前向き時々後ろ向き

江上蒼羽

文字の大きさ
2 / 74

予兆から病気発覚まで①

しおりを挟む



病気の予兆は、9月始めの頃。

旦那が妙に乾いた咳をするようになり、息苦しいと言い出した。

初めの内は、季節の変わり目だから調子悪いのかな?程度に思ってた。

けれど、次第に咳も息苦しさも頻繁になり……

流石に心配になって医療機関への受診を薦めた。 

にも拘わらず、仕事が忙しいから……や、休むとうるさい人がいるから……等と理由付けて、旦那は中々受診してくれなかった。

実際旦那の会社には、自分は休んでも人が休むのは気に入らないとか、子供の行事で父親が普通休む?とか陰口を叩く人間性に癖のある人が何人かいる。

上も従業員数に対してはるかに多い仕事を入れたりするもんだから、常に仕事はパンパンで休みたいと申し出にくい環境。

で、周りを気にして、しんどい思いをしながら我慢していた旦那。

ようやく病院に行けたのは、9月21日の土曜日だった。

この時点で、家の階段を上り下りするだけで息が上がり、苦しそうに顔を歪めながら呼吸を調えるような状態で、かなり辛そうだった。

かかったのは、家から少し離れた所にある個人医院。

一応ネットや職場の人から情報を集め、評価の良い所にかかるよう旦那に薦めた。

問診、血液検査、血圧測定、レントゲン等の検査をして貰った所、肺にうっすら白い影がかかっているのが見付かったそう。

マイコプラズマを疑い、検査をしたものの、結果は陰性。

翌々日の23日(月曜祝日)に、かかった病院の先生からTELがあり、旦那の血圧が高めな所から


「心臓かもしれない、心配だから念の為…」


との事で、急遽専門医がいる大きな病院に紹介状を書いて貰い、緊急外来で受診した。

総合病院では、個人医院と全く同じ検査をし、CT検査と尿検査もした。

結果は、心臓に異常はないとの事。

心臓の専門医は


「やっぱ肺だね。明日内科で見て貰って」


と。

心臓じゃないかと心配して紹介状を書いてくれた個人医院の先生に感謝しつつも、やっぱり肺じゃん……と、夫婦で想定外な医療費に肩を落とした。

しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)

MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。 かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。 44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。 小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。 一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。 ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

熟女教師に何度も迫られて…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
二度と味わえない体験をした実話中心のショート・ショート集です

真面目な女性教師が眼鏡を掛けて誘惑してきた

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
仲良くしていた女性達が俺にだけ見せてくれた最も可愛い瞬間のほっこり実話です

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。 「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…

処理中です...