誰得☆ラリクエ! 俺を攻略するんじゃねぇ!? ~攻略!高天原学園編~

たねありけ

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第3章 到達! 滴穿の戴天

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 事務棟の廊下は迷宮化していた。
 聖女様が外でも魔物に遭遇したというのだから、元凶に近い事務棟はより迷宮化しているわけで。


「はぃ!」

「Pgyaaaa!」


 ファンタジーではお馴染みのオークが悲鳴をあげる。
 大柄の二足歩行する豚の怪物。
 その醜い顔が歪み大きな体がぐらりと倒れた。
 ソフィア嬢のひと突きによる断末魔だった。


「強くはございませんが、あちらこちらから来るというのは何とも落ち着きませんわ」

「まったくだ。はっ!」

「Bugeeeee!」


 レオンが胴を両断したのはゴブリン。
 こちらもお馴染みの小汚い装束に棍棒姿の魔物。
 同じく断末魔を廊下に響かせながら床に伏せる。

 オークもゴブリンも少しすると、さぁっと黒い魔力の残滓となり霧散する。
 黒い霧として散るのに、霧が消える直前は白い魔力になりキラキラするのが不思議。
 シミュレーターのときにイエローストーンで見た魔物の消滅と同じだ。
 こうやって死体が無くなるのを実際に目の前で見ると不思議で仕方がない。


「しかしお前ら、魔物とはいえ生き物っぽいのを殺して平気なんだな?」

「武様。大切なもののためであれば自然と身体は動きますの」

「そのとおり、お前たちを守るためならな」

「む・・・その、なんだ、ありがとう」


 そんな面と向かって俺たちのためと言われるとこっちが恥ずかしい。
 ツンデレっぽく返事をしてしまう。
 でも事実、俺や香、聖女様は3人に守られていた。


「武、オレたちは将来、魔物と戦うために鍛えているんだぞ」

「うん、そうだよな」


 殿となり同じく俺たちを守ってくれている結弦の言葉に改めて納得する。
 そりゃそうか。世界戦線で魔物と戦うためにこの学園はある。
 普段は授業に追われていてこういった意識をする機会がない。
 でも魔王討伐のために、学園は異形の生き物と闘う意識を醸成していく。
 その覚悟がなければ役に立たないのだから。

 俺自身、今、魔物を倒せと言われても生き物を絶命させる覚悟がない。
 これまで人を殴り飛ばしたりしてたけれど殺意はなかったわけで。
 だから主人公連中が躊躇なく闘えていることに感心していた。
 さすが魔物が敵対生物の世界で育っただけある。
 やっぱ異世界転移モノの物語で躊躇なく生き物を殺害できる主人公たちはおかしいと思う。

 しかし魔物との遭遇が多い。ぜんぜん進まねぇ。
 これ、アトランティスの上層部みたいな感じだよ。
 エンカウント率が高くてなかなか先に進まないやつ。
 学園全体が『高天原学園の怪』なんてスクープがされそうなくらい物騒になってんだろな。


「ふっ!」

「Pikya」

「うぉおおぅっ!?」


 耳元で聞こえる甲高い断末魔。
 結弦が俺の傍にいた迷宮蝙蝠を斬ったからだ。
 爽やかな笑みを浮かべて結弦が納刀する。


「武、危なかったな。オレが守るけど油断はするなよ」

「おおお、驚いただけだっての! ありがと」


 驚きすぎてドキドキしてる。心臓に悪い。
 そんな俺の顔を見てご機嫌な結弦。
 なんか変なプレイになってない!?

 低級とはいえ四方八方から魔物が押し寄せて来ている。
 俺はすっかりRPGのNPC一般人になっていた。
 驚いて助けられて安心して感謝する。その繰り返し。
 モブ、楽でいいね。もうこのまま魔王まで倒してくれねぇかな。

 そして聖女様はもとより香も平気そうにしている。
 悲鳴をあげているのは俺だけというなんとも情けない状況だった。


「あっはっは! 武、怖がりだねぇ」

「なんで香は平気なんだよ! いきなり傍に魔物がいたらびっくりすんだろ!」

「皆には私が祝福ブレスをかけているからよ」

「どうして俺にはかけてくれねぇんだよ!?」


 まさかの聖女様にスルーされていた件。
 なるほど祝福ブレスすれば怖くなくなるよな。


「自分でできるのだから自分でかけなさい」


 そしてこの雑な扱い、さすが凛花先輩の師匠。
 俺のことが大事なのか要らねえのかよくわからんて。


「そのくらい気付かないとアトランティスではやっていけないわよ」

「俺、まだ入学して半年なんだけど」

「それが魔物の前で通る言い訳なら好きなだけ訴えなさい」


 スパルタ! 俺は都市国家ポリスの住民か!
 アトランティス攻略なんてずっと先の話だっての!
 って、凛花先輩もこのくらいの時期にはチャレンジしてたんだっけか。
 俺、あんな地獄の特訓で強くなりたいわけじゃねえんだけど。


「くそっ、緊張感を持てってことか。――祝福ブレス


 迷宮の中で考えごとして気を抜くなんて自殺行為だってのは理解した。
 だから警戒を怠らず、こういう精神強化バフなどの補助魔法は惜しみなく使う。
 それが生き残る心構え。
 ラリクエの厳しいRPGパートでは基本だ。

 ・・・と、そんなゲーム的感覚はこういう現実では役に立たねぇってことも体得した。
 だって今がそうだなんて思いつかないじゃん?
 現実は厳しい。

 高天原学園が迷宮化するイベントなんてものはラリクエゲームにはない。
 だけど龍脈に穴が開いてそれを鎮めるイベントはあった。
 それが何だっけ、と思い出そうとしているところで魔物が襲って来て驚かされる。
 その繰り返し。
 ぜんぜん思い出す暇がねぇ。

 ともかく祝福ブレスのおかげで思考中断をされなくて済むようになった。
 だが、さぁ考えるぞと思ったところで長い廊下は終わりを告げていた。

 あ、やば。思い出しきれてないうちに事態が進む。


「中庭の入口だ。俺とソフィアで先に出よう」

「了解、オレはこのまま殿を務める。相棒バディ、出すぎるなよ」

「ええ、承知いたしております。危険なときは武様のところまで下がりますわ」


 怪しい光が溢れる中庭の入口。
 見た目からしてこの先はボスですよ。
 RPGならアイテムで回復して装備や陣形を確認するところ。

 でも俺が主導しなくても3人でさっさとすべきことをやっていた。
 魔力復薬ポーションでの回復や疲れ具合の確認なども。
 この行動力、さすが主人公。
 改めて中の人がいるんじゃないかと思うくらい。
 本来はこうやって主人公主導で動いて俺みたいなモブは従うのみ。
 彼らに主導される安心感たるや。

 っと、それよりも!
 龍脈の穴のイベントを思い出さねぇと。
 待て待て、お前ら話を進めるな。

 ・・・ええと。
 ラリクエゲームだとレオン攻略時、帰省に付き合って行くロンドンで発生するイベントだったはず。


「――ゲルオク閣下!?」


 マフィアが暗躍する事件に遭遇し、実家アインホルンの商売を邪魔していることを知る。


「ぐ、はははは! もはや、吾輩でも止められぬぞぉ!!」


 そいつらはよくある人身売買や麻薬なんて非合法なものを取り扱っている集団で、察知したレオンが組織の壊滅に動く。


「駄目だソフィア! あれは正気ではない!」


 そうしてレオンと主人公が相手のボスを追い詰めたとき、そのボスがやらかす。
 『奈落の楔』なるアーティファクトを使って龍脈に穴を開けてしまう。


「はっはっは! 大いなる意思に浄化Reinigungされるのだ!!」


 そうそう、口から泡を撒き散らしながらそんなセリフを吐いて。
 そうしてその穴から光の柱が現れ、でっかい魔物が湧いて出て来て――


「Guwoooooo!!」

「きゃぁ!!」

「げぇ!?」


 話が進んでんじゃねぇか!!
 なに!? なに!? あの巨大な魔物!?
 俺たちなんて、あのでっかいお口で丸のみですよ!?

 ぎゅっと香が腕にしがみついている。 
 祝福ブレスしててもさすがに不安なのはわかるけど。
 そんなにしがみつかれると腕が気持ちいい。あの・・・当たってるから。

 不謹慎なタイミングで意識してしまうのは、なんでか俺に緊張感がないから。
 思考を飛ばすって祝福ブレス並みに精神を保護する現実逃避する効果があるのね。
 今もゲームの画面越しに見ているかのように現実味がない。
 どうやってコレを倒すのかとか、回避すんのかとか。
 コマンドを選んでるかのように変な冷静さがあった。


「武さん。危ないわ」


 聖女様に声をかけられてハッとする。
 いや、俺、思考が飛びすぎだろ。

 目の前のでっかい生き物が口を大きく開けて深く息を吸い込んでるのが見えた。

 うん? この巨大な蜥蜴頭。
 これ、よく見るとドラゴンってやつだよね。
 アトランティス下層で出て来る強いやつ。

 そいつは人の頭ほどもある凶悪な極太の牙を覗かせていた。
 蜥蜴頭の暗い喉の奥に何やら光が見える。

 あ~、あれ。竜の息吹ドラゴンブレスの予備動作だよね。
 あるある、RPGでよく見かける。
 その後、跡形もなくモブキャラが消滅するやつ!!!


「ぎゃあぁぁぁぁ!?」


 龍脈の穴イベントで出て来る魔物って、こんな凶悪だったっけ!?


「――静謐を齎す雄大なる護りの力よ、ここに! 反魔結界アンチフィールド!」

「Gowaaaaaaaaa!」


 思考がトリップしすぎてる俺はいきなりのピンチ。
 目の前どころか視界すべてが真っ赤な炎で埋め尽くされる。
 それを救ってくれたのは聖女様。
 俺と香を含めた3人を反魔結界アンチフィールドで包んでくれた。
 上級白魔法の反魔結界アンチフィールド。魔法の障壁。
 以前、軽く習ったけど難しすぎてできなかったやつだ。


「「武!!」」

「武様!!」


 レオンと結弦、ソフィア嬢の声が重なる。
 聖女様の結界があるとはいえ竜の息吹ドラゴンブレスだ。
 その中に3人の姿が見えなくなりゃ大声も出す。


「あ、あぶねえ!! 聖女様、ありがと!!」

「自分の身を守っただけ。でも貸しひとつよ」


 貸しって・・・!?
 ちょっと前に救出されたぶんも貸しなのに。
 俺、今日1日でどんだけ借金作ってんだよ。


竜の息吹ドラゴンブレスは強度50程度、貴方なら弾ける」

「弾くってどうやって?」

「教えたはずよ、魔力盾マジックシールド


 中級白魔法、魔力盾マジックシールド
 魔力を弾く盾。結界みたいな完全防御じゃないけれど魔力なら何でも弾く盾だ。

 ・・・ところで。
 仮に壊れない頑丈な盾があったとしてさ。
 竜の息吹ドラゴンブレスを弾くなんてできる?
 川に入って、板1枚で流れを遮って濡れんなってのと同じことじゃね?
 ファンタジーでよくある盾でブレスを切り開くなんて不可能だよ。
 流体力学的に横から回り込んで包まれるから。
 もしやるなら川を完全に堰き止める大きさの板を用意するしかねぇ。
 んな巨大な盾なんて出せるかっての!


「俺に死ねとおっしゃるか!?」

「甘えたことを言わない。わかっているはずよ、貴方なら何を為すべきか・・・・・・


 そもそも俺はあのドラゴンの前に出て何を為すんだよ。
 いくら疑似化があっても、トラックが突っ込んでも平気そうなアレはどうしようもねぇ。


「俺がアレを倒せるわけ・・・」


 ん? ・・・そっか。
 聖女様は倒せなんて言ってねぇ。
 あのドラゴンを倒す必要はねぇんだ。
 元凶である龍脈の穴を塞げば魔力供給が無くなって弱くなるはず。
 そうすればなんとかなる。

 ラリクエでも大型の魔物と雑魚をいなしながら、穴を塞ぐイベントだった。
 つまり大型の魔物は無視して良い。
 それと同じなら穴は『奈落の楔』というアーティファクトで開けられている。
 4つの楔からなるそれは連動していて。
 十字を作るように配置して、その中心部に深い穴ができる効力のはず。
 止めるには特定の合言葉を言うか、その楔に順に魔力を流すと止まって穴が塞がる。

 でも合言葉を知るであろうゲルオクは答えるわけがない。
 だからやるなら楔に直接魔力を流すしかない。

 問題はその楔に魔力を流す順番。
 特定の順序でやらないと解放できない。
 これも事前に調べて知っておく必要がある。
 が、実は知っていれば調べなくても大丈夫。

 要するにコマンドを入力するような感じなのだ。
 これもラリクエと同じなら、例のアレ。
 コ〇ミの名作シューティング、グラ〇ィウスのアレ(※注)。
 作者がリスペクトしてんだろうな~って、ありし時代の人間なら知るコマンドだ。

 コマンド最後のBAは、中心部に2つ、主人公連中の武器を刺していた。
 ってことは、奈落の楔なら仕上げはレオンとソフィア嬢の具現化武器だな。


「私はこの防御で手一杯。武さん、任せたわよ」

「・・・やるだけやってみるよ」


 できるとは答えない。
 ラリクエゲームどおりでなかったら俺にできることはなさそうだから。
 しかし聖女様、なんだって俺を指名してんだ。
 こういうのって主人公連中を指名すんじゃねぇのか。
 変に期待されても困る。

 俺はドラゴンを見上げた。
 ふしゅーふしゅーと鼻息が出ており、そこから炎が噴き出ている。
 さっきの竜の息吹ドラゴンブレスの残りだろう。

 ドラゴンも魔物なので聖女様の結界が有効。
 聖女様も消耗してくだろうから決着が早いに越したことはない。

 とすれば、俺はあのコマンドを試すしかねぇってことだ。
 ・・・そもそもこの穴に楔なんて刺さってんの?
 まずはそこからだな。


「行ってくる」

「気を付けて、武!」


 香に見送られて俺は飛び出した。
 あれが奈落の楔なら起点部分の1か所だけ色が違うはず。

 ほんとうに奈落の楔かどうかを近付いて確認する。
 側面からゲルオクの横を駆け抜け、ゲルオクの後ろにある穴の頂天をちら見した。
 するとどうだ、予想通り楔が見えた。
 しかも赤い楔。
 あれが起点の赤じゃなかろうか。
 うん、奈落の楔だろう。

 こうして俺は決意した。
 ゲーム的チート、回答を知っている状態でそれを裏技的に実行するという暴挙を。

 そのほうが持久戦でゲルオクを締め上げるより早い。
 香や皆の安全を確保するならこれが最適解のはず!

 俺は敵味方の動きを見渡して自分の動き方をシミュレートした。
 可及的速やかにその計画を実行するために。







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※脚注:上、上、下、下、左、右、左、右、B、A というコマンドで最強装備のアレです
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