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3章~最強の剣士現れる?!~
剣を振る理由
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「ハルトここにいたのか。あれから毎日通ってるな。あいつも喜んでるよ」
迅之介が亡くなってから、1週間ほど過ぎた日の朝だった。ハルトは、毎日この英雄に会いに来ていた。蓮も同じく。
「蓮こそ毎日来てんじゃん。けど、喜んでくれてるかどうかはわからないな。」
ハルトは少しうつむいて呟く。蓮に顔を合わせないように…
「何でだよ。迅やつ、俺と再会するなりすぐに逝っちまったけどよ。その時にお前のことスゲー信頼してたぜ。」
蓮はそんなハルトに向かって笑顔で答える。
「でも、これは俺が殺してしまったみたいなものだから…蓮だって表では、笑って誤魔化してるかもしれないけど、内心俺を殺したいほど憎んでるだろ。」
ゴンッ 蓮はハルトに思いっきり頭突きをした。
「バカ野郎!確かに、せっかく再会出来たのにあんな死にかたして、悲しいよ!苦しいよ!けどな、あれはお前のせいじゃないだろ。」
ハルトはここ1週間、常にあの時エド・ゲインを生け捕りではなく、確実に殺しておくべきだったと後悔していた。ハルトがここ1週間、迅之介の墓に通い続けた理由はその謝罪と罪滅ぼしでもあったのだろう。
「仮に全部が俺のせいじゃ無かったとしても、俺があそこでエド・ゲインを殺していれば殺されずにすんだ人はたくさんいた。蓮だってそのせいで誰かを殺していたのかもしれないんだぞ!」
ハルトは、蓮に怒鳴りつけた。
「そんなものは結果論でしかない。あの時エド・ゲインを殺さなかったのは、あの時のハルトにとって最善の策か、それしか出来ない状況だったからだ。それに、俺だってあの時ああしてたらって後悔してることだってある。けどな、それでも良かったって、思うこともある。」
蓮は、微笑みながら言った。
「どんなことだよ。それに俺が、してる後悔がどうやって良く見えるんだよ。」
「俺は、迅から聞いたと思うけど、迅との決勝で勝ったから俺は、竜になった。あの時、竜の料理を食べなければって、後悔してる。けど、そんなの無理な話だろ。優勝の景品なんだから。それで、良かったと思ってる訳じゃないけど、迅が竜にならなくて良かったとは思ってる。」
「それは、分かったけど…でも、ここからどうしても良くならない。」
ハルトはまだ蓮の顔を正面から見れていない。
「それは、ハルトが良くしようとしてないからだ。それに俺の話聞いてたか?いいか悪いかなんて後になってみなきゃわかんねぇだろってことだ。」
「俺に、出来るか?」
初めて蓮の顔を正面から見て、尋ねた。
「無理だ!」
蓮は自信満々に即答。これ以上にないくらい潔い。
「んな!じゃあどーすんだよ!」
「ハルトは戦う理由ってあるか?」
「詳しい内容は言えない。…けど、誰かを助けたい。まあ、これも本当かどうかも、怪しくなって来てるけどな。最近俺は、罪滅ぼしがしたいんじゃないかって思う。結局その罪減らないけどな。」
ハルトは前の世界にいた頃を思い出していた。
「俺はさ、剣を振る理由ってのを剣を握ってからずっと考えてたんだ。剣士にとってそれが戦う理由だからな。人を守るため。国を守るため。だれかを打ち倒すため。どんな理由をつけても納得のいく理由なんて無かった。けど、ようやく見つけたよ。」
蓮は立ち上がった。そして、手を差し伸べた。
「俺は、お前の剣になる。」
「…………?は?無理だろ。」
「物理的にじゃねぇよ!まあ、なんだ俺もお前の戦う理由に付き合うってことだ。それが俺の剣を振る理由だ!ハルトは今回みたいなことがあったらすぐにイジイジしそうだしな。そんなんじゃだれかを助けてもいみがねぇだろ。今回だってハルトの守ったものは大きすぎるくらいだ。だったら笑顔の方がよっぽどいいだろ?」
不思議とハルトは笑顔をこぼした。こいつになら本当の俺を打ち明けても受け入れてくれるんじゃないかと。結局ビビってしなかったが…
「ハル君!そろそろ出発しますよ!」
リリィが、丘を登ってハルトに声をかけた。
「ほら、行くぞ!」
「何であなたがついてくるんですか?変態!」
「ちょっと待てよこの流れ完全に俺も行く流れだよな。」
「そーだぞ。つか、お前もいちいちそんな目の敵にしなくても」
「ハル君もですよ」
「俺もか!」
ハルト達は、新たな仲間を入れて今日も笑顔で旅に出る。
迅之介が亡くなってから、1週間ほど過ぎた日の朝だった。ハルトは、毎日この英雄に会いに来ていた。蓮も同じく。
「蓮こそ毎日来てんじゃん。けど、喜んでくれてるかどうかはわからないな。」
ハルトは少しうつむいて呟く。蓮に顔を合わせないように…
「何でだよ。迅やつ、俺と再会するなりすぐに逝っちまったけどよ。その時にお前のことスゲー信頼してたぜ。」
蓮はそんなハルトに向かって笑顔で答える。
「でも、これは俺が殺してしまったみたいなものだから…蓮だって表では、笑って誤魔化してるかもしれないけど、内心俺を殺したいほど憎んでるだろ。」
ゴンッ 蓮はハルトに思いっきり頭突きをした。
「バカ野郎!確かに、せっかく再会出来たのにあんな死にかたして、悲しいよ!苦しいよ!けどな、あれはお前のせいじゃないだろ。」
ハルトはここ1週間、常にあの時エド・ゲインを生け捕りではなく、確実に殺しておくべきだったと後悔していた。ハルトがここ1週間、迅之介の墓に通い続けた理由はその謝罪と罪滅ぼしでもあったのだろう。
「仮に全部が俺のせいじゃ無かったとしても、俺があそこでエド・ゲインを殺していれば殺されずにすんだ人はたくさんいた。蓮だってそのせいで誰かを殺していたのかもしれないんだぞ!」
ハルトは、蓮に怒鳴りつけた。
「そんなものは結果論でしかない。あの時エド・ゲインを殺さなかったのは、あの時のハルトにとって最善の策か、それしか出来ない状況だったからだ。それに、俺だってあの時ああしてたらって後悔してることだってある。けどな、それでも良かったって、思うこともある。」
蓮は、微笑みながら言った。
「どんなことだよ。それに俺が、してる後悔がどうやって良く見えるんだよ。」
「俺は、迅から聞いたと思うけど、迅との決勝で勝ったから俺は、竜になった。あの時、竜の料理を食べなければって、後悔してる。けど、そんなの無理な話だろ。優勝の景品なんだから。それで、良かったと思ってる訳じゃないけど、迅が竜にならなくて良かったとは思ってる。」
「それは、分かったけど…でも、ここからどうしても良くならない。」
ハルトはまだ蓮の顔を正面から見れていない。
「それは、ハルトが良くしようとしてないからだ。それに俺の話聞いてたか?いいか悪いかなんて後になってみなきゃわかんねぇだろってことだ。」
「俺に、出来るか?」
初めて蓮の顔を正面から見て、尋ねた。
「無理だ!」
蓮は自信満々に即答。これ以上にないくらい潔い。
「んな!じゃあどーすんだよ!」
「ハルトは戦う理由ってあるか?」
「詳しい内容は言えない。…けど、誰かを助けたい。まあ、これも本当かどうかも、怪しくなって来てるけどな。最近俺は、罪滅ぼしがしたいんじゃないかって思う。結局その罪減らないけどな。」
ハルトは前の世界にいた頃を思い出していた。
「俺はさ、剣を振る理由ってのを剣を握ってからずっと考えてたんだ。剣士にとってそれが戦う理由だからな。人を守るため。国を守るため。だれかを打ち倒すため。どんな理由をつけても納得のいく理由なんて無かった。けど、ようやく見つけたよ。」
蓮は立ち上がった。そして、手を差し伸べた。
「俺は、お前の剣になる。」
「…………?は?無理だろ。」
「物理的にじゃねぇよ!まあ、なんだ俺もお前の戦う理由に付き合うってことだ。それが俺の剣を振る理由だ!ハルトは今回みたいなことがあったらすぐにイジイジしそうだしな。そんなんじゃだれかを助けてもいみがねぇだろ。今回だってハルトの守ったものは大きすぎるくらいだ。だったら笑顔の方がよっぽどいいだろ?」
不思議とハルトは笑顔をこぼした。こいつになら本当の俺を打ち明けても受け入れてくれるんじゃないかと。結局ビビってしなかったが…
「ハル君!そろそろ出発しますよ!」
リリィが、丘を登ってハルトに声をかけた。
「ほら、行くぞ!」
「何であなたがついてくるんですか?変態!」
「ちょっと待てよこの流れ完全に俺も行く流れだよな。」
「そーだぞ。つか、お前もいちいちそんな目の敵にしなくても」
「ハル君もですよ」
「俺もか!」
ハルト達は、新たな仲間を入れて今日も笑顔で旅に出る。
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