誰得☆ラリクエ! 俺を攻略するんじゃねぇ!? ~攻略!高天原学園編~

たねありけ

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終章 攻略! 虹色の魔王

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■■レオン=アインホルン's View■■

「ほうら、順にご退場いただこう!」

「これ以上はやらせないよ!」


 教主が放つ弾丸や弓はすべてリアムが撃ち落としていく。
 奴の狙いは武だ。
 周りに皆が集まっていた。
 奴から他に狙う箇所が無い。
 必然的に狙う場所は限られていた。

 防衛範囲が狭いからとはいえ、銃弾を撃ち抜くリアムのその正確さには舌を巻く。
 あの技術は何人にも真似はできない。
 教主の弾丸が何発も外れているのにリアムが外すことはない。
 無駄弾も一切なかった。
 それだけリアムは卓越していたのだ。

 だがリアムが隙を見て撃ち込む弾はすべて教主の黒い結界で弾かれていた。
 ばりんばりんと音がするも効果はない。


「鬱陶しい奴め!」

「やらせんぞ!!」


 痺れを切らせ大剣を構えて突っ込んで来る教主。
 今度は俺の番だった。
 王者の剣カリバーンを合わせて迎え撃つ。
 奴の結界を突破できないとしても、繰り出される攻撃を受けることはできる。
 先のような遅れは取らない。
 何故なら後ろには武がいる。

 ――奴を絶対に通してなるものか!!

 俺は意識を集中した。
 例え奴のほうが1撃の威力が大きくともファイアエンチャントで炎を纏わせれば互角以上だ。
 見ている限り奴は固有能力ネームド・スキルしか真似できない。
 汎用能力コモン・スキルは使えないのだ。


「ほう、君はまだそんな力があるというのか」

「俺は奪う力には負けん! 貴様にくれてやるものなど、この刃以外にはないぞ!!」


 ばちんと勢いよく奴の剣を弾き落とし、返す刀で斬り上げる。
 ばりんばりんと結界を削る音がしたが奴には届かない。
 相変わらず卑怯な結界の重ね掛けが邪魔をしていた。

 防戦一方ではあるが一進一退だった。
 互いに決め手となる技がない。
 俺とリアムがふたりで守りを成立させていた。
 今は、今だけは絶対に奴の好きにはさせない!


「これで私が持っている魔力傷薬ポーションはぜんぶです!」

「さくら! これも使って!」

「ありがとうございます! ですがこれではまだ止血だけです!」

「駄目、脈が弱い! このままじゃ・・・!!」


 俺たちを守ろうと前へ出て負傷した武。
 美晴とさくらとジャンヌの3名が懸命に治療に当たっていた。
 とにかく延命するための措置をしている。

 だが、あの出血量も相当だ、傍目に見て死を連想してしまった。
 あれでは・・・。

 いや、考えるな。
 武ならばこのくらいで諦めるわけがない!
 誰かが助けるための手段を持ち込む可能性もゼロではないのだから!
 今は蜘蛛の糸のように細い可能性を掴み取る努力を重ねるだけだ!


「やはり付け焼刃では通じぬか」

「当然だ! 貴様の技量で届くものではない!」


 奴は武を守る俺たちに苛立ちを隠さなかった。
 武に止めを刺したいのだろう。
 もちろん、そんなことを俺とリアムが許すはずもない。


「ならばこれはどうかな」


 教主は手をかざすと黒い霧のようなものを噴出した。
 禍々しく感じるそれに俺は見覚えがあった。

 高天原学園の闘神祭で奈落の楔の周囲に湧いて出たあの黒い靄。
 見ているだけで気分の悪くなるもの。
 あのときは祝福ブレスを受けていたから感じなかった。
 だが南極では武を助けるため、生身で傍まで踏み込んだ。
 そのとき、語り掛けて来るような悪意の塊が俺の神経を激しく苛んだのだ。


「まさか――魔王の霧か!!」

「御名答! 人類の間では禁忌とされている物質だよ!」

「くそっ!?」

「うわぁ、なにこれ!?」


 突如として目の前から吹き付ける霧状のそれを防ぐ手段などなかった。
 霧は身体に触れるとジワリと肌から染み込んでいく。
 南極で見た魔王の霧よりも数段も濃いものだった。
 視界すべてを真っ黒にして塞ぐくらいに。
 手に持っていた剣で振り払うがまったく効果はない。
 やがて俺は全身をこの霧に包まれてしまった。

 ――ヨコセヨコセ
 ――ニクイニクイ
 ――コロセコロセ

 それは誰のものともわからない怨嗟の声だった。
 武はあのとき、こんなものに身を委ねたというのか?
 そうしなければならなかったというあいつの心情を慮ると憤りさえ感じる。

 どうしてこんな奴らの手に落ちてまで、あいつは力を手に入れる必要があったのか。
 そうしなければならないほどに・・・身を挺して、命をかけて。
 俺たちを、世界を救うため、魔王を倒すため。
 あいつは、あいつは・・・!!


「ぐううぅぅぅ!!」

「ははは! どうだね他人・・の恨み節は」

「!? 自分のものでもない、人の情動を弄んでいるのか・・・!」

「君たちの魂はそのためだけにあるというのだよ。その情動を癒すためにね!」

「なん・・・だと・・・!?」

「これが『浄化』だよ。大人しく喰われるが良い!」

「うおおおぉぉぉぉぉ――」


 俺の意識に侵入してくる何か。
 その怨嗟の声は徐々に思考を塗りつぶしてくる。
 徐々に手足が痺れ、眩暈が激しくなる。
 まるで高熱に冒されるかのように朦朧とした。

 駄目だ、俺がここで倒れればさくらが、ジャンヌが、武が!
 無力な美晴までが危険に晒される!
 そんなことが許されてなるものか!


「――ぉぉぉおおおお!!」

「む!?」


 俺は突進した。
 既に平衡感覚が怪しくなっていた。
 だがまだ倒れていない。
 ならば足を動かせば進む。

 武は南極のとき、こうして前後不覚になったのだろうか。
 俺の方が体格が良いのだからもう少し耐えられるはずだ。
 あと少し、油断した奴にひと太刀、浴びせてくれる。

 横を見ればリアムが霧に塗れ倒れていた。
 後ろからジャンヌの叫び声も聞こえた。
 だがそれらを気にする余裕もなかった。

 王者の剣カリバーンを腰に構え、突きの姿勢でただ進んだ。
 今なら、奴に当たるような気がしたからだ。
 苦しんでいる俺を高みの見物しようと、同じ場所で嘲笑うために。

 霧の濃さが薄くなったところで奴が見えた。
 両手を前へ突き出した不格好なまま。
 俺は倒れ込むように王者の剣カリバーンを突き出した。


「おおおおおおお!!!」


 案の定、抵抗を感じる。
 ばりん、ばりんと連続して音が続いた。
 その位置で止まるのか。
 止めてなるものか。


「無駄だ! 煩苦のハンドレッズ・結界フィールドを破ることなど不可能なのだよ!」

「結果を見ぬうちに吠えるな!!」


 いつもの俺ならばこんな醜態は晒さないだろう。
 もっと予測を立て確実に取れる1撃を狙う。
 だが今はそんな無様を晒してでも俺は掴まねばならぬ細い糸があった。

 ばりん。
 当然のように阻まれる。
 ぱりん、ぱりん。
 だから手に力を込めた。
 ぱりん、ぱりん、ぱりん。
 あらんばかりの魔力を流し込む。
 ばりばりばりばりん。
 一歩を踏み込む。
 ばりばりばりばりばり・・・。
 最後は倒れるときの勢いさえ使った。
 ・・・ばりばりばりがっしゃーん。

 認識が事切れる前に。
 積み上げたワイングラスが倒れるような大きな音が鳴り響き。
 奴が苦しむ声が聞こえた。
 
 手応えは、あった。
 あとは・・・頼んだ、ぞ・・・!


 ◇

■■京極 武's View■■

 ・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・・・・

 深い眠りから目が覚める。
 ぼんやりとした思考が走り始め、視界に映るものをものとして認識を始めた。
 天井だ。
 そう、天井。
 良く知っている天井だった。

 ――ここは、俺の部屋だ!

 がばりと身体を起こした。
 起こしたつもりだった。
 が、起き上がった勢いで天井まで身体が飛んで出た。

 あっと声を上げる間もなく迫り来る天井。
 いつの間に俺はスーパーマンになったんだ!?
 凛花先輩もびっくりな速度で天井を顔面にお迎えした俺は、そのまま天井をすり抜けた。

 は?
 待て待て待て!
 何だ、何が起こった!

 冷静になろうとして冷静になっていない自分を自覚しつつ。
 振り返った俺は、自分の家を上空から見ていることに気付いた。
 え、これって?
 これはまさか・・・

 俺は自分の身体を見た。
 格好は寝間着のまま。
 そして肌が見える部分は薄っすらと透き通っている。
 胴には袈裟斬りされたような深い斬創があった。

 この気持ち悪いくらい大きな傷の痛みは無い。
 無いけれど、これはどう見ても致命傷だ。
 血も出ていない不自然さで俺は理解した。

 ――これは死に戻りだ!!

 そう、南極のときにあったやつだ。
 ラリクエ世界で死んだ俺が、精神だけ現実に戻って来るやつ。
 でも肉体には戻れなくて、そのうちに――

 ぎゃあああああぁぁぁ!!!
 待ってくれ、これ、死んじまう!!!
 どうすりゃ良いんだよ!!!

 いや、もう死んでるんだっけ!?
 問題はそうじゃなくて!!
 このままだと消えちまうよ、俺!!

 とにかく俺は自分の身体があるであろう部屋に戻った。
 するとそこにはすやすやと眠る俺が居た。

 ・・・いや、シュールすぎんだけど、これ。
 どうして自分の寝顔を観察できんだよ!

 自分の身体にこの精神体? アストラル? を重ねてみる。
 でも分離したままで戻ってくれない。
 あああああ、ほんとやばい。
 どうする、どうすれば・・・!?

 だって奴に斬られたとき、レオンたちしか周りに居なかっただろ?
 しかも押されてたし結界を張られてたから脱出も無理。
 外の世界とは時間の流れが違うとはいえ、助けが来る可能性なんて皆無だ。
 最初から詰んでるじゃん!!

 あのとき・・・・未来予測の権能ユグドラシルを倒すための助けは呼んだ。
 でもアレを破壊するためであって、自分を助けるためじゃない。
 アレさえ破壊すればぜんぶが終わると思ったからだ。
 だから聖女様やデイジーさんを呼んだりしてない。
 この状態の俺を救える奴は、あそこにいない。
 まさか俺も致命傷を負うと思ってなかった。
 奇跡は2度も起きねぇから奇跡なんだよ!

 うう、くそ!
 どうするっつーか・・・消えるまでそんな時間なんてねえぞ!
 ここから俺がどうにかできんの?
 あ、もしかしたら!

 ――探究者クアイエレンス!!

 ・・・
 ・・・
 ・・・

 成功した?
 世界が止まってくれたかと思ったところでがちゃり、と部屋のドアが開いた。

 駄目じゃん!!
 時間止まってねぇ!!
 固有能力ネームド・スキルさえ使えねぇ!!

 手が無いと絶望している俺の前に人影が現れる。
 それは俺が最も会いたいと思っていた人の姿だった。

 ――雪子・・・!!

 穏やかな顔をした彼女は俺の横を通り過ぎて。
 そしてベッドで寝ている俺の身体の脇に立った。
 横にある椅子に座ると彼女は俺の顔へ手のひらを添えた。

 何度も何度も、俺の体温を感じるように手を滑らせて。
 髪を撫ぜ、額を撫ぜ、頬を撫ぜ、唇に指を滑らせ。

 気付けば彼女は涙していた。
 目を真っ赤にしてすすり泣いていた。
 それでも俺へと這わす手は止まらない。
 ぽたりぽたりと布団に染みができる。
 だというのに俺は何もできなかった。

 ・・・胸が痛かった。
 いや、実際に痛みを感じるわけじゃない。
 でも罪悪感で俺自身が押しつぶされそうだ。
 何の咎もない彼女を泣かせてしまっている。
 愛する彼女から俺を奪ってしまっている。
 すぐに身体を動かしてあの涙を拭ってやりたいのに!
 傍らにいるのに何もできない。

 頼む、声だけでも出させてくれよ・・・!

 俺も悲しくて泣きたい。
 でも声は出ないし涙も出ない。
 感情表現さえ許されないこの状況にふつふつと怒りが沸いて来る。


 ――くっそおおおぉぉぉぉ!!
 ――ふざけんじゃねぇぇぇ!!


 声にならない声を俺はあげた。

 いったい何度だ!
 何度、彼女のこの涙を見れば済むんだ!
 俺が何をしたってんだ!
 雪子が何をしたってんだ!
 こんな理不尽な目に遭わせやがって!
 神様だか何だか知らねえが、どうして俺を選んだんだよ!!

 誰にも伝わらない慟哭は、静かに俺の胸だけに響き続けていた。

 ・・・・・・

 しばらくの間、俺は自身に責め立てられるままだった。
 そうして虚しくなったところで冷静さが戻ってくる。

 こうならないために、俺は頑張っていたんじゃねぇのか。
 雪子のところに戻るために。
 香を、さくらたちを、世界の滅亡から救うために。
 なのにどうして死んじまってるんだよ。

 結局俺はあいつらを救えていない。
 雪子も救えていない。
 大人しくアトランティスの最深部でここに戻してもらえば良かったんだ。
 それなら責を負うはずもない未来から手を引けたんだ。
 俺はどうしてこんな選択をしちまったんだよ。

 賭けに負けたときのように俺は後悔に苛まれていた。

 あの後、ケネスはあいつらを惨殺するだろう。
 あの野郎の言うとおり、俺が少し先に死んだだけになっちまった。
 もう終わりだ。
 ぜんぶ俺のせいだ。
 敵中に突っ込んであいつらが死期を早めちまったのも。
 大人しくしてれば皆で一緒に死ねたのを、あんな気違い野郎の生贄に晒してしまった。

 徐々に脚や手が薄くなっていく。
 この世界・・・少なくとも生きる者が過ごす世界との別れが始まったことを悟る。

 雪子、ごめん。
 最期の挨拶さえできなくて。
 先に逝って、迎えられるように準備しとくよ。

 剛、楓。
 毎日が当たり前に続くと思うな。
 後悔しないよう、毎日を懸命に生きるんだぞ。
 お母さんを・・・頼んだぞ。

 香。
 ろくに挨拶もせず居なくなったままですまねぇ。
 お前に支えられてここまで来たってのに、成し遂げられず終わっちまう。
 せめて少しでも長く笑えるように生きてくれ。

 ・・・。

 薄れゆく意識。
 もう、流れのまま手放すしかないのに。
 俺の脳裏に、最期に浮かんで来たのは――



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