識し、呼吸を意識し。
 五感を遊ばせて寝る前のような浮遊感が得られるまで放心する。
 すぅ、すぅ。
 くら、くら。
 よし、掴んだ。
 共振させて・・・。
 身体の熱が上がっていく感覚。
 先週よりも格段に掴む速さが上がったのを実感する。
 お腹に集まる熱が濃度を増し、全身に溢れ始める。
 目を、開けてみた。
 岩が揺らめいている。いや、周囲すべてが白く揺らめいている。
 ・・・これは?
 そうか、俺自身から発せられる白の魔力だ。
 オーラの内側からはこうして見えるのか。


「気を入れろ!」


 両脇腹の柔いところ。
 そこを強打される。
 ぐっ!? 腹筋でカバーできるところじゃねぇ!!
 秘孔かなんかあんのか!? そのへん!?

 不意打ちで身体が歪まないよう耐える。
 その力がお腹の熱を上半身に押し出し、腕への流れを作った。
 そうして視界が白く染まり、腕から熱が飛び出していく光景が見えた。
 ばあん、と破裂するような音が響き渡り、ぱらぱらと岩の破片が上から降ってきた。


「え? できた?」

「お~、やっぱり導通がうまくいってたな。先週だったら魔力酔いで倒れてるところだ」


 導通。身体というか細胞が魔力の流れに慣れるかどうか、なのか。
 昨日のアレがそんなに効果あったんだな。


「い、今のは、何をなさいましたの!?」

「わかりません・・・」


 俺も信じられないけどもソフィア嬢も結弦も信じられない様子。
 ふたりの驚愕した表情が闘技部の不思議を物語っている。
 ああね、知らねぇと手品だよな、これ。
 魔法みたいな炎や水、風も出ない何かだからな。


「あとは繰り返せ。まだ流れが甘い」

「はい」


 言われたとおりにやる。
 今週もずっと課題をこなすだけ。
 今度はひとりで打ち出す練習だ。
 絶句した連れのふたりを余所目に繰り返す。
 悪習と呼ばれる儀式に対抗するために。


 ◇


 部活も終わり夜、食堂にて。
 今日は護衛ふたりと別に食べていた4人とも合流し、皆で食べることにした。
 どうせPEか何かで情報共有されるなら先に話しておこうと思ったからだ。


「武様の魔力が爆ぜて岩を砕くのです。信じられません光景でしたわ!」

「岩を魔力で? 魔法ではなくか?」


 そんなに感動したのか、アレ。
 衝撃を受けたのであろうソフィア嬢が熱心に語る。
 レオンも信じられないと返している。
 あの闘技部の人外素養はこの世界の人たちにも受け入れられないのか。


「ええ。白の魔力がそのまま作用していました。具現化させずにです」

「なによその手品は。やっぱり強いんじゃないの」

「恐らくあれは特殊な方法です。目に見える力に変えていませんから」

「くくく、楽しみになってきたわ」


 結弦の証言にうんうんと嬉しそうなジャンヌ。
 嬉々として物騒な空気を出さないでほしい。
 やっぱこいつと手合わせしたくねぇな。


「ソフィアのエストックも結弦の居合も結構なもんだったぞ。一朝一夕の腕前じゃねぇ」


 持ち上げられてばかりなのもくすぐったいので、ふたりも褒めてみる。
 俺の言葉に結弦は微妙な顔つきだったがソフィア嬢は誇らしげに胸を張っていた。


「んで、俺の大道芸は置いといて。明日以降、同じように皆の部活も見たいんだ」

「はい。是非、弓術部にもいらしてください」

「うん! 来て来て! 僕、あれから頑張ったよ!」


 さくらさんとリアム君も乗り気だ。
 俺はともかくお互いに親しくなる良い機会だと思う。
 我ながら良いアイデアだ。


「お互いに見ておくと精進できんだろ」

「わたくしたちも勉強になりました。さすがですわ武様」

「ですね。未熟さを痛感しました」

「ん。上を見てちょっとでも強くなろうぜ」


 ラリクエ攻略のためにな!
 お前らもお互いに知って強くなる動機にしてくれ。


「ところで具現化の授業って、今は何をやってんだ?」

「えっとね! 今は魔力の色を感じて流すところだよ!」

「感じて流す?」

「魔力は属性ごとに特性があります。それを感じる練習です」

「ああ、火は情熱、水は慈愛ってやつ?」

「うん、そうそう! よく知ってるね!」


 リアム君が感心している。
 俺は授業受けてないからどこで知ったの?ってことになるのか。
 突っ込まれたら聖堂のせいにしとこう。


「で、火属性なら情熱を重ねて共振させる練習ってことか?」

「そうです。この6人は皆、課題も十分にこなせました」

「そりゃすごい。俺は聖堂へ行って滝に打たれて気絶してたからな」

「え・・・? 滝行、ですか?」


 ん? さくらさんが驚いている。


「あれ、滝行の話ってしなかったっけ」

「聖堂へ訪問されていることを聞いたこと自体が初めてです」

「あ、そうだっけ」


 言われてみれば。
 なんか気を失ったり眠かったりで説明する時間も無かったな。
 俺は改めて聖堂に居る理由や、魔力の流れを感じる練習をしている説明をした。


「それはとてもハードですわね」

「やってることが全然違うわ」

「だろ。自分でもびっくりだ。でも寝落ちとか俺が軟弱なだけだろ」

「いや、俺でもそれはキツイと思う。やはり相当な負荷をかけているのだな」

「ん~。舞闘会さえ終わればペースも落とせんだよな。今週末までは頑張りたい」


 そう、自力で鍛錬できる段階まで持っていきたい。
 教わっているとペースが作りづらいし、何よりきついから。


「次の日曜日はレオンとさくらさん以外も皆、来るんだろ? 頼んだぜ。負けたくねぇからよ」

「はい、頑張りましょう!」

「それまでにどのくらいお強くなっていらっしゃるか、楽しみですわ」


 理由はともあれ期待を受けるってのはくすぐったい。
 俺ひとりの問題じゃなくなってきたのかも。
 うん、無様な結果だけは残せねぇな。


 ◇


 その後、入浴して部屋で落ち着く。
 今日は丹撃をかなり練習した。
 放出したのだから、きっと明日は魔力不足になる。
 だから今のうちに集魔法をやっておこう。

 そう考えてベッドで胡座をして集中を始める。
 目を閉じて身体の声を聴く。
 ・・・。
 鼓動と呼吸。
 すぅ、すぅ。
 五感を飛ばして・・・魔力の波。
 くら、くら。
 うん、掴みやすくなってきた。
 これを合わせて・・・共振・・・。
 凛花先輩が示したペース。
 とん、とん。
 ああ、食後なのに空腹の感覚。
 やっぱり不足してたんだな。

 空腹を埋める充足感が身体を喜ばせる。
 ん・・・前よりも身体と魔力の繋がりが良くわかる。
 香とのレゾナンスのおかげだ。
 ・・・。
 ・・・。
 ・・・レゾナンス・・・。
 思い出したら・・・ちょっと元気に・・・。


【あ、あの。お元気ですね】

【おひゃ!?】


 びっくりして飛び上がる俺。
 だだだ誰だよ!!!
 変な声が出たじゃねぇか!!
 驚いたなんてもんじゃない、1メートルくらい後ろに飛び退いた。

 そこに居たのはさくらさん。日本語だもんね、すぐにわかった。
 で、何故いらっしゃるんですかね!?
 しかも【お元気ですね】ってしっかり見たよね!?


【ど、どうしてここに!?】

【ごめんなさい! ノックをしたのですがお返事がなかったもので】

【え? あ、ああ、ごめん】

【本当に申し訳ありません。集中されていらしたというのに】


 赤らめた顔でぺこりと頭を下げるさくらさん。
 正直、驚きが大きすぎてまだ心臓がバクバクいってる。
 わかってるとはいえ、胡座を座り直して両腕を体の前に揃えて、自然に隠すポーズをしておく。
 さくらさん、それでモジモジするくらいなら声をかけないでほしかった。

 ソフィア嬢と同じように俺の集魔法を見たのだろう。
 魔力が集まって光ってるだろうから何事!?って見ちゃうのかもな。


【ごほん、見ちゃったもんは仕方ない。それで、何か用事?】

【あ、ええと、はい。その、お話をさせていただきたくて】

【話? うん、良いけど・・・食堂でお茶でも飲みながら話す?】

【いえ。このお部屋でも構いませんか?】

【わかった。そっちの椅子に座ってよ】


 俺はベッドに座ったまま。
 さくらさんには机に備え付けの椅子に座ってもらう。
 まだ遅い時間じゃないとはいえ、部屋に来てまで話をするのは珍しい。
 PEで連絡をすればとも思うけど、やっぱり会ったほうが良いからな。


【武さん。わたしは不満なのです】

【え!?】


 いきなり不満ときてびっくり。
 俺、何かしたか!?


【どうしてわたしだけ『さん』付けなのですか?】


 それね。
 言われてみれば他5人は呼び捨てだ。
 確かにおかしい。
 彼女は頬を膨らましてぷんぷん顔だ。可愛い。


【ごめん、中学からずっとさん付けしてたから】

【今からでも良いので他の方と同じよう、呼び捨ててください】


 ぐ、そう言われると。
 距離感を作るのに丁度よかったなんて納得しねぇだろうし。
 断る理由がない、受け入れるしかねぇか。


【・・・わかった。今からさくらって呼ぶから】

【はい♪ お願いしますね】


 うっわ、一転してにこにこ顔だよ。
 こりゃ、あわよくばって狙ってたな。しまった。


【ところで、橘先輩と、その・・・】

【香と?】

【ほんとうに、1番になったのですか?】


 うん? 先日、話の流れで言ったような。
 もう一度、確認で聞きたいってこと?
 さくらさ・・・いや、さくらとまた話すようになったのって、卒業式前後からだからな。
 この件についてふたりで話したことはなかった。


【うん、なったぞ】

【何度もすみません。武さんの口から直接、もう一度、確かめたかったのです】

【ん。ごめん、隠してるつもりはなかったんだ。桜坂の寮を出た日に、ね】


 淡々と事実を述べる。
 この間は話の流れで言ったからな、誤魔化しで言ってないかの確認か。
 さくらの表情も落ち着いていた。


【あの、教えてください】

【うん?】

【武さんは中学生のうちは想い人を作らないと、そう言っておられました】

【うん、そうだな】

【高校生になった今、もうそれは解禁されたということですね】

【そうなるね】


 香を選んだのだ、もはや言い逃れはできない。
 さくらの表情は真剣だ。
 語調も然ることながら俺の様子を逐一確認している。
 まずい、あの銀色の瞳。
 直視しないように・・・。
 焦りが表情に表れないよう意識して俺は考え込むように目を伏せた。


【橘先輩は貴方をずっと支えていた。だから卒業して直ぐに選ばれたのですよね】

【ん、そうだな】

【あのとき、私は傍にいられなかった。貴方に認められなかった】


 独白のような雰囲気。
 さくらは何とも言えない表情をしていた。
 悔しそうというか、もどかしそうというか。


【わたしは橘先輩にはずっと追いつけないままです】


 彼女は天井を見やって呟くように続けた。


【だからこそ、わたしの目標は橘先輩なのです】

【・・・】

【弓の腕前も、貴方への想いも距離も、超える前に先輩は遠くなってしまいました】


 過ぎ去った時間。
 遠くなってしまったからこそ、その距離を縮めることができなくなってしまった。
 彼女にとって香は永遠に追いつけない存在となってしまったのだ。


【わたしは悔しいのです。だからもっともっと頑張ります】


 それでも、それだからこその前へ進もうという気概。


【高天原学園での、わたしの目指すところですから】


 正直、さくらのこの姿勢はすごい。
 ぶち当たった決して超えられない壁でさえ踏み台にしようとしている。
 その姿がとても眩しい。
 俺は彼女のように渇望した願いが叶わなくて挫けた時に同じように前に進めるだろうか。
 彼女のこの精神力は主人公補正かもしれない。
 それでも人として尊敬できる姿だ。慮ると涙腺が緩んでくる。


【武さん。2番や3番の方は考えておられないのですか?】

【んえ? えっと・・・】


 っと、じんと来ていたところの質問で狼狽える俺。
 危ねぇ、変なことを口走るところだった。
 彼女が前へ進むための確認、それが今日の目的なんだろうな。
 しかし、こう聞かれるとなぁ。
 原則ノーなんだよ。
 香の推測を使わせてもらうか。


【俺さ、中学の頃は知ってのとおりAR値がゼロだったろ】

【はい】

【そのせいか、ずっと旧人類の考え方してたんだ。想い人は異性をひとりだけって】

【はい】

【何とか魔力適合したけど、それですぐ考え方が改まるわけじゃねぇんだ】


 実際問題、俺の価値観はそうなっている。
 だからハーレムして欲しいって言われても無理だ。
 罪悪感に押し潰されちまう。
 そしてこれが主人公たちと共鳴しない言い訳にもなる。


【それにさ、今は香のことで頭がいっぱいなんだよ。考える気にもならない】


 必要なことなので口にしておく。


【その、さくらさ・・・、んん、さくらが俺のことを慕ってくれるのは嬉しいんだ】

【はい】

【だけど俺に拘りすぎるのは良くねぇ。さくらだって2番や3番があっても良いじゃん】

【それはそうです。けれど、わたしの1番は武さんです】


 それよりも貴方です。そんな雰囲気だ。
 問題は俺が彼女の1番じゃなきゃってことね。

 ともあれ2番以降は受け入れられるんだな。
 ゲームでは2番って概念は無かったからな。
 やはり彼女もこの世界の住人ということか。俺と価値観が異なる。
 だからこそこの状況でも言い寄ってくるんだろうけども。


【俺がその想いに応えられるかどうかはわからねぇ。少なくとも今は無理だ】

【はい。それでもわたしの想いは変わりません】


 無垢で処女なる静謐さ。
 麗しい山の湧き水から、さらさらと流れ来る想い。
 彼女から受け取るその純白さは相変わらず俺の罪悪感を煽る。
 どうあろうとその想いを否定はできないのに。

 そして俺自身、さくらのことは嫌いではない。
 むしろ好きなはずだ。中学時代に何度も絆されそうになった。
 女の子としての魅力だけでなく、その宝石のような透き通る想いが俺を魅了するのだ。
 だからこそ俺は彼女に近づいてはならないと自身を戒めていた。
 捕らえられてしまうと今度こそ抜け出せなくなるだろうから。

 沈黙で彼女の想いをやり過ごす。
 彼女は目を閉じ静かに問うた。


【武さん】

【うん?】

【貴方はこの学園で何をなさろうとしているのでしょう】


 これは質問なのか?
 これも前にはぐらかしている話題だ。
 今日は随分と踏み込んでくるな。


【今は仰ることができないと聞きました】

【うん】

【では教えてください。わたしがこの先、この学園で強くなるという目標に近づいたとき】


 何を言わんとしているのか。
 表情から読み取ろうと、つい彼女と目を合わせてしまった。


【わたしの道は貴方の道の傍にありますか】


 迷わず進んで良いですか。
 貴方の道はそこにありますか。
 私は貴方の傍にいられますか。

 ・・・。
 ・・・。
 正直、これは俺にもわからない。
 だけれども答えなければならない。
 これだけ正面からぶつかってきているのに逃げるのはあまりに理不尽だと思うから。


【ひとつだけ言えることがある】

【はい】

【俺はこの高天原学園で強くなる】

【強く、ですか?】

【うん。俺だけじゃなくて周りにいる奴らも含めて一緒に強くなる。それがやることのひとつ】


 さくらと目が合った。
 でも捕らえられるようなあの射抜く瞳ではない。


【だからさくらも強くなって欲しい】

【はい。強くなります】

【俺も頑張るからさ。一緒に頑張ろう】

【ふふ。はい、一緒に頑張りましょう】


 俺たちは互いに微笑んだ。
 同じところを目指す。
 それが彼女と俺の、新しいひとつの約束。
 これが彼女の心に届く安心となってくれるだろうか。

 交わした微笑に心地よさを感じ。
 ずっと彼女との間にあった隔たりを埋められたような気がした。
 




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