誰得☆ラリクエ! 俺を攻略するんじゃねぇ!? ~麗しの桜坂中学校編~

たねありけ

文字の大きさ
30 / 62
ハチャメチャの中学2年生

030

しおりを挟む
 この林間学校は1泊2日。
 時間的距離が近いので初日にイベントが詰め込まれている。
 だから2日目は近隣の施設を見学して帰るだけ。
 つまり初日に1番、盛り上がるようにされている。

 そんなわけで初日夜のキャンプファイヤー。
 中央に組まれた大きな木に点火され、火柱が夜空を焦がす。
 都市部よりも綺麗な星空に炎が踊りだし、その存在を主張する。
 炎に慣れていない(と思われる)生徒たちは、おおっ、きれい、と言った感想を漏らす。
 うんうん、この光景はリアル現代人でも目を惹かれるからね。
 人生のオアシスとして記憶に残しておくと良いと思うんだ。

 俺達4人は会場の一角で落ち着いていた。
 明日には治るといっても、花栗さんは椅子に座ったままだから近くに集まっていた。


「炎って、こんなに離れていても熱いんですね」

「うん。風向き悪いと火の粉に当たるから気をつけて。服に穴が空く」

「え!? そりゃ危ない! 気を付けるよ、サンキュー」

「あんなに激しいのに、眺めていると落ち着くのですね」


 炎の不規則な動きは不思議と気持ちを落ち着ける。
 ちょっと距離があるから危ないってこともない。
 クラスメイトは近付いたりしてワイワイやっている。
 こうやってゆっくりするのも味があって良いと思う。


「そういえば、後でダンスがあるんだっけ?」

「ええ、見るだけじゃねぇのか・・・」


 そういえば、しおりにそんな事が書いてあったような気がする。
 スルーしてて忘れていたよ。
 

「そもそも、ダンスなんて何を踊るんだ?」


 俺がぼやくと、3人が一斉にこちらを見た。
 お前、知らないの的な驚きの表情だ。あれ、ヤバい発言??


「え? 京極さん、ソシアルクロス、知らないのですか?」

「ソシアル? え?」

「まじかよ京極。ソシアルクロスだって。小学校で習ったろ?」

「ソシアルクロス・・・?」


 やばい。これはやばい。
 全国一律必修のダンス?
 知らないの俺だけ?
 常識を知りません状態だぞ、これ・・・。


「ええと・・・」

「ソシアルクロスは、世界政府が共通文化として作ったダンスです」


 俺が困っていると花栗さんが助け舟を出してくれた。


「世界中で子供の頃から教わります。異文化交流で使うので皆、折をみて踊るんですよ」

「ああ、ありがとう・・・」


 慌てる俺。
 どうして知らないのという御子柴君と九条さんの視線。
 言い訳・・・考えろ俺!


「お、俺さ。ダンス嫌いだったから、ダンスんとき、いっつも逃げててさ」


 無理やり話を作る。
 俺も知らない謎の裏事情。


「小さい頃、近所の人に下手くそって馬鹿にされたのが癪だったから・・・」


 謎のトラウマ、捏造☆
 必死過ぎて脳みそフル回転だぜ。


「ダンスって聞くと拒絶反応出ちまうんだよ。だから知らねえんだ」


 俯いて落ち込む俺。
 ごめん皆。素直に騙されてくれ。


「・・・それで、ご存知ないのですね」


 九条さんが同情の表情で寄り添ってくれる。
 それっぽく頷く俺。


「そっか。でもよ京極、この先、色々なところで機会あるから・・・踊れないとヤバいぞ?」

「え・・・」


 御子柴君のアドバイスにびっくり。
 ちょっとヤバそうな顔をしてる俺。
 いや、実際知らないとヤバい案件っぽい。


「でも、踊れねぇって恥ずかしいだろ・・・」


 言わせんなよJK的な雰囲気を醸し出す。


「もしよろしければ、京極さんにここでレクチャーするというのはどうでしょう?」


 九条さんが提案してくれる。
 俺はオドオドしながら頷いた。
 ・・・よし、何とかなった?
 九条さん、優しいご提案をありがとう!


「お! それなら俺が教えるぞ」

「それには及びません、わたしがお相手しますから」


 御子柴君と九条さんの間で火花が散っている。
 ・・・何か含むところがあるダンスなのか? これ。


「ごめん花栗さん。もう少し詳しく教えてもらえるかな」

「はい。ソシアルクロスはふたりで踊るダンスです。2100年頃まで活発だった社交ダンスをベースに、ストリートダンスを組み合わせたもの、と言われています」

「うん」

「ふたりで踊ったら、曲の流れで次の相手と踊って、何度か相手を切り替え、最初の人へと戻ってくる、というものです」

「なるほど」

「踊りは大人向けのレギュラー形式と、子供向けのシンプル形式の2種類です。今日、踊るのはシンプル形式ですね。小学校で習うものですから」

「へぇ・・・知らなかった、本当にありがとう」

「い、いえ・・・」


 花栗さんに頭を下げてお礼を言う。
 なるほどね。世界政府、やるじゃない。
 そういえばラリクエでダンスを踊るシーンが幾つかあった。
 もしかしてあれ、ソシアルクロスなのかもしれない。
 だったら今、覚えておかないと困るのは俺だ。
 よし、真面目に教えてもらおう。

 言い争っている御子柴と九条さんのところへ行く。
 どちらが教えるかとヒートアップしている。


「わたしです! いつもわたしがお世話になっているから、今日はわたしがお返しをしたいのです!」

「九条さんはいつも京極の傍にいるだろ! 俺にも機会くれよ!」


 ・・・何だろう。
 有り難いんだけど、何か不安が拭えない。
 でもここで教えて貰わない選択肢はないからな。


「あのさ。真面目に教えてもらいたいんだ。女性相手だとちょっと緊張しちゃうから、最初は御子柴に頼んでも良いか?」

「ほんとか!? もちろんだ、任せろ!」

「え!?」


 御子柴君、満面の笑み。
 九条さん、玩具を取り上げられた子供みたいに愕然としている。
 ・・・平等にしたほうがいい?


「ええと・・・ある程度できるようになったら、九条さんに交代してもらうからさ」

「・・・分かりました。最初は御子柴さんにお願いします」


 渋々、といった表情で九条さんは引き下がった。
 ちょうど、音楽が鳴り始め、あちこちで踊りが始まった。


「よし、京極。やるぞ。こっちに立って」

「ここか?」

「そう。まずステップだ。速いところがあるけど、繰り返しだから覚えてくれ」

「わかった」

「俺が手本を見せるから」


 そう言って御子柴君は華麗に音楽に合わせステップを踏む。
 前、前、後ろ、後ろ、右・・・うん、覚えられん。
 これはもう、身体で覚えるしかないな・・・。
 そもそも社交ダンスよりも激しい。ストリートダンスを取り入れただけある。
 ええー・・・結構、疲れるんじゃない?


「跳ねるような感じに。こう、こう、こう・・・」


 うん。ビートに乗れば楽しそうだ。
 身体に刻むしかないな。


「っと、ここまで。あとは繰り返しだから」


 なるほど、シンプル形式。繰り返しならそこまで難しくない・・・かな?


「よし、一緒にやろう」


 俺も意を決して御子柴君と踊り出す。
 御子柴君は同じ動きを隣でしてくれている。
 こう、こう、こう・・・あ、間違えた。
 くそう、時間は限られてるんだ、本気でやるぞ!

 ◇


 苦節、30分。
 どうにか形になった俺。
 御子柴君の見様見真似で、まだ相手と踊ってないんだけどね!


「ふぅ、ふぅ・・・ごめん、ちょっと休憩」

「良い感じになったぞ! さすが京極だ」

「ありがと! 助かる」


 汗が吹き出る。
 うわぁ、熱い・・・汗だくだよ・・・。
 地べたに腰を下ろすと、御子柴君も隣に座った。
 クラスメイトを眺めてみると、皆、上手に踊っている。
 息は切れるけど、フラメンコ的な情熱さも兼ね備えたダンスだ。
 上手な奴は手を組むだけじゃなく、相手の腰やらを掴んで踊っている。
 ああいうのはレギュラーなのかな。社交ダンスっぽい。


「あの、京極さん。とても上手になりましたよ」

「はは、ありがと花栗さん。付け焼き刃だけど」

「京極! ほら、汗拭けよ」

「ああ。助かる」


 どこから用意したのか、御子柴君がタオルを渡してくれる。
 顔だけでなく首まわりも少し拭う。
 濡れタオルなんて気の利いたものを。気持ちいい。
 シャツの下も少し拭っておこう。
 礼を言おうと御子柴君を見ると・・・ぼうっと赤い顔をしてこちらを見ていた。
 御子柴君の栗毛色の髪も汗で滴っている。イイ男ってね。
 あれ? 頑張らせすぎて疲れたか?


「御子柴、ありがとな」

「い、いやいや! 良いもん見れたし、お礼なんて!」

「良いもの?」

「あああ、な、何でも無い! 忘れてくれ!!」


 急に立ち上がり、他のクラスメイトたちの方へ踊りに行った御子柴君。
 なんか誤魔化してたな・・・どうしたんだろう。
 どうして? と花栗さんに視線を送ってみると、花栗さんも顔を紅潮させていた。
 俺と視線が合うと、慌てて横にそらしていた。
 え? 俺、なんかあった?
 

「京極さん、覚えられましたか?」


 九条さんがやってきた。
 他のところで踊っていたようだ。
 そういえばクラスメイトから避けられることも少なくなった様子。
 こうやって交流するのも問題ないようで良かった!


「うん、何とか。皆のおかげだよ。まだふたりでは踊れないけど」

「そうなのですね! それでは、わたしが手取り足取り、教えて差し上げます!」

「ああ、うん。よろしく」


 九条さんがとても張り切っている。
 最低限、ふたりでの動きも慣れておきたいのでお願いする。
 俺は立ち上がり、九条さんの隣に立った。


「では・・・」


 九条さんが身体が密着するくらいに近づく。
 ずっと踊っていたのか、汗ばんで息が弾んでいる九条さん。
 少し艶めかしい雰囲気が漂っていた。
 って、え? こんなに近いの?


「初めてですから、スレイブが京極さんですね」

「スレイブ?」

「わたしが主導側、マスターです。従属側をスレイブと呼びます」

「うん」

「スレイブは先程練習されたステップと、腕組みだけ思い出してください」

「わかった」


 曲の流れに合わせ、俺はステップを始めた。
 ぐい、と九条さんの腕が俺の腰に回される。
 え? これってレギュラーってやつじゃないの?


「レギュラーはシンプルを内包していますから。覚えたとおりに動いてみてください」

「お、おう」


 ええと、俺の知っている社交ダンスってのは。
 男性側が女性側を支えたり、回転させたりするやつだ。
 ソシアルクロスは男女どちらが主導しても良いらしい。
 ・・・うん、これって?


「はい、アン、ドゥ、トロワ・・・」


 腰を支えられ、回転させられ、後ろから抱きつかれ。
 えええ、何だこれ!
 レギュラーって・・・艶ありすぎだろ!
 されるがまま、記憶を総動員して、シンプルとして足と腕を動かす。
 慣れたものなのか余裕の表情の九条さんは、顔が目の前に留まるたびににこりと微笑む。
 いつもの優しい笑みではなく、悪戯顔の妖艶な表情だ。
 とても弄ばれてる気分!
 いつも弄ってるから仕返し!?
 身体を押し付けて、離して、一緒に駆けて、回って。
 九条さんの腕が俺を支えるだけじゃなくて・・・手を滑らして撫で回されてる!?
 腰だけじゃなくて背中とか胸とか、組み替えるときにさわさわしてる!
 これ、絶対、触ってんだろ!
 余裕がないから拒否もできない! されるがまま・・・。
 時折、顔が近くなると互いの荒い呼吸を交えて。
 うわぁ、なんか呑まれてる・・・!?
 え、これ、どんだけ続くの!?
 長くない!?
 完全に息が上がり、足がもつれはじめ、限界と思った頃に組んだ手が解放された。


「ふふ、お上手でしたよ・・・」


 とても楽しかったです、と紅潮した顔に満面の笑みを浮かべて佇む九条さん。
 俺は地べたにへたり込んで酸素を求めて呼吸を繰り返す。
 うわ・・・く、屈辱感・・・。
 また汗が、額や首筋からだらだらと落ちる。
 身体がべたついて気持ち悪い・・・。


「きょ、京極さん、大丈夫ですか?」


 花栗さんが心配そうに声をかけてくれた。


「はぁ、はぁ・・・だ、だいじょぶ・・・」


 何とか返事をする俺。
 情けねぇ・・・慣れねぇ動きは負担が大きい。


「これ、使ってください」


 花栗さんがこちらへ歩いてきて、乾いたタオルを渡してくれる。


「はぁ、はぁ・・・あ、足。無理しないで。ありがとう」

「いえ・・・おふたりのダンス、良かったですから・・・眼福です」

「はぁ、はぁ・・・え?」

「い、いえ・・・」


 何か言われたような気がするが、まだ息が上がってそれどころじゃない。
 俺は遠慮なく、髪から顔、首筋の汗を拭う。
 少しさっぱりしたのでタオルを返し、両手を後ろ手について空を仰いだ。
 キャンプファイヤーの主張から逃れた星がきらきらと輝いているのが見えた。
 ・・・そういえば、夜空を見上げる機会ってあんまり無かったな。
 星座はどうなっているんだろう。リアルと同じなのかな。

 しばらくぼーっと、息が整うまで空を眺めていた。
 ようやく余裕が出てきたので視線を周囲に戻すと・・・。
 ずっと傍で俺を見ていたのか、九条さんと目が合った。
 顔を上気させ、艶のある雰囲気で笑みを浮かべていた。
 弄ばれたけどさ・・・教えてくれてありがとう、と会釈を返す。
 花栗さんも・・・椅子からじっとこちらを見ていた。
 同じく会釈するとまた顔を紅潮させて視線を逸していた。

 まぁ、なんだ。
 何とかダンスを形にできるようになったんじゃなかろうか。
 皆のおかげだ、感謝感謝!

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~

Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」 病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。 気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた! これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。 だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。 皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。 その結果、 うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。 慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。 「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。 僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに! 行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。 そんな僕が、ついに魔法学園へ入学! 当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート! しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。 魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。 この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――! 勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる! 腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!

痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~

ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。 食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。 最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。 それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。 ※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。 カクヨムで先行投稿中!

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~

いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。 他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。 「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。 しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。 1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化! 自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働! 「転移者が世界を良くする?」 「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」 追放された少年の第2の人生が、始まる――! ※本作品は他サイト様でも掲載中です。

魔道具は歌う~パーティ追放後に最高ランクになった俺を幼馴染は信じない。後で気づいてももう遅い、今まで支えてくれた人達がいるから~

喰寝丸太
ファンタジー
異世界転生者シナグルのスキルは傾聴。 音が良く聞こえるだけの取り柄のないものだった、 幼馴染と加入したパーティを追放され、魔道具に出会うまでは。 魔道具の秘密を解き明かしたシナグルは、魔道具職人と冒険者でSSSランクに登り詰めるのだった。 そして再び出会う幼馴染。 彼女は俺がSSSランクだとは信じなかった。 もういい。 密かにやってた支援も打ち切る。 俺以外にも魔道具職人はいるさ。 落ちぶれて行く追放したパーティ。 俺は客とほのぼのとした良い関係を築きながら、成長していくのだった。

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります

内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品] 冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた! 物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。 職人ギルドから追放された美少女ソフィア。 逃亡中の魔法使いノエル。 騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。 彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。 カクヨムにて完結済み。 ( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

処理中です...