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3章~最強の剣士現れる?!~
馬車でのハプニング
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「だいぶ走ったけど、どこに行くつもりなんだ?」アルが走りながらワクワクした顔で声をかけてきた。
「まぁ決まってねえな」
「えっ、そうなんですか?!じゃあ今この何もない平原で、迷子じゃないですか」リリィはとても驚いている。
「そういうことになるな」
「そういうことになるなじゃないですよどーするんですか!」
「とりあえず野宿だな。」
「仕方ないですねここで寝ますか」近くの川の付近で横になった。この時魔物に襲われるとか、考えてなかったけど。
朝日に照らされ目が覚めた時に馬車がやって来た。
「あんちゃんたち、もしかして剣豪の国琥珀を目指してるのか?」(琥珀?なんかカッコいいな)
「琥珀ってどこだ?」
「めっちゃ有名だよ?その国だけ魔物の被害が全くないって」
「そうですよ、しらないんだすか?ハル君!珍しい侍っていう職業の人たちがいるそうなんです!」二人して当たり前の知識みたいに言うなよ…
「じゃあ、そこ行くか!おっちゃん連れてってくれ。」
「いいぜ、どうせこの荷物届けるところだったしな。でも、後ろに荷台にしか、乗せられないけどいいか?」
「大丈夫、大丈夫。ありがとな」楽に移動できるなら何でも助かるよ。
「おうよ!どうってことねぇって」おっちゃんは親指をたててキメ顔で、返事をする。
「あー、でも琥珀に入れるかどうかは保証できねぇぞ」キメ顔からのそれかよ…
「なんで?」
「いや、許可証がないと入れないらしいから。それに、俺は国の手前でやり取りするだけだから、許可証持ってないんだよ。だから、もしかしたら無理かもな。」
「まあ、何とかなるだろ。」
「そうか、じゃあいくぞ!」一声あげて、馬車を進める。
しばらく馬車に揺れていたところ…
「ガタン」馬車が石につまづいたみたいだ。
「え?」倒れた先には何か柔らかい感触が?
「ハ、ハ、ハル君?なななんてことしてるんですか!」真っ赤に染まった顔で更にかなり動揺しているみたいだ。それよりやってしまった…
「あのーこれは仕方がないといいますか、馬車のせいといいますか」恐る恐るリリィに弁解すると
「問答無用です!」リリィのフルスイングのビンタが俺の頬の直撃そして…
「痛ってててて、何も叩くこったねぇだろ。って、えっ?なんで、俺地面でねてるんだ?」
「リリィ、ハルト落ちたよ。」
「そんなの知りません!」ええーハルト可愛そうと、思いつつ、仕方がないと諦めるアルビオン。
「でもさ、行き先わかってないじゃ…」
「どうでもいいんです。変態さんは、そこら辺で迷ってて下さい」それよりもおっちゃん気付いてないのか、まあ、あれだったら何とかなりそうだし大丈夫だな。
「おいてかれた。さあてどうしたもんかな」ハルトはおいてかれた事にそんなに深刻には考えていなかった。
「おーい兄ちゃん強そうだな」若い男の声。
「だれだ?」
「俺か、自称最強の侍、一条 蓮だ!」自称かよ…
「でなんだよ?」
「おいおい、俺に名前聞いといて自分は名乗らねえのかよ。まあそんな事どうでもいいけど、とりあえず勝負しようぜ。」何がとりあえずだ。
「ハルト、ハルト・グレンフェルだ。宜しく!て言うか、いきなり勝負とか意味分かんないんだけど…」
「おう!じゃあ参ったと、言わせたら勝ちな。」いや、俺の話聞けよ!
「人の話を聞いてない…そういえばどうしたら勝ちなんだっけ?」(これでひっかかるバカは流石にいないだろうけど…)
「『参った』って言わせたらだ!」
(いったー!?言ったよこいつバカだ!本物だ!)
「はい、俺の勝ちな」落ち着いて勝利!
「なんで……うぉぉぉ、負けたー!巧妙な技を使いやがって、もう一回だ!」負け認めんのかよ、つくづく面白いな。そして、バカだ。
「イヤだね、それに、周りの化け物の方が気になるんだけど、戦うとしてもそのあとだな。」気付けば周りにゴブリンが群がっていた。そこそこな数だ。
「足引っ張るなよ?」相当自信があるみたいだ。
「そっちこそ!といってもたかがゴブリンだけどな」ゴブリンごときに負けてるようではこの先、生きていけないしな。
『ニッ』二人でお互いの顔をあわせて、白い歯を光らせた。
無事ゴブリン退治終了。しかし、蓮が使っていた妙な力のせいで周りの草木が灰になっていた。
「なんだ、今のこう炎がグワァーってやつむっちゃスゲーじゃん」
「あーあれなありがと、そんな事言ってくれるのお前くらいだよ…」俺はテンション上がってちょっと憧れたんだけど、その時の蓮はどこか、悲しい顔をしていた。
「いやーでも蓮ってメチャ強いんだな」肩をバンバン叩きながら言った。
「そんな事ない」また、その顔だ。
「?あんなけ無双してたのに?」
「まあ。俺にもいろいろあるんだよ」誰でもわかるような作り笑顔で、微笑んだ。
「そうか、でも勝負はどーすんの?」
「もう、いいや」
「何でだよ、ちょっとやる気になったってのに」
「ハルトが十分強いことはもう分かったからな」
「てか、なんでそんな事知りたかったんだ?」
「なんでだろうな」こいつ、俺とこういうとこ似てるかも…
「いや、こっちが聞きてぇよ」
「まあ、いいじゃんかよ」
「そういえば、俺さ琥珀ってところに行きたいんだ。どこにあるか、しってるか?」
「知ってるもなにも、俺の出身だよ」
「そうか!いや、神は俺を見捨ててはいなかった。案内してくれ頼む!」元魔王の息子が神とか笑えたものだ。
「それは、まあいいんだけど…近くまでしか送って行けねえけど、いいか?」
「ん?あぁいいよ!助かる」
「んじゃ行くか!はぐれんなよー」
「ガキじゃねーよ」
「ここの道を真っ直ぐいったら小さい小屋があるからそこにいるおじさんに話したら多分入れてくれると思う」
「何から何までありがとな、本当に蓮がいなかったらどうなってたことか。ありがと!また、あったら宜しく!」
「…あぁ宜しくな!」
「それにしても、リリィのやつ何も落とすことはないだろ、そりゃ俺のせいではあるけど不可抗力じゃん。」と、ブツブツ文句を呟きながら小屋に向かって歩く。
「まぁ決まってねえな」
「えっ、そうなんですか?!じゃあ今この何もない平原で、迷子じゃないですか」リリィはとても驚いている。
「そういうことになるな」
「そういうことになるなじゃないですよどーするんですか!」
「とりあえず野宿だな。」
「仕方ないですねここで寝ますか」近くの川の付近で横になった。この時魔物に襲われるとか、考えてなかったけど。
朝日に照らされ目が覚めた時に馬車がやって来た。
「あんちゃんたち、もしかして剣豪の国琥珀を目指してるのか?」(琥珀?なんかカッコいいな)
「琥珀ってどこだ?」
「めっちゃ有名だよ?その国だけ魔物の被害が全くないって」
「そうですよ、しらないんだすか?ハル君!珍しい侍っていう職業の人たちがいるそうなんです!」二人して当たり前の知識みたいに言うなよ…
「じゃあ、そこ行くか!おっちゃん連れてってくれ。」
「いいぜ、どうせこの荷物届けるところだったしな。でも、後ろに荷台にしか、乗せられないけどいいか?」
「大丈夫、大丈夫。ありがとな」楽に移動できるなら何でも助かるよ。
「おうよ!どうってことねぇって」おっちゃんは親指をたててキメ顔で、返事をする。
「あー、でも琥珀に入れるかどうかは保証できねぇぞ」キメ顔からのそれかよ…
「なんで?」
「いや、許可証がないと入れないらしいから。それに、俺は国の手前でやり取りするだけだから、許可証持ってないんだよ。だから、もしかしたら無理かもな。」
「まあ、何とかなるだろ。」
「そうか、じゃあいくぞ!」一声あげて、馬車を進める。
しばらく馬車に揺れていたところ…
「ガタン」馬車が石につまづいたみたいだ。
「え?」倒れた先には何か柔らかい感触が?
「ハ、ハ、ハル君?なななんてことしてるんですか!」真っ赤に染まった顔で更にかなり動揺しているみたいだ。それよりやってしまった…
「あのーこれは仕方がないといいますか、馬車のせいといいますか」恐る恐るリリィに弁解すると
「問答無用です!」リリィのフルスイングのビンタが俺の頬の直撃そして…
「痛ってててて、何も叩くこったねぇだろ。って、えっ?なんで、俺地面でねてるんだ?」
「リリィ、ハルト落ちたよ。」
「そんなの知りません!」ええーハルト可愛そうと、思いつつ、仕方がないと諦めるアルビオン。
「でもさ、行き先わかってないじゃ…」
「どうでもいいんです。変態さんは、そこら辺で迷ってて下さい」それよりもおっちゃん気付いてないのか、まあ、あれだったら何とかなりそうだし大丈夫だな。
「おいてかれた。さあてどうしたもんかな」ハルトはおいてかれた事にそんなに深刻には考えていなかった。
「おーい兄ちゃん強そうだな」若い男の声。
「だれだ?」
「俺か、自称最強の侍、一条 蓮だ!」自称かよ…
「でなんだよ?」
「おいおい、俺に名前聞いといて自分は名乗らねえのかよ。まあそんな事どうでもいいけど、とりあえず勝負しようぜ。」何がとりあえずだ。
「ハルト、ハルト・グレンフェルだ。宜しく!て言うか、いきなり勝負とか意味分かんないんだけど…」
「おう!じゃあ参ったと、言わせたら勝ちな。」いや、俺の話聞けよ!
「人の話を聞いてない…そういえばどうしたら勝ちなんだっけ?」(これでひっかかるバカは流石にいないだろうけど…)
「『参った』って言わせたらだ!」
(いったー!?言ったよこいつバカだ!本物だ!)
「はい、俺の勝ちな」落ち着いて勝利!
「なんで……うぉぉぉ、負けたー!巧妙な技を使いやがって、もう一回だ!」負け認めんのかよ、つくづく面白いな。そして、バカだ。
「イヤだね、それに、周りの化け物の方が気になるんだけど、戦うとしてもそのあとだな。」気付けば周りにゴブリンが群がっていた。そこそこな数だ。
「足引っ張るなよ?」相当自信があるみたいだ。
「そっちこそ!といってもたかがゴブリンだけどな」ゴブリンごときに負けてるようではこの先、生きていけないしな。
『ニッ』二人でお互いの顔をあわせて、白い歯を光らせた。
無事ゴブリン退治終了。しかし、蓮が使っていた妙な力のせいで周りの草木が灰になっていた。
「なんだ、今のこう炎がグワァーってやつむっちゃスゲーじゃん」
「あーあれなありがと、そんな事言ってくれるのお前くらいだよ…」俺はテンション上がってちょっと憧れたんだけど、その時の蓮はどこか、悲しい顔をしていた。
「いやーでも蓮ってメチャ強いんだな」肩をバンバン叩きながら言った。
「そんな事ない」また、その顔だ。
「?あんなけ無双してたのに?」
「まあ。俺にもいろいろあるんだよ」誰でもわかるような作り笑顔で、微笑んだ。
「そうか、でも勝負はどーすんの?」
「もう、いいや」
「何でだよ、ちょっとやる気になったってのに」
「ハルトが十分強いことはもう分かったからな」
「てか、なんでそんな事知りたかったんだ?」
「なんでだろうな」こいつ、俺とこういうとこ似てるかも…
「いや、こっちが聞きてぇよ」
「まあ、いいじゃんかよ」
「そういえば、俺さ琥珀ってところに行きたいんだ。どこにあるか、しってるか?」
「知ってるもなにも、俺の出身だよ」
「そうか!いや、神は俺を見捨ててはいなかった。案内してくれ頼む!」元魔王の息子が神とか笑えたものだ。
「それは、まあいいんだけど…近くまでしか送って行けねえけど、いいか?」
「ん?あぁいいよ!助かる」
「んじゃ行くか!はぐれんなよー」
「ガキじゃねーよ」
「ここの道を真っ直ぐいったら小さい小屋があるからそこにいるおじさんに話したら多分入れてくれると思う」
「何から何までありがとな、本当に蓮がいなかったらどうなってたことか。ありがと!また、あったら宜しく!」
「…あぁ宜しくな!」
「それにしても、リリィのやつ何も落とすことはないだろ、そりゃ俺のせいではあるけど不可抗力じゃん。」と、ブツブツ文句を呟きながら小屋に向かって歩く。
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