お嬢様に仕えてます

宮さん

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大切

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唯「ええ…分かりました」零鬼「最近お前への攻撃が酷いからあまり傍を離れないでくれ」唯「はい、まだ入院ですよね」零鬼「そうだな、医者が意識失ってる時に検査をしていたがその時は特に術後異常は無かったらしいが起きた時変わるはかもしれないとのことであと1週間くらいは入院だな」唯「そうですよね」

1週間後
唯「お嬢様退院の許可出ました」零鬼「そっかそっか良かった荷物まとめて帰ろう」唯「はいっ!」

車内
唯「お嬢様あの、私のこと迷惑ですか…?」零鬼「はは、そんなことあるわけないだろう?」唯「でも私は付き人…なのにお嬢様に迷惑かけて……」零鬼「私は唯が居てくれるだけでいい気にしないでくれ」唯「…」
零鬼「だから不調とか怪我したらすぐに教えてくれ」
優しい顔で手を握ってくれる
唯「お嬢様…」


そんな優しいお嬢様を裏切ってしまうようなことが起きた 
とある日
掃除してる時ガッシャーーンとお嬢様が大事にしてる花瓶を割ってしまった。私はその時反射的にその破片を拾いボンドで治していく。夢中で手に刺さる破片の痛みは全然気づかなかった。

1時間くらいでお嬢様が戻ってきた
零鬼「ただいま、ん?何してるんだ」唯「お嬢様!すみませんっすみませんっ!お嬢様の大事にしている花瓶を割ってしまって治そうとしてたんですが治らなくて…もう少し待って…」零鬼「っ!おまえ!」と手首を掴まれる零鬼「すごい血が出てるじゃないか!破片も刺さってるし…このままヒーラーしてもガラス毎皮膚を塞いでしまうすぐに病院いk…」唯「すみませんっすまっ」零鬼「花瓶はいいから病院いけ!」と怒鳴る
その後クラクラとして倒れる 貧血だろう


唯「……ん」零鬼「目が覚めたか…良かった」唯「お嬢様すみませんっ」零鬼「まだ言ってるのか花瓶はただの物だ、いつか物は壊れる。それよりお前の方が大事だ、前も言ったろ」
唯「すみません…気が動転していて」零鬼「ふむ…とりあえず破片をぜんぶ抜いてもらい切れた皮膚を塞いだが、2日くらい手を使わない方がいい」唯「それじゃ仕事が……」零鬼「唯は働いている方だ2日くらい休め」唯「いえ!仕事させてください!」零鬼「唯、これを握れるか?」ペンを渡される
唯「ぃっ…」零鬼「まだ痛いだろ?唯の治癒力だと2日で痛みは無くなるはずだ」唯「…すみません」零鬼「分かってくれたならいい 私は仕事いくが何かあったらナースコールと私に連絡するんだぞ」唯「はい…」
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