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足を確保する。
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三人は西を目指すにあたり、足を探す事にした。
徒歩で向かう事も考えられたが、当然ながら、自動車の方が速い上に何かと便利で安全だからだ。
このような状況になり放置された車も多い。とは言え、まともに走れるかどうかは不明だ。
「ふむ・・・燃料の問題もあるから、燃費の良い車が良いわね」
愛理はそこら辺に置かれたままの車を見ながら考える。
「ある程度、大きくないと荷物も運べないわ」
旅慣れたペルティナの言う事はもっともだった。
「そうなると、トラックか。ペルティナは運転が出来るの?」
「した事なんて無いわ。私は乗せて貰うか、徒歩で旅してだけだし」
「えぇ・・・わたしだって、免許は無いし」
「ギアを入れて、アクセルを踏めば走るんでしょ?」
アミルが簡単そうに言う。
「そんな事を言うなら、アミルが運転ね」
愛理は笑いながら言う。
「わかりました」
アミルは何故かやる気を出したので、冗談交じりに言ってみた愛理はちょっと驚く。
それから放置自動車を物色していると国産のミニバンを発見した。
「ハイブリッド車ね」
愛理がそう言うと「それは何だ?」とペルティナが尋ねる。
「ガソリンと電気で走るのよ」
「なんで両方を使うんだ?」
「なんでって・・・ガソリンを節約するためよ」
「電気を使うのに?」
「うーん・・・電気の方が安いんでしょ?」
愛理は説明を諦めた。その間にアミルが車に乗り込む。
幸いにも鍵は掛かっていたが、さすがに長い間、放置されていただけあって、バッテリーが上がっている。
「動かないわよ」
「マジ?」
愛理はそれがバッテリー上がりだと言う事を知らない。単純に故障しいているだけだと思った。
「直せないの?」
「車なんて、わかるわけが無いじゃない」
アミルの言葉に納得する愛理。
「じゃあ・・・車は無理かぁ」
と諦める三人の傍に一台のトラックが停車した。
「女が三人でこんな場所で何をしている?」
トラックに乗っていたおじさんが笑みを浮かべて声を掛ける。
「車を物色していたけど、動かないの」
愛理は諦め顔でおじさんに説明をすると、おじさんは車から降りていた。
「ふん・・・程度の良いミニバンじゃな。これを動かしたいのか?」
「鍵はあるんだけど」
「じゃあ、バッテリーだな。今、繋いでやる。料金は取るぞ?」
「いくら?」
「3万だな」
「たかい」
「これでも安い方だ」
「わかった。出来たら払うよ」
「そうか」
おじさんはブースターケーブルの付いたバッテリーを持ち出し、ケーブルをミニバンのケーブルに繋ぐ。
「エンジンを掛けてみろ」
そう言われた、アミルがエンジンスタートスイッチを押す。
ブロ・・・ブロロロロ
とエンジンが動き出した。
「しばらく、アイドリングさせておけ。その内、バッテリーが充電されるじゃろ」
愛理はおじさんに料金を支払う。
「子どもだけで大阪に向かうのか・・・気を付けろ。伊賀や奈良の山奥には魔獣がうじゃうじゃ居るそうだ」
「解ってる。だけど、探し物があってね」
「そうか。じゃあな」
おじさんは走り去って行った。
車の充電が終わり、アミルの運転で出発した。
アミルはアクセルをソロリと踏み、低速でノロノロと走る。
時折、ブレーキを確認するように踏み込む。
ガックンガックンと車は変な挙動をしながら、進んでいた。
徒歩で向かう事も考えられたが、当然ながら、自動車の方が速い上に何かと便利で安全だからだ。
このような状況になり放置された車も多い。とは言え、まともに走れるかどうかは不明だ。
「ふむ・・・燃料の問題もあるから、燃費の良い車が良いわね」
愛理はそこら辺に置かれたままの車を見ながら考える。
「ある程度、大きくないと荷物も運べないわ」
旅慣れたペルティナの言う事はもっともだった。
「そうなると、トラックか。ペルティナは運転が出来るの?」
「した事なんて無いわ。私は乗せて貰うか、徒歩で旅してだけだし」
「えぇ・・・わたしだって、免許は無いし」
「ギアを入れて、アクセルを踏めば走るんでしょ?」
アミルが簡単そうに言う。
「そんな事を言うなら、アミルが運転ね」
愛理は笑いながら言う。
「わかりました」
アミルは何故かやる気を出したので、冗談交じりに言ってみた愛理はちょっと驚く。
それから放置自動車を物色していると国産のミニバンを発見した。
「ハイブリッド車ね」
愛理がそう言うと「それは何だ?」とペルティナが尋ねる。
「ガソリンと電気で走るのよ」
「なんで両方を使うんだ?」
「なんでって・・・ガソリンを節約するためよ」
「電気を使うのに?」
「うーん・・・電気の方が安いんでしょ?」
愛理は説明を諦めた。その間にアミルが車に乗り込む。
幸いにも鍵は掛かっていたが、さすがに長い間、放置されていただけあって、バッテリーが上がっている。
「動かないわよ」
「マジ?」
愛理はそれがバッテリー上がりだと言う事を知らない。単純に故障しいているだけだと思った。
「直せないの?」
「車なんて、わかるわけが無いじゃない」
アミルの言葉に納得する愛理。
「じゃあ・・・車は無理かぁ」
と諦める三人の傍に一台のトラックが停車した。
「女が三人でこんな場所で何をしている?」
トラックに乗っていたおじさんが笑みを浮かべて声を掛ける。
「車を物色していたけど、動かないの」
愛理は諦め顔でおじさんに説明をすると、おじさんは車から降りていた。
「ふん・・・程度の良いミニバンじゃな。これを動かしたいのか?」
「鍵はあるんだけど」
「じゃあ、バッテリーだな。今、繋いでやる。料金は取るぞ?」
「いくら?」
「3万だな」
「たかい」
「これでも安い方だ」
「わかった。出来たら払うよ」
「そうか」
おじさんはブースターケーブルの付いたバッテリーを持ち出し、ケーブルをミニバンのケーブルに繋ぐ。
「エンジンを掛けてみろ」
そう言われた、アミルがエンジンスタートスイッチを押す。
ブロ・・・ブロロロロ
とエンジンが動き出した。
「しばらく、アイドリングさせておけ。その内、バッテリーが充電されるじゃろ」
愛理はおじさんに料金を支払う。
「子どもだけで大阪に向かうのか・・・気を付けろ。伊賀や奈良の山奥には魔獣がうじゃうじゃ居るそうだ」
「解ってる。だけど、探し物があってね」
「そうか。じゃあな」
おじさんは走り去って行った。
車の充電が終わり、アミルの運転で出発した。
アミルはアクセルをソロリと踏み、低速でノロノロと走る。
時折、ブレーキを確認するように踏み込む。
ガックンガックンと車は変な挙動をしながら、進んでいた。
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