明楽日生

江上蒼羽

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8月28日(土)

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珈琲いかがでしょう


というドラマがお盆頃から15:40~の中途半端な時間より放送していた。

関東の方で放送されたドラマが時間差で新潟でも放送された感じなのか、1日2話ずつを1話分として放送されていた。

“凪のお暇”の作者さんが原作で、ずっと気になっていたドラマだった。

1日置きや他のドラマと交互だったりと変則的な放送日程だったけど、初回から欠かさず録画して視聴していた。

で、やっと全話見終わった後の感想は


「あー美味しい珈琲が飲みたい。豆から淹れたやつ……」


だった。

一見ストーリーはほんわかした感じに見えて、ちょこちょこダークだったな。

主演の中村倫也さんは原作絵のそのまんまで、何とも言えない色気があったなぁ。

脇を固める役者さんも豪華だった。

滝藤賢一さんが脇役で出てくる作品は面白いというのが私の持論なのだけれど、この作品も例外なく面白かった。

個人的に驚いたのが、反社会的勢力の組の二代目役を内田朝陽さんが演じていた事。

内田朝陽さんは、かな~り昔にやっていた朝ドラ『どんど晴れ』で、比嘉愛美さん演じるヒロインの相手役で出ていた役者さん。

その当時の爽やかな印象しかなかったので、初見では誰か分からず、エンドロールを見てビックリした。

主演の中村さんもカタギの青年と反社会的勢力の組に属していた時のチンピラ(?)の演じ分けが上手かった。

中にはいつも同じような印象の役しか演じない役者さんもいるけれども、1人の人間が色んな役になりきって視聴者を楽しませてくれるから、役者という職業は凄いなぁと沁々思った。 

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