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第4話 異世界テンプレその2
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皆さんお待ちかね!異世界と言ったらこれ!と言っても過言でもない魔物襲撃イベント。勿論助けます。だってこーゆーのは、助けた相手が美人さんで、俺の事好きになっちゃうヤツだからね!
「さてお2人さん。私は人生初彼女ゲットのチャンスをみすみす逃す気はありません。完全武装して、襲われている集団を助けて差し上げましょう」
あんまり悠長にはしてられないが、こちらか一方的に攻撃できるだけの装備をしましょうかねぇ…!
まず、どっかの国の特殊部隊かと思われる、なんかよくわからないカッコイイ防具。おお、イメージ通りのかっこいいヤツだ!そんでもって武器だが、こちらが安全に攻撃できる武器はもう決まっている…それは
「装~甲~車~!」
いやぁ、もうこれしかないでしょ!安全且つ迅速に目的地に到達でき、そして身を晒すことなく一方的に攻撃できる。最高だァ!
「よし、シロちゃん、全速前進!目標は前方で襲われてる集団!そんでクロちゃんは魔物を攻撃!あっ、間違っても人間に誤射しちゃダメだよ?機銃改造してあるから、木っ端微塵になっちゃうので」
「「かしこまりました。」」
爆音轟かせ走る装甲車。魔改造装甲車だから周りの木とかなぎ倒して進んでいるよ。これ引かれたらミンチになるな。
少し進んだら2台の馬車を守るように布陣している騎士風の男達と、更にそれを囲むようにしている魔物達が見えてきた!よし、いっちょ活躍してやろうぜ!
「シロちゃん、装甲車を騎士風の彼らの盾になるように停車!そのまま敵を掃討じゃぁ!」
いけね、彼女ゲットのチャンスに少しテンション上がりすぎちゃった。仕方ないね、彼女なんていた事ないし。
それからはもうホントに一方的だった。魔物はゴブリンとかオーク、コボルトの群れだったんだけど、種族なんて関係なしに機関砲が敵を蹂躙していく。近接装備のオークやゴブリンは近づくことすらできずに死んでいく。前線を張ってない後衛のコボルトなどの弓矢が飛んでくるけど、銃弾を弾く装甲に歯が立つわけもなく機銃掃射で片付けられていく。そうして、戦闘は五分もかからず終了した。
さて、騎士風の彼らに挨拶&俺の彼女になる女に会いに行くとするか!
「こんばんは皆さん。私は大陸中を旅している、旅人の嶺緒です。後ろの2人はお供のクロとシロです」
「「宜しくお願い致します」」
「あなた方が襲われているのを見かけまして、助けに来た所存です」
俺はできる男風の挨拶を華麗にキメる。あまりにカッコよすぎて騎士の彼らは見とれてしまっているようだ!ふふ、仕方の無いヤツらめ!少しの間静寂に包まれたが、騎士の中で一際強そうな男が喋り出した。
「ご、ご協力誠に感謝致します。私はユニーロ公爵家騎士団団長、アインズと申します。公爵夫人様とアイナ様の護送中に襲われてしまいました。嶺緒殿たちのお陰で公爵夫人をお守りすることができました。」
おお!公爵夫人と娘さんかな?これはいよいよだな!楽しみだ…
騎士団長と話をしているうちに、馬車の扉が開き、俺と同い年か少し年下の美少女が降りてきた。ゴクリッ!これはいよいよ…とアイナさんを見つめているとアイナさんが口を開いた
「公爵家の娘に対してどうして跪かないのかしら!不敬罪で死刑にするわよ!」
…………はっ?
ーーーーーーーーーーーーーーーー
皆さん、この作品をお読み頂き誠にありがとうございます!初めての作品投稿で何かと至らない点ばかりだと思いますが、何卒暖かい目で見守って頂けると幸いです。作品の方は、1日2回、昼と夜に更新していきたいと思いますので、頑張っていきたいと思います!
「さてお2人さん。私は人生初彼女ゲットのチャンスをみすみす逃す気はありません。完全武装して、襲われている集団を助けて差し上げましょう」
あんまり悠長にはしてられないが、こちらか一方的に攻撃できるだけの装備をしましょうかねぇ…!
まず、どっかの国の特殊部隊かと思われる、なんかよくわからないカッコイイ防具。おお、イメージ通りのかっこいいヤツだ!そんでもって武器だが、こちらが安全に攻撃できる武器はもう決まっている…それは
「装~甲~車~!」
いやぁ、もうこれしかないでしょ!安全且つ迅速に目的地に到達でき、そして身を晒すことなく一方的に攻撃できる。最高だァ!
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「「かしこまりました。」」
爆音轟かせ走る装甲車。魔改造装甲車だから周りの木とかなぎ倒して進んでいるよ。これ引かれたらミンチになるな。
少し進んだら2台の馬車を守るように布陣している騎士風の男達と、更にそれを囲むようにしている魔物達が見えてきた!よし、いっちょ活躍してやろうぜ!
「シロちゃん、装甲車を騎士風の彼らの盾になるように停車!そのまま敵を掃討じゃぁ!」
いけね、彼女ゲットのチャンスに少しテンション上がりすぎちゃった。仕方ないね、彼女なんていた事ないし。
それからはもうホントに一方的だった。魔物はゴブリンとかオーク、コボルトの群れだったんだけど、種族なんて関係なしに機関砲が敵を蹂躙していく。近接装備のオークやゴブリンは近づくことすらできずに死んでいく。前線を張ってない後衛のコボルトなどの弓矢が飛んでくるけど、銃弾を弾く装甲に歯が立つわけもなく機銃掃射で片付けられていく。そうして、戦闘は五分もかからず終了した。
さて、騎士風の彼らに挨拶&俺の彼女になる女に会いに行くとするか!
「こんばんは皆さん。私は大陸中を旅している、旅人の嶺緒です。後ろの2人はお供のクロとシロです」
「「宜しくお願い致します」」
「あなた方が襲われているのを見かけまして、助けに来た所存です」
俺はできる男風の挨拶を華麗にキメる。あまりにカッコよすぎて騎士の彼らは見とれてしまっているようだ!ふふ、仕方の無いヤツらめ!少しの間静寂に包まれたが、騎士の中で一際強そうな男が喋り出した。
「ご、ご協力誠に感謝致します。私はユニーロ公爵家騎士団団長、アインズと申します。公爵夫人様とアイナ様の護送中に襲われてしまいました。嶺緒殿たちのお陰で公爵夫人をお守りすることができました。」
おお!公爵夫人と娘さんかな?これはいよいよだな!楽しみだ…
騎士団長と話をしているうちに、馬車の扉が開き、俺と同い年か少し年下の美少女が降りてきた。ゴクリッ!これはいよいよ…とアイナさんを見つめているとアイナさんが口を開いた
「公爵家の娘に対してどうして跪かないのかしら!不敬罪で死刑にするわよ!」
…………はっ?
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皆さん、この作品をお読み頂き誠にありがとうございます!初めての作品投稿で何かと至らない点ばかりだと思いますが、何卒暖かい目で見守って頂けると幸いです。作品の方は、1日2回、昼と夜に更新していきたいと思いますので、頑張っていきたいと思います!
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