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10月11日
しおりを挟む10月11日(金)
いよいよステロイドが体に入る。
朝からではなく、16時からの開始だそう。
心配で仕事しながらチラチラ時計を見ていた。
最初の3日間は点滴でステロイドを注入し、その後は錠剤の服用になる。
驚きなのは錠剤の量。
12錠も飲むのだそう。
その他に胃を保護する為の薬、血圧の上昇を抑える薬、週一で骨を保護する薬……
全部で17錠を服用する事になる。
朝昼晩と小分けにして服用するのかと思いきや、朝食後に17錠一気に飲まなければならないという。
骨の薬だけは、朝起きてすぐ服用しないといけないらしい。
かなり強い薬らしく、口に含んですぐに流し込まないと、口内や喉の奥、顎の辺りが腫れる事があるのだそう。
悪い所を治す事によって別の箇所が悪くなるのは、本末転倒な気がする。
何だかなぁ……という感じだ。
16時ちょっと過ぎから、ソルメドロールという液体が200ml入った点滴を右腕より注入。
ステロイドを点滴されて、体調に何か変化があったのか問うと旦那は「いや、別に」と。
ただ、体が火照る、暑いとしきりに言っていた。
点滴前の採血で2回、点滴時に液漏れ等のミスがあったそうで、旦那はかなり機嫌が悪かった。
まぁ、気持ちは分かる。
免疫力が落ちるという事で感染症がとても心配。
勤務先でインフルエンザが流行り始めていると聞き、気を付けなければ……と、気を引き締めた。
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